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オンドリの犬化が加速。スクールバスに一直線、学校から帰ってくる娘さんに忠誠を尽くすオンドリ・ザ・ジェントルマン

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(著) (編集)

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 13歳の少女、サヴァンナ・バーンズちゃんは、毎日スクールバスで学校に通っている。学校から帰ってきたサヴァンナちゃんがバスから降りると、そこには常に「お出迎え」に来たペットの姿がある。

 御主人?お出迎え?と聞けば真っ先に思い浮かぶのが犬だろう。だが犬じゃない。もちろん猫でもない。ついでにいうならウサギでも馬でもロバでもない。そもそも哺乳類ではないのだ。

 サヴァンナちゃんを迎えにやってくるのは、オスのニワトリ、フロッグ氏なのである。帰りだけではない。朝の登校時も必ずサヴァンナちゃんがバス停まで送っていき、バスに乗ったのを確認してから家に戻るのだ。

 なんというオンドリ・ザ・ジェントルマン。

Frog The Rooster-Savannah is home!

通学時は必ずバス停までついて行って、バスに乗るのを見届ける

 フロッグ氏はテキサス州アトランタに住むバーンズ家に所属している。

 「毎朝、フロッグはサヴァンナを私道の終わりまで送っていき、スクールバスに乗るのを見届けます」と話すのは、サヴァンナちゃんの母親のホリー・バーンズさんだ。それから家に戻ってきて、サヴァンナちゃんが帰ってくる時間を、ホリーさんたちと一緒に過ごすという。

帰宅時は、ニワトリの出せる最高速度で娘さんをお出迎え

 さあ、今日もサヴァンナちゃんが帰ってくる時間になった。

 スクールバスが数軒手前までくると、フロッグ氏はその音を聞きつけ、ニワトリに出せる最大限のスピードで私道を走っていく。

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image credit: Holley Burns/The Dodo

 サヴァンナちゃんと兄弟がすぐにバスから降りてこないと、フロッグ氏はバスに乗り込んで彼女たちを探し回るという。

 バスの運転手さんも心得たもので、バスを発車する前に、フロッグ氏が安全な場所にいることを必ず確認してくれるのだそうだ。

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サヴァンナちゃんが帰宅して幸せいっぱいのフロッグ氏

最初から普通のニワトリとは違っていたフロッグ氏

 バーンズ一家の元にフロッグ氏がやって来たのは昨年2月のこと。最初から、変わったところのあるニワトリだったそうだ。

 フロッグ氏の変わっている点のひとつは、その足だ。普通ならうろこ状の皮膚が露出している筈の足の部分も、羽で覆われていたのである。また、歩く代わりに、ぴょんぴょんと跳ねるようにして移動するので、「フロッグ(カエル)」という名になったのだ。

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 もうひとつの特徴はフロッグ氏の交友関係である。家に来たその日から、フロッグ氏は他のニワトリとは関わろうとせず、人間と一緒にいることを好んだのだ。

 「フロッグは他のニワトリがやっていることには興味を持たず、人間がやっていることに対して興味津々でした」とホリーさん。

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オイルの交換をお手伝い中

常にそばにいてサヴァンナちゃんを守る気満々のフロッグ氏

 バーンズ家の中でも、フロッグ氏は特にサヴァンナちゃんに懐いている。というか忠誠を尽くしている。サヴァンナちゃんもいつもフロッグ氏を連れて歩き、一人と一羽の間には強い絆が育まれた。

 サヴァンナちゃんが洗濯をしているときも、食器を洗っているときも、フロッグ氏はその傍らで、彼女を注意深く見守り続ける。

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 サヴァンナちゃんはフロッグ氏を小さなワゴンに乗せて引っ張って歩き、両者はフロッグ氏はどこでもサヴァンナちゃんについていく。テレビを見るのも一緒だ。

 フロッグ氏が、特にサヴァンナちゃんとの間に強い絆を結んだことに関して、ホリーさんは特に驚かなかったという。サヴァンナちゃんは幼いころから動物が大好きで、心を通わせることができる「アニマル・ウィスパラー」なのだそうだ。

 「サヴァンナは、どんな動物に対しても近寄っていきます。そして、あっという間に、どんな動物とも仲良くなってしまうのです」

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image credit: Holley Burns/The Dodo

フロッグ氏の大親友は犬

 フロッグ氏には大親友がいる。犬のキャスパーだ。

 同じく昨年のこと、マクドナルドの駐車場に捨てられていたのをバーンズ家の人々に拾われた犬である。

 ある日、フロッグ氏はキャスパーが嵐を怖がって、洗濯室で丸まっているのを見かけた。「フロッグは静かにキャスパーに近づいていって、その隣に座り込んだのです。その様子は、『大丈夫、何も心配することないよ。この家の中では何も起こらないさ』と言っているようでした」とホリーさんは思い返している。

 以来、彼らは無二の親友となった。フロッグ氏がキャスパーの上に乗り、次にはキャスパーがフロッグ氏を抱え込み、と遊んでいるという。

 フロッグ氏はニワトリというよりも犬に近い性質なのは、あるいはキャスパーによるものなのかもしれない。

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客人ウェルカム。訪ねてくる人にあいさつをするフロッグ氏

 また、フロッグ氏は客人も大好きで、誰かが訪ねていくと玄関前の私道を走っていくという。初めての訪問客は、オンドリに攻撃されるのでは、と身構えるが、フロッグ氏はすまして挨拶するのだそうだ。

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 とても社交的なフロッグ氏だが、やはり一番好きなのはサヴァンナちゃんのようだ。あまりにも両者が密接な関係にあるため、どちらかが欠けたらどうなってしまうのかと母親のホリーさんは心配している。

 とにかくフロッグ氏は、この家族の一員であり、サヴァンナちゃんに、生涯忠誠を誓ったナイトでもあるのだ。

via: The Dodo / Facebook など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 43件

コメントを書く

  1. サヴァンナ大好き
    犬みたいな
    鶏の
    カエル君!

    • +34
  2. こりゃ嬉しいだろうなぁ!
    犬猫とはまた違った感覚

    • +26
  3. 前にカラパイアで記事になった、ブラーマ種との交雑かなんかなのかな?
    こういうの見ると、鶏肉食べ辛くなるけど、生きるためには食べちゃう。

    • +7
  4. 卵から出てきて最初に見たのが人間だったのかなあ。
    脚まで羽が覆ってる種類も居るので何か混ざってる気がするね。
    人間とか鳥とか犬とか猫とか象とか馬とか狐とか。そういう垣根を取っ払って運命のように出会ってしまう相手って居るんだろうと思ってしまう。

    • +20
  5. 「ジェントルマン」な「ニワトリ」の「フロッグ」
    カラパイアってたびたび混乱系ネーム出てくるよね(「クマ」の「トラ」とかも居たような気がする)
    フロッグ氏の名前の由来もふりふりおけつも可愛いなw

    • +14
  6. 賢くてジェントルメンなステキにわとりさん・・!(´∀`*)ポッ

    • +12
  7. 刷り込みとか関係なしに懐くやつは本当によく懐くよね鶏って
    犬猫並みに個体差が激しい

    • +17
  8. にわとりって人間に対してかなり攻撃的なイメージしかないから意外だわ

    • +6
  9. 鱗の羽毛化といい特異な性格といい、遺伝子レベルでの変わり者なのかな

    • +10
  10. 走ると結構速いのね
    山奥の知人の庭で放し飼いにされてたニワトリは本気出す時は羽ばたきながら走って数メートルくらいは飛んでたな

    • +13
  11. 犬のように遺伝子が突然変異したのかな?
    この鶏の子孫はすごく人慣れしそうだけど繁殖させる気はないだろね

    • +1
  12. フロッグさん、優しく賢く、たのもしい紳士だね。
    そうだよ、鶏ってそういうやつなんだよ。
    そもそも動物はね、人間の一部を除いてみんなみんな、野生の猛々しさの中にも愛と情に満ちあふれた存在なんだよ!

    • +8
  13. 後ろ姿かわいすぎ
    足がモフモフの鳥ってどうしてこんなにかわいいの

    • +14
  14. 走り方が高速で摺り足してるように見えて爆笑してしまったのは自分だけでいい
    個人的にはパタパタパタよりもシャシャシャシャシャって擬音付けたいw

    • +8
  15. はい。 クジラより賢いですね。

    もしかしたら、鶏が人間の次に賢い動物なのかもしれません ♪

    • -6
  16. 肩にのってるとこ、ナウシカみたいだ!

    • +11
  17. ヒヨちゃんとは正反対…と書こうとしたらすでに書いてあったw
    攻撃的でなくても鶏って人には無関心なイメージあったからびっくらこいたわ

    • +5
  18. 自分のうちも縁日で買ったひよ子が育ったオスのニワトリ飼ってたけど、たまに小屋から出してあげると凄い勢いで追いかけてきて突付かれて、飛びかかってきて足で蹴られてとにかく凶悪だった。何が違うのか・・・・

    • +4
    1. ててててててててって走っていくの可愛い、たまらないね
      途中ふわっと飛ばずにあくまで走っていくのがヒトや犬っぽいw
      あとサヴァンナちゃんに回収されて戻ってくるのもカワイイw

      ※24
      その子はきっとそれが愛情の示し方だったんだよ(ツンデレ的な…)

      • +3
  19. 「サヴァンナちゃん」ってまた名前が可愛いな
    動物と仲良くなるために生まれたような名前だ

    • +9
  20. 前世は人間だったのかな、何をやらかして死んだのかな、

    • +2
  21. 足まで羽が生えているなんて
    超変わった雄鶏だね

    • +1
  22. 公式チャンネル見てると(そうは言っても一番なついているのお母さんなんじゃ…)て気がしてきます。ケンカ(?)友達の猫とのやり取りもいいですね。フロッグさんが愛してやまないテイタートッツとやらが食いたくてたまらんですよ。マックでハッシュドポテト食えばいいのかな。似て非なるもの?

    • +2
  23. 突然変異の可能性もあるね。長生きしてくれますように。

    • 評価
  24. 能力持ってる人をアニマルウィスパラーって言うんだな

    • +1
  25. 脚に生えてる「羽」も「羽」でマジ ハンハねぇ(°)

    • 評価
  26. 大昔はオスのヒヨコがスーパーなんかで¥100で売ってたんで飼ってました
    今日本でオスのヒヨコがどういう生涯を送るかについては調べない方がいいですよ
    悲しくなるから

    • +1
  27. こういう話を聞くと3歩歩くと忘れる鳥頭ってのは
    どこから来た話なんだろうと思う今日この頃

    • +2
  28. 子供の頃、肉ヒゲを怪我したおんどりにオロナインを塗ってやったら、こんな風になつかれた。

    • +6
  29. 小学校の頃飼育係、ニワトリに全然なつかれなかった。
    特にヒヨコ羽化したての頃、ヒヨコが足元にヨチヨチと来るとメンドリがすっとんできて
    すげー攻撃された。

    • +1
  30. サヴァンナちゃんなら夢中になるのもわかるわ。彼女美人だもんな。

    • 評価
  31. もしかして自分のお嫁さんだと思ってるっぽい?
    それにしてもスクールバスはホントに黄色なんだなー

    • 評価
  32. 動物の心の機微を掴むコツを心得た子なんだろうな。猫とはできるけど鶏は刷り込みでもないと難しいかも。

    • 評価

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