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アメリカのデニーズに関する9つの事実

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(著)

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 日本各地にも展開されている、ファミリーレストランチェーン「デニーズ」はもともとはアメリカの企業である。

 1973年、イトーヨーカ堂がデニーズ本社とライセンス契約を結び、デニーズジャパンを設立したが、1984年よりアメリカ本社との提携関係を解消し資本や業務関係は一切なくなった。その後株式会社セブン&アイ・フードシステムズ傘下となり、メニュー内容もアメリカとは大きく異なっている。

 アメリカでデニーズに行ったことがある人は日本との違いにびっくりすることだろう。ここではアメリカのデニーズに関する面白いトリビアをいくつか見ていこう。

1. 最初は「ダニーズ」だった

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image credit:Danny- Wikipedia

 1953年、リチャード・ジェサックとハロルド・バトラーはカリフォルニア州レイクウッドに一号店「ダニーズ・ドーナツ(Danny’s Donuts)」をオープンした。

 創業者のどちらもダニーではないのだが、彼らはただ可愛いからという理由でこの店名に決めた。24時間営業のドーナツ店は大いに流行り、59年までにおよそ20店舗を出店し、「ダニーズ・コーヒーショップ(Danny’s Coffee Shops)」に改名。

 ところが付近に「コーヒー・ダンズ(Coffee Dan’s)」という店があり、誤解されることを嫌った創業者は綴りを変えて「デニーズ(Denny’s)」となった。

2. 定番朝食メニューはハンク・アーロンの偉業にちなむ

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image credit:instagram

 アメリカ、デニーズの大人気朝食メニュー「グランドスラム」は1977年、アトランタで生まれた。アトランタ・ブレーブスで3年間プレイし、ホームラン新記録を樹立したハンク・アーロンにちなんだものだ。

3. 24時間営業が売りだったが故のハプニング

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 デニーズは昔から年中無休24時間営業を売りにしてきた。日曜深夜に朝食が食べたくなっても、デニーズなら応えてくれる。

 そのおかげでごく稀に大問題が起きることがある。1988年のクリスマス、デニーズのほぼ全店舗が定休日をとることにした。そして店員はそこで初めて気がついたのだ……鍵がないということを。この時、1221店舗中700店舗が初めて鍵を作ることになった。

4. アメフトの優勝決定戦の日、無料の食事を提供

Screaming Chickens Dennys Commercial Super Bowl XLIV

 2009年と2010年、デニーズはユニークなCMを流した。アメフトの優勝決定戦当日、朝食のグランドスラムを無料で提供するという告知だった。この2年間で200万食を無料で提供し、ついにこのサービスの終了を決定した。

 ただし今でも誕生日の人には証明できるものを見せることで朝食のグランドスラムが無料となる。

5. ドラマ「ブレイキング・バッド」とタイアップ

 重苦しいドラマとタイアップしたい企業は少ないだろうが、『ブレイキング・バッド』はデニーズをロケ地として選んだ。

 殺人の後で食事をとるような愉快なシーンではないにもかかわらず、デニーズはこれを歓迎し、積極的に店内の商品を視聴者の目に触れるようにした。ドラマに登場したアルバカーキ店が移転したとき、ファンは激怒したという。

6. ベーコンを入れると何でもうまくなる教の信奉者

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 デニーズは昔から美味しいものはベーコンでさらに美味しくなるという教義の信奉者だ。2011年に発表した「ベーコナリア(Baconalia)」は、パンケーキやミートローフ、さらにはアイスクリームサンデーといった料理にベコーンをあしらった逸品だ。

 どこか退廃的なメニューだが、しばし『サウスパーク』で少年たちが夜な夜なベーコナリアを食べるというシーンが放映された。

South Park Baconalia.avi

 これに気を良くしたデニーズは、同じ展開を狙い2年後にベーコナリアを復活させた。

7. ホビットが大好き

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 2012年と2013年、デニーズは期間限定メニュー「中つ国(Middle Earth)」を発表。映画『ホビット』シリーズにインスパイアされたものだ。七面鳥、ピーカンナッツ、かぼちゃなどの秋の味覚がメインで、ボリューム満点でアメリカ人ですらおかわり困難な代物だ。

8. ニューヨーク限定の高級メニュー

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 ニューヨークシティには2014年になってようやくデニーズが進出した。ここ金融街のメニューはほかの店舗とは一味違い、ニューヨークの洗練された雰囲気に合わせてカクテルが並んでいる。それだけでなく、朝食メニューには夕食メニューすら超える3万円以上の「グラン・クリュ・スラム(Grand Cru Slam)」を用意する。

内容は値段に見合ったもので、朝食の「グランド・スラム」2食と2003年もののドンペリニョン・プルミエ・クリュ、そしてバーテンダーのハイタッチが供される。

9. インターネット宣伝にも積極的

Denny’s Always Open – Sarah Silverman

 2011年、若者を呼び込むため、デニーズはウェブで「オールウェイズ・オープン」動画シリーズを公開している。

 俳優でコメディアンのデビッド・ケックナーがホストとなり、デニーズのロサンゼルス店に有名セレブを迎えておしゃべりをするという内容だ。これまでウィル・アーネット、エイミー・ポーラー、クリス・プラットなどの大物が登場した。

via:.wikipedia / mentalfloss

 名前が同じだけで、日本とアメリカのデニーズは独自の路線を歩んでいる。

 日本では2014年現在、関東地方及び中部地方を中心に展開しており、北海道、東北地方(※福島県と宮城県を除く)、新潟県、北陸地方、関西地方(※大阪府と兵庫県を除く)、中国地方、四国地方、九州地方、沖縄県には全く展開していないそうだ。

 ファミレスつながりでいえば、ロイヤルホストが宇都宮にないっていうのが個人的に残念だ。ココスは死ぬほど多いんだけども。

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この記事へのコメント 39件

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  1. デニーズと双璧をなす、ロイヤルホストには「グランドスラム」というメニューがあります。(うちの母親は「朝っぱらからホットケーキなんか食えるか」と嫌がりますが)
    日本発祥のファミリーレストランと言うより、昔からレジ横のクッキーやコーヒーおかわり自由とか、アメリカのロードサイドにあるダイナー(大衆食堂)のイメージがあります。

    • +4
  2. 自分が行きたいか、食べたいかというのはよくわからないけど、
    こういうふうな「アメリカ的」さはいいなあと思います。
    鍵...最初に扉ができたときに鍵とかなかったんですかね???

    • +15
    1. ※2
      たしか、コンビニにシャッターがないとかで、不発弾処理の時に困った話があったのを思い出しましたよ

      • +1
      1. ※25
        最近のコンビニには、シャッターがある様子。
        閉店する時にしか役に立たない様に見えるけどね。

        • 評価
    2. ※2
      同意
      全く洗練されていないがゆえの解放感がある

      • 評価
  3. 関東に行って感激するのが

    おおっ!デニーズがある!
    おおっ!サイゼリアがある!

    というファミレスあるある

    • +4
  4. 日本第一号店は現在入ってたイトーヨーカドー廃店につき
    影も形もなし

    • +1
  5. 新潟は中部なんだよぉ!仲間はずれにすんなよぉ~~
    中部からも外されるとホントにどの地区か判らなくなるんだよぉ!出店ぷりーず

    • +3
  6. 海外に住み始めたばかりのころ、日本が恋しくてデニーズに入ったが、自分が思うデニーズじゃなかったので、かえってホームシックがふっきれた。

    • +11
    1. ※6
      わかる・・・
      あの、がっかり度はたまらない・・・

      • 評価
  7. ジョイフル
    「最近増えてるんでよろしくニキーwww」

    • +2
    1. ※7
      むかし、江ノ島の入り口にあったっけ?

      • 評価
  8. 自分はデニーズよりもココスが好きですが、ベーコナリアだけは食べてみたい。

    • 評価
  9. 8.ニューヨーク限定メニュー、
    同じグランドスラム2倍とか
    朝からドンペリとか
    ハイタッチとか
    それで3万円以上とか、
    どれもいらーん!wwww
    無理してNYに出店しなくてもイイのにww

    • +5
  10. 晩飯にワイン飲みながら朝食メニューを食べるのか(困惑)

    • +2
  11. まさにカリフォルニアのレイクウッドで働いていたけれど、まさかデニーズの原点があったなんて知らなかった。

    • +2
  12. もうひとつ追加のトリビア、「映画脚本自体の出来の悪さ、そして『アメリカのデニーズを筆頭とする』俗っぽいタイアップ」が権利者の不興を買い、ホビット2以降はロードオブザリングやホビットのグッズがほとんど出なくなったしこれ以降のスピンオフの映像化は許可が降りなくなったそうです。

    デニーズのタイアップ自体はメニューまでしっかり作ってあってアメリカとしては悪くない企画だったけど、権利者サイドはアメリカ感そのものが許せなかったのかなぁ。難しいものですね。

    • +5
  13. 24時間営業だから鍵要らないってどう言う事だよw

    • +8
  14. 関東育ちで奈良県在住だけど、そういえばデニーズなんて久しく見てないことを最後まで読んで思い出した。というか今住んでいる家の近くにファミレスというものがない(´;ω;`)久しぶりにデニーズのハンバーグが食べたいなぁ。

    • +4
  15. パルモたんの栃木ネタがまた来た!
    正嗣があるじゃないか!

    • +1
  16. デニーズには女性客ばっかりなので、最初に行ったときはビックリしました。

    nanaco カードを初めて作ったのもデニーズだったかな ♪

    • -1
  17. 提携解消後も同じ名前使い続けるってことは元親のデニーズが日本進出するということもあり得るんだね。

    • -1
  18. 関東生まれの京都住みだけど、長居できるチェーンの喫茶店・ファミレスがあまりないのがさびしい。デニーズそういえばない。ジョナサンもほぼないんじゃないか。
    デニーズのよくわからない和食風メニューはわりと好きだった。

    • +2
  19. バーガーコンボとアメリカンステーキ復活して欲しい!

    • 評価
  20. デニーズってどこにでもあるものじゃなかったのか……

    • +4
  21. 関西のココスは、奈良と大阪で親会社が違う。だから、クーポン券の行き来ができない。非常に面倒。メニューは同じなんだけどな。

    • 評価
  22. 徹夜の捜査で疲れた警官が眉間にシワ寄せながらコーヒーすすって
    不味そうにホットケーキとウインナーツンツンしてるイメージ(褒めてる)

    • +2
  23. もう大阪にはデニーズはないんですね。地元にいたころ、バイトの昼休みによく食べに行きました。あの頃はアメリカンなメニューが多くて好きだったけど、今のデニーズは普通になっちゃいましたね。

    • +1
  24. 宇都宮にはまるまつさまがおられるではないですか!

    • +1
  25.  でも、ベーコナリアのミートローフにベーコンと言うのは
    普通にありだと思うんだがどうだろう?
     何処ぞのファミレスでフーカデンビーフ作らないかしら・・・・・・。

    • 評価
  26. アメリカ生まれアメリカ育ちの姪は 記憶にもない幼児のころに 嫌なめにあったらしく デニースには絶対入らない 看板見ただけで気分が悪くなるらしい 具体的に何があったか覚えてないないのに 余程不味いものを口にしたのか?

    • 評価
  27. えー! いま大阪にデニーズないんだ!
    昔天王寺にあったのが最西端のデニーズだったのに……

    • 評価
  28. google mapで見る限りは、大阪には結構デニーズがあるみたいだけど。
    デニーズ天王寺店のクチコミも、最新が一ヶ月前だし。

    ファミレスに行ったことないからしらんけどw

    • 評価
  29. グランドスラムってメニュー
    朝食としてはほぼ最悪と言っていいほど体に悪いな

    • 評価
  30. アメリカの他のメニューはどんなんだろ
    日本のデニーズ20年以上前はデリーカレーと担々麺
    ばっかり食ってた記憶

    • 評価
  31. パルモさん宇都宮なんか!
    佐野のデニーズはなんか和食デニーズになっちゃって
    24時間営業だったのが24時閉店に…

    • 評価
  32. 昨日、大阪市内のデニーズ行ったよ。ドリンクバー出来てたけど、水もおしぼりもセルフサービスになっててビックリした。

    • 評価

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