この画像を大きなサイズで見る映画の宣伝用ポスターは、定番の構図があるようで、あまり奇抜なものではなく、安全策をとったポスターを作ることが多い。
だが中には、既存の枠を飛び出した大胆で印象的なものも存在する。映画のほうは印象にのこらなくても、ポスターだけが記録に残るという作品もあるようだ。
ここでは、子どものころから、映画が大好き、映画ポスターが大好きで部屋中いたるところに貼っていたというアメリカ人ブロガー、マット・ゴールドバーグ選出による、アート的でクールな映画ポスターを20を、その評価をまじえて見ていこう。
20. キングスマン
この画像を大きなサイズで見る美しく整然としたこのデザインは、映画のユーモアのセンスや、びしっと整ったすがすがしいまとまりをよくとらえている。わたしたちが大好きなスパイ映画要素一式をコンパクトにまとめて手元においておけるようだ。
19. モールス
この画像を大きなサイズで見る主人公の純真さと、それとは対照的な圧倒的な残忍性をうまく結合させた見事なポスター。彼女は吸血鬼なのだが、死の天使といってもいいかもしれない。
18. 少年は残酷な弓を射る
この画像を大きなサイズで見る思わずオスカー受賞作品の中心におきたくなるようなポスター。デザイナーは、リン・ラムジー監督の心理的に不安を煽るような作品の雰囲気をとてもうまく伝えている。
17. ヤング≒アダルト
この画像を大きなサイズで見るヤングアダルト本が、どれほど画一化されてしまっているか、こうしたポスターが、注意を向けさせて、それをくつがえすまでは、誰も気がつかないだろう。
16. イット・フォローズ
この画像を大きなサイズで見るひと昔前を思わせるようなこのポスターは、1980年代からそのまま出てきたようだ。だが、この映画の中心テーマである、十代の若者たちの背後に執拗に迫り続ける「それ」への恐怖をちゃんとアピールしている。
15. オンリー・ゴッド
この画像を大きなサイズで見る観客をぶっとんだ世界に送り込むのが好きなニコラス・ウィンディング・レフン監督作品を見事に援護するすばらしい芸術作品。
14. ホーボー・ウィズ・ショットガン
この画像を大きなサイズで見るこの映画が全面に押し出している、汚らしくざらざらした不潔感満載のポスターがいい。2011年のジェイソン・アイズナー監督のはちゃめちゃなこのアクション映画に完璧にマッチしている。
13. ホドロフスキーのDUNE
この画像を大きなサイズで見るもし、モンド映画(見世物的好奇心をそそる猟奇系ドキュメンタリー映画)のアーティストがあなたの映画にすばらしいポスターを製作してくれたら、れっきとした芸術作品にならないだろうか? こんな最高のポスターを作ってもらえるドキュメンタリー映画はほとんどない。
12. キングス・オブ・サマー
この画像を大きなサイズで見るこの映画には何種類かのポスターがあるが、このイラストほど喜び勇んだ雰囲気を伝えているものはない。若々しさがあふれ、心躍るようで、思わず外に飛び出して遊びたくなってしまうほどだ。
11. ヒットマン:エージェント47
この画像を大きなサイズで見る映画はちょっとアレだったが、この映画のポスターは一流のデザイン作品だ。赤のネクタイにエージェント47のサインが描かれ、それがひとつの背景になっている。
10. ハンガー・ゲーム2
この画像を大きなサイズで見るすべてのポスターが、このポスターのように細部にまで注意が行き届いていたら。これはそれほどまでにすばらしい芸術作品だ。
9. Red Army
この画像を大きなサイズで見るこのポスターを見たら、ソ連流プロパガンダ風の作品にならないよう、どうやればいのだろうという疑問がわくだろう。
8. ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル
この画像を大きなサイズで見るドバイのブルジュ・ハリファが、最小なものとは考えにくいが、これは、世界一高い超高層ビルが導火線になっている究極のミニマリスト芸術作品。
7. マン・オブ・スティール
この画像を大きなサイズで見るスーパーマンを思わせる爽快なポスター。彼は空に向かってパンチを繰り出しているが、暴力的なものはない。鳥や飛行機と間違われることもないが、赤いかすみが効いていてすばらしい。
6. ソーシャル・ネットワーク
この画像を大きなサイズで見る顔に大きな文字がかかるポスターはそれこそたくさんあるが、このポスターはそんな構図にうんざりする前の作品。活版印刷の文字を使い、レイアウト、ジェシー・アイゼンバーグの謎めいた表情がクールな作りになっている。
5. ウルヴァリン:SAMURAI
この画像を大きなサイズで見るこのポスターは、アートスタイルを通して映画の日本的なセッティングだけでなく、アイコンとしてのウルヴァリンの姿を伝えている。だから、彼の顔が見える必要はない。彼のイメージは記憶の中に刻み込まれているから。
4. サプライズ
この画像を大きなサイズで見る不気味なマスクをフューチャーし、映画が家宅侵入スリラーであることを強調した、細部までよく描かれたポスター。
3. U.M.A.2014 フォレスト・モンスター(Willow Creek)
この画像を大きなサイズで見る絶叫で作り上げられたビッグフット。レコードをジャケ買いするように、ポスターを見て映画に行きたくなってしまう。
2. ジャッキー・コーガン
この画像を大きなサイズで見るアメリカが誇るシンボル、自由の女神。そして、彼女の脳ミソがあちこちに砕け散っている。これがこの映画のトーンなのだ。
1. ブラック・スワン
この画像を大きなサイズで見るこのゴージャスなポスターは、目も覚めるような色彩を使っているが、ひそかに主人公のボロボロの精神状態を表わしている。芸術性の高い優れたポスターのひとつだが、その中でもダントツだろう。
みんなの記憶に残る映画ポスターは何かな?
















ポスターってすごいな
この記事を見ただけで紹介されている幾つかの映画を見たくなった
個人的にはロシア・アヴァンギャルドや構成主義風が好きだけど
グラフィックとしてカッコ良いポスターが良いポスターかというと
そうでもないかもしれない
日本公開版のポスターと違うよね?
MIとかSNSとか映画館で見たのと違う気がする…。
自己表現である芸術作品というより注文されて作った商業デザインという感じがしますが
芸術作品と捉える感性を否定するつもりはありません。
※4
そういうときは、じゃあ、どういうのが良いのかを一緒に挙げると、
不要なネガティブを貰わなくて済むよ。
貶しだけだと、ただのネットトロルとの区別がつかないから。
※26
人々の反応は様々ですからネガティブでも構いませんよ
私も善人ぶったコメントが嫌いなので積極的に低評価を押してますし
芸術というより商業デザインに感じただけですので率直に書きました
※4
依頼されてつくったデザインだから商業デザインでいいよ。
それに芸術性を感じる感受性があるかどうかだね。
※34
芸術性を感じる感受性って選民意識の高そうな大層なセリフだね
優れたデザインと言えばいいものを。良い物は見れば誰でもわかるわ
レコード(CD)ジャケットとかでこう言うのやると選びきれないほど面白いのが沢山ある。
少年は残酷な弓を射るがここで見られるとは思わなんだ
これはどれもすごいなぁ。
普段映画に興味が無いのだけど、いずれも見てみたいと思わせられた。
やっぱ映画のポスターに
「全米が泣いた」「全米No1」とかの余計なキャッチコピーっていらないんだよなあ
※8
日本のごちゃごちゃポスターはあれはあれで伝統的なものだね
背景にごちゃごちゃ説明文入ってる浮世絵やら役者絵多いし、役者の顔を手描きで描いてた頃のレトロな映画ポスターも煽り宣伝文句やキャストでいっぱい
文章で読む楽しさがあるのもと、デザインで目を引くもの、今の日本はどっちに振り切っても文句が出るから両方あるといいのかね
ウルヴァリンのポスターよく盗まれたらしいね
ポスターにうだうだと内容を語る文字は必要ないんだよ
日本の配球会社「うーんこれだとどんな映画なのか分かりづらいな。もっとキャストをいっぱい並べてイカしたキャッチコピーを目立つ所に置かなきゃ!」
ジュラシックパークかな
基本デザインは最新作までずっと一緒
某日本の配給会社「内容はジェミニ計画話だけど、見に来る人は知らないだろうから、映画には一切出てこないけど、アポロ計画のアポロで良いだろ」
イラストとしては15、13、10がすごく好き。
ポスターとしては4がいいな。
日本の某アートディレクター「この監督でこのキャストならこんな映画に違いない。邦題を付けるとしたらこれだ。『ビルを殺れ!』」
キングスマンのポスター大好き、映画観た後にまた見ると尚更ワクワクする探偵セットよ
ウルヴァリンが意識高めのラーメン屋の宣伝に見えた
ウルヴァリンかっこいい!
メタルギアもそれを意識したのかな?
※19
メタルギアシリーズの方がうんと昔からやってる画風なんですが…
いいかげんフィーチャーとフューチャーをごっちゃにするのはやめるんだ
これは良いまとめ
60-70年代風なの大好物
いかしている
日本のは大抵要素でゴッチャゴチャで小汚くなるパターンね
アキラの金田の背中とバイクだけ描いてあるポスターが好き
ヤング≒アダルトはヤングアダルト本の映画ではない・・・・はず
ブラックスワンって観に行ったけど、このポスターだったら行かなかったなぁ…
ひとつ言えるのはやっぱり邦題センスそりゃないぜみたいなのが多いな
デザインには感心するし部屋のインテリアには良さそうだけど、それで完結しすぎてるというか、わざわざ映画館に足を運ぶにはもう少し文字情報が欲しいと感じてしまう
シンプルでも興味を引いたのは昔見たブルックリン最終出口の日本語版ポスターくらいだな
1番意外だったのはブラックスワン
日本だと最近ドラえもんの映画の広告がよかったな。