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心配が止まらない。不安を克服するための4つのポイント

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(著) (編集)

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 悪い予感しかない。考えれば考えるほど不安が止まらない。 それを克服するためにいろいろ手を尽くしてみたが、不安はつのるばかり。

 誰にでも不安になるポイントはある。それを刺激されるようなことに出会うと、不安があふれ出し夜も眠れなくなりドツボにはまっていく。

  もしそうなった場合にどうしたらいいのだろうか?

 そんなあなたに専門家から不安を克服するアドバイスがあるそうだ。

不安は平穏な日常を奪っていく

 不安は恐怖、情緒不安定、集中力散漫といった症状につながり、下手をすると夜眠れなくなったり、常にイライラしたりといった状態にも陥らせてしまう。

 また社会生活では、人からいつも判断されている、誰かが自分の悪口を言っている、といった自意識過剰な状態へと陥る。

 それが悪化すると、どもり・発汗・赤面・胃の痛みといった症状を経験することもある。心臓発作を起こすのではないかといった予感が頭をよぎるなど、パニック発作を起こすこともある。

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慢性の不安が引き起こす不安神経症

 誰だって多少の不安を感じることはある。しかし、こうした状態がずっと続き、自分ではどうすることもできなくなり、理由なき不安のために日常生活に支障をきたすようになったのなら、それは不安神経症(全般性不安障害)かもしれない。

 これを放置すると、うつ病、早死、自殺といった結末をもたらすこともある。ここまで状態が悪化すると、不安神経症に処方される薬では長期的な効果が得られないこともしばしばだ。また症状が再発することも珍しくない。

 そうなってしまったらなかなか元にはもどれなくなってしまう。

 それではどうすればよいのだろう?

 英ケンブリッジ大学の最新の研究は有効な対処方法をいくつかまとめている。ここではそこから4つの方法を見ていこう。

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不安を克服するための4つの方法

1.あえて「いい加減にやる」

 妙な話に聞こえるかもしれない。だが、あえて「いい加減にやる」ことで決断を早め、すぐ行動に移ることができるようになる。これが不安の解消に効果的なのだそうだ。

 人はよく物事を完璧に進めようとしたり、実行する最適なタイミングを見計ろうとする。しかしどう行うべきか、何を行うべきかをあれこれ考えてしまうとだらだらと時間を浪費してしまうし、ストレスが溜まる。また物事の先延ばしにもつながり、結局何も行動できずにいるという状況を作り出す。そして不安ばかりが募っていく。

 そんなことをするくらいなら、結果など気にせずに、とりあえずいい加減でいいから始めてしまうのだ。

 「こまけぇこたぁいいんだよ!」ってやつだ。

 これはさっと取りかかれるようになるばかりでなく、思っていたよりも物事を簡単に片付けられることを気づかせてくれる。

 さらに自分の対応がそれほどいい加減でもないことにも気がつくだろう。仮にいい加減であったとしても、そのうち上手になるものだ。

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2.自分にやさしくする

 「いい加減にやる」が座右の銘にでもなれば、新しいことに挑戦する勇気が湧いてくる。行動することが少し楽しくなり、結果をあれこれと心配しすぎることもなくなる。最終的に手に入るものは解放感だ。

 あなたのまわりに、やたら他人に厳しい人はいないだろうか? ちょっと想像してほしい。あなたやあなたの生活についてダメ出しばかりする友人がいたとする。あなたはきっと今すぐにでも自分の行動を改めたいと思っているはずだ。

 不安性の人はこれを自分で自分に対して四六時中行なっている人だ。やりすぎて、知らず知らずのうちにそうしてしまっているほどだ。

 そろそろ、やり方を変えて、ミスを犯してしまったときでも自分を許したらどうだろう。しまったと思う状況があったとしても、自分を責めないことだ。

 まず自分を責めたくなる衝動を認識して、それは一旦脇に置いておく。そして目の前の仕事や自分の行動に意識を向ける。

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3.心配はすこしだけ先送りにする習慣をつける

 別の効果的なやり方としては、「心配するのを先送りにする」というものがある。何かがまずいことになって心配しそうになったら、それを延期するのだ。毎日10分でいいから、心配を先延ばしにしてみる。

 これが習慣になると、それまで厄介に思えた状況でも以前ほど心配すべきものとして認識しなくなる。心配する思考にエネルギーを注がなければ、それはあっという間に霧散してしまう。

 日々をどのくらい”心の中の人”と一緒に過ごしているのか振り返ってみるのも手だ。そうした時間がほとんどなかったり、まったくなかったりするなら精神衛生上よろしくない。

 人には誰かに認められたいという承認欲求がある。

 どれほど働き、どれほどお金を稼いでいようとも、人から必要とされたり、人の役に立っているという感覚がなければ、人間は心から幸福を感じることができない。

 これは人からの賞賛が必要であるということではない。誰かと何かを行うことで自分(そして自分の心配や不安)から注意を逸らしておけるということだ。

 人々とのつながりが荒んだ精神衛生に対する最も強力な緩衝材であることは繰り返し証明されている。

 例えば、精神科医のビクトール・フランクルは、「人生の目的がない、人生に期待するものがない人にとって、これを問うことは、それでも人生は人々から何かを期待しているということを気づかせる」と記している。

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4.自分を必要としている何かを見つけよう

 誰かがあなたを必要としていることを知っていれば、困難な状況にもそれまでより耐えられるようになる。自分の存在理由を悟り、ほとんどどんな問題にも持ちこたえられるようになるだろう。

 ではどうすれば他人にとって大切な人間になれるのか?

  誰かの手を必要としている人や動物はいたるところに存在する。ボランティア活動を行うのもいいだろう。子育てや両親の介護など身近な人の世話をするのもいい。次の世代に役立つ仕事をすれば、それはおのずと実感できる。

 難しいことではない。彼らがあなたの行為に気がつかなかったとしても別にいいのだ。あなたが知っていればいいのだから。

 そして、これがあなたの人生が持つユニークさと大切さをあなたに気づかせてくれる。

via:theconversationなど / written hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 37件

コメントを書く

  1. こまけぇことはいいんだよ!を実践できるようになるまでの年月によって人生の幸福度が決まると思う。
    いい加減な行動とは似て非なるものなので混同に注意だ。

    • +10
    1. ※2
      その提案にマイナス付きすぎでワロタw

      • +1
  2. 自分に優しくすると言うか些細な事でも自分を褒めるくらいで丁度良い
    他人の目が一々気になるのは自己評価低いのが原因だし

    • +7
    1. ※4
      お小遣いに余裕があるときだけ、エステとかマッサージとか行くんだけど、誰かに大切に扱ってもらえるし、オキシトシンが出るんだよね(過去のカラパイア参照)。不安な気持ちがほぐれると思う。

      • +1
  3. 経営者の場合、それらの手法の大半ができないんです。

    • 評価
  4. 心配もいい加減も程々が一番だよな。自分にも周りにも

    • +2
  5. 出来ない、出来たら苦労しない、もうやったけど無駄だった、とか言ってんじゃねぇ!
    やるんだ!!
    自分で自分の限界を決めるな!!!

    • -10
    1. ※8
      楽だし簡単だよね
      そうやって安全なところから人に指図するのはさ

      • +5
  6. そんなことは全部分かっている。分かってはいるけど、止まらない。それが不安というものなのだ。そういう時は死ぬほど辛いのだ。ソースは自分!!

    • +11
  7. いい加減にやって失敗するとやっぱりかと思う
    自分にやさしくするととことん甘くなる
    先送りにすると延々と先送りする
    必要としてくれる人が居るとその人に依存しようとする
    どうすれば・・・

    • +13
  8. ストーブ「ククク…。消したかな?」

    コンロ 「フフフ…。消したという証拠は?」

    エアコン「消し忘れてた時の電気代が楽しみだねえ…。」

    • +22
    1. ※11
      玄関の鍵も仲間に入れて!
      営業の仕事してたとき、気になってアパートまで見に行ったことがある…。

      • +1
  9. 子供の頃は大雑把で
    鋼のメンタル持ってたのになぁ….
    今はちょっとした失敗でも
    蕁麻疹や悪寒、目眩が….
    ブラックはあかんなぁ。
    自分ならまだしも、後輩のミスとか
    全てを無に帰したくなるくらいになって
    心が狭くなってしまったと思う。

    • +8
  10. 不安って、他人から「気にするな」って言われれば言われるほど孤独になって、しかもあの人は解ってくれないと不安も増大する
    結局自分の中だけで折り合いつけるしかないんだよね。
    そうしない、できなかった時の未来を綿密に立てるというのもまた手段かもしれない。寧ろ不安を突き詰めて突き詰めて穴を塞いでったら自分も安心するかも。

    • +6
  11. ありとあらゆる心配、嫉妬、観念は、み~んな、個々の妄想、選択に過ぎない

    自分はどの観念を選択して
    どんな未来を生きたいのか、
    自分の意思でハッキリ決めてしまうと
    キモが据わる
    他人に聞いたら、他人に都合が良い解釈しか返って来ないので
    他人の意見はあくまで参考程度に☆
    (コレ⬆も)

    • +2
  12. これ、あまりやるとアレかもしれないけど、
    「10秒たっても雑念が取れないなら、ビリビリペン」
    ってのやると良いよ。
    本当に悩みが瞬間的に吹っ飛ぶから。

    どうせ、放っておいても追いかけてくるのが悩みだ、
    瞬間的にでも晴空にして、その間に行動したら良い。

    • +4
  13. 自分も朝鼻血を出しただけで白血病と勘違いするくらいの心配性で直らなくて困ってます。
    救急車のサイレン聞いただけで家族も何時か運ばれるんだとか自分も癌になって死ぬんだとか考えてしまっていつも不安になってしまいます

    • +5
  14. 昔の精神科医が言っていた。
    「神経症は、軍隊か刑務所に入ると、パタリと治るんですよ」
    誰でもできる単純作業を、余計なことを考える暇もないほど強制的にさせられるからだろう。
    そしてクタクタになって夜は寝る。

    • +1
  15. 不安には必ず原因がある
    無いのに不安なら病気
    原因を抹消すれば簡単に解決する
    原因が仕事なら辞める、異性なら別れる
    人間関係なら引っ越す
    はい、解決

    • -6
  16. いい加減にしたり、自分に優しくしたりすると周りの人間からちゃんとしろと怒られる どうすればいいのか

    • +6
  17. 不安症から鬱になった自分としては、
    >だが、あえて「いい加減にやる」ことで決断を早め、すぐ行動に移ることができるようになる。これが不安の解消に効果的なのだそうだ。
    > 人々とのつながりが荒んだ精神衛生に対する最も強力な緩衝材であることは繰り返し証明されている。
    にとっても共感。思考がクリアになるな。

    • +3
  18. 考えすぎる性格の人間の不安無双を舐めてはいけない。
    他人からどんな有益なアドバイスを受けようが、仕事が何も考える暇がないほどに忙しかろうが、不安なものは不安なのだ。
    少なくとも、俺はそうだ。他の人もそうでしょ?そうだよね?

    • +3
  19. 自分もそうだわ。やり直しが面倒な事に限って「虫が騒ぐ」
    心配虫が騒ぎだしたら、好きにさせるしかない。ただし冗談まじりで付き合ってる。
    別に問題ナイヨー。コレやったの石橋叩いて川を渡るオレだよー?とか考えながら

    • +3
  20. 「自分に甘く、他人には厳しい」親を反面教師として育ったせいで、他人にはそこそこ甘く、自分には果てしなく厳しい」性格になった。
    結果、自己肯定がまるで出来ずに無事人生終了。

    • +4
  21. 前に友達が自殺した、本人は鬱だと言っていたが統合失調症だろう。
    自分に死ぬ方法を聞いてくるので彼の親に病院に連れて行くように言った。
    そういった問題を話してくれるのは自分にだけだった。
    彼には少しでも治療に前向きになれるように、余計なことは考えずに治療に専念した方が良いと言っていたが、いざ自分が心療内科で同じように言われてもまったく腑に落ちない。
    理屈が分かっていても感情がついてこない。
    昔はネガティブな思考をしても、思考し尽くせばポジティブになれたが
    最近はネガティブ志向から抜け出せない、頭の中でネガティブな思考が蓄積していくだけ。
    1~4の答え以前の問題なんだと思う、1~4の答えが有効な人も居るんだろうけど
    こんな事言われても、自分にはまったく効果が無い。
    正直経験上1~4の答えには行き着く、でも幸せに離れない。

    • +7
    1. ※27
      寝る前に、「今日あったいいこと3つ」を思い出すのを習慣にしてみて。内容は些細なことで構わない。例えば、天気良かったとか、新作のお菓子を買ったら思ったよりおいしかったとか、友達とゆっくりご飯食べたとか・・・。ちょっとずつ楽になっていくよ。

      • +2
  22. 逆じゃね?不安を否定したり、無視しようとするから余計に不安になるんじゃね?
    不安なことがあってそれを見て見ぬふりをしたり、先送りにしたら一生その不安に苛まれるだけだぞ。
    不安に思うってのは正常な反応だ。
    不安を認めて、不安を正面から見据えて、その根本的な問題を解決しない限り不安は解消されない。

    不安から目をそらしてはいけない。なんだってそうだけど、目をそらしているから怖いんであって、実際に見たら本当は大して怖くないことばかりだぞ。
    幽霊の正体見たりってやつだ。何十年も幽霊だと思ってたものが、一度勇気を出して見るだけで、ただの枯れ尾花だって分かる。
    一度も勇気を出さなかったら、一生その枯れ尾花に怯えて暮らさないといけない。

    • +5
  23. 自分は「不安が来た」と思ったら、丹田呼吸をするようにしている
    寝る前に言いしれぬ不安に襲われるときがあるんだか、大抵「足先が冷えている」「下腹部が冷えている」「歯を食いしばっている」の症状が出ている これらを解消しようとすると、いつの間にか不安がなくなっている
    身体が精神に引きずられたら、身体の方を整えるのも有効かも

    • +3
    1. ※29
      そうそう。うつ病の人に散歩とかダンベル体操をすすめたら良くなったという記事を読んだことあるよ。私もジムで自転車こいでたら細かいこと気にならなくなった。肉体を鍛えている人は精神もタフだもんね。

      • +2
  24. めちゃくちゃ寝たら大抵の事はどうでも良くなってる

    • 評価
  25. 不安神経症ですが、これができれば苦労しませんよ。

    • +4
  26. 自分を批判する奴が
    批判した言葉に責任を持つことは
    絶対に無い!

    他人の言葉なんて無責任の塊

    • +3
  27. なんかいつも細かい事が気になっちゃうんだよね。どうでもいい事なのにって頭では分かってはいるんだが。最近モヤモヤしたらツベで宇宙からの地球の様子生配信映像を見て自分のちっぽけさを確認して落ち着かせてるよ。

    • +2

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