トイレをなかなか覚えられない子犬がとった行動が涙ぐましくて飼い主撃沈（アメリカ）

　アメリカテキサス州デントンに住む犬のパブロは、生後3か月の時、今の飼い主により保護施設から引き取られた。

　パブロは今、トイレトレーニングの真っ最中である。うまくいかない度に飼い主男性はトイレットペーパーでふき取る姿をずっと見ていた。

　なかなかトイレがうまくできないパブロだが、トイレに失敗した時、トイレットペーパーを使って後片付けをするという情報だけはしっかりインプットしていたようだ。

粗相を自分で始末しようとしたパブロ

　また失敗しちゃった。うまくトイレができなかったパブロはそれを自覚しているようで、飼い主がいつもそれをトイレットペーパーで始末していることから、自分でもなんとか始末しようとしたらしい。で、こうなった。 　パブロさんの飼い主であるアセリン・ハンプトンさんはラッパーで、ステージネームはビリー・バンズという。見た目はいかついハンプトンさんも、パブロの粗相を隠そうとする健気な一面には胸がきゅんとしてしまったそうだ。

俺の犬パブロがおもらしして自分で掃除しようとしてた。これじゃあ叱れねぇよ

　このツイートは現在7400回以上リツイートされ、世界中でパブロのかわいさが拡散されているようだ。

・なんてかわいいの！

・お利口さんだな

・確かにこれじゃあ怒れない

といったコメントが寄せられている。

　「こんな風にされたらもう何も言えない。」

　とハンプトンさんも苦笑しているという。 　ハンプトンさんに救われたパブロ。彼はハンプトンさんに喜んでほしい。悲しませたくないのだ。だからトイレが上手にできないことで、ハンプトンさんを悲しませたくないのだ。 　自分の粗相を必死に片そうとした子犬の姿に世界中が恋してしまったようだ。確かにこの頑張った後始末を見て叱れる人はそうはいないだろう。パブロさんの成長に今後期待だ。

via:People Fall In Love With Dog Who Tried To Clean Up His Own Pee From Owner’s Friend’s Bathroom Floor、Twitter translated kokarimushi / edited by parumo

▼あわせて読みたい
飼い主が悲しいと、ボクも悲しいよ。飼い主をなんとか慰めようとした犬が咄嗟にとった行動が健気すぎて泣けてきた。


「断固死守！」残った雪を守り抜こうとしたけなげな犬の物語


友達になりたいの。つれない猫に控えめにアピールし続ける健気なサモエド犬


実際のところ犬は人間のことをどう思っているのだろう？脳スキャンで明らかになった犬の本音は、「それでも人間を愛してる」。（各国研究）


犬は飼い主だけでなく、悲しんでいる人全てを慰めようとする習性を持っている（英研究）