メインコンテンツにスキップ

仲間は見捨てない。怪我をして線路の上から動けない犬のそばで自らを危険にさらしながらも2日間守り抜いた犬。

記事の本文にスキップ

79件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 犬はどんな状況にあっても仲間を見捨てたりしない。そんな話がネット上ではよくあげられているが、またしてもここに、新たなる伝説を作り上げた犬がいたようだ。

 先月12月25日、ウクライナのウージュホロドの動物救助隊の元に、線路の上に2日間もとどまっている2匹の犬がいる、という連絡が入った。すぐさま駆け付けたスタッフたちが見たものは、怪我を負って線路の上から動けなくなっていた1匹のメス犬と、彼女に寄り添うようにしてそのそばを離れない1匹のオス犬の姿だった。

 それは胸がつぶれるような光景だった。この線路は現在も使用されていて列車が通る。

 そしてついに列車が来た。オス犬はメス犬の身をかばうように身をかがめ、列車が通り過ぎるのを線路の中央で2日間もやり過ごしていたのだ。自らは逃げることができるにもかかわらずだ。

Dog love Denis Malafeev

厳しい寒さの中、線路で生き延びていた2匹の犬

 この映像は救助隊の一人、デニス・マラファエフがFacebookに投稿していたものだ。オス犬は動けないメス犬から決して離れることはなかった。常に彼女の体を暖めようとしていたという。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Денис Малафеев/Facebook

 列車の音に気が付くと、メス犬の身をかばうようにその隣に横たわる。

 2匹は共に頭を地面に押し付ける。

この画像を大きなサイズで見る

 列車通過中ずっと列車の下で身をひそめる2匹。

 オス犬は逃げることもできる。だが自分もメス犬と共に列車の下で待機する。

この画像を大きなサイズで見る

 12月にもなると最低気温がマイナス10度以下にもなるウクライナで、2匹は2日間もこんな過酷で危険な状況を生き延びていたのだ。

この画像を大きなサイズで見る

無事救助された2匹、そしてついにハッピーエンドへ

 一刻も早く彼らを助けなければ!

 危険な状況を目の当たりにした救助隊はタイミングを見計らって線路の2匹に近づいた。だが彼らは見知らぬ人間への警戒心が強い。オス犬はメス犬を守ろうと必死に吠え、人間を近づかせることを拒む。その作業は容易ではなかったが、なんとか車に乗せ速やかに動物病院に運んだ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Денис Малафеев/Facebook
この画像を大きなサイズで見る
image credit:Денис Малафеев/Facebook
この画像を大きなサイズで見る
image credit:Денис Малафеев/Facebook

 幸いなことに2匹はまもなく元気になった。怪我をしていたメス犬はルーシー、オス犬はパンダと名付けられた。

 予防接種も済ませた。そして施設の人々と触れ合っていくうちに、徐々に人間に信頼を置くようになった。

 そして念願の里親希望者が現れた。

 ある男性にペアで引き取られたという。

Facebookで開く

 2日もの間、食べるものもない極寒の線路上で、何よりも大切な仲間を見捨てず、暖め続けていたパンダ。逃げることもできた。でも彼は、あえて列車が走り抜ける一番危険な時を、仲間のそばで、仲間とともに過ごした。

 その勇気ある行動が運命を明るい方向へと導いていったのかもしれない。

 現在は里親の元で2匹は仲良く過ごしている。

Facebookで開く

 フェイスブックで彼らのことが伝えられると、多くの人々がその愛情と勇気と幸運をたたえ、たくさんのメッセージが寄せられたという。

via:boredpandaindependentrtyahooほか・written D/ edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 79件

コメントを書く

    1. ※2
      多分だけど、2日間もビデオ撮るくらい気にかけた人なら、何らかのアプローチはしたと思う。
      それに素人が無理に手を出すと人間への不信感を増やすし、人が犬から怪我させられたら地域によっては犬が殺処分されるから、プロに任せて正解だよ。

      • +73
    2. ※2
      記録がないと作り話になるんじゃないか

      • +15
    3. ※2
      記事中にこの子達が人間を警戒して拒んでたってあるから、助けようとしている間に電車が来ちゃったとかそんな感じじゃないかな?

      無事に助かって、今は幸せにしてるみたいで良かった
      こういったレスキューの活動をされてる方々は本当にすごいし素晴らしいと思います

      • +73
    4. ※2
      この動画があったからひきとる人がでてきたんだってポジティブに考えられないの?

      • +4
  1. 守るべきことがはっきりしているんだね。幸せに。

    • +39
  2. なんですぐに助けないの?馬鹿なの?

    • -75
    1. ※8
      なんで助けようとしなかったなんて思いこめるの?想像力無いの?馬鹿なんだね?

      • -2
  3. すごいな犬は一緒に死ぬ覚悟もあったのだろうか

    • +18
  4. このままずっと愛され続ける呪いをかけておいた

    • +68
  5. 素人が手出ししてはいけない理由としては
    狂犬病などの感染病を持っていても素人では
    動作や外見から判断が難しく、噛まれたりすると
    シャレにならないという事と、怪我の部位に応じて
    触れ方、持ち上げ方、対処の知識が不十分だと
    良かれと思って現場から移動させてやったことが
    ヘタすると致命傷になることもある為。
    これは人間の怪我人に対する処置でも同じ事が言える。
    撮影は専門家に状況を報告するために必要なので
    面白半分で撮影していない限りは悪い事とは言えない。

    • +121
  6. すごいいい話。いい話なんだけど、丸2日そのままだったってことは、
    最初に彼らを目撃した電車の運転手は何もしなかったってことだよね…

    • +11
    1. ※14
      まさか無事でいるとは思わなかったんじゃないかな
      ましてその後も同じ場所で生き延びているなんて普通は思わないだろう

      • +2
  7. 最後の動画の後半で
    メス犬の方が「上」っていう
    この子達の力関係を感じますねぇ。

    • +16
  8. 線路のど真ん中に障害物があって、放置されるなんてことがあるか?
    極寒の中野ざらしで2日生きているというのも不審

    • -23
    1. ※17
      日本じゃ、最近も線路に入り込んだ犬を、電車止めて車掌さんが頑張って避けてたね。
      でも海外の国々では、意外と普通に動物を無視して”急停車しようとしたけど間に合わなかった”という体で、電車やらは通り過ぎる。日本が安全確実なのは否めないけど、外の国が無頓着過ぎるんじゃないかと最近思ってきた‥。

      極寒野晒しは、トップとアンダーコートのある犬であれば、特に問題なく過ごせる。
      昔の(今もか?)犬ぞりの犬たちは、普通に外で繋がれて飼育されていたりしたよ。
      ただ、水と餌がなかったから、ひもじかっただろうな。

      • +16
    2. ※17
      動物ならいずれ移動するだろうと思ってたんじゃない?
      あっちの方はあらゆることが結構適当みたいだし…
      餌は見つけた人がどこかに置いといたりしたのかもね

      • +10
  9. 生命力強いな
    たってるものは人間でも使え

    • +1
  10. 走行の障害になってない限り退かせない国なんだろうね。日本は石橋を叩く国だから。

    • +3
  11. ウクライナには動物救助隊がいるんだ
    へぇ と思ったけど組織しなきゃいけないくらい
    困っている動物がいるのか…
    いやでも日本でも専門組織あってもいいなあ

    • +14
  12. なんだか世間知らずなコメントがあるのが残念

    狂犬病発生地域では、むやみに野良犬に触らないというのは常識の範囲だよ

    • +59
  13. 人間もこれくらいの心を持ちたいものだね

    • +8
  14. 2匹一緒に引き取られた…という所が泣けた
    そりゃあ、引き離す訳にも行かんでしょう?
    ここまで強い絆で結ばれているのだから、良かったね

    • +34
  15. 犬なのにパンダ…
    猫なのにニンゲンみたいなもんか

    • +8
  16. 見た目似てるから兄弟っぽいね
    あたらしいお家でなかよくね

    • +8
  17. なんでもいいわ
    今が安全な所で二匹一緒なら良かった

    • +19
  18. 偽善者の的外れなコメントがチラホラあって残念だ
    素人が手出して人に怪我させたらこの犬がどうなるか分かってんのか
    プロに任せて正解

    • +11
    1. ※34
      まあ偽善者とまで言うのもちょっとかわいそうじゃないか、「素人がすぐに助けようとする」ことのデメリットに考えが及ばなかったり知らなかったりしただけだしな。

      • +9
  19. ウクライナ人のネーミングセンスが分からん…。
    なぜ犬にパンダ?
    ルーシーは普通なのに…。

    • +1
  20. ルーシー「ぱぱぱぱパンダってwwwww」
    パンダ「・・・次は助けんぞ」

    • +23
  21. 兄妹、姉弟かつがいだったのかな。
    しかし何故名前がパンダなんだw

    • +6
  22. 列車だって通るし犬も抵抗するし、素人がすぐに助けられないのは当たり前だよ

    • +11
  23. 列車の運転士は気づいてないね。
    ただの間抜けなんだと思う。

    • -6
  24. 「すぐに助けろよ」というのは無理な話。
    野生の犬の恐さを知らないのかな。
    メスを守ろうと躍起になってるオスがいるのに、素人がむやみやたらに近づいて触ろうもんなら二次被害を被るだけだよ。
    それに線路の上でごたごたして万が一電車が来たらどうするんだ?
    撮影も、状況を記録してしかるべき機関に連絡するために必要だろう。
    こういう時、大体撮影者を非難する人が現れるけど、、野次馬みたいなコメントが入ってない限りは必要なことだと思うんだよな。

    • +23
  25. あー泣きそうだ。
    2頭はこれから幸せになってほしい。
    愛は人だけでなく、犬にもやっぱりあるんだな。

    • +7
  26. パンダさん顔のところどころに小さな怪我をしてるね
    それでもルーシーさんを庇い続けてたとは…

    • +5
  27. 心底感動した。ハッピーエンドで何よりだ!
    素晴らしい記事をありがとう!!

    • +8
  28. 狼王ロボを思い出した
    やっぱイヌ科の夫婦の絆は強いんだな…

    • +3
  29. イケメンすぎる…
    2017こんなん異種でも惚れるわオブザイヤーが早々に決定した模様

    • +11
  30. 泣いた今までの分幸せになってくれ

    しかし犬にパンダとは一体

    • +2
    1. ※50
      >しかし犬にパンダとは一体

      一方、ネコに「けも(獣の意味だとか)」と名付けている方も居らっしゃる。(誰?)
      (ある意味では正解かも知れんが、「獣」は野生動物で狂暴めの奴の意味だと思うんだが)でも可愛い響きが有るし、「名前なんか只の飾りです。偉い人にはそれが判らんのです」とか言われそうだ…とは思う。(批判するつもりは全く無い。話のついで…だ)

      • 評価
  31. あっちの人はこういう模様の子にパンダって名つけるのよくあるのかも
    知り合いのポーランド人(ウクライナのお隣)も
    目の周りに茶色のぶちのある猫にパンダって名前つけて可愛がってた

    • +6
  32. なんて美しい
    こんなワンちゃんのような美しい心になりたいものだ

    • +4
  33. 動けるオスは電車が来た時だけ横に避けててもいいはずなのに、線路で一緒に身をかがめてるのがもう・・愛が深すぎて泣ける

    • +8
  34. なぜすぐ助けないの?と思う人は野良犬に追いかけられたことがないんだなw
    冗談抜きで命の危険感じるから、今まで出したことのない速度でダッシュよ

    • +5
    1. ※55
      野良は普通に人間を噛むもんなぁ
      我が弟のケツも犠牲になった

      • +4
  35. パンダさんの後ろ足が心配。最後の動画ではかすかにおかしい動きだけれど、線路にいる時の動画Верность 2(Сергей Бобылев )(YouTube)よりはましな感じに見えるからこのままぜひにも治ってほしい。

    • 評価
  36. 今年初うるうる。犬は情があるね。
    二匹一緒に貰われたのが本当に嬉しいね。
    ありがたや。幸せにな。

    • +2
  37. いやいやいやいや運転手は危険だしとっとと連絡してあげてよ
    まさか気づかなかったの?

    • 評価
  38. なんか若干もにょるけど、死んでないからとりあえずいいか

    • 評価
  39. 自分がこの雌の犬だったら、雄の犬がずっと寄り添っていてくれることがどれほど幸福だろう。
    例え死んだとしても愛につつまれての死だ
    俺はこの雄の犬を尊敬する

    • +6
  40. ネーミングセンスが絶望的だけど泣いた

    • +2
  41. レッサーパンダ寄りの「パンダ」な!
    (とか言ってみたりする)

    • 評価
  42. 野良犬に近づくのが危険なこと、犬が線路上に居ても運転手が列車を止めるお国柄じゃないことはコメントのおかげでわかったけど、だとしたら列車を一時的にでも止めようとするのが救助活動ではないの?
    いろんな事情でその選択肢をとれなかったのだとしても、現場に駆け付けた上でみすみす救助対象を危険に晒してしまっている状態を撮影し、自らアップした救助隊員の心情がよくわからない。

    • -13
  43. おそロシア人にもマトモな人はいるものだ。

    • 評価
  44. >「すぐに助けろよ」というのは無理な話。
    >野生の犬の恐さを知らないのかな。

     じゃあ、どうやって助かったって言うんだ?
     お前はアホーか?

    • -9
  45.  あ・・たぶん、パンダじゃなくて、ファ(シャ)ンダだと思う

    ウクライナ語で 勇敢な の意味。
    大熊猫のパンダじゃないと個人的には認識してる

    • +9
  46. 悲劇からのハッピーエンドで感激しちゃったよ、犬達も飼い主と一緒に幸せになってね。
    元の飼い主の耳にもこのNEWSが届いてるといいな・・・。故意じゃなくて、不慮の何かではぐれちゃったんだと思いたい。

    • +2
  47. 昔すんでたアパートの近くに野良ワンコがいた。引き取るほどの甲斐性がなかったから餌をやっただけだった。どうなってるだろうか。保健所に殺されていないよう祈ることしか出来ない。

    • 評価
  48. 電車通過するところとか
    俺はよう撮らんわ……
    通り過ぎた所を見て撮ったのかもしれんけど
    そのタイミングで、事故が起こるかもしれない
    無理だわ、と言うか見てられん

    • 評価
  49. 俺なら線路から引きずり出すけどな?
    ほれ、叩けよお前ら!俺を叩いて罵れよ?ほら!

    • 評価
  50. いま安心して暮らしていけてるならなにより。
    長生きしてくれ。

    • 評価
  51. この2匹に可愛い子犬達が授かって、幸せに暮らしてたらいいなあ。

    いや、待て。きょうだい犬かも知れん。

    • 評価
  52. 今は自分達も大変な時に、優しい人達が、このワンコ達を幸せにしてくれて感謝しかない。
    早く平和な時を迎えられますように。

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。