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飼い主を救うのは犬だけではない。様々なペットが飼い主を救った7つのドラマティック物語

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(著)

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 ペットは大切な家族である。ペットの方もそれを十分理解しているようで、飼い主たちに癒しやぬくもりを与えるだけではなく、時にはその窮地を救ってくれるのだ。

 犬が飼い主を救う話は頻繁にあるので、ここでは犬をのぞいたペットたちが家族を救うために自発的に行動した7つのドラマティックなストーリーを見ていこう。

1.幼い少女を窒息から救ったインコ

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 2009年、米コロラド州のデンバーで暮らすオキナインコのウィリーは、小さな尊い少女の命を救った。飼い主ミーガン・ハワードの娘(2歳)がポップターツ(オーブントースターで加熱して食べる薄いタルト生地のような軽食)を食べていたときのことだった。ミーガンはその時別の部屋にいたのだが、突然ウィリーがヒステリックな声で「ママ!ベイビー」と叫び出したという。

 急いで娘のところに戻ると、ポップターツをのどに詰まらせ窒息し、青くなっている娘の姿があった。急いで気道に詰まった異物を除去するハイムリック法を試し、なんとか娘は助かった。ウィリーはこの功績により地元の赤十字社より「アニマルライフセーバー賞」を受賞ている。

2.飼い主女性の危機を察し、近所の人に助けを求めに行った猫

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 英ウェストヨークシャー州のオス猫のスリンキー・マリンキは飼い主を致死的な状況から助け出したという。2014年のこと、スリンキーの飼い主であるジャネット・ローリンソンは慢性的な腰痛を和らげるためモルヒネを服用した。だがその副作用で苦しみ、半昏睡状態となってしまった。

 ジャネットは猫を飼っており、大好きな児童書のキャラクターの名前からスリンキーと名付けていた。スリンキーは、ジャネットが半昏睡状態に陥ると、急いで近所の家へ行き、足で窓ガラスを叩き続けた。スリンキーのモールス猫信号は見事に伝わり、隣人がジャネットの家まで様子を見に来た。そこで半昏睡状態の彼女を見つけ、すぐさま救急車を呼んだ。

 スリンキーの勇敢な行動はその年の「ヒーロー・キャット」の候補となった。

意識不明の飼い主の胸の上でジャンプし、危機を知らせたウサギ

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 2004年1月、イギリスでの出来事だ。ウサギのドリーは飼い主のシモン・ステッガルがテレビを見ている最中にソファーに倒れこんだのを見て、何かがおかしいと気づいた。

 ドリーはソファーにうずくまっているシモンの胸元に飛び乗りしきりにジャンプを繰り返した。一方シモンの妻、ビクトリアは夫がただ疲れて仮眠を取っているだけだと思ったそうだが、ドリーの行動があまりにもおかしいので、念のため夫の様子を見に行った。

 夫に声を掛けるも何の反応もなく、目も開けない。これは危険だと思ったビクトリアは急いで救急車を呼んだ。その結果、シモンは糖尿病的昏睡に陥っていて、緊急にグルコース(血糖)値を上げる必要があった。ビクトリアが語るには、ドリーは普段ソファーにのぼることを許されてないのに、この時ばかりはソファーに駆け上がったという。それが大きなヒントとなったらしい。

4.暴漢を撃退したヨウム

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 イギリス、ロンドンで暮らすヨウムのウンジーは、飼い主と一緒に家の近くにある公園でお散歩するのが楽しみだった。その日も公園を散歩していると、見ず知らずの人物がウンジーの飼い主に襲い掛かってきた。飼い主が地面に押し倒されたその時、ウンジーは立ち上がった。

 ウンジーは翼を広げ、くちばしでその男を突きまわし、見事撃退したのだ。飼い主のレイチェル・マンチーノは、ウンジーは仲間でもあると同時に(守護者という意味で)武器でもあると語っている。

5.ガス漏れを探知した猫

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 その日の夜、トルーディー・ガイは6ヵ月になる子猫シュナウトジーが彼女の胸に座っていることに気づき、驚いて起きた。トルーディーが目を覚ますと、子猫は前足をしきりに鼻にあて叩く様な仕草を示した。その仕草が気になったトルーディーはベッドから起きあがり、部屋の外に出てみた。すると変なにおいがする。なんとお風呂場のガスパイプが壊れていたのだ。消防署の人は後で彼女にこう言ったそうだ。もしシュナウトジーが警告していなければ、家全体が燃えていただろうと。

6.飼い主を守るため自らの体をなげうって車を止めたブタ

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 アメリカ、ペンシルベニア州ビーバーフォールズで暮らすジャック・アルトスマンとジョー・アン・アルトスマンは1997年、娘が飼っていたブタのルルのペットシッターを頼まれた際、あまりにも魅力的なルルにほれてしまい、結局引き取ることにした。

 今考えれば、それは運命的な出会いだった。一年後の1998年、ジャックが釣りに行ってる時、ジョー・アンは心臓発作に襲われた。半ばパニックになりながらも、ジョー・アンは外を走っている車の注意を引こうと目覚まし時計を窓から投げた。しかし、気付いてくれる人は誰もいなかった。

 そこで立ち上がったのがルルである。ジョー・アンが苦しんでいるのがわかると、ルルはその巨体をドアの犬用の入り口に押し込み、なんとか外に出た。そして驚くべき行動に出たのだった。なんとルルは道路の中央に横たわり、道を走っている車を止めるという暴挙に出た。

 それに気付いたドライバーが車を止め、ルルに導かれるまま家に入ったところ、心臓発作で倒れているアンを発見し、すぐに救急車を呼んだ。アンはすぐに病院に運ばれ手術を受け、一命を取り留めた。医者によるとあと15分遅かったら助からなかったかもしれないということだった。

7.家の火事を防いだ2匹のウサギ

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 それは2013年のクリスマス前のことだった。アメリカ、アリゾナ州のトゥーソンで暮らすコール・オチョトレナはドシンとした大きな音で目が覚めた。不審に思ってキッチンに行くと、ペットのブンブンとプロミスが、ガチャガチャと床を足で叩いているのを発見した。

 そのそばを見たところ、電気鍋でそのコードから煙が出ていたという。家の煙探知器は作動しなかったようだが、ウサギたちの絶え間ないパーカッションのおかげで、火事を免れることができたのだ。

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この記事へのコメント 52件

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  1. 一刻を争う事態にありながら的確に相手に伝わる動作をチョイス出来るというのがすごい

    • +73
  2. 猫のタラがいない。
    犬に襲われている子供を救ったタラです。

    • +72
  3. ペット達「いやコイツ居なくなるとまんま貰えなくなっちゃうからもう必死。うん勿論愛してる。愛してるよ~、ほ~ら愛してる。」

    • +3
  4. 最後のウサギの話、美談になってるけど…。
    もしかしてコードを齧ったのウサギ達のどちらかじゃないの?
    いや、昔飼ってたウサギがやたらコードを齧りたがっていたから…。

    • +24
    1. ※6
      同じこと思った。
      あいつら感電して飛び上がっても
      翌日にはまた齧ろうとするし。

      • +1
    2. ※6
      このウサギ話だけは「いや、それそのウサギが齧っただけでは⁇」って感じですよね

      • 評価
  5. 6のルルさんはパーフェクトン(完璧の豚)

    • +52
  6. 俺なんか空腹の旅人のために焚き火に飛び込んだぜ

    • +45
  7. >娘が飼っていたブタのルルのベビーシッターを頼れた時、
    ごめん誰か翻訳して。

    • -13
  8. うさぎも頭がいいこは結構あたまいいよね。
    人間の8歳ぐらいの知恵があるかんじ。

    • -2
  9. 4の写真がウンジー本鳥だとしたら
    ウンジーはヨウムじゃなくてコイネズミヨウムという別の種類

    • +7
  10. 動物との交流って、こちら側も相手側も世界観が変わるよね。その種固有の世界観から二歩も三歩も踏み出て、他の人間や動物が知らない、お互いだけの世界観を共有しながら生活する。本当に唯一無二で素晴らしいことだし、そうしてくれる相手にどれだけ感謝しても足りない。

    • +14
  11. 豚さんは本当に賢いなあ
    もし同じ行動をしたのが猫や小型犬だったらひかれちゃってたかもしれないね
    豚さんの巨体が道路を塞いでたら、その生死に関わらず停車せざるを得ないもんね

    • +38
  12. ペットもスゴイけど、ペットの様子がおかしい時におかしいと気づいてやれる飼い主もスゴイよね。ペットが何かに慌ててても「何だようるせーな静かにしろよ」で済まされてしまうパターンだってありえただろうに。

    • +75
    1. ※17
      種族を超えた絆があるって凄く素敵だよね、
      流行や勢いでペットを飼って捨てるような人たちに見習って欲しい

      • +3
  13. 自分にも命の危険が迫ってるから騒いだって状況っぽいのと、
    あきらかに飼い主を助けようという意思がある状況に分かれてるかな?
    にしても、ブタってあらためて頭いいな。

    • +40
  14. ルルは(別居の)娘に母親がベビーシッターを頼まれて、母親が一目ぼれして、娘から引き取ったの?
    それとも(同居の)娘がどこかの家にベビーシッターを頼まれて、娘が一目ぼれして、その家から引き取ってきたの…?

    • -6
  15. 昔から、動物が飼い主を救った話って結構と有るよね
    これは動物なりに、飼い主に感謝してるのかな?
    『この飼い主との幸せを壊してたまるか!』と思うのか
    それとも『誰だろうと救うんだよ!』なのかは判らんが
    動物が他者を救う事例は確かに有ると思う

    • +10
  16. 犬に限らずペットと飼い主は見えない絆で繋がってるんだなあ しみじみ

    • +3
  17. 「ペットのブンブンとプロミスが…」
    ブンブンて名前可愛いな。プロミスとの落差もいいな(笑)

    • +6
  18. ウサギのドリーは胸の上でジャンプしちゃダメな体型だろw

    • +21
  19. その動物の信号を受け取れる側も凄いわ
    僕が豚が道路に横たわってるのみても避けて通って終わりだと思う

    • +6
  20. ガスパイプは猫が噛み切ったんじゃないのか

    • -14
    1. ※32
      いや、流石にそれはネコが可哀そうだと思う。(濡れ絹だぁ)
      ガス管は、普通は厚さ2mm以上くらい有る金属管だから。
      ただしネズミ辺りだったら、長期間に渡ってなら有り得るかも
      あやつらは、コンクリートにも穴を開けるくらいだからね。

      • +8
  21. もしかしたら別の要因かもしれないが、動物はそれほど頭は悪くないと思う
    周りの環境や法則を理解してる

    • +2
  22. どの子の話も人間社会のルールを熟知してるとしか思えないような賢明な行動だなあ

    • +3
  23. 最後のウサギは電気コード齧った犯人の可能性があるような…

    • +1
  24. 地元の爺さんも寝てる時に家が火事になったけど、飼ってた猫に起こされたおかげで逃げられたらしいよ
    猫を置いて逃げたんで猫は助からなかったらしいんだけどね

    • -9
  25. 豚さんの身の呈し方が群を抜いてるw 目覚まし時計でダメなら…俺だ!となったのかな。賢く勇敢だ…
    あと3のウサギはフレミッシュジャイアントだね、10kgはあるw

    • +7
    1. ※41
      つまり10kgの物体が胸の上でバウンドしてたと…

      • +1
  26. 凄いね。こういう話って犬に限らず色々聞くけど…
    動物って結構理解力あるよね。
    うちもこんな凄い話ではないけど、確かに一緒に暮らしているとお互い通じ合うものがあるって解るよ。
    ちっちゃなハムスターさえね☆
    動物ってちゃんと大事にしてれば向こうも、その心は解ってくれると思う。
    それにしても素晴らしいです♪

    • -2
  27. オキナインコが2段構えですごくない?危機を人間語で知らせてて。
    youtubeのオキナインコのじいちゃんの動画とか、明らかに日本語理解して喋ってるし
    この子ら本当に頭いいと思う。かわいい。

    • +7
  28. 判断を誤ったり力及ばずして飼い主と死んでしまう子もいるのだろうなぁ…
    と切なくなってしまった
    ペットがなんとか自分だけ逃げ延びた場合誰も事情を知らないだろうしね

    • +13
  29. 昔飼ってたウサギも賢かった。試行錯誤でコミュニケーション方法を磨いた結果、「エサくれ」を伝えるのに5通りの方法を持っていた。で、状況に応じて最適な方法を選ぶ。
    こちらの感情も理解できるのか、そいつの失敗(走ってたらすべってこけた)を笑っていたら、直後に咬まれた(普段咬むことはない)。ケンカした時には仲直りの催促(?)をするが、こちらが「いいよ」と言った瞬間、普段の俺様モードに戻る。

    • +1
  30. アホ犬から子供を救ったタラちゃんの話も入ってると思ったのに…

    • 評価
  31. 自らの身を焼いたウサギの話は事実を知ると結構黒い
    孫悟空を試した仏のように、割と仕組まれた試練というか
    詳しくは調べてみよう

    • 評価

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