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幻の巨大サメ、全長5メートルの「メガマウス」が水揚げされる(三重県)

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(著)

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image credit:twitter @louoly_o0
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 1976年にハワイ沖の海底ケーブルにオスの個体が絡まっていたのが最初の発見となった巨大なサメ、メガマウス。新種のサメと認定されたが、その後の発見数が少ないことから「幻のサメ」とも呼ばれている。日本では1984年に静岡県で、浜辺に打ち上げられた個体が見つかったのが最初であるが、その後の発見数は世界的に見ても意外と多い。

 そんなメガマウスが2016年4月15日に三重県尾鷲市の尾鷲漁港で水揚げされたという。2014年4月14日に静岡県で水揚げされてから約2年ぶりだ。今回を含めて世界での発見例はこれまで59例目、日本では18例目となる。

大きすぎて・・・「幻の巨大ザメ」メガマウスが水揚げ(16/04/15)

 今回発見されたのは、体長約5メートル、重さ1トン以上のメガマウスだ。実は2日前の13日に沖合に仕掛けられた定置網に掛かっていたのだが、大きすぎて15日朝の水揚げとなった。尚このメガマウスは地元の魚屋さんに落札され、研究用として三重県外に出荷されたという。

 メガマウスはその名の通り巨大な口(マウス)が特徴のネズミザメ目のサメ。和名ではオオグチザメ(大口鮫)と呼ばれていた。

 熱帯から温帯の水深200m付近のやや浅い深海に生息している。ジンベイザメのようにプランクトンを主食としている温厚なサメだ。その為歯はとても小さく、口の内壁は光が当たると銀色に輝く。他のサメに見られない特徴として、上顎の歯が蛍光色に輝き、プランクトンをおびき寄せるといわれるが、詳しいことはまだわかっていない。

生きたメガマウスの貴重映像:Alien Sharks: The Megamouth | Shark Week 2013

 昨年は、2015年1月にフィリピンで体長4.5メートルのメガマウスが水揚げされた。

 肉質は水っぽくてまずいから日本では食用としては不向きとされているが、フィリピンではココナッツミルクで味付けして食べるそうで、この時も地元の人に「食べないで!」と海洋学者が呼びかけていた。

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 どうしても地震と無理やり関連付けたい系のニュースが飛び交っているが、昨年フィリピンで大きな地震は起きていない。日本の場合、メガマウスの発見頻度よりも地震の発生件数が多いので、全てのメガマウス出現を地震と関連付けようと思えばいとも簡単に関連付けられる。また、発見場所と地震発生地域にはなんの法則性もなく、2014年4月に静岡県で発見された時も、関連付けるとしたら震度5弱の青森県の地震だろうけど、起きたのは2014年8月で、発見から4か月もたっているので、ちょっと無理があるかも。

 まあでも日本では江戸時代、オオナマズが地下で暴れることで地震が発生するという民間信仰もあったくらいだからやっぱり気になっちゃうのかな。

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この記事へのコメント 41件

コメントを書く

  1. ファンタジー系ゲームのクリーチャーにしか見えない

    • +3
  2. ひげを付ければでっかいナマズに見えなくもないから、オオナマズによる地震の民間信仰の元になったのが正にこいつなのかも

    • +8
    1. ※2
      それは無理があるでしょう
      ナマズのほうがよほど見慣れている生物だし。
      ※13
      リリースしたところで多分死ぬでしょうし、標本はいくらあっても足りないし、市場に出ているなら「金銭目的」で落札して悪いことは何もない。まぁ、このテの研究施設は基本的に予算不足なので、水揚げされた時点で研究施設に声をかけて経費程度で渡してあげてほしいけれど。三重大が引き取らなかったということは、東海大か東大か、どっかの博物館にいったのかなぁ。

      • +1
  3. 時代はテラなのにメガマウスときたら……

    • 評価
  4. 子供の頃に読んでいたヤンキーの獣医師が活躍するマンガでこのメガマウスシャークが描かれていて見た目の迫力に驚いたんだけど、実物の写真はさらにインパクトがデカいな。

    • +8
  5. いくらくらいで落札されたんだろ・・・?

    • +11
  6. あんちゃん「サメ肌っすねー ペタペタ」
    メガマウス「何すんねん!」
    ナイスコンビ

    • +2
  7. 日本だと醤油と天ぷらが未確認食品で使う調理法だけど
    フィリピンだとココナッツミルクが基本調理法なのかな

    • +13
    1. ※11
      あんちゃん 「サメ肌っすね~ぺたぺた」
      メガマウス  「うっざ!」背びれが、びょんびょん……
      あんちゃん   「おわっ?」
      まだ、生きてたんだな~
       

      • +2
  8. 希少種とわかっていてもリリースしないで水揚げしてしまうんだね。研究のためとはいえ殺すより種の保存を優先した方が良くないかな?魚屋が落札して研究というのもどこまで研究設備が整っているの?って疑問がのこるし金銭目的で落札したのではと思ってしまう。出荷先が研究機関なのかな??

    • +5
  9. こいつのヒレどうなってんだ?背びれ無いように見えるけど

    • -22
    1. ※13 定置網にかかってた深海魚なんて手の施しようがないよ…

      • +1
      1. ※39
        年1匹か2匹の水揚げ量だったとして、それはとてもめずらしいものなんじゃない?

        • -2
  10. 目が小さい「目がネズミの目みたい」 目がマウス メガマウス

    • 評価
  11. 昔から言い伝えられている事には単純に「経験」に基づいている事が多い。それを生かすも殺すも今の時代に生きている我々次第。

    • 評価
  12. 昔水中カメラに映ったでっかいサメかなと思ったら拍子抜け。
    たしかにマウスだな

    • +2
  13. 口でかすぎこっわとか思ってたらサメ肌の兄ちゃんでわろた

    • +8
  14. 僕らのクラスのリーダーは
    メガマウス ! メガマウス ! ! メ ガ メ ガ マ ウ ス ! ! !

    • +3
  15. 発見例が少ない幻の鮫なのに、フィリピンでは調理法が確立されてるほど食べられてるの?

    • 評価
  16. シーラカンスも学者が気付くまで原住民が食ってたらしいからな

    • 評価
  17. 深海魚ってなんでぷるぷるしてる魚が多いのかね

    • 評価
  18. 泳いでるところはお目目つぶらで可愛いしおっとりしてんな~

    • -2
  19. とれたての実物を見たことあるけど、フォークのパレットの上でデローンとなってて、確かに水分多くてマズそうだった。

    • +1
    1. ※26
      獲れたものは無駄にしないというだけで、調理法が確立しているわけではないと思いますよ。材料見て、とりあえず自分たちの調理法に合うものを選んでいるだけでは? 日本人なら味噌や醤油で何とかしようとするところを、フィリピンだからココナッツミルクを使うというだけじゃないかなぁ。

      • +3
      1. ※31
        ホントかわいいね、
        もう捕まったりしないでほしいね

        • +2
  20. これが泳いでた海でゴムボートで釣りしてたと思うとおっかない

    • +3
  21. 熊本の地震と日が近いからまた地震の前触れか?とかなりそう

    • +1
  22. 「俺は宇宙最強のサメだぜ!!」
    ビッグマウスなメガマウス…

    • 評価
  23. インカメラで自撮りした時の自分に似てるわ

    • +2
  24. >今回を含めて世界での発見例はこれまで59例目、日本では18例目となる。
    これに驚いた
    25年ぐらい前に俺が子供のころに読んだ本だと、うろ覚えだが世界での発見例はまだ一桁台で、日本では2例か3例だけだったのに・・・
    とても珍しい魚として紹介されてたから印象に残ってるんだけど、毎年1匹か2匹のペースで発見されてるじゃねえかw

    • +1
  25. 日本だとむしろ地震=リュウグウノツカイの方だよね

    • +2
  26. 最近のトヨタ車でこんなマスクの車なかったっけ

    • 評価
  27. このサメ、なぜか日本海で頻繁に揚がるんだよな。それでも希少種なんだけど

    • 評価
  28. 横から見た姿がでっかいスパナみたい

    • 評価
  29. 陸揚げされて自重で潰れた姿が、横向きの場合が多くて
    巨大オタマジャクシみたいな印象だったが
    今回の縦に潰れてるのはナマズっぽいかも

    • +4
  30. 大阪の海遊館に行った時、メガマウスの標本が展示されててびびった!顔の右半分の皮膚取られてた。おそらくこの記事の物かと。

    • 評価

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