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DARPA、人間の脳と120万画素のカメラを組み合わせた軍用監視システム開発に成功

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(著)

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 目の付けどころがサイボーグなことで知られている米DARPA(国防高等研究計画局)関連のニュースがまたひとつ。今度は、人間の脳波を脳波スキャナで読み込み、視覚処理アルゴリズムと複数のコンピュータを組み合わせ、120万画素のカメラでそのイメージを出すという「コグニティブ技術危険通報システム(CT2WS)」のプロトタイプ製造に成功したと発表した

ソース:If You Think Google Glass Is Cool, Check Out What The US Military Is Building – Business Insider
人間の脳と120万画素のカメラを組み合わせた軍用監視システム | スラッシュドット・ジャパン サイエンス

 このシステムは、簡単に言えば戦場の様子を監視するための監視カメラ。特殊な機能としては、監視を行う兵士の脳波をモニターする機能を備えていることだ。

 人間の意識下では、カメラ上に敵戦闘員の気配があったとしても、本当にそれが敵なのか判断するのに若干の時間がかかる。しかしDARPAによれぱ、人間は違和感の検出に本質的に熟達しており、意識上での認知には時間がかかっても、人間の脳自体はこうした情報を検知することができるという。

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 そこでCT2WSでは、兵士の脳にある潜在意識のパターンをチェックし、兵士が自覚する前に危険を察知、オペレータに毎秒10枚の画像を表示することで警告、迅速な対処を行うとしている。

 これまでハワイやカリフォルニアのロバーツキャンプ、アリゾナ州のユマ試験場でのフィールドテストでは、木の枝が風で揺れたり小鳥の影を見た場合、人間の脳は1時間あたり810回ほどの誤報を出すという。このような誤認識も、コンピューター処理で対象物を画像で強調処理し、視覚的なフィルタリングを行うことで、1時間に5回程度まで誤報を減らすことができるらしい。

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 なお、現時点でのシステム全体での検出成功精度は91%であるとしている。誤検出を減らすだけでなく、携帯可能なサイズまで小型化することを目的にしている。最大の課題はバッテリーの確保にあるようだ。

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この記事へのコメント 10件

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  1. ロボット関連とかこういうのにXbox360のコントローラよく出てくるね

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  2. ま た D A R P A か !
    いいぞもっとやれ

    • +1
  3. 凄いんだろうけど、怖いね
    極端な話、人を殺して脳を取って監視機器に使えるってことだし。
    カメラと人間の脳みそ、センサー、DARPAこれをダイレクトでつないだ方がさらに効率よく処理できるだろうしね。

    • +1
  4. 人間の目が見た映像をイメージとして取り出すんじゃなくて脳波を検出して
    無意識のうちに発した警告を拾う+カメラでその情報を補正する
    って事なのか。

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  5. 金かけて高性能カメラ作るよりも
    もうすでに幾つでもある高性能カメラ搭載異変感知装置から情報取得できるようにする方が楽だもんな

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