メインコンテンツにスキップ

残念なお知らせ:ニホンカワウソが“絶滅種”に指定、昭和まで生きていた哺乳類では初

記事の本文にスキップ

62件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 環境省は今月28日、絶滅の恐れのある野生生物を調べた「レッドリスト」を見直し、ニホンカワウソを絶滅危惧種から「絶滅種」に指定するなど改訂版を公表した。ニホンカワウソは1979年8月に高知県須崎市で確認されて以降、国内での目撃例はない。30年以上確認ができていないということで、絶滅種となったわけだが、環境省によると、昭和まで生存していた哺乳類を絶滅種に指定したのは初めてだという。

ソース:ニホンカワウソ「絶滅種」に…高知・須崎市、ゆるキャラ白紙 ― スポニチ
朝日新聞デジタル:ニホンカワウソは「絶滅」 環境省、レッドリスト改訂 – 科学
ニホンカワウソ “絶滅種”に指定 NHKニュース

 ニホンカワウソは国内の川や海辺に生息する体長が1メートルほどのイタチ科のほ乳類で、かつては北海道から九州まで広い範囲で生息していた。しかし、自然環境の悪化や良質な毛皮を目的とした乱獲で生息数が大幅に減り、1979年、に高知県須崎市の川で目撃されたのを最後に確実な生息情報はなかったという。

photo credit:スポニチ

この画像を大きなサイズで見る
photo credit:フォトギャラリー展示NO.6

  環境省はこれまで、「ニホンカワウソ」について、国内で絶滅のおそれがある野生の動植物をまとめている「レッドリスト」で絶滅のおそれが高い「絶滅危惧種」に指定していたが、その後も調査にもかかわらず、30年以上、生息が確認できる情報がないことなどから、すでに絶滅したと判断し、「絶滅種」に変更することを決めた。ほ乳類の「絶滅種」には21年前、明治時代までに絶滅したとされるニホンオオカミなど4種類が指定されているが、昭和まで生息していたほ乳類が指定されたのは今回が初めてのことだ。

この画像を大きなサイズで見る
photo credit: 渓流詩人の徒然日記

 ニホンカワウソはイタチ科のほ乳類で、全長1メートル前後、体重が4キロから11キロほどで手足は短く、指の間に水かきがあるのが特徴。

 川の中流や下流、それに海岸近くに生息して、魚やエビなどを食べ、陸上で休むこともある。清流を好む動物で、豊かな自然環境がどれほど残っているかのバロメーターとされていた。二本足で立ち上がる愛きょうある姿が親しまれ、カッパのモデルとも言われていたんだそうだ。

 かつては全国各地で見かけられていましたが、柔らかくて光沢のある良質な毛皮を狙って乱獲が行われ、農薬や排水による水質汚染、それに河川の開発による生息環境の悪化で生息数が激減し、昭和30年代に入ってからは四国でしか、その姿を見ることができなったという。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

 動画:ニホンカワウソ「絶滅種」に・・・30年生息確認できず

 ここでまたひとつ、愉快な仲間たちとのお別れを迎えた形となったわけだが、あきらめるのはまだ早い。ネット上では「ニホンカワウソ」の可能性のある個体の情報がいろいろ流れている。

2006/11/23投稿記事: 岡本篤の加古川Watcher カワウソをめぐる大事件(1)

 三重県の大きなダムの中で平成15年11月午後3時過ぎにカワウソらしき個体の姿が撮影された

2009/02/07投稿記事:ニホンカワウソを発見!! – ツイてる♪ツイてる♪ありがとう♪

 高知県三原村を歩いている時に目撃したというニホンカワウソそっくりな個体(写真あり)

2011/11/09投稿記事:ニホンカワウソ|子育て真っ最中(^^)

 愛知県でニホンカワウソそっくりの個体が目撃された(写真なし)

 ということで、生物班のおともだちは、より注意しながら周辺パトロールにいそしんでほしいんだ。特に四国、高知県あたりにお住いの方は。

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 62件

コメントを書く

  1. 残念ながらまだ各地で見かける情報はカワウソじゃなくてイタチだろうな。
    だがこんな公開するとバカが外国から輸入して放してみたり、九州のツキノワグマが絶滅したと聞いて本州なんかから子供捕まえて放してみたりして、外来動物を作るんだぜ。

    • +33
  2. 生きてるのなら発見しないほうが良いんじゃない?

    • +29
  3. これからしばらく「いや、ニホンカワウソ見たぞ」という「報告」が環境省に届くんだろうなぁ。↑のブログみたいに他の動物の誤認なんだろうけれど。

    • +8
  4. タイムマシーンがあったら乱獲していた昭和の土人達を殴りに行きたいわ。

    • +17
  5. ガンバの冒険のノロイってイタチでしょ
    かわうそというと伝染るんですだな俺は

    • +8
  6. 続編にガンバとカワウソの冒険と言う作品がある

    • +6
  7. 目撃情報は大抵がヌートリアだそうでw 毛皮取る為に養殖してたのが大脱走して繁殖

    • +4
  8. 日本海にはステラー大海牛ってゆうすごい哺乳類が最近までいたんだぜ~

    • +1
  9. 『伝染るんです』のカワウソはニホンカワウソなのだろうか

    • 評価
  10. “ニホンカワウソを絶滅危惧種から「絶滅種」に指定する”
    が、 “ニホンを「絶滅種」に指定する” に見えた。
    でもなぜ環境省は今このタイミングで発表?(・∀・)

    • -1
  11. ステラーカイギュウは日本海ではなくてベーリング海だったと思う。

    • +4
  12. >>18
    ステラーカイギュウじゃなくてニホンアシカじゃないのか

    • +5
  13. さみしいね、、、
    今の子供達に日本昔ばなしを見せてカッパのモデルはニホンカワウソって
    言われているんだよ~♪
    子供「なにそれ?日本のどこに居るの?」って聞かれたら。。。。

    • +5
  14. 須崎なんか30年前から環境変わってなさそうだけど、なんでいなくなっちゃったんだろう?

    • +3
  15. 愛嬌のある可愛い顔だな。どこかでひっそり生息してて欲しいな。

    • +6
  16. そのうち、サカナ君が日本カワウソを発見して園遊会に招待されるだろう。

    • +1
  17. 絶滅指定されてたソレイドンも見つかったんだ!
    どこかで生きていてほしい

    • +2
  18. まあ米露では稀少種として手厚く保護されてるトドをカレーにして食べちゃう国だから。

    • +3
  19. 意外と街なかで元気に繁殖してたりしてな

    • 評価
  20. まえまから「カワウソは宗教」って言われているぐらいだったからな。
    某先生が退官して、ようやく「絶滅」って
    いえるようになったってこみとだろう。

    • +2
  21. 今の時代だったら絶滅させない世論や保全の取り組みやできただろうが、時代がかわいそうだったな
    30頭でも生き残っていれば、増殖と水族館飼育で人気者になってなのにな

    • +3
  22. ここ数年、生息を願ってきたんだが判断下されてしまったか。
    ニホンオオカミもそうだが、「広い日本どこかに生きているはずだ」の希望を持ちたい。

    • +2
  23. 人間は地球の冷血動物になりなててしまいの為に調和のとれた自然を破壊し殺戮を繰り返し喜んでおります。
    次に絶滅するのは地球人類になるのは当然でしょう。
    を抱いて沈んで消えてゆくのも自業自得?

    • -5
  24. 固有種と主張する学者がいるので、どうにも出来なかった
    ユーラシアカワウソと同じなのに
    同種で一致してれば、導入して、今もいただろう

    • 評価
    1. >>39
      少なくとも、その説の真偽を確かめるすべも無くなったということなんだが。

      • 評価
  25. 絶滅する最後のカワウソはどんな心境だったんだろう?「あーぁ、みんないなくなっちゃった、、、僕らはもうおしまいだ、、、」

    • +2
  26. 日本に住む仲間がまた一人いなくなってしまったのは悲しい。彼らだってこの国に生活する大切な住民だったのに、、、もうこういう事を二度と起こさないようにしようよ。

    • +4
    1. >>42
      じゃあまずお前は便利な生活を捨てろよな
      文明に頼って生活をし環境を壊さないように勤めろ
      PCなんてもってのほかだぞ

      • -11
  27. 日本で環境だの生物保護だの、国を上げてまともに取り沙汰されるようになったのは、ここ十数年くらいだからな…
    それ以前は何か動物が絶滅したといっても「ふーん。じゃあもし見つけたら高く売れるかもね」というくらいだった
    こういう部分で、その国の本当の文化水準が分かる
    経済力じゃないんだよな、本当の先進国って

    • +7
  28.  悲しいです。
     二度とこんな悲劇が起きないよう、今生きてる生命達を保護していかないと。
     
            それが絶滅させた僕らができるせめてもの償いなのかも知れない。
     

    • 評価
  29. 竹島にはニホンアザラシがいたそうだが、韓国が占領してからは多分、もう絶滅してしまったのだろう。。。

    • -1
  30.   48番の方、さようですか。!!
    タケシマトドなら耳にしたことがあります。

    • 評価
  31. それはニホンアシカの事だと思う。
    竹島のは最後の個体群だったらしい。

    • -1
  32. 韓国大統領が竹島の環境保全を視察が名目で上陸したけど
    環境を破壊しておいて、何をという感じだね

    • -1
  33. ニホンアシカの場合は、日本近海の個体を乱獲でとりつくしたのはおもに日本人だからなー。竹島でも絶滅してしまったのは本当に本当に残念でならないけど、韓国だけを叩けない…

    • +5
  34. ウナギもマグロも日本人が貪り食ったおかげで絶滅なんてことにならないといいね。
    ニホンウナギは確実に絶滅すると思う。

    • 評価
  35. 家須崎市なんだなー
    近くに川あるよ
    毎年泳いでる

    • 評価
  36. 20XX年:ニホンカワウソ クローン技術で復活

    • 評価
  37. まあ一つ気になるのは、大気汚染などの自然環境破壊が社会問題化していた高度成長期を過ぎてもまだ生息が確認されていて、特別天然記念物として当時から四国周辺の環境保護などの措置が取られていたにも関わらず、急に神隠しにあったみたいに姿を消したというところからして少し不自然ではないのかという点ですね。
    場合によっては最後に確認された1979年以降に、環境省の極秘の調査ではどこかで生息が確認されていながら、乱獲や密猟、周辺の環境破壊などを避ける目的で公表していないのかも…。

    • 評価
    1. ※57
      さかなクンに絶滅種を発見されるまで誰も気づかずに「珍しい魚」扱いで漁までしてたクロマス。日本人にそんな深謀遠慮があるとは思えない。

      • +2
      1. ※61
        この最後の目撃例、本当なら悲しいってレベルじゃないよ。
        wikiにも最後の群れが密漁で滅んだと記載されているし、明らかに我々が「虐殺」してしまった動物なんだと思った。
        昭和の戦時期とかならまあ言い方は悪いが非常時だからしょうがないとも思えるんだけど、70年代まではなんとか生き延びていたのをとどめ刺したんだから……

        • +2
  38. 子供の頃読んだ図鑑に絶滅した動物って書いてあったけど、まだ絶滅確定されてなかったんだ。

    • 評価
  39. 日本カワウソは普段は単体で生活していたけど繁殖期に伴侶さがして広範囲に移動する
    昭和40年代には人間が道路つくったり工場つくったりして事故死が多発したんだそうだ
    おまけに橋がかかり水質汚染がひどくなり里山を開墾して住家を追われ人里に住むしかなく家畜襲うしか餌がなくなり人間に殺されまくった
    最後の目撃報告は日本カワウソが工場に迷い込んで食堂に追い詰められ人間に殴り殺された

    • 評価
  40. 国内にカワウソ、38年ぶり 対馬で撮影、絶滅種と別か

    • 評価
  41. 何体かの日本在来種が絶滅して代わりに外来種がのさばるようになってしまったのは悲しい…
    どっちも身勝手な人間のせいだけど自分もその人間なんだと思うとさらに悲しくなる…

    • +1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

絶滅・絶滅危惧種生物

絶滅・絶滅危惧種生物についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。