飼い主がピアノを弾くと特等席でリラックスする猫

　パソコンのキーボードを叩いていると猫が近くにやってきて、視界をふさいだり上に乗っかってくることはないだろうか？

　猫は飼い主が何かの作業をしているときに限って近づいてくる習性をもっていたりいなかったりする。

　ベトナムのピアニスト男性が飼っている猫たちもそうだ。男性がピアノを弾いていると、鍵盤の前の特等席に寝転がり、うっとりとその音色に聞きほれたり、時に肉球を差し出して共演を試みたりなんかもする。 Meet Haburu the Sleepy Piano Loving Cat

飼い主がピアノを弾くと特等席でくつろぐ猫

　ベトナムのピアニスト、タイ・ミンさんはオスのスコティッシュホールドのハブルを飼っている。2歳半のハブルは、ミンさんがピアノ弾くと、やってきて、鍵盤の前に寝転がり、リラックスするのが大好きな猫だ。 　何かに集中して作業していると猫がやってくるというのは猫飼いあるあるなんだけど、ミンさんはこの状況を楽しんでいるようだ。

　ピアノを弾く邪魔になることもあるが、愛猫を愛でながらのピアノ演奏はとても楽しそうだ。

新たな仲間が加わってピアノの鍵盤の上には猫が2匹

　これまで、鍵盤の前にはハブル1匹だけだったのだが、新たな仲間が加わった。ミンさんが保護したパイナップルというメスの茶色と白の猫だ。

　パイナップルは、ゴミ処理場の隣に捨てられているところをミンさんが発見した。ミンさんは彼女を保護し家に連れ帰った。

　パイナップルはかなり衰弱しており、様々な病気を患っていたため、動くことも食べることもトイレに行くこともできなかった。

　ミンさんが2ヶ月間、ほぼつきっきりでお世話をした結果、健康状態が回復し、本来の猫らしい生活を取り戻すことができたという。

　ハブルもパイナップルを見守り続け、2匹はとても仲良しになった。

　そして今では、ミンさんがピアノを弾くと、2匹が一緒に鍵盤の前に寝転がるようになったそうだ。 　ミンさんが近くにいること、そしてミンさんが奏でるピアノの音色が彼らにとって最高のリラックスタイムとなっているのだろう。

　肉球がつんつん鍵盤の上にでてくることもあるので、それをそっとどかしながら演奏を続けるミンさん。

　猫に見守られながら演奏ができるミンさんもとても幸せな時間を過ごしているそうだ。 　うちも最近、キーボードとモニターの間の空間に2匹の猫（8キロと6キロ）が居座って、前が全然見えない状況となることが多いが、かわいすぎるのでどかすことができない。

　その状況を楽しみつつ、記事を作っている結果、誤字脱字の嵐となってしまっている可能性もあることを、改めてお伝えしたところで、そんなのは言い訳にならねえ、見直せ！という叱咤激励があちこちから聞こえてき始めたので、悔い改めることにします、そうします。

written by parumo

追記（2023/06/07）本文の間違いを一部訂正して再送します。
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