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ルーベンスの絵画からキューピットが抜け出して動き回る!新感覚プロジェクトマッピング(ベルギー空港)

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(著) (編集)

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 ベルギーの有名な画家、ピーテル・パウル・ルーベンスは、『フランダースの犬』で、主人公のネロが見たがっていたアントウェルペン大聖堂の絵画である『キリスト昇架』と『キリスト降架』の作者としても知られている。

 そのルーベンスの絵画から、キューピッドが飛び出し動き回るというプロジェクションマッピング技術を使用したアート映像が、ベルギーのブリュッセル国際空港で披露された。『Open Culture』などが伝えている。

Rubens Cupid

ルーベンスの絵画からキューピッドが飛び出した!?

 ベルギーの有名な画家というだけでなく、バロック美術を代表する多作の芸術家ピーテル・パウル・ルーベンスの『ヴィーナスの饗宴(1636)』は、まさに彼の象徴的スタイルで描かれた恍惚とした強さを表現した作品のひとつだ。

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ヴィーナスの饗宴 image credit:Wikipedia.org

 ニンフが建てたヴィーナス像の周りで戯れるキューピッドを描いたこの作品は、愛と豊穣に満ちた晩年期のルーベンスの作風がよく表れていると言われている。

 ふっくらした小さなキューピッドの姿は、ルーベンスの作風の象徴そのものと言ってもいいほど複数の彼の作品に登場しており、これが北ヨーロッパのバロック芸術を特徴づけるひとつとなった。

 そんなかわいいキューピッドが、『ヴィーナスの饗宴』の絵画から立体化して飛び出したのだ。

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 ベルギーのブリュッセル国際空港では、絵画セレクションをテーマに、複数の芸術家の作品がラウンジに展示されてある。

 これらは、旅サイトVisit Flandersからの委託でプロジェクションマッピングやVR体験、ホログラム制作などを行うアート団体Skull Mappingによって作成されたアート作品だ。

 乗客らは、フライトを待っている間、ルーベンスの絵画からキューピッドが飛び出し動き回る姿を楽しむことができる。

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フランドル芸術とベルギー文化を促進するためのプロジェクトの一環

 突然立体化したキューピッドは、なにやら声を出しながら動き出し、額縁を突破して額の上へ。

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image credit: youtube

 歩き回ったり、羽を広げて作品の周りを飛んだり、弓矢を手にして絵画を打ち抜いたりと様々なパフォーマンスを見せてくれる。

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image credit: youtube

 別のキューピッドも現れ、仲良く飛んでいく姿は実に愛らしい。

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image credit: youtube

 実はこれは、フランドル芸術と文化を促進するためのプロジェクトの一環として手掛けられたアート作品だそうだ。

 去年の4月までは、このアート作品がベルギー市内の最も人が集まりやすい場所に展示されていたという。

 この動画を見た人からは、「空港ではあまり誰も見ていないのが残念」「素晴らしいプロジェクトだ」「こうしたクリエイティブな作品には脱帽する」といった声が寄せられている。

 ちなみに、こちらは別の角度から撮影された動画だ。

Cupid Bryssel airport

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 30件

コメントを書く

  1. キューピッドの声がおっさん臭くて途中で断念

    • +11
  2. 面白いけど声だけはちょっと…
    もうちょい可愛い気のある声じゃ駄目だったん?

    • +14
  3. 気の利いたアートプロジェクトですね。

    ちなみに、キューピッドと天使をごっちゃにしている人をたまに見かけますが、キューピッドはギリシャ神話、天使は一神教における神の使いですから、全く異なります。

    • +3
    1. >>4
      ギリシャ神話のエロースのローマ神話での姿がクピド(キューピット)
      しかもキューピットの矢で射られた者は恋に落ちるってお話は元々
      幼児が弓で遊んでいるとアポロンに馬鹿にされたエロースが彼の弓矢を奪ってアポロンに恋の矢、そこにいたダフネに嫌悪の矢を射って失恋させた神話が元
      つまり恋煩いの力が働いたのはキューピットの方の弓矢じゃない、アポロンの弓矢

      • 評価
    2. ※4
      いやいや、半分正解ですね。
      キューピッドはそれ自身が神です。使いではありません。

      • 評価
  4. マッピングと言ったら炎上だろ。なぜに燃やさない。これだからベルギーは。

    • -6
  5. こういうユーモア好きだなー
    日本でもやってほしい

    • +6
  6. オランダやベルギーでのフランドル派芸術はイタリアから50年くらい早くに油絵が興って華開いた
    やっぱり王の画家と称されたルーベンスはバロックの巨匠ってイメージだなあ
    フリューゲルのもあるのだろうか

    • 評価
  7. 撮影者のおっさんが「え?え?」言ってるのかと思ったら天使オマエか!

    • +7
  8. ルーベンスはあじみのイメージしかない・・・

    • 評価
  9. 途中でキューピッドが扉開けるとこほんとに裏から開けてんのかと思ったけどあれもプロジェクションマッピングだったんやね めっちゃすごい

    • +3
  10. 面白い
    だが他のコメでも言ってるけど一番目の天使の声が可愛くないのが残念だな
    それとルーベンスの絵画の天使と聞くとどうしてもフランダースの犬のラストシーンを思い出してしまってなあ・・・

    • +6
    1. >>11
      「パトラッシュ…僕はもう疲れたよ…」
      あの物語を知ったベルギー人🇧🇪は
      「ベルギー人はあんなに薄情じゃない‼️」って
      怒っているらしいw

      • 評価
    1. >>13
      そういえば、Xファイルで守護天使の話があったね。何故かモルダーが超常現象に懐疑的で、スカリー中心に物語が進んでいくやつ

      • 評価
      1. ※26 モルダーさんが超常現象を信じないなんて・・・疲れてたんですね。

        • 評価
  11. 映像だけでもカラパイアの動画は楽しいから、ふだん無音のまま見てるんだけど、ただただ可愛かったよ。
    ユニークだよね、日本でも見てみたい!

    • +2
  12. 見ると眠くなってお母さんの待つ遠い国へ連れてかれる奴や

    • +1
  13. こら、キューピッド、
    プシュケに言いつけるぞ。

    お前だけは母ちゃんと違って一途なはずだろ。

    • 評価
  14. 日本の女性声優が声あてた少年に慣れ親しんでるから
    海外のおっさん声の男児キャラクターは違和感がすごい

    • +1
    1. ※21
      海外も普通は男児は女性声優だよ
      ポケモンのサトシの各国声優版の動画を見たけど、
      本家サトシよりも可愛い声が殆どだった

      • 評価
  15. こういう絵の中の人物が動くのは個人的に好き。
    しかし内容を冷静に考えると、キューピッドの矢(道具)で強制的に恋人化させて連れ去った事に誰も疑問は思わなかったんだろうか。

    • 評価
  16. 空港のお客さんが気づかないのか 関心がないのか 見てもいない人が多いのが不思議 

    • 評価

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