コロナの影響でイベントの延期や中止が続く中、いつのまにか季節は秋へと移行し、ハロウィンの季節が近づいてきた。
欧米では通常、仮装した子供たちが近所の家を周り、「トリック・オア・トリート」と唱え、玄関先でキャンディーをもらうのが一般的だが、今年は社会的距離を保たなければならず、このイベント自体の存続が危ぶまれている。
だが、にわかハロウィンの日本と違い、特にアメリカはガチだ。ハロウィンをこよなく愛する人はどうしてもこのイベントを継続させたい。そこでこんなDIYグッズを作り上げたようだ。
Halloween Isn't Cancelled! DIY Prop for Trick-or-Treating during COVID
コロナ時代の新型装置?キャンディー用すべり台
YouTubeでさまざまなDIYプロジェクトを紹介している映画の小道具製作者のジェイミーとジェイは大のハロウィン好き。そんな彼らが今回紹介するのは、コロナ時代のハロウィンにうってつけなキャンディー用すべり台だ。
ハロウィンムードそのままにトリックオアトリートを楽しめる新型装置。その作り方は以下のようになっている。
主に使用するのはキャンディを滑らせるPVCパイプと、そのパイプを支えるスタンドの材料。
スタンドに使うのは少し細めのPVCパイプと直角やT字などのジョイント。あとは接着剤やパイプを切るのこぎりなどだ。
最初にキャンディ用のパイプをアメリカのソーシャルディスタンス推奨距離6フィート(約1.8m)の長さに切り、次にスタンド作りにとりかかる。
まっすぐなパイプをスタンド用に切り、接着剤を使って組み立てていく。
組み上がったスタンドを黒く着色してキャンディ用のパイプを設置。滑り止めをつけて固定したらできあがり。
仕上げに包帯を巻き、お好みの骸骨を取り付けるなどして飾りつけ。これで誰もが一度は目を向けるハロウィン装置が完成だ。
今年ハロウィンどうしよう?アメリカでは心配する声も
来月に迫ったハロウィンを心待ちにするアメリカの人々の多くは、収束の目途が立たないCOVID-19の影響を心配している。現地では町の大半や一部の州がトリックオアトリートの中止を勧めていて、行う予定の人々には互いにソーシャルディスタンスを保つよう呼びかけてる状況だ。
そこでものづくりのプロフェッショナルであるジェイミーとジェイは、十分離れた場所からキャンディを渡せる道具をひらめいたという。
パッと見バズーカ持った骸骨かと思ったのは私だけかもしれないが、単なるお庭のデコレーションとして置いとくだけでもけっこうインパクトある。
他にもワイヤーを使ってキャンディーを渡すマシーンを作り出した人もいて、今年のハロウィンは例年とは一風趣が違ったトリックオアトリートになりそうだ。
My Halloween Zip Line for Social Distancing
References:laughingsquidなど /written by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
コロナはむしろ腕の見せどころ
2. 匿名処理班
流し素麺的な?
3. 匿名処理班
“お菓子をくれなきゃ 伝染すぞ“
4. 匿名処理班
これは楽しいしいいアイデアだね
コロナでディスタンス保つことが必須になっちゃったけどこういう風習は残して行きたいよなあ
5. 匿名処理班
ワイヤー、ふわふわヒューンって来るのがお化けっぽくて良い
6. 匿名処理班
これだと深夜に見ても怖さ半減だ
7. 匿名処理班
子供めっちゃ喜びそうだな
マスクしてれば玄関でちょっと会うくらい平気じゃない?って思うけどこういうアイデアは面白いし楽しめて良さそう
8. 匿名処理班
これじゃクオリティ高すぎてハロウィン終わった後も撤去したくない。
9. 匿名処理班
子供の時から毎年ハロウィンをやってる向こうの人たちからしたら、今年のハロウィンは新鮮で良いかもしれないね
10. 匿名処理班
「ハロウィン(Halowin?)」じゃなくて「ハロウィーン(Halloween)」な
11. 匿名処理班
こうやって何があっても柔軟に楽しむ事考えるっていいな
日本は元の生活に戻せか自粛のどっちかみたいな人ばかりだから
共存しつつ生活楽しもう!って事が出来ないんだよな
12. 匿名処理班
災い転じてこういう面白い発想する人、好きだ
13. 匿名処理班
これ見た時、遠い高校時代思い出した。
当時家族でアメリカに住んでいたのだが
親と妹がトリックオアトリートしに出かけてて、さすがに高校生でトリックオアトリートはないだろと夜、1人で家で留守番してたら
ピンポーン(普段夜に人なんてこない)
恐る恐る覗き穴から見たら
フルフェイスな狼の被り物してる
結構でかい男が。
こ、こわいよ〜
銃持ってたら一発アウトだよ〜
でも無視したらさらにこわいかも
って恐る恐るドアを少しだけ開けたら
かぼちゃのバッグ(プラスティックなかぼちゃのバッグ、あっちではよく見るやつ)を
出して無言
とりあえずドアの隙間から
ザザッと手掴みしたお菓子たちを
突っ込んでさっさとドア閉めたの思い出した。これがあったら、あの時よりかは怖くないかも。
14. 匿名処理班
ハロウィンデザインの釣り竿にキャンディー (お菓子) 付けて
受け取ってもらうというアイデアもありかな?
ディスタンス保てるし
15. 匿名処理班
※11
ライブを配信で行うってのはよく聞くが
学校の運動会や修学旅行を密に配慮して実行したり
大学が学園祭をバーチャルで行ったり
はとバスさんが使い所がなくなったバスで迷路作って楽しんでもらったりなんて逆転の発想でイベント行ったり・・・
なんてちょっと調べれば行事を中止しないで何とか楽しもうと色々工夫してるのがわかるんだけどなあ
せっかくネット接続環境にあるなら色々検索して視野を広げてみようよ
楽しいぞ検索
16. 匿名処理班
ステッカーだらけの棚らしきものが気になって