この画像を大きなサイズで見る氷でキンキンに冷やした冷水に手を突っ込んだときの刺すような痛みは、普通の人ならそうそう耐えられるものではない。だが、英語でいうところのいわゆる4文字ワード、”F”ではじまるあの口汚いな言葉を連呼すると、痛みに強くなるそうだ。
これまでいくつもの実験で、「くそっ!」や「ファッx!」のような口汚い言葉を発すると、冷水の痛みに耐えやすくなることが明らかにされてきた。
これに関連して、今回キール大学(イギリス)の研究者は、新しく口汚い言葉を考案し、その鎮痛効果を「ファッx!」と比較するというユニークな実験を行っている。
あくまでも英語圏でのお話だ。更に誰かに向かって発するのではなく、独り言として口に出した場合の話である。
口汚い言葉にはなぜ鎮痛効果があるのか?
口汚い言葉を口にすると痛みに強くなる理由はよく分かっていない。
ある仮説によると、汚い言葉を口にすると感情がたかぶり、それによって自律神経系が興奮して気分が発散され、「鎮痛効果が発揮される」のだという(ここでは感情興奮原因説とする)。
また別の仮説によれば、ののしることで痛みから注意を逸らすことができるために、鎮痛効果があるという(注意散漫原因説)。
そこで今回の研究では、これらを検証するために2種の造語が考案された。
1つは、「fouch」という造語だ。こちらは中立の言葉(table)に比べて、感情を昂らせると参加者に評価されている。そのため、感情興奮原因説を検証するために採用された。
もう1つの「twizpipe」は、中立の言葉よりもユーモラスな響きがあると評価されている。そうしたおかしさは、実験中に参加者の注意を痛みから逸らしてくれるだろう。よってこちらは注意散漫原因説の検証用だ。
この画像を大きなサイズで見るあの4文字ワードには確かに鎮痛作用があることが判明
実験で92名(平均27歳)の参加者は、3~5度の氷水に手を入れ、痛みを感じてきたらそれを報告するよう指示された。もちろん耐えられなくなったら手を出しても構わない。
なおこのとき参加者には、「fu××」(一般的なののしり言葉)、「fouch」(造語)、「twizpipe」(造語)、「table」(中立)のうちいずれかが指定され、実験中はそれを連呼しなければならなかった。
その結果、過去の研究と同じく、「fu××」には痛みに強くなる効果があることが確認されたとのこと。さらに、そもそも痛みを感じ始めるタイミングが遅くなることも判明したという。
それほど意外なことではないかもしれないが、造語のfouchとtwizpipeに鎮痛効果は確認されなかったそうだ。
この画像を大きなサイズで見る子供の頃からの条件付けが鍵か?
口汚い言葉が鎮痛効果を発揮するメカニズムははっきりしない。
しかし研究チームによれば、これまでの研究からは、それが子供の頃から学習されてきたものであり、嫌悪の”古典的条件付け”があるゆえに感情を昂らせることが指摘されてきたという。
また2種の造語に鎮痛効果がなかったという事実から、本物の口汚い言葉の表面的な部分(発音など)が似ているだけではダメらしいことがうかがえる。
なお、この研究では、参加者に自分が繰り返した口汚い言葉の「おかしさ」「感情を興奮させる度合い」「注意を逸らす度合い」を評価してもらい、それと鎮痛効果との関係を分析している。
意外なことに、それらの要素のいずれも鎮痛効果とは関係がないことが明らかになったという。ということは、もしかしたら感情興奮原因説も注意散漫原因説も間違いである可能性もあるのかもしれない。
この研究は『Frontiers in Psychology』(4月30日付)に掲載された。
Frontiers | Swearing as a Response to Pain: Assessing Hypoalgesic Effects of Novel “Swear” Words | Psychology
https://www.frontiersin.org/articles/10.3389/fpsyg.2020.00723/full
これはあくまでも英語圏での話だ。我々は決して英語圏に旅行に行ったとき使ってはならないと教えられる4文字ワードだが、でもって映画とかだとバンバンでてくる作品もあるにはあるが、この言葉に対する感覚は、我々の計り知れないものがあるのだろう。
日本語にも口汚い言葉はあるが、地域によって違ってたりもするからどうなんだろう?4文字ワードほどの威力をもち、連呼すれば痛みが沈静化されるほどの言葉ってあるのかな?
とは言えあくまでも独り言の範囲で、漠然と発する場合の話。そういった言葉を特定の誰かに発したり、書いたりすればそれは侮辱であり、誹謗中傷となり犯罪行為となるので勘違いのないよう念を押しておきたい。
追記(2020/05/26)本文を一部修正して再送します。














ファッ?!
>>1
ジョン・マクレーンやん!!
口汚い言葉連呼しながら買収もはねのけて悪者と戦う姿がカッコイイんだよなあ~
>>20
あー、まあわからんでもない。どっちかっていうとボヤきw
となると意味よりも発音そのものに軽減効果があるんだろうか。
「いたっ」とか「ouch」とか促音に近い音を含む短い単語?
「うぐっ」・「っつ」とかもあるよね。
※3
立ち上がったり、重い物を持ち上げたりする時、
「よっ」とか「ふんっ」とか声を出せば
瞬間的に力が入るから、
なんかこう、息を止めるような一瞬の溜めの後
鋭く息を吐くような発音には意味があるのかも…?
特定の呼吸法は、ある種の筋肉の動きと
連動している部分もあるのかも知れないし。
「痛い、痛い、痛いんじゃい!」って大声で連呼すると痛みが軽減される(気がする)って言ってた人がいるね。
結核起因の脊椎カリエスって言うつらい症状に襲われた人でね、野球の好きな人だったな。
※4
それ、もしかして短歌や俳句も得意な人かな?
アドレナリンが出てるだけでは
痛いときは大声で泣き喚くと痛みが軽減されるってテラフォーマーズで知った。
そういえばあの漫画今どうなってるの?
他国の言語でも効果あるのか興味深い
「クソっ!撃たれちまった!F●ck!F●ck!」
ってよく映画やドラマのシーンがあるけど…なるほど、理にかなってた訳か
これはイグノーベル賞候補だな
脳から何か出るんかな
「暑い」とか「寒い」とか連呼する人嫌い
お前が寒けりゃ俺だって寒いよと思う
※13
そんなこと言ったって
しょうがないじゃないか
寒いんだもの
みつを 圀
痛いところぶつけたら
クソクソクソクソってなるけど合ってたんだな
悪癖の科学っていう書籍に書いてあったね、この内容。
確かこの内容の論文で、その研究者はイヴノーベル賞をもらってたはず。
ここの記事内容には書かれていないみたいだけど「じゃあ常に悪態を垂れ流せばストレスに強くなるのでは?」っていうことはないみたい。
日常的に悪態をついていると、だんだんその効果が薄れてしまうだけに、口汚い人はストレス解消の方法を他に求めてしまいがちになる。
それこそ酒とかタバコとかね。
悪態をつくのは悪いことじゃないけど、日常では礼儀正しい人間であるべきだっていうのを証明した実験なだけに面白い内容だったよ、この研究。
言語理解と関係あるんやろか。
日本人が言うのと米英人がいうので効果が違うとか。
強い言葉に鎮痛効果があるのなら、それを常用する人は中毒になってるのかもしれんなぁ
無自覚で、何かの脳内物質中毒者のような? 無自覚の砂糖中毒みたいな状態なのかな?
※17
汚い言葉を吐くのが日常的、癖になっていて、しかもそういう単語を口にするのが男らしいとかカッコイイとか本気で信じている下品な人を連想してしまう。
遣り始めるとエスカレートするよね
軽減されるのは良いけど麻薬と同じ様な物な気がするから安易に頼るのはどうかと思う
思いっ切り人に迷惑だし自分も傷付けてるしさ
強い言葉を使う奴に限って弱そうにみえる原因はだいたいこれが理由か
何の理由もなく死ね死ね連呼してると気が安らぐのはそういうことかあ
※21
あなた、疲れてるのよ・・・
最終的に自分の精神が病むってのどっかで見た気がするけどなんだったかなあ
日本だとさしずめ
「ちくしょう!」「クソ!」とかかな
子供の頃に『アイスクリーム!アイスクリーム!』て2回叫ぶと痛くなくなるって子がいた。実際効果がありそうだったから、子供の頃からの条件付けというのはありそう。
何故アイスクリームだったのかは今でも謎だけど、ク○ッとかFワードよりは良かったのかもしれない。転んでアイスクリームを連呼するあの子を見ると周りは笑うしかなかったし。
笑いながらみんなで水道に連れて行って傷を洗ってる最中もアイスクリームアイスクリームと言うので、笑っちゃうからやめてよと言ってみんな笑っていた。
※24
私は叫ぶ!私は叫ぶ!
自分の父親はこれのせいで汚語を連呼してたんだな
何か嫌なことがあったり思い出したりすると隠語・汚語を大声で叫ぶ
軽蔑しかない
だから妊婦さんは出産時に暴言が出るのかな。
本能的に痛みを和らげる行動をとってるんだね。
※26
出産中の妊婦さまたちのおもしろ暴言ほんとすこ
脳内物質でンギモッチイイ状態になるから常用してしまうっちゅうことになるな。
自分としては「あべし」と「ひでぶ」を推したい。
※28
死んじゃう人だ
畜生!とくそがああ!はなんか力出るから使う
闘争用にアドレナリンが出る言葉じゃないのかな
なんじゃこりゃ~っ
心に溜め込んでいると心が壊れるからじゃないかな?
体の傷は治りやすいけど、心の傷は治りにくいし。
Fとか畜生とかクズがーっとか、たまにぶちギレて使います💧
ずっと前に「怪しい伝説」で実験してて、一定の効果はあった。氷水に何秒手を入れられるか。黙ってやるのと汚い言葉をはきながらやるのとの比較。
常用者わかりみ
ダブルクォーテーションちゃんと使って
南無三ッ!!
言われる方は痛いけどな。
汚語癖が嫌で、失敗したり嫌な事があった時に洋画吹替っぽく「イエーイ」とか「は~全く最高だぜ」とか言ってたら余計辛くなったのはこれか
だから冷水シャワー浴びると「ばっかやろう!!」って言っちゃうのか。
なんで冷水かって、プロパンガスが高すぎるから……( ;∀;)
足とかぶつけたときに「イタァ~イィ~」ってオペラ歌手みたいな声で言っちゃうのとは別なのだろうか。
歯痛が軽減した
無理。足の小指をぶつけたら声をださずにうずくまるしかできない。
どこかの留学生が上げた画像で東日本大震災の揺れのさなか、Fで始まる言葉を連呼していたが、怖さは軽減されたのかな?
汚語症候群だとどう影響するんだろう
紙でシュッとやってしまった時「いってーーーー!」と叫んでしまう現象
>参加者に自分が繰り返した口汚い言葉の「おかしさ」「感情を興奮させる度合い」「注意を逸らす度合い」を評価してもらい、
>それらの要素のいずれも鎮痛効果とは関係がないことが明らかになった
「参加者自身に評価してもらう」って手法はどうなんだろう。
一瞬のことだから本人は認識していなくても、
気が逸れたり攻撃心を刺激されたりは ありそうな気もする。
「ケンカの最中には殴られてもそこまで痛くない」ってのは
子供のころ経験のある男の子も多いんじゃないだろうか?
ひとしきり殴り合いが済んで、興奮が落ち着き
先生に説教されている頃、じわじわ痛くなってくる。
カッとなった時のアドレナリンの鎮痛作用って結構すごい。
面白い研究ですね
確か、罵詈雑言で脳は自分と他人の発言を区別できず
自身の脳を傷つけるとも記事があったので関連性が気になります。
そうか、机の角に足の指をぶつけたりした時に「くそったれがあぁぁぁ!!!」と心の中で叫んでしまうのは、育ちが悪いからではなく自然の自己防衛だったんだな
これからは心おきなく叫べるよ
このクソがあぁぁ!!なんでこんなところに机がありやがる!!!
それらの汚い言葉に含まれる、「他者を傷つける」という点に鎮痛効果があるのだと思う。
自分が傷ついたときに他者を傷つけると、何らかのメカニズムで自分の痛みを他者に転嫁することができるのでは。これはいじめ・虐待・パワハラとつながる人間の行動原理かと思う。(もちろん、これが良いこととは思わない)
この原理が解明されて、世界からいじめがなくなることを願う。
自分を煽るって感じ分かる気がする
本文中の
「独り言として口に出した場合の話である」
が読めてない人多すぎ
それより、気になってることを紙にかいて焼くといい。すっきりするよ
単純に叫ぶだけでもちょっと衝撃が体から逃げていくような気がしてる。
あと、痛い時って瞬間的に怒りの感情が湧いてくるから感情を発散させるだけでもストレス軽減されてそう。
あんまり頻繁にやってると自分の言葉でも聞いてる脳が洗脳されそうではあるが。
一番は怪我しないことだけどw