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1年で約4か月半しか通れない。世界最高地点を通る自動車道、レー・マナリ・ハイウェイ(インド)

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(著) (編集)

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image credit: youtube
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 インド北部ラダック地方のレーとヒマーチャル・プラデーシュ州マナリを結ぶ総距離約490キロのインド最北端の自動車道は、最高地点が標高5602メートルにも及び、世界で最も高い位置にある道路のひとつとされている。

 1年を通して深い雪に覆われている時期が長いため、道路が開放されるのはわずか4か月半ほどだが、このヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれた一帯は、インドでは「天国への道」もしくは「月の砂漠」とも呼ばれており、多くの人々を惹きつけているという。

Ladakh Road Trip 2019 | WATER CROSSINGS

深い雪のため1年に4か月半しか開かない道路

 レー・マナリ・ハイウェイは、積雪が少なく除雪が可能な5月か6月から10月半ばぐらいまで開放される。

 自動車道世界最高地点として知られている全長490 kmのこの道路には、ピークシーズンになると何台もの自動車が通り、最北端の地点まで長旅をする観光客も多い。

 しかし、道路開放時期とはいえ標高が高い山道のため、状況によっては車が立ち往生してしまうこともある。また、ドライバーは高山病の症状が出る可能性があることも覚えておかなければならないといえるだろう。

走行困難な道路にチャレンジするドライバーたち

 マナリ渓谷とラホール渓谷、スピティ渓谷、そしてラダックのザンスカール渓谷を繋ぐレー・マナリ・ハイウェイは、特にラダックへ向かう道が岩だらけの路面で、融雪のため日中はごつごつした道路が水で溢れることがある。そのため、水かさが増えた道路の走行は、困難をきたし危険が増す。

 一方、砂に覆われた道路や路面凍結した道路など、インドで最も高い高山地帯を走行するためにかなりのリスクを背負うことは、ここを通った多くのドライバーが知っていることだろう。

 しかし、この世界最高クラスの危険な道を多くの人が訪れる理由は、やはりその旅の途中の素晴らしい景色が堪能できるからだ。

 ヒマラヤ山脈の先端からその下を流れるインダス川までの美しく雄大な景色や、精密な彫刻が施された歴史溢れる修道院や寺院などが見下ろせる素晴らしさは、訪れる人々を魅了し、車のドライバーだけでなくバイカーたちにも大人気のツーリングコースとなっているようだ。

Road condition of Leh- Manali Highway | Off-roading at Rohtang Pass | Ep. 11 Baralacha la to Manali

ピークトラベルシーズンは5月~6月の間

 世界最高クラスの危険な道でもあり、年間ほとんどが雪に覆われてしまうレー・マナリ・ハイウェイのトラベルシーズンは、景色の見どころを考慮すると、ちょうど雪が溶け始めた5月~6月がピークだそうだ。

 積雪した道路の運転は危険を伴うが、一面銀世界の中を走る爽快感はドライバーにとってたまらないものだろう。

Manali Leh highway – Winter snow drive

 なお、レー・マナリ・ハイウェイはインド軍の国境道路機関(BRO)により設計・建設された。

References:cartoq.comなど / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 17件

コメントを書く

  1. ハイウェイ…なのか?
    人が入れるみたいなのだが…。

    • 評価
    1. ※1
      きっと標高が高いという意味のハイウェイでは?
      こういう場所に行くと過給機(スーパーチャージャーやターボチャージャー)が非常に有効ですね。私はパイクスピーク(標高 4301m )に 4 ストのオートバイで上がりましたが、アイドリング調整をいじらないとエンストしまくりましたわ。ちなみに 2 ストは圧縮比が低いので失火しやすいとか。あと下りの途中でブレーキチェック(ベイパーロックを防ぐためね)がありました。
      自転車なら脚が動く限り進めますし、いざとなれば担げるから踏破性はオートバイに近い場合もあります。

      • 評価
    2. ※1
      「ハイウェイ = 幹線道路」であって、
      高速道路や自動車専用道とは限らんだろ?

      こんなローカルな感じの道が主要道路?と普通ならなっても、
      ここらへんを抜けるなら
      これが主幹道路なのだろう。
      日本でも、国道という名の酷道は各所にあるし。

      • +2
      1. ※9
        高所にある道だからハイウェイ、なにも間違ってないな

        • 評価
  2. いやー色々な意味で楽しめた動画だった。日本の基準だと
    酷道動画ユーチューバー達が狂気しそうな内容じゃないか?

    しかし、これは直しても直しても、崩れて来るだろうね
    途中で道路工事を行っている作業者の皆さん、ご苦労様です!
    これは数ヶ月くらい掛けて行ってみたい内容だと思った
    膝下くらいまで有る長靴装備は必須だと思うけれど
    多分、行ったら一生の思い出になりそうだ

    • +6
  3. 砂利道というか石だらけの道をバイクで走るのは怖いだろうな。

    • +1
  4. 観光客増えて収入は増えるとしても道路の劣化は進みそうだな
    居住地に拠っては命綱に成りそうな道だが大丈夫か?

    • 評価
    1. ※4
      これでも良くなった方だし、毎年(毎月・毎回)の崩落&補修&立ち往生の渋滞には住民も慣れてる感じだった。あと冬季は使用不可だがレーには空港も有るし数百年もこの地に暮らしてきたから通行止めになるとタバコなどの物価は上がるが輸入に頼り切りでは無い。マナリはインド人の軽井沢っぽいスタンスの避暑地で、いくらか道路もマシだから大丈夫(それでも同じ様な問題を抱えてるが)

      • +3
  5. 昔マナリからレーに行く時
    バスで通ったかな

    • +2
  6. これは、余りにも整備が行き届いた道路が作られると
    面白くなくなるルートだろうね。(周りの景色は変わらんが)
    だから、今の内に行っておくべきだと思った

    インドは現在、経済成長中だから、
    数十年後には見られなくなるかも?

    • 評価
    1. ※10
      さすがに普通の乗用車じゃ無謀だろうとは思ったけど、お国柄なのかなw

      水が冷たそうだ~。でも行ってみたいね。日本の車道での最高地点が2360mだから倍以上。そりゃ高度障害も出るわ。

      • +1
  7. コケて怪我しても数日は病院に行けそうにないな…。

    • 評価
  8. 怖いけど走ったら面白そうな道だな。

    • 評価
  9. 前に行ったことある
    標高が上がるにつれ気分がやたらハイになるが、
    そのうち死にそうになるくらい気分が悪くなる
    脱水症状が出るが、水飲むと吐いてしまう
    高山病で死人が出るレベル(ちょと大袈裟)
    インド人もゲロゲロしてた
    富士山より高いところでテントで一泊
    寒かったけどすごい夜空だったよ
    空気薄くてハアハア言ってたけどいい思い出
    5000m超えた頂上ではチベット仏教の旗がいっぱいたなびいていた

    • +6
  10. 落ちれば天国に行けるかもしれない道、だろ。

    • -1

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