メインコンテンツにスキップ

ドローンから昆虫型の小型ドローンが大量散布。NASAが使い捨て偵察ドローンの飛行実験

記事の本文にスキップ

30件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 今NASAが実験しているドローンは、100機を超える群れ(スワーム)で運用される昆虫型で「CICADA(セミ)」という。

 NASAラングレー研究所が4月28日に投稿した動画には、「HIVE」という母艦ドローンから紙吹雪のように降ってくる小型のドローンが映し出されている。

 4つのプロペラで勇ましく空へ飛び立ったHIVEから小型ドローンが出撃。大空を飛び回る! ――かと思いきや、ボタボタと落ちてくる。

 一体何をやっているのか?

It’s Raining Drones! NASA drops 100 drones tiny enough to fit in your hand

使い捨てセミ型ドローン

 Close-in Convert Autonomous Disposable Aircraft(近接変換自律型使い捨て航空機)の頭文字からとったCICADAは「セミ」という意味で、米海軍研究所で開発された。

 さまざまな機器を搭載しており、空から落下する間、各機がネットワークを形成して、気圧・風速・気温といったデータを計測することができる。

 そのコンセプトは、大量にばらまいて使用する、低コストでGPS対応型の使い捨てエアビークルである。

この画像を大きなサイズで見る

 母艦となるHIVEは巣という意味。一度に20機のCICADAを搭載して、空中まで運ぶことができる。

 地上に落下した機体はひとつひとつ回収しなければならないが、発見しやすいように音を出し、ついでに羽をはためかせてジタバタしてもくれる。――なんとなくアナログだ。

 一応NASAが念頭に置いているのは気象データの収集であるが、軍事での利用も可能なようだ。

この画像を大きなサイズで見る

火星で運用を目指す昆虫型ロボット

 ちなみにCICADAはセミのような昆虫型ドローンであるが、NASAは火星で運用するミツバチ型スワームドローン「マーズビー」の開発も行っている。

この画像を大きなサイズで見る
Marsbee/nasa

 マーズビーの機体はミツバチのように小さいが、ハネはセミのようで、これをパタパタと羽ばたかせて火星の探索を行う。

 運用もHIVEのような移動式基地との併用が検討されているそうだ。

References:nasa/ written by hiroching / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 30件

コメントを書く

  1. オーニソプターかと思ったらただのグライダーか。風でどう流されるか調べるためのビーコンなのか

    • +1
  2. 行って戻って来てくれれば繰り返し使えるのに何故使い捨て?

    回収は前提ですよね?

    • -9
  3. プラゴミが環境汚染につながってる昨今で時代に逆行すんのかよw

    • +4
    1. ※4
      ほんそう。海洋投棄とかされたらと思うとしんどい。

      • -2
  4. 10キロ積めるドローンもあるから
    500グラム級20機搭載とか
    1キロ級10機搭載とか色々な
    マザーシップ型が出てくると思う。

    • +5
  5. 『我らがHIVEに栄えあれ!CICADA兄弟諸君に勇気あれ!勝利の後の再会を信ず!降下!』

    彼等全機が、再会することは決してない
    しかし、自分は回収される、生還できる側の筈だ
    そう信じて、皆が空へと旅立ったのだ

    • +5
  6. せめて土に帰る素材で作ってくれ
    木とか

    • +1
  7. 今週のビックリドッキリメカ~ポチッとな

    • +3
  8. この小型ドローンに10グラムの高性能爆薬付けて兵士へ自爆攻撃かけれるようになったら軍は戦争のコストがさ下がったと喜びそうだね。
    因みにべトナム戦争ではアメリカ軍の兵士が敵一人を殺すのに50000発以上の銃弾が費やされたと言われていて使用されたM16自動小銃の玉は一発50円程だから一人倒すのに250万円かかった計算になる。

    • +3
  9. 非殺傷型の広範囲ばら撒きで
    作戦行動地域に発信機をばら撒いて
    その発信機から集まったデータをAIで解析して
    対象になる行動をとる集団と拠点を抽出するためとか?

    いずれは子機をもっと目立たない形に落とし込む必要があるけど
    小型化と目立たなさを実現出来たら色々な場面で使えそう

    • +1
  10. カラリングのせいでGホイホイに見える。

    • +1
  11. 昆虫が実は地球外生命体で、宇宙人が実は未来人だっていう説が有力になってきたね!
    未来人が過去へ昆虫というロボットを送り込んだんだ。

    • -1
  12. 裏の研究目的は「小さくてジタバタしているモノ」を助けようと近づく人の親切心を悪用した対人地雷の開発…恐ろしい。

    • 評価
  13. 3年ぐらい前から米海軍が似たような研究してたよね
    母機であるF/A‐18から無数の小型UAV投下して編隊飛行させるやつ

    • 評価
  14. スタニスワフ・レムの「砂漠の惑星」を思い出す
    時代が追いついてきた感じ

    • +2
  15. 『地上に落下した機体はひとつひとつ回収しなければならないが、発見しやすいように音を出し、ついでに羽をはためかせてジタバタしてもくれる。』

    CICADA≪こっちだよ~っ。早く見づけてぐれぇぇぇ~)ヾ(._.)シ ジタバタ

    ちょっとかわいい。

    • +3
  16. 攻撃型ドローンに関してはドイツ軍が大戦中に開発したゴリアテを高性能コストダウンすればよろしいと一つの結論が出ているので
    現在のドローンは人が立ち入れない区域での調査活動を目的とした非軍事色の強い調査ドローンや労働ドローンの開発が精力的です

    • 評価
  17. 現地の子供が興味を示すようなカラーリングにして持ち帰らせて玩具にさせることで
    盗聴器に使ったりミサイルを落とすビーコンにしたりできるね

    • +1
  18. まるでSFメカだな 群体型観測機は宇宙用にも構想があったが・・・・

    CCDもGPSもいまや枯れた技術だから、使い捨てでも意義はある

    • 評価
  19. CICADAって何か聞いたことあったけど何だっけ…と思ったけど暗号のやつだった。
    あれまだ真相わかってないみたいだね。

    • 評価
  20. このタイプで画像取得して市街戦のマッピングを一気にやっちゃうのをだいぶ前にみたけど

    • 評価
  21. ドクターゲロが悟空たちをスパイさせたロボットのパクリ

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サイエンス&テクノロジー

サイエンス&テクノロジーについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。