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砂漠に捨てられたラブラドール・レトリバーの保護大作戦(アメリカ)

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(著) (編集)

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 アニマルシェルターや動物保護団体は、犬や猫たちに新しい家庭を見つけることを最終目標としている。

 そのためには、保護されてきた動物たちを世話して、健康や人間に対する信頼や愛情を取り戻す、という段階があるのだが、まずは保護できなきゃどうにもならない。

 だが、警戒心がマックス状態にある野良動物たちを保護するのは時に困難を要する。時には大捕り物になる場合もある。

 これは、砂漠に捨てられたラブラドール・レトリバーの保護の様子を撮影した映像だ。

Labrador Retriever abandoned in the desert and was too scared to let us help her.

犬を保護してほしいとの連絡

 現場はロサンゼルスから一時間半ばかり北東に走った砂漠の中。ハイウェイ沿いに “Mike’s Tire & Muffler” という店がある。捨てられたラブラドール・レトリバーが、食べ物を求めてこの店にやってくるのだ。

 誰かが ロサンゼルスにある動物保護団体、”Hope for Pawsに連絡をとった。駆けつけてきたのは、団体創設者のエルダッド・ヘイガーさんと、長年のレスキュー・パートナーであるロレータ・フランコナイトさんだ。

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image credit: Hope for Paws/YouTube

犬を発見。しかし…

 さて、店の作業場の屋根の上には大きな星条旗がはためいていたが、敷地のゲートには錠が下りていた。通報者は店の人ではなかったのか、店には誰もいないようだった。

 しかしその時、二人は件のラブラドールが敷地内にいるのを発見したのである。

 「ああ、あそこにいる」とエルダッドさん。

 ロレータさんはゲートの隙間から手を差し伸べて犬に呼びかけてみた。しかし、捨てられて警戒心が強まっている犬は近寄ってこようとはしない。

 おまけに、ゲートに取り付けてあった警報装置が鳴り出してしまったのだ。

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image credit: Hope for Paws/YouTube

これでどうだ!罠を使った捕獲作戦

 この犬は、ただ呼んだだけでは保護されてはくれないらしい。そう判断した二人は、次の作戦に出た。

 食べ物を使った作戦だ。

 とりあえずは心を開いてくれなくてもいい、捕まってさえくれれば、信頼を回復するための時間はたっぷりあるのだから。

 食べ物を使えば、ゲートの隙間から外へ出てこさせるのはそう難しくはなかった。さて、その先をどうするか。

 二人は、車に積んである様々な道具の中から、大型の罠を取り出して、奥に食べ物をセットし、ゲートの脇に仕掛けた。犬がこれを食べようとすれば、戸が落ちて生け捕りにできる。

 遠くから犬に食べ物の一部を投げ与え、周囲にも食べ物を撒き、25mほど下がって見ていると、はたして犬はやってきた。

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image credit: Hope for Paws/YouTube

 罠の食べ物にも興味を示したが、野生の勘が働いたのか、一度目はそのまま外に出てしまった。

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image credit: Hope for Paws/YouTube

 だが、食べ物の誘惑には逆らえない。犬はふたたび罠に入り… ついに捕獲成功!

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image credit: Hope for Paws/YouTube

 一度は狼狽した様子を見せた犬だったが、すぐに駆けつけたロレータさんとエルダッドさんが声をかけると、程なく落ち着いたようだった。

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image credit: Hope for Paws/YouTube

新しい家族の元へ

 二人は犬をキラと名付け、ロサンゼルスまで一時間半かけて連れ帰った。

 帰ったらまずはお風呂だ。徹底的にきれいにする。

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image credit: Hope for Paws/YouTube

 清潔になって満足そうなキラ。

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image credit: Hope for Paws/YouTube

 心を開いてみると、甘えん坊ないい犬だ。

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image credit: Hope for Paws/YouTube

 二人は、ラブラドール・レトリバー専門の保護団体に連絡し、里親を探してもらった。そして幸いなことに、キラにはすぐさま里親が見つかったのである。

 今では、新しい家庭でボーイフレンドと共に幸せに暮らしているそうだ。

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あなたの寄付のおかげで、毎年、より多くの動物たちを助けることができます。

image credit: Hope for Paws/YouTube

written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 15件

コメントを書く

  1. ラブラドールは黒いやつだとばかり思っていた

    • +1
  2. 名前でオスと誤解して最後でメスだったんかい!!!と驚いたが
    英語圏ならAで終わる名前はメスの方が多いわな…
    末永く平穏な暮らしのあらんことを

    • +1
  3. 賢い犬だなあ。昔うちで飼っていた犬は散歩中にリードを振り切って野犬捕獲罠の餌を貪ってたわ…

    • +6
  4. 結局通報したのは誰だったのか?
    この犬はなぜここにいたのか?気になる所ではあるが
    良い里親が見つかって良かったね

    • +5
  5. 犬が野生の動物か?と思ったら、野良の動物だった。
    願わくば、保護する人たちがいらなくなる状況にならんことを・・・

    • +2
  6. 「このワンコを捨てし者、首を出せぃ!」(CV:中田譲治)

    • +8
  7. 犬が狼をやめて犬になったのは
    人間を好きだからと言われている
    犬の淋しげな表情を見ると胸が痛む

    • +13
  8. 砂漠に放棄するって発想がまずあり得ない
    通報と保護してくれて良かった

    • +17
  9. 砂漠に捨てるって
    死んで欲しい気満々だな
    絶句

    • +15
  10. この動画のも出て来るロレータさんという女性スタッフは「Christmas puppy miracle」というタイトルの動画で2匹の犬に手を噛まれた上、Tシャツに脱糞までされたけどひるまずに無事3頭の親子犬を保護した天使様です。

    • +15
  11. 通報してくれた人物がちょっとばかり半透明だったり
    緑色の肌にギョロ目をしているかもだけど、その程度ささいな事だ
    この子を捨てた奴よりはよっぽど真人間だよ、ほんと…

    • +4
  12. 良かったよかった。これにて一件落着

    • 評価
  13. 誰だ捨てやがったのはぁぁぁぁぁ!!!(CV:大塚芳雄)

    • 評価
  14. いや、
    店主に無断で持ち去って良いの?
    連れ出すんならせめて連絡を取ってからでしょ。

    • -2

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