この画像を大きなサイズで見る我々人類は太古の昔から音楽と共にあった。音楽は我々の励みとなり癒しとなった。それは一部の動物たちも同様で、音楽の効果が認められたという研究結果もある。
高度な知能を持つゾウは、安定したテンポでドラムを叩くこともできる(関連記事)。
タイにあるゾウの保護区に年老いた盲目のゾウがいる。ピアニストのポール・バートンさんは、彼女に生演奏を届けようと、保護区内にピアノを持ち運びクラッシックを演奏する試みを行った。
すると…
ゾウは大きな体をのんびりと揺らしはじめ、リズムを取り始めたのだ。
盲目のゾウに音楽で癒しを
このゾウの名はラム・デュアン。「黄色い花が咲く木」という意味の名を持つ盲目のおばあさんゾウだ。彼女は一生のほとんどを目が見えないまま過ごし、今は保護されてこの保護区で暮らしている。
ポールさんは彼女のためにピアノでバッハの生演奏をした。
この画像を大きなサイズで見るポールさんの演奏がはじまると、ピアノの前で曲に合わせて体を揺らす彼女。ポールさんとラムはすでに信頼関係があり、友情をはぐくんでいた。
仲が良い彼らの間に、とても穏やかな時間が流れていく。ラムはポールさんが演奏している間、その場でずっと聴き入っていたようだ。
この画像を大きなサイズで見るゾウに音楽を届けるピアニスト
イギリスの有名なピアニストであるポールさんが、ピアノ学校の教師としてタイに向かったのは1996年のこと。そこで彼はのちに妻となる女性と出会い、タイの風土と文化に溶け込んでいった。
ポールさんはゾウたちにも音楽を届けようと、ゾウがおおぜい集まる所でピアノを弾く活動を始めた。特に盲目のゾウの子どもが音楽にとても興味を持ち、それを聴くのをとても楽しんでるように感じたという。
この画像を大きなサイズで見る保護されているゾウの中には失業したゾウもいる。森林破壊が違法となり、これまで林業に使われていたゾウが保護区で暮らすようになったのだ。
そこにはラム・デュアン以外にも盲目のゾウがいる。森で働いているときに枝で何度も目が傷つけ、盲目になってしまったメスのゾウ、プララだ。
彼女は自分の住み家を壊す人々のために働き、最後は使い物にならなくなったと捨てられて保護された。
この画像を大きなサイズで見る食べることより音楽を聴くことを優先
ゾウはたくさんの餌が必要だ。次にいつ食べられるかわからないと思っているため、途方もない量の餌を大急ぎで食べ尽くす。
そんなある日、彼は熱心に新鮮なタケノコを食べるプララの前で、初めてベートーヴェンを弾いてみた。
するとプララは食べるのをやめて、ポールさんのほうに顔を向けて音楽に聴き入った。その牙には半分になったタケノコが残ったままだ。
食べることより優先することがあるなんて、これまでにはなかった行動だ。
ポールさんは盲目のゾウにとって音楽は大切な食事を上回る何か特別なものがあるのかもしれないと感じたという。
音楽がゾウとのコミュニケーションに
それをきっかけに彼はより熱心にピアノを弾くようになった。盲目のゾウに曲を聴かせながら、人間が長らく耳を傾けてきたもの、時を超越してきた何かを伝えているという。
この画像を大きなサイズで見る音楽は、言語とは異なる別のコミュニケーション手段だとポールさんは語る。その懸け橋になるのがクラシックだ。古くから親しまれている美しい楽曲がゾウとポールさんの心をつないでいく。
ゾウへの感謝と謝罪を込めて
ポールさんは、ゾウが人間と同じくらいの知性を持っていて、より人間に近いと考えている。
実際にゾウは素晴らしい記憶力を持っていて、つらい記憶が蘇るフラッシュバックに悩まされることもあるという。
彼らも人間同様、恐れ苦しんだ思い出を忘れることができないのだ。
この画像を大きなサイズで見る「ゾウはずっと人間のために働いてきた。戦争のため、自国を守るためと酷使されてきました」
ポールさんは、人間が自分たちの利益の為にゾウを酷使した行為についてゾウに謝りたいと思っている。彼にとってゾウの為に演奏することは、傷ついたゾウへの感謝と癒しであり、ささやかな謝罪でもあるという。
この画像を大きなサイズで見るこちらはポールさんと一緒にピアノを弾くロムサイというオスの盲目のゾウ。彼らもまた仲が良く、プライベートコンサートを開いたりするそうだ。
References:laughingsquid / sunnyskyz / yourstoryなど /written by D/ edited by parumo
















あぁ、目から汗が止まらない…
胸に迫る美しい光景と音楽に涙が出ました
素晴らしい6分をありがとうございます
ピアノはどうやって運ぶのじゃろうか。
明治時代に洋楽が入ってきたとき、日本人にはあまりにもなじみのない音すぎて、それが「音楽」には聞こえなかった、という話があるけれど、ゾウ的にピアノの音は音楽として聞こえてるのかどうか知りたい。
※3
ヒトの耳は下は20Hzから20,000Hz(個人差はあるが)ゾウの可聴音域はわからないが発声は5Hz〜60Hzで平均は約16.4Hzで話していると言う報告が有る。
したがってピアノでクラシックよりウーファーでHIPHOPやEDMの方が聞きやすいのかもしれない。ただピアノ(基本は27.5Hzから最高音は4186Hz)は倍音が多いので、良い選択だったなとは思う。将来レゲエの太いベースラインに乗せてノリノリで踊るゾウが出てくるかも
※3
チャンネルに運んだ時の動画もありますね。5~6人の青少年たち(重そう!)と三菱のピックアップトラックでしょうか。運んだ彼らにも拍手。
ポールさんは日本人ピアニストが作られた曲の演奏集を収録されているのでmayumiさんのピアノ曲も象たちに贈られているのでしょうか。
「ゾウとピアノを弾くYouTuber!? 芸術家Paul Bartonの世界(edyclassic,2017)」
※40
自分もこんな穏やかに老後暮らしたいなw
ポールさんと象さん達がとても仲が良いと見てて分かるし、
バッハやベートーベンのピアノの音色もとても優しくて心地よい
素敵です
ゾウのみんな、ごめん。
そしてポール・バートンさん、ありがとう。
あれ、おかしいなあ?今日はやけに目から水が出て来る?
※6
クラシアンを呼ぼう
なんか言葉がうまく出てこないな
と思う、幼稚園児の頃はゾウさんが大好きだったと思われる45歳のおっさんであった
いまだにゾウさんのがらの靴下やらカバンやら物置から出てくる
像印賞をあげてください
優しい時間
ナウシカっぽいコンタクトも、ほどほどにね。
昔ムツゴロウさんが象とコンタクト取った時に、象のわがままを許してたら、
現地の象使いから、「アンタいつか象に殺されるよ」と警告された。
そして、案の定、ムツゴロウさんは象に引きずり倒されたので、その後の象の為にも、調教棒でバシバシに叩いた。
動物に音楽を聴かせるというのは、リラックス効果があって、何処かの牛舎だと乳量が増えたとか。
つぎは誰かが、像がひいても壊れないピアノを作るとみた。
※12
ピアノは無理かもだけど、木琴とかだったらできそうじゃない?
ちょっとバチの握りを大きめにしら鼻で持って演奏してくれそう。
どんな曲が出てくるか楽しそう。
象「なんてエレファントな演奏なんだ……」
全部聞き終わったあとに「んー、だいぶ良くなってるわね、でもまだ左手の薬指がちょっとね・・・」なーんて言われそう。
気持ちいい波長っていうのは生物共通なのかもな
曲もいいね。
案外、ゾウさんの方も可聴音域下で歌っているかもしれないな。
音楽だと理解した上で聴いてるね、これは
しかも音や響きに心地よさを感じていたと思う
不快な音なら暴れてたか、あるいは聞こえない場所まで逃げていただろうし
すげぇな、この人、、、
ほんと凄いとしか言い様がない人がまだまだいるんだな
一定以上脳が在り思考することの出来る生き物全てに何らかの効果があると思う。
勿論可聴域という物があるわけだけど、幾らかでも人間と被さっている場合、それは多分交流になり得ると思う。
音楽は共通の言葉。
いいな。本当は像たちにも言いたいことはたくさんあるはずだよね。人間が無理させてごめんなさい、せめて音楽でたくさん癒されてください。
暑い時とは違う様子で耳パッタンパッタンさせて、尻尾もよくフリフリさせてて
落ち着いて、喜んで聞いているのが分かるね。
優しい時間がこれからも続きますように
びっくりしたゾウ
動物が人間の作った物に心を添わせるなんて不思議な感覚。彼らの癒しとなるならこれからも聴かせてあげてほしいな
もしも自分が生まれてこの方音楽に触れずに育ってきたら耳障りな雑音にしか聴こえなかったんじゃないかな
象は賢いな
人間のおばあちゃんが音楽聴きながら、揺り椅子にこしかけてゆらゆらゆれてるみたいだった
こういうことを思いつくだけでなく、実際にやれてしまう人を尊敬する。
どうやって運ぼうとか雨降ったらどうしようとか、
自分なら心配ばかりが浮かんで、なかなか踏み出せない。
ゾウって音楽好きなのかな?
↓の動画のバイオリン聴いてるゾウは結構ノリノリで揺れてる。
youtu.be/QaFaelwEaL4
感動したし、象もこの人も凄いと思う。
けど、
欧米人が馬を労働や戦争に使ったように
タイの人も象を使ったんだと思う。
酷使するのはどんな生物でも良くないけど、
この人がタイの人達に対して
欧米特有の棚に上げた批判をしてないと良いと思う。
余計な心配失礼しました。
バッハの平均律とゴルトベルク変奏曲
人間だって聞きほれる とくに3曲目は涙が出る
※33
三曲目は、シューベルトの『白鳥の歌』から「セレナード」のピアノ独奏用編曲版ですね。死の年の曲集が象も満足するものだったとは、シューベルト本人もビックリでしょう
バッハは平均律第一集の第一番、次はゴルトベルク変奏曲のテーマ(これを三十回にわたり変奏してゆく)、三つ目のシューベルトは米34の言う通り。リストにたいへん結構なピアノ編曲があるけども、それはこの人の手には余るようだ。ベートーヴェンは悲愴ソナタの第二楽章。これも一発録りじゃないね。本当にピアノ教師なのかなあ。まあ楽器がボコボコなのだということにしておこう。
※35
こういう勘違い知ったかぶり人間が調和を乱すのよね。
お塩蒔いとこっ!
最初のはバッハ平均律、次と次はなんですか?とくに3曲目教えてください。ちゃらららーーらーーちゃらららーーーーーって曲。たぶん有名曲。よろしくお願いします。
※36
2曲目はバッハのゴルトベルグ変奏曲、3曲目はシューベルトのセレナーデ、歌曲集白鳥の歌の中の一曲をピアノ用に編曲したもの
もしもピアノが弾けたなら
想いのすべてを歌にして
君に伝えることだぞう
行動力がスゴいし、ピアノを聴いてリラックスしているよう…
ただ、ゾウに失業も何もないじゃない…
人間に無理やりに働かされてるんだから
しかもその時に、目を傷つけて失明したとは…
アジアでは今もそうだよね
観光地の人乗せるゾウも、食糧も休みも与えられず働かされて、死んでしまった(殺された)というのを見た
自分たちも無関係じゃない
ずっと前、家で洗車していると3mほど離れた塀の上にアオダイショウがいるのを見つけた。
口笛を吹きながら(その時はバッハに凝ってたw)洗車してたんだが、その間ずっと目を閉じて聞き入っている様子だった。
洗車が終わり口笛をやめると、しばらくしてどこかに行ってしまった。
人の言葉は分らなくても
音楽を解するんだね
いいじゃないか
すべて人間側の都合のいい感動的な話に捻じ曲げた解釈
どうみても不愉快そうにしているようにしか見えない
ゾウさん、聴いてるね~。。。
識者によると、リズムを取る動物は人間・ゾウ・鳥だけらしいよ。
確かにポールさんの演奏はちょっとアレだけど、
まあゾウさん向けにメリハリを利かせたのかも。。。
とにかく少々オンボロでも、生楽器で演ってくれたのが最高。ありがとう。
熊にオルガンを聞かせようとして食われる動画があったなそういえば…
このゾウの名はラム・デュアン。「黄色い花が咲く木」という意味の名を持つ…
これだけでなぜか泣けた。
ダメだ…
きっととても疲れているんだ。
休もう。
俺には全く分からんかったよ・・・
そんなリズムとってるようには思えないのだが・・・
心優しき人に幸いあれ 盲目の象に幸いあれ
外人が外国の曲を聞かせてるんだよなあ
音楽って俺にはちょっと正体がわからないモノなんだよな
パターンを記憶してて神経が発火してるだけじゃない気がする
不快になるものとそうでないものの差がヒントのように思うが…
以前の記事に「聴覚系が、感情系や報酬系と結びつきが強いと
感動で鳥肌が立ったりする」ことに関して読んだけど、どうだろう
脳のいろんな神経が発火するらしいけどね、音楽聞くと
象とはいえ視覚に割いていたぶんの情報が聴覚などの方面に
強く結びついている可能性は充分あるよね
楽器の音色がどのように捉えられるかとか疑問だけど
少しでも人間の穏やかな心地に近いものが湧いたならいいな
餌あるから来てるだけ