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ロケットの振動に大気が震える。ロケットが空中に描いた円形に広がる波紋が、虹(彩雲)を消していく様子がわかる映像

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(著) (編集)

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 普段聞く音は、空気中の振動が耳に届くことで認識されるもので、一種の波だったりするんだけれど、日常生活ではほとんどの人は意識しないだろう。

 が、海外にて空に広がった音の波が話題になっている。

 まるでそれは水面に物の落ちたときなどに、いく重にも輪を描いて広がる波紋のようだ。

 この映像は以前、衛星の打ち上げシーンとして公開されたものだが、上空に突き進むロケットがら広がる波紋が一瞬見え、近くの虹をかき消している様子まで映り込んでいて、再び海外で話題となっていた。

Watch what happens when a rocket goes supersonic while passing thru ice crystals in a cirrus cloud

NASAの衛星打ち上げで見えた波紋

 これは2010年にNASAが太陽観測衛星を打ち上げた時の映像で、衛星を積んだロケット、アトラスV401が上空に波紋を広げる瞬間がとらえられている。

 ロケットがきめ細かい雲の中を進んでいく

 すると再生後1:53ごろ、ロケットを中心にCGみたいな波紋が広がる

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 直後、右上にあった虹(彩雲?)にも波が届き…消えた!?

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氷の結晶でできた巻雲を通過

 ネットの海を巡り巡って再び取り上げられた動画は「フォースフィールドON!」「スーパーソニックの衝撃波?」「虹がかき消された!」などと話題になっている。

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 一部の海外メディアは、このロケットが巻雲(けんうん)を通過していると紹介している。

 巻雲は、対流圏(高度0m~11km)の上部、長距離旅客機などが飛行する高高度に形成される雲で、氷の粒でできている。

 この現象について海外掲示板ではこんなコメントが上がっていた。

reddit民の反応:

mrtiddles

 これはロケットが音速を超えるのとは関係なく、ロケットの排気ジェットから出る音波が可視化されたものだ。もしこの雲の層が地上から100m以上にあっても同じような効果が見られるだろう。

 あと、これと同じ日に別の場所から撮ったアナウンス入りの動画とかを見たらわかるんだけど、

 波紋が出た時、アナウンスは「そろそろマッハ1」としか言ってない。超音速(マッハ1を超えた速度)になったと言い切ったのはその数秒くらいあとだ。

 で、自分は個人的にこう考えている

1. ロケットはかなりの音を出すから音速を超えずとも雲の中を飛んだだけで波紋ができる。

2. 音速に近いロケットからの音波が重なり、増幅されたような視覚的効果をもたらす。

 つまり、この波紋は通常より見やすくなってるかもしれないが、音速を超えたロケットの効果とはいえない。

 あと、今回の動画は、別のサイトでロケットの音波が虹を壊す映像とも紹介されてたよ。大気工学の専門家が「ロケットの衝撃が雲を波立たせて氷の結晶の整列を崩した」って説明してた

CornishNit

 スーパーマンも似たような効果付きで飛んでるよな

meganukebmp

 ↑ヤツはケムトレイル出してみんなの記憶に残らないようにしてるんだ

boot2skull

 空気中の動体はみんな圧力波を作るよ。ロケットは音速を超えるかもしれないけど必ずしも目に見えるほどの波を作るとは限らない。

 この動画で面白いのは波が音速で外に広がってるところだと思う。音が広がる速度が視覚化されてるからね

highvoltagefeathers

 これは音速とは無関係だが、波はエンジンと排気音から出る大音響から生まれている

Eldorian91

 音速に近づいた時の効果はロケットの先頭の後方に円錐形になって現れる

Eldorian91

 動画のロケットは音速よりももっと遅いよ。この動画で音速を超えたという音声が入った時ロケットは画面に映ってない

abstractattack

 見事なシーンだ。虹を壊してるのもすごい

jondissed

 確かに。虹は氷の結晶が規則正しく並んでるときにできるから、ロケットのせいで列が壊れちゃったのがよくわかる。

silverfoxxflame

 すごい映像だな。映画のシーンを実際に見ているようでうれしいよ!

kitofers

 うわ~空に水の層があるみたいだ!

 にしてもわりとくっきり見えるもんじゃのう。

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 周りに氷の結晶があったからよりよく見えたのかもだけど、こういう可視化ていうのやっぱワクワクするわ。

References: geekologie / reddit

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この記事へのコメント 26件

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  1. 耳を澄ますと「すごーい」「すげー」って日本語が聞こえる

    • +1
  2. ん?、これ以前にも話題になったやつだね。
    ロケットの超音速で噴出する燃焼ガスと大気との境界で発生する衝撃波によるものだよ。
    地上に達すると人間の耳には「タン・タン・タン」て太鼓を叩いた音のように聴こえます。

    • -3
  3. よく見ると ”第二波” がロケットの後方に、もう一度発生してるね

    • +3
  4. 空気は流体だって知識はあったけど
    それを目の当たりにする機会はそうそうないよな

    • 評価
  5. おっそ、CG丸出しだな。
    多分見た感じ100km/hちょっとしか出てない。
    あんなゆっくりでF1より速いわけがない。

    • -22
  6. >うわ~空に水の層があるみたいだ
    ってあるけど実際、水と空気の境界面で波紋が見えるのと同じで温度とか湿度とか性質の違う大気の層の境界面が揺らされて屈折率の差が波紋として可視化されてる状態かな

    • 評価
  7. 高高度の氷の粒は結晶だから、空気の圧力で振動してるのが可視化されてるのかな。

    • 評価
  8. 近くから撮ったロケットの打ち上げ映像を見ると、地上で煙を噴出してる時に、単に噴出するだけでなく煙がバルンバルンと大きく揺さぶられてるのが分かると思う。
    あれは低周波でかつ大音量(振幅が数mにもなる)の音によるもの。
    その音が目に見えてるのだと思う。波紋がまさに音で、その広がる速さが音速。

    • 評価
  9. 単に衝撃波によるものだとするともっと頻繁にこの種の現象が観測されているはずですが。
    何か特定の薄い境界層に沿って波紋が広がっていくようにも見えますね。

    • 評価
  10. ロケットの打ち上げでバリバリと轟音が聞こえるでしょ?そのバリが一つの音の波で今回条件良く可視化された。

    • +1
  11. 良い映像なんだけど、なんで手ブレが出まくってるくせにスタンド撮影してるみたいなガタガタした動きなんだ?
    それだけでちょっと疑っちゃう

    • -2
    1. ※14
      もしかするとビデオ用の三脚じゃなくて、スチルカメラ用の三脚つかっているのかも。
      スチルカメラは固定できればいいけど、ビデオ用はチルトやパン(カメラを上下や左右に振ることね)もスムーズにぬる~って動くようにできているの、だから、スチルカメラ用の三脚使ってるとカクカクするのよね

      • 評価
  12. これCGだのなんだのって疑ってる人は科学的知識が小学生で止まってるのかな?
    もしくは夏休み恒例の彼らなの?
    それともネットの全てを疑う自分カッコいいってやつ?

    これは本当にいい映像だよ。
    もっとちゃんと観察して考察してごらんね。

    • +6
  13. なんか違う世界に入り込んでいったみたいでいいね。

    • +1
  14. 振動って本当に波なんだなー
    これを数字に落として、計算できるようにした人々に感動する。

    • +1
  15. スピード遅くね?
    H2Aの動画はもっとスパーっと上がっていくよね?

    • -3
  16. 水面みたい!
    一回はロケットの打ち上げを生で見たいな。

    • +1
  17. ロケット飛ばせば起こりうる現象をわざわざ手間暇掛けて加工で作る程のメリットないでしょう。
    にしても良い映像。

    • 評価

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