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アメリカのモーターサイクルギャング「ヘルズ・エンジェルス」に所属した女性たちの写真をカラー化(1960年代~70年代)

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(著) (編集)

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 1948年3月17日にカリフォルニア州フォンタナで結成された非合法活動組織、モーターサイクルギャング組織である「ヘルズ・エンジェルス」は、世界中にその支部を置き、特にカリフォルニア支部では、今も活発な活動を続けている。

 主な収入源は殺人、強盗、恐喝、売春、重火器及び違法薬物の密売だ。クラブ名の「ヘルズ・エンジェルス(Hells Angels)」は、ハワード・ヒューズが監督したイギリス陸軍航空隊を描いた映画『地獄の天使』 (Hell’s Angels) に由来している。

 世界中の22か国に300以上の支部を持ち、およそ10000人のメンバーが所属していると言われている組織だが、「My Colorful Past」と呼ばれるプロジェクトで、1960年代から70年代にかけて撮影された、ヘルズ・エンジェルスの女性たちのモノクロ写真がカラー化された。

 オリジナルのモノクロ写真が撮影された1960年代から70年代は、ヘルズ・エンジェルスがその悪名を轟かせていたいわば絶頂期で、麻薬密売などに絡む単なる犯罪集団であるだけでなく、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジャーナリストのハンター・S・トンプソンなどの大物ともつながりがあると世間から見られていた。

 これらの写真のほとんどは、当時のライフ誌のカメラマン、ビル・レイが撮影した。これをアイルランド人写真家のマット・ロフリー(39)が、デジタルペンとペーパーを使って、写真に色味をつけていった。ロフリーはウェストポートにあるマイ・カラフル・パストで働いている。この会社は保存し記憶すべき歴史的なモノクロ写真のカラー化を請け負っている企業だ。

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ヘルズ・エンジェルスの会合が開かれている間、隣の部屋で待つ女性たち(1965年)

image credit:instagram/my colorful past

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ロサンジェルス支部の女性メンバーたち(1973年)

image credit:instagram/my colorful past

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カリフォルニア州ベーカーズフィールドにあるブラックボードカフェの外にいた女性メンバーたち(1965年)

image credit:instagram/my colorful past

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こちらはカラー化されていないが、ニューヨークのヘルズ・エンジェルスのメンバーたちだ。

image credit:instagram/my colorful past
 ロフリーは歴史のあらゆる瞬間と向き合う。その姿勢は悪名高きこのギャングに対しても同じだ。ハーレーダビットソンをぶっとばす彼らに目を向け、このような強い同胞愛集団の出現を追想するのを楽しんでいる。

 ロフリーは言う。「これらの写真の記録は、時間の断片のほんの一部にすぎない。理解しがたいのは、どうしてオリジナルのモノクロ写真が一冊のまとまったものににならなかったのかということだ。社論的、政治的なものが両方絡んだのだろうかという疑問がわく」と。

 ヘルズ・エンジェルスは、1960年代から70年代にかけての反体制文化活動の巨大な勢力だった。これらのモノクロ写真は象徴的な瞬間をとらえている。

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image credit:instagram/my colorful past
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image credit:instagram/my colorful past
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image credit:instagram/my colorful past

 ヘルズ・エンジェルスは、大多数が白人男性の組織で、米司法省は彼らを組織的犯罪集団だと考えていた。

 新たにカラー化された写真からは、女性メンバーたちがカフェでくつろいだり、バイクにまたがったり、ベイカーズフィールドのブラックボード・カフェの外でうろうろしたりしている姿が写っている。

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サン・バーナディーノのヘルズ・エンジェルス(1965年)

image credit:instagram/my colorful past

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ブラックボード・カフェ内のジュークボックスのそばのふたりの女性メンバー(1965年)

image credit:instagram/my colorful past
 ロフリーはカラー化するのにSMTMという新プロセスを採用した。オリジナルの写真によく光が当

てられて撮られていたために、直接修正することができたという。

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image credit:instagram/my colorful past
Outlaw Chronicles: Hells Angels: The Ideal Old Lady | History

References: lifeofarider / mediadrumworld

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この記事へのコメント 47件

コメントを書く

  1. マイカラフルバストに見えた俺は心が汚れている

    • +1
  2. 格好良いけどロクでもない奴等
    それが今やお婆さん

    • +1
  3. 反体制大いに結構だけど「その先」まで考えないとただのテロリストになっちゃうからなぁ

    • -8
    1. >>3
      負けてもテロリストになっちゃうよね。西郷さんとか靖国に入ってないし

      • +8
  4. 洋の東西を問わず、バイクは一人で楽しむもんだぜ、徒党を組んだ時点で終わりなんだよ。
    一人であさ3:00に起きて箱根に練習しに行くんだよ、気持ち良いぜ、やってみ。

    • +5
  5. サン・バーナディーノのヘルズ・エンジェルス(1965年)、とゆう写真の中央に写っている女性が転生しまして、再び地上に降りてこられたのが皆さんご存知、尼神インターの渚さんであるそうな。めでたしめでたし。

    • -19
  6. やっぱ口角下がるんやね
    一般人も混じってるな

    • +1
  7. 同じ集まりでも2ch湘南ゴミ拾いオフは伝説になるくらい
    爽快で大爆笑だった。

    • -12
  8. 今じゃテロリストや海賊の様な扱いに見えるけど、
    当時は過激化したヒッピーの様な扱いだったんだよね。
    その中の一部が商店への強奪行為を起こす様になり、
    一気に「凶悪犯罪者」扱いをされる様になった。
    そして、「フリスコ・チョッパーズ」との縄張り抗争も始まり、ヘルズ・エンジェルスは本当に凶悪犯罪者軍団だと認識されてしまった。
    現在のヘルズ・エンジェルスは基本的に無職や重過失事件を起こした人はメンバーになれないと聞いてます。普段はトラックドライバーや慈善的な弁護士等の職業をしてるそうです。

    • +19
    1. ヘルズ・エンジェルスに関わる女性は3種類いる。
      グルーピー・ワイフ・メンバーね。
      それぞれの立場は理解できるかと思う。

      ※11
      ※17
      互助組織だからね。

      マフィアやヤクザも建前上は互助組織だけど、ヘルズ・エンジェルスは根本が互助組織。
      犯罪率高いけどね。
      第二次世界大戦の帰還兵が作ったクラブだし、病んだベトナム帰還兵が大量にメンバーとなったのが60年~70年台のことだな。
      ロシアで組織ができた時に加入したメンバーにはアフガニスタン帰還兵が多いとも聞いた。

      まあ、傷を舐め合う仲良しクラブじゃなく忠誠心を求める組織(抗争になったら引かない)なのでいろいろ大変らしいが…

      • +19
    2. ※11
      フリスコ・チョッパーズ懐かしい ロンT持ってた

      • +1
    3. ※11
      敵対組織のモンゴルズと大規模な銃撃戦して多数の死傷者出したのがつい二年前なのに?
      上っ面はともかく今でも普通に犯罪組織だよ
      帰還兵の作った組織故に現在でもアメリカ軍とつながりが強くて軍の武器が横流しされてるって近年の公式文書で報告されてるし

      • -8
  9. リアル犯罪組織はちょっと…
    かっこいいとかそういう次元じゃないと思う

    • +1
  10. アメリカンバイクかっけーな
    買おうかな・・・

    • 評価
    1. ※13
      キアヌ・リーヴスデザインのハーレーは至高品(笑)

      • 評価
  11. ヘルズは日本の旧車會みたいな感じだな

    • -18
  12. オルタモントの悲劇が真っ先に浮かぶな

    • 評価
  13. 昔見たのだと
    メンバーが献血を行う。中には泣き出すメンバーも。
    メンバーがサンタさんになる。バイクで店に乗り付け、200台の自転車を購入。貧しい子たちへプレゼントした。

    • +15
  14. 迷惑以外の何物でもないが、いわゆる自由の象徴だね。

    いかなる物にも縛られることなく、やりたいことしかやらない。
    明日のことはわからないし、いつ死んでもおかしくない。
    どこに向かっているのか自分でもわからないが、今日もバイクで走ってるってね。

    • +3
  15. この人たちは今の65歳~75歳なんだな。
    今はもうヨボヨボのお婆ちゃんたちも昔は粋がっていたんだな。
    悠久の時の流れに思いを馳せずにはいられない。

    • -9
  16. あれから40年
    いかついタトゥーも今ではぶよぶよ
    変わらないのはバイクだけ
    歯も毛も気力も抜けて、
    v2エンジンの振動も、今ではマッサージ

    • -10
  17. 学生運動と同じで、今になって孫にバレると布団に頭突っ込んで足バタバタさせちゃうんじゃないのw

    • -12
  18. かっこいいけど洒落にならん極悪ぶりだから何だかなぁって感じだな

    • -4
  19. 見た目、そんなに悪そうな感じはしないね

    • 評価
  20. 日本語の字幕つけるとすると一人称が「アタイ」とかになる系の女性達ですね

    • +13
  21. もう5~60年前か この人達天寿を全う出来たのだろうか?

    • 評価
  22. チョッパーにハーレー以外(トラっぽいエンジンのも)が多い件

    そもそもチョッパーは盗んだバイクを盗品である事を判らなくする為にぶった切ってぶった切ってまるで違う姿にする事がから始まっている
    昨今ではハーレーの一つのジャンルっぽくイメージするけど、当時はどんなバイクだろうとぶった切って作っていたそうな

    • -16
    1. ※37
      どうしてこういう嘘を恥ずかしげもなく吹聴できるのか。

      初期のチョッパーはww2後に軍用車などを転用して、滑走路などを使用したドラッグや最高速レースのために軽量化、ローダウン、ホイルベース延長にあわせてチョップしたことから。

      なので最初期は、ベース車両はほとんどがハーレーのフラット、ナックル、パンヘッドで、その後に安価で英国から入手できたトラも人気となった。

      • +16
    1. ※39
      Born To Be Wildの空耳を知らない人がマイナス押したんだろうね

      • -5
  23. 知り合いの西海岸の会社持ちは、やっぱり当時の幹部の横の繋がりは今もあると
    古い不良起源で組織がデカくて消えないレベルだと歳くった幹部は起業してて、抜けた後も実力者同士は繋がりが残るんだね
    若手のあれこれ続けてんのはマフィア化した元あれで、長い歴史あるとやっぱり個人差すごい

    • +5
  24. やっている事は別にして、見た目はやっぱりカッコイイと思うわ
    日本のチンピラやヤンキーと違って体がひょろくないのが良い。

    • -2
  25. 20代の頃の舘ひろしがアメリカに渡り入れてくれと直談判したらしいが
    即効断られたらしい
    多分、嘘だろうw

    • 評価
  26. 見た目はカッコいいけどカッコ悪いというか
    残念な感じだ

    • -3
  27. ステッペンウルフの Born To Be Wildを脳内で再生中

    • 評価
  28. コンビニにいたら、怖いです。
    通報するレベル。
    反社会勢力の括りに入れられて、当然でしょ。

    外見で判断するな、とか戯言だわ。

    • -5
  29. 映画マッドマックス1や昭和の暴走族を身近に目にした立場として、こういう人が暴力的だったのは周囲の蔑んだ目線なんだよな。そうした目線に不快感を覚え「舐めるな」とばかりに暴力を振るう。いつしかその暴力がステータスになり、それを看板に道を誤る。

    • +1
  30. 他人の行動分析をするだけの人たちよりも、こういう人たちの方が魅力的に見えるのは、一つの真理だよな

    • +2
  31. サザンカリフォルニアの最大バイク組織は バコスだろw
    ヘルスエンジェルスはニューヨークがメインじゃないのか?
    ロサンゼルス近辺じゃ バコスは見てもヘルスエンジェルスはみないぞw

    • -5
  32. もうアメリカさんとはケンカしたくないわ。

    • +1

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