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犬に育てられた猫だから。犬専用のリハビリプールでリハビリに励み失われた筋肉がもりもりついた猫(イギリス)

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(著) (編集)

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 動物愛護先進国ともいわれるイギリスには、人間にも効果があるといわれている水中運動を犬に提供するハイドロセラピー(水や温水を利用して外傷の治癒促進や機能障害の回復などを図る治療法)施設がある。

 そこには犬専門のトレーナーがいて、負傷したり筋肉が衰えた犬たちの健康回復のお手伝いをしてくれる。

 犬かきという言葉があるとおり水遊びが好きな犬は多いし、それが治療につながるのであれば一石二鳥。獣医も水泳をおすすめしているわけだが、それはあくまでも犬の話である。

 だが犬専用のプールで水泳に励んでいる1匹のオス猫が話題になっている。

 彼の名はエルフ、ある手術のリハビリのためこの施設に通っているのだ。

A pussy cat shows off its swimming skills using doggy paddle

セラピーセンター初の猫会員エルフ

 エルフが通っているのはウェールズ都市カーマーゼン市ペニエルにある犬専門ハイドロセラピーセンターだ。

 ここには彼以外の猫はいない。エルフは施設に通う初の猫会員なのだ。

唯一の猫会員エルフ

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image credit:West Wales Canine Hydrotherapy

結構広いプールで泳いでいる

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image credit:youtube

 猫はあまり泳がないとされる生き物だ。ではなぜ猫がそんなとこに?って疑問がわくのも当然だ。それはエルフの生い立ちと飼い主がエルフを育てた経験から導き出されたものだった。

育児放棄され犬と共に育ち、犬のように育った猫

 飼い主のジェシカ・エヴァンスとライアン・サンダースさんによると、彼は生まれてまもなく母猫から育児を放棄され、数日放置されていた過去がある。

 その後、エルフはすでに2匹の犬を飼っていた2人に引き取られ、犬たちと一緒に家の中ですくすく育った。つまり完全な犬マインドを持つ猫なのだそうだ。

泳ぎ方も犬かきっぽい?

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image credit:youtube

股関節の手術で筋肉激減。仲間の犬が通ったプールへ

 エルフは股関節を痛め、左の大腿骨の一部を削る手術を受けた。手術はうまくいったが、その後2カ月間の安静を強いられたエルフはすっかり筋肉が落ちてしまい、ジャンプもままならない状態になってしまった。

 そこで飼い主2人はひらめいた。以前、愛犬2匹をハイドロセンターに通わせてみたところ、目覚ましい回復を遂げたことを思い出したのだ。

 その結果に感銘を受けていた彼らはさっそくセンターのオーナーであり、犬専門のハイドロセラピストでもあるキャサリン・ディーンさんにエルフを託した。

まさか猫がくるとは・・戸惑うトレーナー

 いくら犬マインドな猫とはいえ、エルフは完全に猫だ。少しでもエルフが元気になれば・・と引き受けたキャサリンさんも、猫の泳ぎを指導するのは初めてで少々とまどったらしい。

エルフさんのトレーナーをつとめるキャサリンさん

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image credit:West Wales Canine Hydrotherapy

 「大きなマスティフやグレートデーンから、小柄なティーカップヨーキーやパピヨンまで幅広い犬たちを相手にしてきました。ですが猫は初めてでした」

犬と猫では動きが違う。それでも熱心に指導

 だがキャサリンさんはエルフを投げ出さず、他の犬会員と同じよう熱心に指導して水中における犬と猫の違いにも気づいた。

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image credit:West Wales Canine Hydrotherapy

 ほとんどの犬はあっという間に泳ぎ始めるため、セラピーは犬にとって遊びと同じでそばにいても泳いで遊んでいるだけだ。だが猫はかなり違った。

 エルフは、近くにいるキャサリンさんやライフジャケットに爪を立てるなど犬にない動きをする。それに臆することなくエルフの泳ぎっぷりを見守らねばならなかったという。

筋肉がついて高い場所にもジャンプ可能に!

 幸いなことに水を嫌がる一般的な猫とは違い、エルフはアヒルのように泳ぎに挑み、週2回のプール通いを数か月にわたりこなしていった。

 そのかいあってか左の太ももが少しずつ太くなり、小さな猫にしては大きな変化が表れてきた。

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image credit:youtube

 当然ながら、飼い主たちもその変化に気づいている。エルフは太ももについてきた筋肉のおかげでジャンプ力がつき、これまで飛び上がれなかった棚に上がって、写真立てを全部落とすようになったという。

 「彼は本当に元気になって、あちこち走り回るいたずらっ子になったんです」

 健康な猫であれば逆に怒られそうな話だが、2人はエルフの回復を心から喜んでいるのだ。もちろん当のエルフさん自身もその効果を実感しているはずだ。

わりと冷静にあがる様子からして泳ぎ慣れた感が漂う

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image credit:youtube

 犬かきならぬ猫かきで筋肉増強に励むエルフ。猫は個体差が激しいので、犬に育てられたから泳ぎが好きというわけでもないだろうが、水泳を使ったリハビリはエルフにばっちりあっていたのだろう。怪我をする前よりも筋肉がついて、元気にびゅんびゅん飛び回れる日はもうすぐだね。

via:walesonline / dailymailなど / written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 37件

コメントを書く

  1. 泳いでる写真の真っ直ぐな瞳に心が洗われる。俺もリハビリ頑張ろう。

    • +126
  2. オーケー、犬や猫のセラピーセンタがあるのはいい
    俺みたいなくたびれきったおじさんはどこでこういうセラピーを受けられるのか
    紋切り型の診察と決まりきった投薬以外にゆっくりできる場所があるなら教えてくれ

    • +12
    1. ※2
      割とガチで体を動かすのはいいぞ。
      筋肉が多いと免疫力が上がるという研究結果も出ているしね。
      ただし急に運動しすぎるのも体に悪い(心臓とか内臓に急激な負担がかかる)から少しずつ増やしていくといいよ。

      • +19
    2. ※2
      動物の体は心臓だけでなく運動による血管の収縮で血液を送る構造になってる。ふくら脛なんか第二の心臓っていうよね。そして散歩は全身の筋肉をくまなく使う。運動によって老廃物を押し流して栄養を送ることで代謝を活発にし、結果として元気になる。
      歩こう。プールがあるならエルフ君の様に泳いでも良いけど。

      • +1
  3. よくあんな小さい体でよく深いプールに潜れたね。
    自分は足のつかない海には怖くてはいれないよ。

    • +24
  4. ヒト以外のすべての陸上哺乳類は犬かきで泳ぐ。

    • +3
    1. ※18
      上がった途端に顔が変わったと思ったのはそれか。

      • +4
  5. 水中での足の動きが可愛い!
    でも、
    >これまで飛び上がれなかった棚に上がって、写真立てを全部落とすようになった
    あかんがなw

    でも、嬉しい悲鳴やね

    • +37
  6. 泳いでいる間は超集中マジ瞳孔で上がる場所探しているのに、足がついた直後は「オレちゃんならこんなもん」的ヨユー瞳孔にもう変わっていてつい笑ってしまいます。心拍ドキドキなんだろうなあ。犬用ライフジャケット(ラフウェア)だから猫専用のとは若干形が違うのだけどうまく泳げていますね。

    • +6
  7. これは遊びじゃないんだ、俺は真剣なんだぞ!って顔してる。

    • +10
  8. だがしかし水に入る事について納得はしていない。みたいな顔に見えるけど。

    • 評価
    1. ※29
      犬マインドの持ち主だから、気が進まなくても指示にはきちんと従うんだよw

      • +12
  9. おそらく先住わんこたちに「プールは良いものだ」と聞かされてたんだろう

    • +16
  10. わんこに比べて泳いでる表情が素でおもしろい

    • 評価
  11. ネコカキもイヌカキもおなじ四足獣で差はないだろう

    • 評価
  12. あ、タイトルの「リハビリプール」を「リバプール」と空目した。
    イギリスの話題なだけに…

    • +1
  13. >写真立てを全部落とすようになったという。

    下 僕 大 歓 喜

    • +2

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