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キンキンに冷えてヒゲ凍るサンタ。世界で最も寒い居住区、オイミャコン村の青いサンタクロース「チスハーン」(ロシア)

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(著) (編集)

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 世界で最も寒い定住地といわれるロシア・東シベリアのサハ共和国ヤクーツクにあるオイミャコン村

 測定法に議論はあるもののかつてマイナス71.2℃というとてつもない記録を打ち立てたことがある極寒地獄だ。そんなオイミャコン村で12月1日、冬の訪れを祝うフェスティバルが開催されたらしい。

 サンタクロースも登場してにぎやかな雰囲気だったようなんだが、おや?日本でよく知られたサンタクロースの姿とはだいぶ違うみたいだ。

 そう、この地域のサンタクロースは衣装が青色でしかも頭に角が生えているんだ。

 しかもヒゲがカチンコチンに凍っているぞ!

独自路線をいくヤクーツク出身のサンタクロース

Siberia’s Santa brings minus 56 degrees to village

 日本でサンタクロースといえば赤色の衣装を着て白色のヒゲを生やしたおじいさんだが、ヤクーツク出身のサンタクロースはかなり独自路線。

 「チスハーン(Chyskhaan)」と呼ばれ、サハの伝統模様を施したきらびやかな青色の衣装を着て頭に角を生やしているんだ。

 サハ共和国には「冬の雄牛」という言い伝えがあり、冬に生まれて寒くなるほど角が伸び春が近づくと角が抜け落ちる雄牛は「冬の神」のような存在だとされていた。

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 それを人間で表現したのが「チスハーン」らしく、なるほどだから頭に立派な角を生やしているわけだ。

 また、地元に伝わる民話によると、「チスハーン」は秋になると北極海から現れて、彼の息が冷たい風になるとされているそうだよ。

 彼の角が長ければ長いほど寒さが厳しくなるといわれているのだとか。

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ロシアのクリスマスは12月25日じゃない!?

 ロシアのクリスマス事情をもう少し見ていくことにしよう。

 ロシアには二度、クリスマスがあるといわれる。一度目はキリスト教の祭日である12月25日、二度目はロシア正教のクリスマスである1月7日だ。

 欧州や日本、またロシアでもグレゴリオ暦を使っているが、ロシア正教会ではユリウス暦を使っているため約2週間遅れになるのだそうだ。

 最近ではロシアでも12月25日にクリスマスを祝う人もいるようだが少数派で、1月7日に新年とともに祝うのが一般的なようだ。

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ロシアにはサンタクロースが3人いるらしい

 日付けだけじゃなくてキャラクター的なものもロシアはオリジナル感がハンパない。

 なんと、サンタクロースが3人いるというのだ。

 1人目は日本でもお馴染みのサンタクロース。2人目はロシアで最もポピュラーな「ジェド・マロース(寒波じいさん)」。そして3人目は先に紹介した「チスハーン」である。

 「ジェド・マロース」の衣装も青色なんだけどこれは帝国ロシア時代、サンタクロースとの差別化を図るために統一されたものとのことだ。

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 さらに、サンタクロースのパートナーといえばトナカイだろ!という固定観念を覆す「スネグーラチカ(雪娘)」の存在。

 「ジェド・マロース」の孫娘という設定らしく、クリスマスに欠かせない人気キャラのようだ。

 ところ変わればなんとやらでロシアのクリスマス事情は日本とずいぶん違うんだね。

 ちなみに12月1日のフェスティバルが行われた日、オイミャコン村ではマイナス56℃を記録したそうだ。祝う気なくすぐらい寒いじゃんやんか。

via:YouTube / 56thparallel / Euro newsなど / written by usagi / edited by parumo

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この記事へのコメント 25件

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  1. 以下コカ・コーラ云々のお話が始まります

    • 評価
    1. ※1
      西洋では昔からキリスト教の聖人は赤い衣服をまとっていることが多かったよ

      • +2
  2. なんだかファンタジーな雰囲気
    サンタというよりも大魔導士とその弟子たちって感じw

    • +11
  3. ( ˙ỏ˙ )wao!! 髭のオッサンと爺さんがいっぱいやね 面白そうだね! へぇ 🇷🇺は12月には祝わない事が多いんだね ふんふん あと服装も赤と白じゃなくて 青と白なんだねぇ 以外?でも🇷🇺と言えば コカ・コーラより ペプシだと思うんだ

    • 評価
  4. サンタの服が赤いのはカトリック教会の聖職者の服が赤なのが由来

    • +2
  5. 衣裳や模様がアイヌとにてる。
    国境という概念ができる前は船をあやつって流氷を渡って
    自由に行き来してたんだろうね。

    • +5
  6. フィンランド人「今日はマイナス71℃か…。
        そろそろ海水浴の季節は終わりだな…」

    • +4
  7. なんだろう、この漂ってくる大魔王感は…
    雰囲気ではララーシュタインのようにも思える

    • +3
  8. マローズ爺さんより、雪娘が良いな・・・

    • +1
  9. 古き北方の神々の世界を感じるわい。
    雪娘がめんこいのぉ、

    • +2
  10. オイミャコンって北極点から3000km近く南にあるんだよね

    • +4
    1. ※13
      今まで知らなかったのか?信じられない!

      • -5
  11. カッコイイ!魔法とか使いそうだね。
    雪娘で萌え要素もバッチリだ。

    • +4
  12. こんなに寒かったら、そろそろ顔面に毛が生えるような進化をしたらいいのに。

    • +1
    1. ※15
      ここの先住民はとてもヒゲが薄いよ。全く剃らなくてもちょっぴりしか伸びない。ヒゲがたくさんあると凍り付いちゃって危険

      • +8
  13. サクラ大戦のマリアさんの必殺技が「スネグーラチカ」だったと記憶してる。雪娘って意味だったんだね。

    • +1
  14. 日本からの観光客が写ってるんじゃないのか?

    • 評価
  15. 最近気がついたけどロシアってファンタジーの雰囲気あるんだよな
    キリスト教と土着の異教感とアジアの匂い
    国のアレさもダークファンタジーの舞台っぽいなって…

    • +7
    1. ※21
      全然ダークじゃないけどディズニーロシアの「ベロゴリア戦記」って映画(なろう系)は映像がキレイで面白いよ!第3章の上映を待ってるんだけど、今の情勢だとどうなることか

      • 評価
  16. というか、これはサンタクロースなのだろうか?
    でもシャンシャンシャン!HoHoHo!みたいなことも言ってるし
    赤いサンタ(?)に何か渡してるのも意味ありげで面白い

    • +1
  17. ロシアやギリシアの正教系は古来(本来)のキリスト教に近い形を現代に伝えている

    • +1
  18. 美しいなあ!

    細かい刺繍の施しが、重厚な衣装の上品さを、まるで非現実かのような域にまで到達させているこの素晴らしさ!

    あまりに凄すぎて、刺繍も無い煌びやかさも無いシンプルイズベスト杉な商用メジャーのサンタが安っぽく見えて来つつあるようなないような、いややっぱり気になるような

    • +2

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