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動物は今ある自分を受け入れる。生まれつき2本脚の猫、アナキンは今日も元気一杯なのだ(アメリカ)

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(著) (編集)

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 人間は自分に何かあるとその原因を探ろうとするが、動物たちはどんなに不合理なことが起きても、その原因を必死で探ろうともせず、淡々とそれを受け容れる。

 5年前、フロリダ州ペンサコラに住むキャット・アーティストのキャリー・ホークスさんに拾われた猫のアナキンには脚が2本しかない。どうやら生まれつきのものらしい。

 だがそれが何か?といった具合で、やんちゃ坊主のアナキンは、動かない2本の脚のことはおかまいなし。残りの脚で自由自在に駆け回り、キャットタワーにだって登っちゃうのである。

 元気一杯のアナキンの幸せな日常を見てみよう。

4本あるところが2本だろうが、今を楽しく生きるアナキン

Anakin The Two Legged Cat Vs. The Paper Bag

 野良でいたところ拾われた当初は、よくぞここまで生き延びた、と獣医さんを驚かせたそうだ。 そしてホークスさんの家や先住猫たちにもすぐに馴染み、生後半年にも経った頃には、いっぱしのやんちゃ坊主となっていた。

 猫の例に漏れず、アナキンも紙袋が大好きだ。

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image credit: YouTube

アナキンに兄弟分が!

 そして翌年には、アナキンに兄弟分ができたのである。オレンジ色のオスのトラネコ、マイカだ。そしてマイカもアナキン同様、スペシャルな体のつくりをしている。

マイカには尻尾が約半分しかありません。後ろ足の片方には、つま先や肉球を含む「足」の部分がなく、もう片方は膝のすぐ下で丸くなって終わっています。どうやら生まれつきのものであるようです。

歩きやすくなるように、マイカの(長い方の)後ろ脚に「足」代わりのものを付けてあげることも検討しています。

マイカはとても人懐こく、すでにアナキンや他の猫たちと一緒にくつろいでいます。アナキンと同じように、マイカにも最高の家と愛情、そしてケアを提供したいと考えています。

Anakin Bathing Mika, Brotherly Love, Two Legged Cat

 マイカと初めて会ったときにはちょっと警戒して見せたアナキンだが、すぐに打ち解け、弟の毛づくろいをしてやっている。

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image credit: YouTube

 マイカもアナキンの影響をうけちゃったのかどうかはわからないままに、すぐに「やんちゃ坊主」となるのであった。

 乱暴に見えるが、あくまでも「じゃれあい」で、お互いに怪我を負わせることはないそうだ。

Anakin & Mika Play Fighting, Two Legged Cat

アナキンに車椅子はいらないの?

 さて、「マイカには義足を検討しているのに、アナキンは放置なのか?」という疑問を抱いた人もいるかもしれない。

 アナキンの車椅子も当然検討済みである。しかし、アナキンには車椅子を使わない方がいい理由があるのだ。

Anakin Two Legged Cat Running and Climbing Cat Tower

アナキン自身を無理に走らせたりはしていません。アナキンは、2本だけの足で走りたいと思えば好きなだけ走れるのです。

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image credit: YouTube

今のところ、アナキンは車椅子なしで全く問題ありません。むしろ、車椅子をつければキャットタワーに登れなくなり、「家の中の好きなところへ行く自由」を奪うことになるでしょう。行きたいところへよじ登っているときが幸せなのです。

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image credit: YouTube

 アナキンがもっと年をとって、動くのが困難になった場合は彼に車椅子をつけることを検討しているという。

アナキンは今日も元気

 YOUTUBEチャンネルで、随時アナキンの様子は公開されている。

 最近公開された映像では、ひどい環境にいる生き物を放っておけない性質であるらしい飼い主のキャリーさんが、ほんの少しの薄汚い水の中に放置された魚を買ってきてしまい、その魚とアナキンの初対面の様子が公開されていた。

Anakin The Two Legged Cat Meeting Mr. Red The Betta Fish

 さらに今年の8月末には、親戚の家の前で倒れていたという白い仔猫が家族に加わっているという。

 アナキン&マイカ(と新しい妹を含む家族たち)の仔猫時代、また最新情報は、ブログユーチューブインスタグラムフェイスブックツイッターなどで公開されている。

via: Laughing Squid / Daily Mail など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 52件

コメントを書く

  1. なんてことはない。普通の可愛い猫ちゃんである

    • +97
  2. カラパイアさんがいいなと思うのは、こうした記事をときどき取り上げてくれるところ。
    しかしアナキンくんのやんちゃさよ。忍者みたいだよ。

    • +42
  3. 犬や猫が凄いのはハンデをハンデと思ってないアクティブなとこ
    手足がなかろうが目が見えなかろうがそんなの気にしない

    • +35
    1. ※3
      動物たちは基本、どんな状態でも皆が生きようとしてるよね。人間以外…

      ※22
      動物もうつ状態はあるね
      うちの犬を親戚に預けて1週間、目は曇り、うつむいて目も合わず。よんでも耳すら動かない、違う犬のようになってしまった
      心を取り戻すまで数カ月かかったよ
      野良で家を転々としたから、また捨てられたと落ち込んでしまったのかな…
      それからは後住犬も飼い、旅行も基本一緒に行動した

      • +11
  4. 動物は凄いね、存在自体が「ただある」神そのもの。

    • +18
    1. ※6 でもさ、ほら、あまりにストレスがかかると食事が摂れなくなって亡くなることあるじゃない。そこは人間のウツと同じな気がする。

      • +8
  5. 他と自分を比べたりしないからなんだろうね

    • +12
  6. 動画を見ると元々そういう生き物みたいで不自由さをあまり感じない

    • +32
  7. 群れで行動する動物だとどうなんだろう
    まあまず生き残れないかもしれんが

    • +4
    1. ※11
      ダウン症の子をケアしているチンパンジーの母親と姉の話を
      ちょっと前に聞いたことがあるよ
      残念ながら2年ほどで天国にいってしまったみたいだけど

      • +5
  8. 無いものにこだわってうじうじするのか、現状を受け入れて今を元気に過ごすのか、だね。

    本人に聞いたら脚のことなんて毛色の違いくらいにしか感じてないんじゃないかな

    • +11
  9. 速ェ速ェww
    しっぽが普通のにゃんこより汚れちゃいそうだし、お手入れが必要かもね!

    • +13
  10. 不自由ないって言ってもどうせ歩くの遅いんだろうな…
    →!?

    • +19
  11. 途中から失ったのならともかく、最初からそういう風に生まれたのなら変なもん追加されたら余計混乱するだけだからな
    人間だって2本腕じゃ少ないから4本のゴーリキー状態にしようってなったら迷惑なだけだろうし
    後ろ足の負担を全部受ける前足がめちゃくちゃ発達してそう

    • +11
  12. 20年くらい前にアメリカのブリーダーが遺伝子異常で前足が無い猫を繁殖させて新しい猫種として血統登録しようとしたことがあったな。
    幸いなことに新猫種とは認められなかったけど、前足が無いから爪研ぎの心配がないとか逃げ出す心配がないとして日本のペットショップにも売り込もうとしてたんだよ。

    • +8
    1. ※17
      4回くらい読み直しても、文章の意味が分かっても内容が理解できなかった。というか理解したくない。
      家畜を改良して、人間の世話にならないと生き延びられない生物を生み出しておいてなんだが…何というかもう。

      • +7
  13. SCP-529 のお仲間か!?
    胴を引きずっていなくてよかった…

    • +2
  14. 群、単独にかかわらず、野生や野良では生き延びるのは困難でしょう。
    ただ、この記事はハンディキャップを自分に与えられた罰であるかのように受け止め、原因や理由を探してしまう人間とは違い、あるがままを受け入れて(というか全く気にもせず)楽しく猫生を生きる可愛いニャンコのお話。
    ということですよ。

    • +17
  15. 事故等で失った場合なら大変かも知れんけど
    野良だった上に無くて当たり前で育ってきてるだろうからね
    他の子に比べて多少の制限はあると思うけど
    野良時代にそれも自分なりに工夫して生き延びた証

    • +5
  16. キャットタワーを登る姿がSASUKEの選手みたいに見えたw

    • +6
  17. 付き纏いと覗きに困っているのでは?

    愚痴の裏返しに悪用されるよ ですって

    • -11
  18. 「あれが無い、これが無い」と嘆くより
    今ある現実の中に、幸せって見出せるものなんだろうね

    • +16
  19. おデブになって動けなくならないよう体重管理されてる飼い主さんにも拍手

    • +1
  20. なかなかのウォーカーマシーンっぷりですね。

    • 評価
  21. ついてない日に、元気をもらった。ほんとにふたりがヤンチャでうれしいよ!受け入れて愛してくれた、飼い主さんにも感謝。

    • +3
  22. 走るの速っ!?
    いい飼い主さんに貰われてほんとうによかった

    • +1
  23. おまえだったのか。ストリートビューに写っていたのは。

    • +5
    1. ※40
      君が言うとるんは白い猫のようなあれか

      • +1
  24. ハンデだとそら認識できんやろ
    人間は認識できたからここまで進化したんや

    • -7
    1. ※41 「親猫が、障碍のある我が子に冷たい」様子の動画があるよ。(ワード→ 障害 子猫 きじ子)びっくりした、そして悲しくなった。親猫は認識してるのだね。

      • -1
  25. 袋で遊ぶアナキンさんの後ろにアナキンさんの壁紙がと思ったら同じような柄の先住さんだった。しかも微動だにせず。

    • -1
  26. ウチは交通事故で瀕死の猫を保護しました。
    後遺症で大小の用便が自分で足せないし、右後ろ脚と左前脚が不自由気味で尻尾もなくなってしまったウチの猫だけど、このアナキンちゃんと一緒で障害なんか全く気にしないで我が道をいってますよ。元気いっぱい走り回るし、同居犬のことが大好きで幸せな毎日過ごしてます。
    そんな姿見てたら、なんだかこっちまで幸せになっちゃう(笑)
    「老後は介護が大変ですよ」と動物病院の先生に言われたけど、私はウチの猫に元気いっぱいもらってるし、そんなのいくらでもやれますよ。

    • +12
  27. 二匹とも、めっちゃ可愛い!!
    凄い!健常猫と何ら変わらない。

    • 評価
  28. 一瞬「半身猫のジョーシー」かと
    どっちにしろかわいいけどね

    • 評価
  29. 自然界だと早々に淘汰されてる個体でもこうやって幸せに生きていけるというのは共存においてとても重要な人間の役目だと思う

    • +4
  30. 素早い!
    アナキンだけに、May the force be with you.

    • 評価
  31. キャットタワー登るのうちのデブ猫より上手い…

    • +2
  32. とても優しい素敵な飼い主さま
    2匹のにゃんこ達と共に幸運でいられますように……^ ^

    • 評価

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