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30億年前かつ30億光年離れた場所のブラックホール宇宙波が2017年の今、ついに検出される

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38件のコメントを見る

(著) (編集)

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 アルベルト・アインシュタインが予言した重力波が1月に検出された。これは観測史上3度目のことだ。

 アインシュタインは重力波の存在を1世紀以上前に予言していたが、それがようやく確かめられたのはレーザー干渉計重力波観測所(LIGO)がこれを検出した2015年9月のことだ。

 この振動は巨大な天体によって作られる。最新の観測結果は、2つのブラックホールが衝突し、超大質量ブラックホールに融合したことで広がった宇宙の波紋である。

 新たに発見されたブラックホールの質量は太陽の49倍。前回、前々回に検出されたものは、やはりブラックホールの衝突に起因するもので、質量はそれぞれ太陽の62倍と21倍であった。

 こうした衝突によって作り出されるエネルギーは、宇宙に存在する全恒星と銀河から光として放たれるものを上回る。

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 LIGOのスポークスマンを務めるMITのデビッド・シューメーカー氏によると、20太陽質量以上の恒星質量を持つブラックホールの存在を詳細に調査した結果、これまで知られていなかった天体が発見されたのだという。

 LIGOは今年1月4日に最も新しい時空の波の検出に成功し、すぐさま30億光年先のものであることが特定された。それはすなわち地球まで30億年かかって辿り着いたということだ。

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 重力波の理論が発展すれば、宇宙が存在するにいたった理由をいっそう理解することができる。

 最初の検出は、地球上の科学コミュニティに波紋以上のものを引き起こしたが、今回の発見は比較的新しい研究分野である重力波天文学のターニングポイントとなるであろう。

 今LIGOはスプーン1杯分が地球における1,000万トンに相当する超高密度の星、中性子星の衝突などを発見しようとしている。

via:3bn years old & 3bn light years away – but black hole cosmic wave detected in 2017/ written hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 38件

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  1. >こうした衝突によって作り出されるエネルギーは、宇宙に存在する全恒星と銀河から光として放たれるものを上回る。

    どんだけだよ!!
    どんだけだよ!!!

    • +18
    1. ※1
       ん。。。!えっと。。。!?え?
      (両手めいっぱい広げてみる)

      • +2
    2. ※1
      光エネルギーだけなら上回るのかね。

      • 評価
  2. こう言う宇宙系のお話を聞くと、いつも思う、宇宙の年齢130億歳、地球の年齢46億歳って言うのがどうにも解せないんだよなー、地球のたった3倍って・・・。

    • +14
    1. ※2
      宇宙初期には重い元素がなくて、そうなると水素やヘリウムだけで光る恒星になるのに結構沢山量が必要になり、結果的に現在ではあり得ないような巨大な恒星になって、そういうでっかい星は寿命も極短で100万年とかで超新星爆発なりしてしまう。
      そう言った連鎖で初期宇宙可成り早い時期にBHや重元素が沢山作られて数世代目の太陽系なんかだと結構な恒星寿命に成って居るのだと言う事で…

      • +5
    2. ※2
      なんだか不思議な気分だよね
      赤色矮星の寿命は数百億年から数兆年だから、現在の宇宙にはまだ寿命を迎えた赤色矮星がいないというのも

      • +5
    3. ※2
      しかも地球の生命は35億年前に誕生したっていうのが今のところの見積りらしいから、生命の歴史も宇宙年齢に比べても短くはあっても無視はできない長さなんだなとも感心するよ。

      • +5
    4. ※2
      ひょっとしたら我々人類こそ、この宇宙における知的生命体の先頭集団に属しているのかもしれないなあ。

      • +3
    5. >>2
      そもそも数字で表せられる程度の長さってのも不思議に感じる気がする

      • 評価
  3. そのもんのすんごいエネルギーを回収、利用出来るようになったらどうなっちゃうんだろな?

    • +1
  4. 宇宙って案外若いのかもね
    人間的には途方もない年齢だけども

    • +2
  5. 地球の自転速度は一定じゃ無いのに、どうやって46億って分かるんだろ。どこから見た誰の尺度なんだろうね

    • +1
  6. 30歳と90歳ならかなり離れているように見えるけども

    • +1
  7. 1兆年後には全ブラックホールが融合したりするのかなとか小学生並みの感想しか言えない

    • 評価
    1. ※15
      マジレスすると宇宙空間は拡大しているというのだから、宇宙空間が収縮に転じない限り、全てのブラックホールが1つにまとまる事はないと思う。でも宇宙はもの凄く広いから、ブラックホール同士の衝突という事例もたまに発生する…という事だと思う
      同様に中性子星同士の衝突とか、銀河同士の衝突もまれに起こる
      銀河同士の衝突は規模が大きいから、観測できる期間が長期間になるという違いは有る

      • +2
    2. ※15
      コメ19さんの通り、空間が広がり続けてるので引寄せ合う力には限りがあり、ブラックホールが大きくなり続けるには一定の限界があるみたい

      銀河の中心の大質量ブラックホールが自分の銀河全体の質量を飲み込むのにかかる時間は10の30乗年ほど(10の30乗=100穣=1京×1兆)で、さらに銀河質量クラスになったブラックホール同士が合体できるのは銀河団まで(銀河団=銀河が数百~数千集まっている所)
      でもこの巨大ブラックホールも長い時間の後には消滅しちゃう(この頃には宇宙の温度の方が低くなっている為。周りの温度の方が低いとブラックホールは熱放射を行って蒸発していく)この巨大ブラックホールが消滅するのにかかる時間は10の100乗年ほど(10の100乗=1グーゴル=1無量大数×1京×1京)
      (この頃の宇宙にはもう惑星も恒星もブラックホールも消滅していて(物質を構成する陽子も大分前に寿命を迎えてる)わずかな光子のみが存在し、もう何も物質が生まれない空間を宇宙が永遠に膨張を続けていくのが最終的な宇宙の姿になるみたい)
      ↑以上、wikipediaの「宇宙の終焉」から。でも何か勘違いしている所があるかもしれないからもし面倒でなかったら上記項目をwikで参照してもらったらいいかもです

      • +2
  8. 最終的に質量(重力)が全ての力の元に行き着くんじゃないかな。。。

    • 評価
  9. 150億年て、人生100年として1億5000万回輪廻転生できる長さやで

    • 評価
  10. アインシュタインはつくづく天才だったんだと思い知らされるな…

    • 評価
  11. 30億年前というと、酸素濃度はとても低い時代だな。

    • 評価
  12. 改めて思う、宇宙はなぜか広い、重力とは何か、このエネルギーの源はどこで生まれたのか

    • 評価
  13. >スプーン1杯分が地球における1,000万トン

    こういう表現みると分子って思ってるよりスカスカなんだなと

    • +5
    1. ※26
      中性子星なんか茶さじ一杯で10億トンらしいからな。富士山と同じ重さらしい

      • 評価
    2. ※26
      普通の状態の原子なんて中身99%くらい真空だしな。原子核の周りを飛び回ってる電子の軌道の大きさである原子の大きさに比べたら中身の原子核なんて点。スッカスカよ。

      • +1
  14. 重力波の検出ってのがどうやってんのかいまいち分かんないけど、凄いってのは分かる。でもそれから更にどこからどのぐらいの距離を経て来たかまで解ってしまうってのもうこれはね?

    • 評価
    1. ※27
      離れた二点間に観測機を二つおき、等距離を保つ、
      重力波が来るとごく僅かに距離が伸び縮みするのでそれを観測
      と言えば簡単に聞こえるんだけど、その伸び縮みが「誤差に近いくらい」なので
      観測機同士を等距離に保つのでも物凄く細心の注意が必要。

      • +2
    2. ※27
      電磁力は遮蔽できますが、重力は遮蔽できません。つまり、光や電波のような電磁波を使って宇宙を観測すると、ビッグバンから晴れ上がりとよばれる光を含む電磁波が進めるようになるまでのしばらくの間( 40 万年くらい)は観測できません。ところが重力波は遮蔽できるものがありませんので、その間も観測できるってことなんですね。だからビッグバン直後からの観測を期待して、宇宙創造の観測って感じ?

      • 評価
  15. 「地球における」って要るのかな。1000万トンって、質量だよね

    • 評価
  16. 二十億光年の孤独に、僕は思わずくしゃみをした

    • 評価
    1. ※39
      だいたい中性子。でも、中性子星(の中身はそれだけじゃなくて↓
      プラズマの大気、イオンと電子の地表、電子と自由中性子と過剰中性子の地殻、中性子&少量の陽子・電子・ミューオンの外殻、クオークor中間子orハイペロンの内核で構成されていると予想されているよ(ちなみに中性子星がつくられる前の段階で圧力がどんどん高まっていく時にマグネシウムとか鉄も生成されるけど、超新星爆発でそれらはふっとんでいっちゃう。(地球にある鉄の出自もこういうもの)残った中性子でいっぱいの星が中性子星。(爆発する前の段階で陽子が電子を捕獲してどんどん中性子になってく)密度が高すぎると中性子星にならずにブラックホールの方になる)

      • 評価
  17. 30億光年先の重力波が観測できるんなら、もっと沢山重力波を観察できてもいいような気もするが

    • 評価

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