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ゴミは死体を隠蔽する。ゴミに埋もれて亡くなっていった8つのケース

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(著) (編集)

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 どうしても捨てられない、片づけられない。必要不必要かかわりなく様々なものを収集してしまう。そういった理由から家の中がゴミだらけのゴミ屋敷は世界中に存在する。

 人里離れた一軒家ならそれもよかろう。だがそういったゴミ屋敷は近隣住民に多大なる負担をかける。異臭があたり一面に漂いはじめると、無視することはできなくなるのだ。ここでは、ゴミ屋敷故に遺体の発見が遅れたり、死んでしまった8つのケースを見ていこう。

1. ゴミの中には息子の遺体

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 2016年9月、ニューヨーク州ブルックリンに住む女性、リタ・ウルフェンショーが緊急病院に運び込まれた。妹のジョセット・ブッチャマンが姉の家を訪れるとゴミのような日用品の中から、とんでもないものを発見した。なんとリタの息子、ルイスが、服を着たまま白骨体した状態でベッドルームに横たわっていたのだ。

 リタは盲目の女性である。息子のルイスは、20年前に行方不明になり、生きていれば49歳となる。彼女は警察に対し「息子は20年前に家を出て行ったきり戻ってこなかった」と語ったそうだ。

2.祖母が溜め込んだゴミが原因で死亡した孫娘

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 2015年、アメリア・ブラウンという3歳の少女が祖母の家の火事に巻き込まれて死亡した。その家にはあまりにも膨大な量のゴミが蓄積しており、消防隊員はベッドルームで死亡した少女の遺体を回収するのに何日も費やしたという。

 祖母の家には警報機も無く、家の全ての扉はゴミが邪魔になって閉じる事が出来なかったそうだ。

 祖父のデイビッドは考古学者である祖母のアビゲイルが外出中の間、少女の世話をしていたそうだが、その時に吸引した煙が原因でその後死亡した。

3. ゴミに埋もれて死んでいった兄弟

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 1940年代、ニューヨークのハーレムに住んでいた実の兄弟であるホーマー・コリヤーとラングレイ・コリヤーは、自身が作り上げたゴミ溜めから物を盗もうとする人々を捕える為に作った罠に掛かり、ゴミの中に埋もれて死亡した。

 兄のホーマーは目に障害を持っていた。弟のラングレイは視力回復にはビタミンCが効くと信じており、ホーマーに週100個のオレンジを食べさせていたという。それでもホーマーの視力は回復の兆しを見せなかった。ラングレイが持ち込む様々なもので、次第に家にはゴミが蓄積していったという。

 その後、警察が近隣住民から「異臭がする」との通報を受け、コリヤー家を探索してみた所、ホーマーの遺体がゴミの上に横たわるように発見された。

 当初ラングレイの姿はどこにも見られなかったが、その後の調査で、彼はホーマーからたった3メートル離れた地点で同じく死亡していることが分かった。彼もまたゴミ溜めの中に埋もれているが故に発見が遅れてしまったのだ。

 この家には100トン級のゴミが散在しており、2万5000冊の書物が発見された。

4. ゴミがいっぱいのワゴン車の中で死んでいった男性

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 2016年8月、カリフォルニア州レディングで62歳の男性がワゴン車の中で亡くなった。彼のワゴン車には大量のゴミが散在している事で有名だった。

 彼は精神疾患を持ち、ヘビースモーカーだったという。そのため、彼のタバコの火がワゴン車の中にあったゴミに引火し、その中で焼死したと考えられている。

5. 溜め込んだゴミで圧死した男性

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 2016年4月、51歳の男性がゴミの山の下から圧死された状態で発見された。スペインの北西部に位置するアルカブレに住んでいた彼は、ディオゲネス症候群(または高齢者不潔症候群とも)と診断されていたという。

 ディオゲネス症候群は、強迫的ホーディングの一種で、居住空間において大量の物品を度を越して蒐集することを止められず、それにより著しい苦痛・不全を起こす。自身の衛生には全く関心を持たず、医者のアドバイスを全く受けつけないそうだ。

 彼を圧死したゴミの山は凄まじいもので、消防隊が総動員で作業にあたるほどだったという。

6. 野良犬を大量に保護した結果、死体を犬に食いちぎられた女性

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 アーカンソー州に住む一人暮らしの女性は、野良犬を家に招きいれ続けた。その結果、犬に死体を食べられたという。

 現場にヴァン・ブーレン動物管理団体が駆け付けた時、そこには約50匹の痩せこけた獰猛な犬がいた。家に入ったところ、65歳前後と思われる女性の遺体が発見された。後の調査で女性はC型肝炎を患っていたようで、その遺体は犬に食べらたあとがあったという。

 ヴァン・ブーレン動物管理団体がここに足を踏みいれたのはこの時が初めてではない。3年前、103匹の犬を引き取るためにここを訪れた。この女性は野良犬を見かけると放っておけないようですべて犬を家の中に招き入れ飼っていたようだ。

7. 娘が作ったゴミ屋敷でミイラ化した状態で発見された母親

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 90歳のアンナ・ラギンさんの遺体はミイラ化した状態で、サンフランシスコにある65歳の娘のゴミ屋敷で発見された。

 彼女の家からはアンナ・ラギンさんの遺体の他にも山のようなゴミと300本の尿入りのボトルが見つかったそうだ。

 娘は母親が亡くなったことを知っていたが、誰にもその事を口にはしなかったようだ。近隣住民であるシャーロン・スコット・キーシュさんは「母親を手放す事が出来なかったというのはとても辛い事です」と心境を語った。彼女は「母親はまだご健在ですか?」と娘に問いかけた所、娘さんは虚ろな目で「はい」と答えたという。

8. 山のようにたまったゴミで床が抜けて亡くなった女性

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 コネチカット州チェシャーに住むベバリー・ミシェルさん(66)は自分が作り上げたゴミ溜めのせいで床が抜け、それにより圧死した。

 彼女の家のゴミを撤去しようと作業員が来て、ショベルカーでゴミを動かそうとしたところ、始めて彼女の遺体が発見されたのである。警察によれば彼女は何週間も前に亡くなっていた可能性があるという。

 現場の状況に詳しい人によると、彼女の死因は家の二階の床が抜けたことにより落下し、更に天井まで積みあがっていたゴミが一斉に彼女に降りかかってきたことによる圧死だという。

via:8 People Who Died In Extreme Hoarding Conditions/ written riki7119 / edited by parumo

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この記事へのコメント 42件

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  1. 客観的には「ゴミの中で死んだ」だけど、彼らの主観では
    「捨てることなど考えられない宝物に埋もれて死んだ」んだ。
    本望だったろう。

    • +14
    1. ※2
      人によってはそうかもしれないけれど、一種の依存症みたいなものでしょ。
      依存症は満たされてない人が陥る症状だから、幸せだったとは一概には言えなさそう。

      • +3
    1. ※3
      それ雷避けの呪文だからゴミには効かないぜ?

      • +2
  2. なんつーか、こういう死に方だけは嫌だな…
    部屋掃除するか…

    • +17
  3. 積極的に大量の犬を連れてきちゃう気持ちはわからないけど、気力がまったくわかなくて掃除できない気持ちはすごくよくわかる
    すこしでも「これはまだ…」みたいな思い入れがあると捨てがたくて、もう何から捨てていいかがわからなくなってなにから捨てていいかわからなくなると、だんだんと掃除に必要な数ペースすらなくなってきて明確なゴミすら捨てられなくなる

    • +36
    1. ※7
      捨てられない人にはよくあるみたいだな。具体的にそれを使う日が決まらないものは捨てるべきという言葉に従ってうちは随分すっきりした。
      いつか使うかも、なんて言ってる時点でそれを使わなくても生活できるってことだから。

      • +10
    2. ※7
      リサイクルが浸透してゴミ捨てのルールが細かくなりすぎて
      捨て方を覚えられない老人宅がごみ屋敷化するってパターンも多いらしい。

      • +3
  4. 年末にいい記事をありがとう
    大掃除がんばるわ

    • +5
  5. 後片付けの手間が・・
    自分の家だからとゴミを溜め放題にするのは、残された者からすれば自爆テロのようなものでしょう。

    • +19
  6. ゴミじゃないけど、日本でも溜め込んだ本だったかビデオだったかが原因で
    2階の床が抜けて1階の母親が亡くなる事件があったよね

    • +6
  7. 地震のときにも本棚の本が雪崩起こして死んだ人いたよね

    • -4
  8. 誰にも看取られずに息をひきとるなんて怖すぎ

    • 評価
    1. ※18
      中程度の公立中学・高校の図書室はおおむね2万冊~4万冊程度

      • -5
  9. 精神病の自分からするとどれもすごく悲しく感じる。

    • 評価
  10. ゴミとは違うが日本でも10年くらい前に、積み上げた大量の本の重みでアパートの床が抜け、2階に住んでたその住人が圧死した事件あったよね。
    怖いこわい…

    • -4
  11. 息子が死んだのが二十年前なのかどうかが気になるところだな

    • +3
  12. 俺の姉がサムネそのままなんだよなぁ トイレを紙は水に溶けるから流す必要が無いなどとほざくわ、伯父からの電話も「信用できないからとるな」だの、正真正銘のメンヘラだ。

    • +8
  13. 日頃からの整理整頓が命を救うはっきりわかんだね。

    • +6
  14. ゴミのため過ぎには気をつけよう!(注意喚起)

    • +1
  15. 盲目の女性と視覚障害持ちの兄弟の兄には同情する。
    って、兄弟の場合兄さん巻きこまれだろ…

    • +9
  16. 「2万5000本冊」が気になって、そのあとを読み進められない。

    • +11
  17. コリヤー兄弟が魅力的。
    て言い方もあれなのだけど、題材にしたアート作品等等等の存在、エミー賞作家による舞台化、跡地は名前冠した小公園になっていたりと調べるほどにある種憧れめいたものを感じてしまう。なにより写真に残る紙類の山の素晴らしさ。時代的にハーレムの治安がどんどん悪化していたことが引きこもり、トラップ、屋内トンネル化に拍車をかけたのではという推察も痛ましい。

    • +3
  18. 自分は捨てたい病で、掃除魔。
    だけど、年を取ったらそういった類いの溜め込み病があるんだな

    • 評価
  19. コリヤー兄弟の2万5000冊の書物が凄いな
    兄に視力障害があったのなら弟一人で集めたのかな?

    • +3
  20.  家のママンも溜め込みたい人・・・「私が死んだら好きにしてくれ」「何年かかると思ってるんじゃあああ!」ケンカになったことは1度や2度ではない。
     なんか手を打たないといかんのやな(-_-;)

    • +7
  21. 自業自得と切り捨てるのは簡単なんだが、生涯自分には無関係だとは言い切れない薄ら寒さを憶える。
    いきなり何かが欠落するのではなく、無自覚のうちに徐々に崩壊していった残骸そのもののようだ。

    • 評価
  22. 子供が犠牲になってる事件はいたましい。

    • 評価
  23. ためこんだものはその人の欠落したすべて。

    • 評価
  24. コリヤー兄弟は二人共溜め込み症
    弟にお兄さんが巻き込まれたわけじゃない
    弟が亡くなったのは自分が作ったトラップにかかったから
    兄は助けられず他人とは接点はなくという

    • +3

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