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小さな妖精たちの住む町。皆が幸せな気分になれる、町中のいたるところにある妖精専用ドア

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(著)

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image credit:Dwight Burdette/Wikimedia
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 米ミシガン州の都市アナーバーには妖精たちが大勢移り住んできたようだ。街の中のコーヒーショップや食品店の入り口付近、おもちゃ屋の窓の下などに、妖精専用の小さなドアがついている。

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image credit:Dwight Burdette/Wikimedia

 人々の心をほんわりさせてくれる妖精専用の小さなドア。

 実はこれ、グラフィックデザイナーのジョナサンB.ライトがお店側の協力を得て設置したものだ。きっかけは1993年、ライトが築100年の古い実家を改装する際、子どもたちを楽しませるため遊び心で設置したのが始まりだ。

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image credit:Dwight Burdette/Wikimedia

 当時ライトが作ったのはドアだけでなく、開けた先には小部屋があり、そこにある小さな手すり付きの階段を上った先には2階のドアがある、という凝ったものだった。これを目にした子どもたちは大喜びし、そんなに喜んでもらえるならと、彼はさらに多くのドアを作ることにした。

 2005年になるとライトは町のコーヒーショップの入口付近に小さなドアを付けた。彼が公共の場に妖精のドアを設置するのはこれが初めてのことだった。

 以来アナーバー市内の十数カ所に、地元の子どもはもちろん、大人も楽しい気分になる小さなドアが現れるようになった。

Fairy door, Ann Arbor

 ドアの前に妖精サイズのキャンディや靴下や帽子などの小さな贈り物が置かれている場合もあるが、それは妖精ハンターの罠だそうだ。これらのドアは今では観光客を呼び寄せるほど人気になっている。

fairy door
image credit:bagaball/Flickr

 妖精が怠け者になるので食べ物を与えないで、という注意書きがあるものも

 子どもだけでなく大人も幸せな気分にさせる妖精のドアは人気を呼び、現在はアメリカ各地に広まっていった。

 サンフランシスコやニューヨークなど、よく目を凝らせば米国内のさまざまな地域に出現している。ジョージア州のアトランタでは、Tiny Doors ATL(小さなドア アトランタ)という企画も生まれた。

 その企画はアナーバー出身のアーティストが故郷の妖精のドアに着想を得て始めたもので、このドアのアイデアはさらに他のアーティストの間に広まった。

 いつもの暮らしにささやかな幸せをもたらす妖精たちの小さなドア。落ち込んでいてもこのドアが目にはいったら少しだけ明るい気分になれるだろう。

 人は自ら立ち直るきっかけをいつだって探しているのだから。

via:amusingplanet・written D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 41件

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  1. 俺のズボンにも妖精専用ドアがあるんだよなぁ

    • -15
  2. こういうの良い
    ありえないサイズ感なのに生活感があるってすごくワクワクするよね
    子供の時シルバニアファミリーをもらった時とか、ディズニーランドのスプラッシュマウンテンの周りの小さな家のワクワク感と同じだ

    • +43
  3. 小さい頃これ妖精のドアだよって言われてすごいワクワクしたのを覚えている
    見つけると良いことがあるんだとあの頃は真面目に信じていたなぁ
    今でもきっと見かけたらハッピーになれると思う

    • +19
  4. 扉の大きさを、高さ15cm×横10cmくらいにし、
    チョコやキャンディーではなく、シーバやモンプチにすると、
    更に良いことが起こるでしょう。

    • +9
  5. 京都の街角で見かける、小さな鳥居を思い出した

    • 評価
  6. 堂々と住み着くジェリーとそこから出てくるのを待ち受けるトム

    • +11
  7. アリエッティが無事この街に流れ着きますように

    • +9
  8. 素敵だなぁ。
    我が家にも付けてみたいけどうち賃貸や。

    • +15
  9. せっかくだから俺は!
    訪れた家族の子供さんが「妖精さんにペニーあげていい?」て親から硬貨もらって小さな扉の前に置いていくかわいらしい動画があるのだけれど、置いて行かれた家はこれ心苦しいよなあw
    通り道になるように障子はうっすら開けておいてね、みたいな事する風習?もあるとかないとか聞いた覚えありますが、ウチは隙間風多いからそもそもやる必要が無かった。

    • +1
  10. 良いね。現実が歪む感じ。
    トマソンに近いものを感じる。

    • +4
  11. 探して見たい!
    関係ないけど商店街歩いてると時々小さい鳥居が置いてある

    • +6
  12. 第二次大戦の時に捕虜収容所に囚われた兵士達が空想上のレディを部屋に置いて心の王国を保ち続けたという逸話を思い起こす

    • 評価
  13. 日本も神社とか、なんか小さい家あるよね(笑)
    こういう遊び心は好き

    • +3
  14. 日本で小さな鳥居が壁に描かれてるのは似たようなものなのかな~と思って調べたら立小便防止目的でした。

    • +1
  15. 日本なら小さいおっさん用ドアとかでも良いな。
    居酒屋風の暖簾とか。

    • +2
  16. 日本にも小人の神は居るからそれをお迎えするのでも良いんじゃないかな?
    小さい鳥居と神棚用意して。

    • +5
  17. こういうのほんと好き。
    素敵な街だー。
    良い記事をありがとう、パルモさん。

    • +3
  18. ほんとパルモちゃん素晴らしい記事ですね

    • 評価
  19. ちょっと工夫してコンセントカバーにしたらどうでしょ?
    上下でドア開くようにして使わない方はホコリ避け。
    ・・・あ、子供がイタズラするからダメかな。

    • 評価
  20. 俺の田舎では稲干しの時期、田んぼに小さな竪穴式住居みたいなのが出来てだな。
    子供の頃は小さい原始人が住んでると思ってたなぁ。

    • 評価
    1. ※36
      障子やふすまのそういうコンセントカバーなら売ってるよ
      桧・美濃和紙を使っててちゃんと開閉するやつ

      • +4
  21. 見た目可愛いし、ワクワクするし、夢があっていいね
    自室のインテリアに取り入れたい

    • +3
  22. ドアだけだと思ってた
    中も作られてたのかー
    画像見たいな

    • +1

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