メインコンテンツにスキップ

異常気象で明らかとなった15の驚きの発見

記事の本文にスキップ

37件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 異常気象と言われて久しいが、通常とは異なる気象がこうも続くと、なにが異常なのかわからなくなってくる。まれにしか経験することのないはずの異常気象は高波、暴風、干ばつなどは破壊をもたらすだけではない。中には驚きの財宝まで露わにすることがある。

 ここでは激しい天候によって明らかとなったマヤの象形文字、中世の骸骨、古代の足跡など驚きの発見を見ていくことにしよう。

1. 最古の人間の足跡(アフリカ以外で)

この画像を大きなサイズで見る
source

 2013年、イングランドのヘイズブラを襲った嵐によって砂が流され、泥の中に奇妙なくぼみが発見された。考古学者の調査から、これがアフリカの外で発見された最古の人間の足跡であることが明らかとなった。ヒト属ではあるが、現代人とは違う種であるようで、100万~78万年前に生きていたと考えられている。

2. 南北戦争期の船とワインボトル

この画像を大きなサイズで見る
source

 アメリカ南北戦争のとき、リンカーン大統領は物流を麻痺させるべく南部の港封鎖を命令した。これに対して、南部連合軍は密航船によって物資の確保に出た。メアリー・セレスト号もそうした船のひとつだ。わずか2年ほど任務に就いたのち、サンゴ礁に衝突し沈没。しかし、最近の台風によって砂が流され、その姿が露わになった。

 発見された品の中には未開封のワインボトルもあった。試しに舐めてみた専門家によれば、ドロドロの海水とガソリンの風味がしたそうだ。

3. 木の根にひっかかっていた中世の骸骨

この画像を大きなサイズで見る
source

 2015年、アイルランドのコルーニーを襲った暴風によってブナの大木が倒れ、根にひっかかていた骸骨が掘り起こされた。骸骨は中世初期の男性のもので、鋭い刃物によって斬り殺されるという非業の最後を遂げたようだ。

4. 先史時代の森

この画像を大きなサイズで見る
source

 ウェールズ、カーディガン湾を通過した嵐が先史時代以降堆積していた砂を洗い、古代の森の切り株を露出させた。木は4,500年以上前の海水が陸地に進出してきた時代に枯れたものだ。また、3,000~4,000年前の木製の歩道も発見された。海面上昇に対応するために当時の人間が作ったと考えられている。

5. スクーナー船の残骸か?

この画像を大きなサイズで見る
source

 ニューヨーク州のファイア・アイランドをハリケーン・サンディが通過すると、大型船の船殻が出現した。確実なことは言えないが、おそらくカナダで石炭運搬に利用されていたベシー・ホワイト号だと考えられている。この船は1919~1922年にかけて利用され、濃霧によって沈没した。幸いにも当時の船員は、猫も含めて、全員が無事だった。

6. 第二次世界大戦の不発弾

この画像を大きなサイズで見る
source

 海には今でも大戦の不発弾が眠っており、ときおり浜に流れ着く。例えば、2012年にはニュージャージー州のハリケーン・サンディが通り過ぎたビーチで2発の不発弾が発見された。また、2014年にもイングランド、デヴォンの海岸で不発弾が発見されるという騒ぎがあった。

7. カリフォルニアの”罪の船”

この画像を大きなサイズで見る
source

 1920年代~30年代にかけて、カリフォルニア州沖では法律から逃れて”罪の船”で享楽に耽ることができた。元オイルタンカーのモンテカルロ号もそうした1隻だ。

 罪の船として、女優のメイ・ウェストや俳優のクラーク・ゲーブルといった有名人をもてなした。しかし、1936年の大晦日に強風によって流され、新年を迎えた翌日、コロナドのビーチに漂着。そのまま砂に埋もれてしまっていたが、去年の冬に襲った嵐によって再び姿を現した。

8. 鉄器時代の骸骨

この画像を大きなサイズで見る
source

 2012-2013年の年末の休暇期間、スコットランドのシェトランドでは悪天候でがけ崩れが発生。薄気味悪いことに人間の白骨死体が発見された。

 古学者と警察がすぐさま調査を開始するが、殺人事件とするにはあまりにも古すぎることが判明した。おそらく2,000年前のものと考えられる。崩れた場所は復旧され、遺体は元のように安らかな眠りについた。

9. 新石器時代の町

この画像を大きなサイズで見る
source

 1850年、スコットランド北部のオークニー諸島を襲ったスコールが草と土を流し、とんでもないものを露出させた。紀元前3,200~2,200年頃のスカラ・ブレイという居住地だ。調査からは、スカラ・ブレイの住民が羊や牛を飼い、今は絶滅したオオウミガラスを食べ、ヘザーという植物を敷いたベッドで寝ていたことが判明している。

○10. 巨大な木製の蒸気船

この画像を大きなサイズで見る
source

 1882年に建造された蒸気船モンタナ号は、ミシシッピ川を航行したものでは最大の船だ。しかし、建造からわずか2年で地下に隠れていた木に衝突して沈没してしまった。2012年の大干ばつで川の水位が下がり、再びこの世に姿を現した。

11. 巨大な古代の甕(かめ)

この画像を大きなサイズで見る
source

 2015年、嵐による荒波によって、イスラエルで1.5メートルもある甕が発見された。300~500年頃のもので、お香のパイプやオイルの容器などが収められていた。この人間大の甕はドリアといい、古代ローマ人が食料や飲み物を保存するために使用していた。

12. 大量の油

この画像を大きなサイズで見る
source

 今年の初め、イングランドのノーフォークの海岸を大量の原油が流れ着いた。だが、この辺りにタンカーが沈んだなどなかった……少なくとも40年間は。

この画像を大きなサイズで見る
image credit

 1978年、ギリシャのタンカー、エレニV号が別の船と衝突し転覆。これは軍によって爆破されている。当時の警察は原油が海岸線沿いの海溝に埋もれるだろうと判断していたが、嵐と浸食によって結局は浮上してきてしまったのだ。40年越しの原油流出事故である。

13. 遺体を故郷に届けられなかった難破船

この画像を大きなサイズで見る
source

 1888年、フランス船ジュンヌ・オルタンス号はイングランドのコーンウォールへと向かっていた。積荷の中にはフランスで死んだコンウォール人の遺体があった。4人の船員は彼を故郷に帰そうと思っていたのだが、不運にも船が座礁してしまう。船員と450頭の牛は救出されたが、船はそのまま砂に埋もれることになった。それから長い時間を経て、荒波によって再び人の目に曝された。

14. マヤの象形文字

この画像を大きなサイズで見る
source

 2001年、グアテマラを襲った台風が堆積物を吹き飛ばし、マヤの階段が発見された。ただの階段ではない。象形文字に覆われていたのだ。専門家によると、当時のその一帯で起きた血で血を洗う争いについて語っているのだという。

15. 珍しい鯨の骸骨

この画像を大きなサイズで見る
source

 2012年、ハリケーン・サンディによってフロリダのビーチが浸食され、タコノマクラ(ウニの一種)を探していた夫婦によって、数10年間埋もれていた鯨の骸骨が発見された。それもヒガシアメリカオウギハクジラという、これまで生体が見つかっていない非常に珍しい鯨の骨である。

via:mentalfloss/ written hiroching / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 37件

コメントを書く

  1. 異常気象って1950年代にはあった言葉だし、地球のどこかで毎年必ず起きてることだから別に異常じゃないけどね

    • +10
  2. 船体も遺体も、ずっと眠ってて誰かに気付いてほしかったんだろうか、と勘ぐってしまう。

    • +4
  3. 14のマヤの象形文字がどう見ても日本の可愛いキャラモノの人形焼かゴム印に見えるんだがw

    • +68
  4. そう、単品の「異常気象」は昔からあった。
    問題はその頻度で、それは確実に増えていることがNASAの研究で発表されている。

    • +11
  5. まあ、例年通りなんて言葉は農耕サイクルに適した気候が続いてほしいという人間側の希望が多分に含まれていて、地球からすれば「知らんがな」ってやつだ
    人間の都合なんて関係なく、異常と言われるくらいで正常なんだよ

    • +5
  6. 3.((( ;゚Д゚)))ガクブル
    7.こうゆう理屈アメリカ人は好きだよね。
    軍艦の上での飲酒は禁止だけど、ご褒美に許可するときはロープでゴムボートをつなぎ、ボートの上で飲ませるとか。

    • +1
  7. 9.のスカラ・ブレイってウルティマに出てくるあの町?!
    モデルがあったのか。

    • +1
  8. >幸いにも当時の船員は、猫も含めて、全員が無事だった。
    >猫も
    ( ´∀`)

    • +2
  9. もし紅海が干上がるようなことがあればモーゼ一行の足跡が発見されるに違いない

    • +33
  10. >アイルランドのコルーニーを襲った暴風によってブナの大木が倒れ、
    >根にひっかかていた骸骨が掘り起こされた
    日本では…『柳の根の下には骸骨が埋まっている』
    等という迷信が昔から言われているが、それの地を行く発見かい?
    そりゃあまあ、そういう例も有るだろうが、発見されるのは珍しい

    • +3
  11. 3.前半読んで、墓標として植樹したのかと思ったら
    > 鋭い刃物によって斬り殺されるという非業の最後を遂げたようだ。
    犯行の隠滅するのに、わざわざ穴を掘りにくい木の根元に埋めないよなあ。
    ブナじゃ無くて桜だったら納得だが。

    • +1
  12. メアリー・セレスト号は違うんじゃないかなあ
    有名な乗員消失事件の船名だけど、あれはもっとかすかな残骸がどこかで見つかっただけのはず
    それに南北戦争は1861-1865年、
    例のメアリー・セレスト号は1869年に改名され、漂流船として発見されたのは1872年。
    時代もなんか合ってない。

    • +1
    1. ※16
      ああ、日本の戦国時代に、そういう話が有ったね
      誰の話だったっけ?遺体を埋めた所に植樹した話

      • 評価
      1. ※17
        私もそう思いました、唯有名な事件なのでこんな間違いはしないはずだと考えます。
        船の世界では船主が同じ船名を使ったりする事は良く有ることなので初代のメアリーセレスト号喪失のあと購入した船に同じ名前を使ったのでは?と考えます。検索しても出て来ないので推測ですが。記事でひと言でも触れてほしかったですね。

        • +2
  13. 5はアララト山の船形地形を思い出す
    7の罪の船は、禁酒法時代に流行ったカジノ船のことだよね?
    当時のカジノ船はどれもあれこれ工夫が凝らしてあって面白い

    • 評価
  14. 7. カリフォルニアの”罪の船”
    レイモンド・チャンドラーの「さらば愛しき女よ」(1940年)に、市と州の法定境界線の外側に浮かぶ賭博船が出てくる。
    改装されたパナマ船籍の貨物船で、客は水上タクシーを使って乗船する。
    作り話と思っていた船が実在したことにびっくりだ。

    • 評価
  15. マヤの象形文字、不穏なことが書かれてる割には
    可愛い見かけだなおい

    • 評価
  16. スカラ・ブレイ!
    ウルティマにもウィザードリィにもバーズテイルにも出てくるあの街かっ

    • +9
  17. メアリー・セレスト号と聞くと都市伝説で有名な幽霊船が思い浮かぶが、アレとは別なのだろうか

    • 評価
  18. 氷河が融けて眠っていた怪獣が暴れる話、何処かに無かったっけ?

    • 評価
  19. なんでガソリンの風味を知ってるんだろ……?

    • 評価
  20. 建設工事屋さんに聞いたけど、北海道の留萌沖にはたくさんの砲弾が沈んでいるらしく嵐の後には浜に漂着するそうだ。
    港の工事中にも結構出てきたらしいが、工事がストップしてしまうのである程度溜めてから沖に持って行って投棄していたそうです。

    • +3
  21. マヤの象形文字、カッコいいーーーっ!!!

    • +1
  22. マヤの象形文字 左上にハガレンのアームストロング少佐がおる

    • 評価
  23. クジラの骨のやつ
    生体が見つかっていない、ってことは
    古代生物とか絶滅した種って訳じゃないのか?
    いまもどこかに生息してるって事?

    • +1
  24. マヤの象形文字「血で血を洗う争いについて語っている」とは思えないほどカワイイんだが

    • +1
  25. 象形文字が漫画の顔に見える、、、羽もかわいいし、表情も可愛いんだけど

    • 評価
  26. 象形文字がゆるキャラの顔みたいに見えるw

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

歴史・文化

歴史・文化についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。