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暗闇に閉じ込められて数か月後、やっと太陽に出会えたチンパンジーの赤ちゃんのうれしそうな表情(コンゴ共和国)

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(著)

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 チンパンジーのジュワちゃんがまだ生まれたばかりの小さな赤ちゃんだったとき、彼の未来は闇に包まれた。コンゴ民主共和国で暮らしていたこの子は、兵士に母親を殺され、森から連れ去られてしまったのだ。

 悲しいことに、こうしたことは珍しくない。チンパンジーの赤ちゃんは親を殺された上で捕獲され、売り飛ばされる。こうして個人の”動物園”行きになる子もいれば、実験動物として過酷な実験を繰り返される子もいる。

 悲劇の野生動物たちをこれ以上増やすわけにはいかない。ジュワちゃんの場合はすぐに手を差し伸べる必要があった。

 彼を捕らえたコンゴ人の兵士たちは買い手が見つかるまでの間、暗い部屋の中に何ヶ月もジュワちゃんを閉じ込めておいた。しかし、ある開発作業員が彼らを説得し、動物保護団体の助力を仰ぐことに成功した。

 危うく手遅れになるところだったが、ようやくルウィロ霊長類リハビリテーションセンター(Lwiro Primate Rehabilitation Center)のスタッフがジュワちゃんを保護することができた。その瞬間は感動的だ。

 コンゴの兵士に捕らえらえたジュワちゃんは何ヶ月も閉じ込められていた。腰と足をロープで繋ぎとめられ、暗い部屋の中に放置されていたのだ。その精神的なストレスで、腕の毛をすっかり毟りとってしまっている。また餌や水も不十分で、衛生的にも問題があった。

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 リハビリテーションセンターのイチャソさんは、「酷い状況でした」と語る。ジュワちゃんが苦しんでいたことは明らかで、ロープのせいで皮膚が切れ、傷口が感染していたという。

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 だがイチャソさんたちのおかげで、ようやく幼い子供には絶対必要な愛情が注がれ、身の回りの世話も受けれるようになった。すぐに目に付く怪我の他にも、寄生虫症や感染症にもかかっていたが、今後その医療的なケアも施されるはずだ。

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 リハビリテーションセンターでは、お母さん代わりのチンパンジーが面倒を見ており、今ではかなり元気になったそうだ。ここには他にも孤児が暮らしており、きっと友達にも恵まれることだろう。

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 スタッフはこの子が完全に回復し、幸せで安全な生活を送れるようになることを願ってやまない。「きっと普通のチンパンジーに戻れるはずですよ!」とイチャソさん。

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 センターのスタッフからもらったジュワという名前は、スワヒリ語で太陽を意味するそうだ。暗闇に閉じ込められていたこの子だからこそ、名前の通りの光溢れる一生を送ってもらい。心よりこれを願う。

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via:facebook.littlethings

 ルウィロ霊長類リハビリテーションセンターで楽しく遊ぶチンパンジーたち

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この記事へのコメント 27件

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  1. 毛のない部分が人間のようでドキッとする

    • +20
  2. 草むらに寝そべり、空を見上げ彼は何を思うのか。

    • +20
  3. これまでのつらいことや苦しかった経験が塗りつぶされるくらいに
    これからたくさん嬉しいことや楽しいことを体験して欲しい。

    • +46
  4. 密猟(密漁)許せない!!
    先日の密猟者に対抗して象牙燃やした件だって、犠牲になった象達があれだけいる事に衝撃受けました!!

    • +1
  5. 動物全般好きだけどチンパンジーや猿の虐待話って本当に辛い。
    頭が良い分、人の悪意をしっかり認識できてそうで。宇宙に手足を固定されて飛ばされた猿の事はよく考えてしまう。どうか幸せになってね。

    • 評価
  6. 人間の赤ちゃんだとクル病が心配されるが。記事には何も書いていないので 多分大丈夫なのだろう。しかしここまでするほどチンパンジーは 高値で取引されているのか?閉じ込めた奴らもあまり頭良くないな、健康な個体ほど高く売れるだろうに。

    • +27
  7. 最後の、空を見上げてる?表情で涙が…………
    苦しい思いをしたら、その分だけ幸せになって欲しいです

    • +22
  8. 一番横暴なのは人間なんだなと思う。
    保護された動物はそれでも人間を許して受け入れてくれる。
    そういうところは動物に学ぶべきですね。

    • +4
  9. 世界中の動物好きな人たちが違法な動物売買や残酷行為にもっとノーを発信できれば、それが各国での動物の扱いをよくすることに繋がっていくはず。ナショジオとかだけじゃなく、メディアがこういう問題をもっと目立つ扱いしてくれるといいな。食糧や医薬品など人類生存に必須なら仕方ないとも思うが、それ以外の勝手な欲望で動物を苦しめないでほしい。

    • +18
  10. 最近上映してる『ルーム room』も、拉致監禁された母親が部屋で出産したので一度も外を見た事の無い子供が主人公の映画があったね。
    それ思い出した。

    • +15
    1. ※10
      人間はすぐ人間至上主義で動物にも心や感情があることを人間は忘れようとしてしまうから反省しないとな。
      地球上で一番恐ろしい生物は人間だよな・・・。

      • +19
  11. 知能が高いからと命の価値に区別をつけるのも人間の勝手なエゴ。人間の身体も実は身体の内外で共生する細菌・微生物・バクテリアがいて、本質は「共生体」と言うべきもの。いくら科学が進歩しても人類が幸せになれない理由がわかる気がする。

    • +14
  12. これってさ、なんだかんだいって欲しがる人間が居る限り、こういう悲劇は無くならないと思うんだよね
    先進国の金にあかせて欲望のままに欲しがるのはホント止めてほしい
    象牙やサイの角とか、変わったペットとか‥
    いかに自分たちのエゴを金で突き通すのが、浅はかで見た目だけの上辺の人間で、醜い所業なのか、少し考えれば判りそうなのに、そんな教育は受けていないのだろうか?
    自分はこういう人間を、如何に無知で無分別で、想像力に欠けた、上辺だけ飾る、虚構に満ちた心無い人間と断罪してしまっても微塵も戸惑いを覚えんわ

    • +2
  13. 私達が今の豊かな暮らしをしているのも実験動物達のおかげだ。私は動物実験に反対なんて言わないし言う資格もない。
    せめて彼らが実験以外で惨い扱いを受けないことを願うばかりだ。

    • +3
  14. 本当にごめんね・・・本当にごめん。それしか言えない。

    • +3
  15. チンパンジーが空を見てうれしそうな表情したり、ロバやアシカが仲間や子供の亡骸をみて悲しんでるような声だしたりと、カラパイアの記事は俺の動物見る目をことごとく変えようとしてくるね

    • +19
  16. 外国でも同じなのかどうかは知らないけど、日本の場合はバラエティ番組で野生動物をやたらかわいい、愛情深い、みたいに擬人化した映像を流すのが良くないんだと思う。
    だから愛情を注げば野生動物をペットのように飼えると思い込む層がいる。
    マイケル・ジャクソンがどうして「バブルス君」手放したのかも知らないんだろうね。
    チンパンジーってかなり凶暴な動物だから普通の動物好き(ある程度知識がある)ならペット扱いはムリってのは常識だし、手をつないだり背中向けたりしたる映像見てヒヤヒヤしてるよ。
    チンパンジーに限らずいつか子供が無防備に近づいて惨事が起きるのではないかと思う。
    実際チンパンジーが人を襲う事故も起きたし。

    • +8
    1. ※20
      人間が思い上がらないようにするには、正しい絶望と恐怖を与える・・・。

      • 評価
  17. …人間と動物たちと基本的な脳の構造は同じなのだから、「感情がない」「痛さを感じない」などとする方がおかしいでしょ
    許せない

    • 評価
  18. 動物はあくまで動物 猿はあくまでケダモノ
    人類は他の動物に勝って地球の支配者になった以上 他の動物の生殺与奪の権をもつのは当然
    それ故に人間と同様の感情があるとか 動物に学べとか 自然を尊重しろとか上から目線で物事が言えるんだな
    さらに現に人間の子供でさえ満足に生きられないアフリカの地で
    チンパンジーの子供が保護されて当然って考えも 安全地帯にいる人の思い上がり発言に過ぎない

    • +6
  19. 飼育係の経験と、共に暮らしたインコを見ていて、動物にも人と同じに感情があって、個性があって、頭が良くて、仲良くなると、とてもとても優しくしてくれて、
    痛みも悲しみも怒りも、動物も人と同じく感じるのだと気づきました。
    毛皮や革やフェザー製品やウールやペット生体販売やタバコと化粧品と食品の動物実験、牛豚鶏肉、
    実態を調べて、全部購入をやめました。

    • 評価
  20. そうか、光の国からやってきた宇宙人は、変身するときにスワヒリ語で叫んでいたのか。

    • 評価
  21. 人間は最高位だと勘違いしている。仮にそうだとしても最下位に引きずり落とされる事だってある。

    • +8
  22. 動物保護の寄付金が集まる傍らで、貧困に苦しむ人がいる。
    中々笑える洒落だと思う

    • +7
  23. 生物皆幸せに暮らせる日はいつ来るのだろうか…

    • +4

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