この画像を大きなサイズで見る誰もいないのにどこからか視線を感じたりしたことはあるだろうか? もしかしたら、それは動物があなたに何かを伝えようとしているのかもしれない。少なくともあのカンガルーは、そうやって自分の気持ちを伝えてくることがあるようだ。
『Royal Society Biology Letters』(12月16日付)に掲載された研究によると、彼らには人間に意思を伝え、助けを求めるなど、高度な認知能力があるのだそうだ。
人間に合図を送り助けを求めるカンガルー
オーストラリア・シドニー大学と英ローハンプトン大学の研究グループが行なったのは、1人では解決できない作業を飼育されているカンガルーにやらせるという実験だ。
具体的には、カンガルーでは開けることのできない箱にエサを入れて与えたのだ。開けられない箱で四苦八苦するカンガルーはどうしただろうか?
なんとほとんどのカンガルーは諦めることなく、研究者に視線を送っては、また箱に取り組んだという。研究グループによれば、開けて欲しいという気持ちを伝える仕草であるそうだ。
「中には人に近寄って、引っ掻いたり、匂いをかいだりしてから、箱に視線を送る子もいました。本当に意思を伝えようとしていたんですね」と、アレクサンドラ・グリーン博士は話す。
この実験は、さまざまな種のカンガルー11匹に対して行われたもので、有袋類を対象にしたものとしては初の試みだったとのこと。人間に向かって語りかける動物の力は、これまで過小評価されてきた可能性があるという。
この画像を大きなサイズで見る家畜化されていない動物でも人間とコミュニケーションをとろうとする
アラン・マケリゴット博士によると、こうした視線は犬が人間に助けを求めるときに送ってくることがあるが、一般にそうした動物は家畜化されて長い時間が経ったものに限られるのだという。
「カンガルーが見せた行動は、犬や馬、ヤギなどで同じ実験をしたときに見られるパターンと非常によく似ています」とマケリゴット博士。
グリーン博士によれば、脳が十分に発達している動物ならばどんな種でも人間とのコミュニケーションを学べる可能性すらあるという。
そうしたことは家畜化による特徴だと考えられてきましたが、じつはそうではなく進化によって獲得された能力で、適切な環境ならば学習できるものだと私たちは考えています。
飼育下にあって、いつも人間に囲まれている動物園のようなところならば、動物はそうした行動の表現を学習してきたのではないでしょうか(グリーン博士)
この画像を大きなサイズで見る野生のカンガルーはオーストラリアでは、増えすぎて間引きされたり、害獣とみなされることすらあるそうだが、今回の結果によってそんな状況が変わるかもしれない。
だからといって、野生のカンガルーに近寄って食べ物を与えたり、てなづけようとしてはいけない。いきなりそんなことをしても、フレンドリーに接してくれるどころか攻撃されるのがオチなのだとグリーン博士は注意している。
カンガルーと親睦を深めていくのは、まだまだ当分先のことだろう。もちろん個体差もあるだろうが。
References:newscientist / theguardian/ written by hiroching / edited by parumo
















立ち姿がわりと似てるしな。意思疎通できそうな感じはあるんだろうな。
増えすぎて間引きされたり、害獣とみなされる
これは変わらないでしょうね。数の問題で人間の脅威になってしまってるなら。
そういえばエイとか他の魚でも絡まった漁具を取ってもらおうとダイバーに寄ってきたのがありましたね。
猫も近寄りすぎると引っかかれる
カンガルーも適当に間開け来た時に挨拶してやりゃ
問題ないのかもね
多少なりとも群れる習性がある動物は、みんなこの能力を持ち合わせているんじゃないかな
こういう行動は人間がどうとか関係なく、その人間を仲間だと思ってるからじゃないかなあ
仲間に助けを求めるってのは群れで生きる動物なら当然ではあるし
あのマツゲで勘違いしちゃうんだろうね。
拳で?
ムキムキのイメージが強すぎて
可愛いと思えなくなっちゃったんだよな…。
バケツ🪣をへし曲げるカンガルーの🦘画像と
「悪い魔法使いにこんな姿にされてしまいました。
君が「愛してる」と言ってくれたら
元の姿に戻れる。どうか私を助けてください」と
夫にメッセージを送ったら
「愛は変わらないけど他の動物に変えてもらって」という
返信が来た。
元の姿に戻るの嫌なんかい
捕食者認定されなければ人間に限らず無警戒にはなるだろうね
人間の手を見て「コイツ等は自分より器用」くらいの評価は出来るのかも
気持ちを拳で伝えてきそう
猛獣扱いじゃないから普通に家で飼えるらしい
カンガルーは、かんがるう葦でである
昔オーストラリアの動物園に行ったとき、メスのカンガルーたちがのんびり過ごしてて、私はしゃがんで写真を撮ってた。
すると一頭が自分から近づいてきて、私の手を掴んで「撫でて」って要求してきた。うっとりした目で私のそばを離れない。
雨降ってたから傘差してたんだけど、それを持ち替えようとモフを止めると「もっと!」とにじり寄って手を掴んでくる。
もうそれから移動できなかったw 羨ましそうに見てたフランス人カップル(メルシ!と言われた)にモフ係交代してもらって帰ったわ。本当にかわいかった。
【上位の批判的レビュー】
カンガルーさん ★☆☆☆「パッケージが開きません」
箱が開かなくて商品が出せません。サイテーの人間です
ガルたん、そんなセクシーポーズで挑発するのはやめてくれ!
しかも2ポーズも!!!
もう抗えない……
そういや蛾の幼虫を数回助けたら、助けてくれと請われたことあるよ。植物だってアレコレ要求してきたりするんだし、さもありなん。
画像の破壊力、、、
人間と野生とは適切な距離を保ち続けるべきだと思うなあ。
人間にできることがあるとすれば、それは可能な限りに
おいて彼らの自律的な環境を尊重することであって仲良くなることではないと思う。
※19
結局お互いの住む場所が違ったとしても一期一会まで否定してちゃ
「お高くとまった生き物」になっちゃうと私は思うけどね。
あくまで「袖触れ合うも多生の縁」ってことで
積極的に袖捕まえに行けって話じゃないからね。
※21
もとより「一期一会」は否定してませんけど。
「適切な距離を保つべき」といったのです。言うまでも
ないですがそれは物理的な距離のことではなく「関係性」
としての「距離」のことですよ。「野生」とは「生態」の
ことであって場所を指し示す言葉ではないですから。
ペンギン「確かにニンゲンはそんな感じ」
画像が面白すぎて内容が入ってこないんですがそれは
両生類より先は本能コンタクトが取れると思う
カエルは陸生を得るのにパラメーター割振りすぎてメスすら認識が厳しいとのことなので
そのように判断してみた!