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「ちょっと待ってください!」山火事で行き場を失ったアルマジロが人間に助けを求める

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(著) (編集)

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 厳しい干ばつで人間が差し出した水を飲んだコブラなど、非常時に人間の助けを受け入れる野生動物はまれに存在するが、山火事発生中のブラジルで野生のアルマジロに飲み水を分け与えた男性の動画が反響をよんでいる。

 今年9月田舎道を運転してたクレドソンさんが「ちょっと止まって!」と合図するかのように道の真ん中に立つ小さなアルマジロをみつけた。

 夜行性で警戒心が強い野生のアルマジロとこんなところで会うのは珍しい。しかしその日は気温が高く、同州のある地域では山火事が発生していた。

 そんな状況からとっさに水を思いついた彼はアルマジロに飲み水を提供。するとびっくりするほどごくごくとうれしそうに飲み始めたのだ。

A sede do Tatuzinho fugindo das queimadas

「車を止めて!」道の真ん中で助けを求めていたアルマジロ

 9月末、ブラジルのゴイアス州パラウーナとリオ・ベルデの間の田舎道をドライブしていたクレドソン・マティアス・デ・オリベイラさんは、道路の真ん中にたたずむ小さな生物に目を留めた。

 よく見るとそれは小さなアルマジロで、車を止めて!と合図してるようだった。

「そのアルマジロは立ったまま何かを求めてるみたいで、私には助けを求めてるように見えました。だからすぐに停車しました」

 その日は特に暑い日で空気も良くなかった。実は彼らがいた地域の一部で山火事が起きていたため、その煙が漂っていたのだ。

うれしそうに水をごくごく!予想通り水を求めていたアルマジロ

 そんな事情から、きっとこのアルマジロはのどが渇いてるんだろう、と考えたクレドソンさんは、おとなしいアルマジロをいったん道端に移動させたのち、車から持ってきた飲み水をアルマジロに与えてみた。

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 すると…アルマジロはすさまじい勢いで水を飲み始めた。よほどのどが渇いていたのか、一心不乱にごくごく飲んでいる。

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水が欲しくてたまらなかったのでしょう。本当にすごい飲みっぷりで、のどの渇きを癒す喜びが私にも伝わってくるほどでした

 その後、たっぷり水を飲んだアルマジロはすぐに去ろうとはせず、しばらくの間クレドソンさんのそばにとどまっていた。

 クレドソンさんは、そのふるまいこそがこのアルマジによる信頼と感謝の印だったと考えている。

野生なだけに保護は断念。でも救えてよかった!

 ちなみに当時のクレドソンさんは再び車に乗るとき、自分を頼ってきたようなアルマジロの身が心配で、山火事が収まるまで自宅で保護することまで考えたという。

 しかし彼はそうした介入行為が禁じられてることや、アルマジロにとって最適な場所が野生であることを思い出し、名残惜しい気持ちでアルマジロと別れた。それでも動物の窮地を救えてよかったと語っている。

あのアルマジロは私が彼を助けることを理解してました。一般に野生のアルマジロは人間を寄せつけません。とにかく不思議で変わった出来事でしたよ

 ご縁というかなんというか、人によってはそのまま除けて素通りだった可能性もあるわけで、動物好きなクレドソンさんだからこそアルマジロの切なる望みに気づけたのかもしれない。

 幸運にもやさしい人に出会いのどをうるおしたアルマジロ。その後も小さな彼が無事でいることを祈らずにいられない。

References:thedodo / youtubeなど /written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 31件

コメントを書く

    1. ※1
      ジョーーーーーーーーーーーーーン!!さまよってるうちにこんなところに

      • +5
  1. 野生動物への介入行為は禁じられている。でも向こうから介入してきたら?

    • +8
    1. >>4
      他の国にもあるけど、野生動物に触ったり介入してはいけないが向こうから来る場合はOKと言うところはたくさんあるよ。
      南極のペンギンも確か人間から近づいたり触ったりしてはダメだけど、ペンギンの方から寄ってきて触ってくるのは大丈夫なんだとか…
      主導権は彼らにあるってことだね。

      • +18
  2. ちょっと撫でると「それはやめて」ってかんじに止まるのがかわいい

    • +27
  3. 道路にいたのは車を止めて欲しかったというより、逃げたり抵抗する気力も無かったせいなんだろうね。
    アルマジロ側にその気は無かったんだろうけど、お互いに良い出会いだったと思う。

    • +30
  4. 山火事増えてるよね。これ以上野生動物が犠牲になりませんように!

    • +16
  5. まだ子供のアルマジロだよね。お母さんとはぐれちゃったのかな?無事に生き延びて欲しいね。

    そして、髭メンズは猫だけじゃなく、アルマジロにも好かれるんだね。

    • +22
  6. 全く関係ないけど火山とアルマジロでTarkus思い出したわ

    • +3
  7. その夜、男のもとへ見知らぬ美しい娘さんが訪ねてきて、
    「けっして覗かないでください」
    と言ってそれはそれは素晴らしい防弾チョッキを織り上げていったそうな…

    • +33
  8. 自分だったらつい誘惑に負けてお持ち帰りしちゃうかもな~法律で野生動物は飼育禁止なのかな?

    • +1
  9. 美味しそうに飲んでるね~
    強く生きていくんだよ

    • +11
  10. 今年の夏頃に、突然目の前にクマバチ…というかマルハナバチが落ちてきた。
    何してるんだこいつ…と思ってたら、糸くずみたいなのが羽根に引っかかって困ってる様子だった。
    とっ捕まえて絡んだ糸くずを取ってやると、しばらく指にくっついたまま飛んで行かず、ようやく飛んだと思ったら、近くを一頻りパタパタしてから、ようやくどっかに帰って行った。
    なんかほっこりしてたら、一部始終を目撃してた同僚にドン引きされたw
    そこら辺飛んでるクマバチなんて刺すはずもなし。でも意外と知られてないのかな。
    困った事があったらいつでも訪ねてきてくれれば良い程度には蜂好きだけど、なんか会社では「虫好きな変な奴」みたいな扱いですわw
    失礼な。蜂だろうが蛇だろうがカエルだろうがアルマジロだろうが助けるわ。嫌いな人間は頼まれても助けないけども…。

    • +33
    1. ※23

      大丈夫、ここにもあなたの様な私がいますよ〜

      G・K (ゴールキーパーではありません)だけは,愛せそうにありませんが。

      • 評価
    2. ※23
      刺さないのはオスだけで、クマバチやマルハナバチのメスは「こいつら刺さないんですよ~」って弄り回してるとブズッ!とやられることもあるから注意しようね
      ライポン(マルハナバチのオス)みたいに外見で明らかにメスと違うやつは子供も平気で触るけど、ずんぐりしたハチは刺さないと勘違いして黒っぽいのを触ったらアカンよ

      • +5
  11. 自分は気づかず素通りしてしまうタイプ。だからか、動物はなつかないもんなー。

    • 評価
  12. このときの水が活力となって、生き延びてくれたら嬉しい。このくらいの干渉は許してほしい。

    • +13
  13. うわぁぁぁぁ~( ω-、)ツラい

    夕焼けがまた物悲しい雰囲気ですな。
    ちびマジロ‥強く生きるんだよ!
    ちびマジロが幸せに暮らせます様に

    • 評価
  14. 今回は山火事などの特殊な状況だったから仕方ないけど、普通の時に山道を走っていて見かけた野生動物に餌をやるとかはやめてね
    近づくと餌をもらえると学習して車にひかれたりするし、病気・寄生虫の心配もある

    • 評価

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