この画像を大きなサイズで見る5000年前のシベリアの共同墓地で、仮面をつけた奇妙な小像が発見された。その像は、粘土で作られており、顔を下に向けた状態で埋葬されていた女性の肩のあたりに置かれていた。
謎めいているのは、像の体の真ん中がくりぬかれていることだ。中には、青銅の皿や未知の有機物が納められており、またひとつ、考古学の謎が増えたようだ。
オディノフ文化の謎の埋葬儀式
今年の夏、西シベリア、ノヴォシビルスクの共同墓地から仮面をつけた人型の小さな像が発見された。この墓は、青銅器時代のオディノフ文化を生きた人々のもの。この名前は、西シベリアを流れるイシム川下流近くのオディノと呼ばれる集落にちなんで名づけられた。
オディノフの人々は、おもに狩りや魚釣りで生活していたが、羊、馬、ウシなどの動物も飼っていたようだ。彼らは、川や小川のある平坦な土地の森林や草原に囲まれた場所で、独立したコミュニティとして暮らしていたと言われている。
この興味深い小像は、男性の上に顔を伏せて横たわっていた女性の肩の近くに置かれていたという。このふたりは、埋葬される前に一度燃やされた樺の樹皮で包まれていた。ふたりの遺骨のすぐ下からは、別の男女も遺骨も見つかっていて、このような多層埋葬の風習はオディノフ文化では一般的だったようだ。
この画像を大きなサイズで見る西シベリアの共同墓地に埋葬された女性の肩のあたりに、仮面をつけた像(丸印
)が置かれていた
image credit:Novosibirsk Institute of Archeology and Ethnography /The Siberian Times
2019年5月、オディノフ文化と関連のある奇妙な骨がもうひとつ見つかった。それは、鳥のくちばしでできた首飾り、頭飾り、鎧らしきものを身に着けた人物の遺骨だった。
これは、オディノフのほかの埋葬では見られない珍しい例だ。ノヴォシビルスク考古学民族誌研究所のリリア・コベレヴァは、このようなタイプの遺骨は西シベリアのオディノフ文化では見つかっていないと言っている。
この画像を大きなサイズで見るオディノフのべつの墓からは、30~40の鳥のくちばしと頭部が発見された
image credit:Novosibirsk Institute of Archeology and Ethnography / The Siberian Times
仮面をつけた小さな像の謎
手のひらサイズのこの小立像は粘土で作られていて、これを作った古代の職人は馬の椎骨からこれにつける小さな仮面もこしらえている。考古学者たちは、この骨の仮面は、クマの顔のように見えたのかもしれないと考えている。
像の仮面をとり去ると、小さな筋の入った顔が現われる。このラインは、タトゥーを表わしているとされる。小立像は明らかにコーカサス人とわかる顔だちをしているため、ここに埋葬された人たちとは違うという。
この粘土製の小像が、男女どちらを表わしているかもよくわからない。これは、珍しいことで、もともと服を身に着けていたかどうかも不明だという。
この画像を大きなサイズで見る この像は、墓の主である女性と同様、顔を伏せて置かれていたが、どういうわけか、頭部はとれてしまっていて、逆さになっていたので、現代の誰も見たことがない儀式を見上げているようにみえ
るという。
この画像を大きなサイズで見るなぜか、マスクをつけた像の頭はとれてしまっていて、逆さになっていた
image credit:Novosibirsk Institute of Archeology and Ethnography / The Siberian Times
さらに謎めいているのは、小立像の体の真ん中がくりぬかれていることだ。中には、青銅の皿や未知の有機物が納められていた。これがなんなのかは、現在、分析中だ。
研究チームのヴャチェスラフ・モロディンは、この発見の重要性を強調する。
これは間違いなく掘り出し物といっていいでしょう。エルミタージュからルーヴルまで、世界のどんな美術館もこれを展示したがると思います。
わたしたちは、オディノフ文化の埋葬儀式についてよく知っていますが、こんなものにお目にかかったことはこれまでありません。死後、このような小立像に来世へとエスコートされたこの女性は、たいした人物だったに違いありません
未知の有機物がなにかがはっきりわかれば、この稀有な女性と、仮面をかぶった奇妙な小立像の護衛のことがもっとわかるかもしれない。
References:ancient-origins / siberiantimes/ written by konohazuku / edited by parumo














ゴゴゴゴゴ…
ロボットみたいに変形させるとか
仮面って、人間を辞めた人のなのかな?
以下ジョジョ禁止
>>5
そんなこというても
5000年前の仮面をつけた謎の小僧にしかみえんけん
ベルセルクのゴーレムかな
胴体のくぼみは死者の内蔵の一部とかが収められてたとかかな?
この手の人形の中には、たいてい先に死んだ子供の骨を入れたりするのが一般的だけど
これは凹型で皿もあったって事だから供物(食べ物?)かな?
※7
内臓を別途置くのは転生の為に置くってのであり得るけど、他の遺体には無いって事だから可能性は薄いんじゃね?
この人がそこまで特別な人(他の一般人にはしない転生を祈る為の措置を施すレベルの人)なら共同墓地に埋葬って事は無いだろうし、他の一般的な埋葬方法と全く同じって事も無いんじゃないかなぁって思う
※7
将来の復活のために体の一部を集めておくのは珍しくないし、欠損が多すぎたので石像を人体に、青銅の皿をなんらかの内臓に模し、無事な内臓や体液を一緒に入れたのかもね
う み に ん
>これは間違いなく掘り出し物といっていいでしょう。
うん、まぁ、「掘り出し物」である点は間違いない。
人間を辞めそう
謎の小僧の造形が何となくかわいい。
どんな目的で使われたかは別として。
お腹にお宝が入ってなかったのは残念だ。
埋葬者が女性となると、死産だった胎児かへその緒か?
人形に命を吹き込むために動物の内臓とか血などを入れたんじゃないかな。仮面をかぶってるのは従僕という意味であの世での召使いということでしょう。埋葬された人は身分が高い人だったのかも。
男女が同じ墓穴ってのは夫婦だと思うんだけど、日本のお墓みたいに亡くなったらその順にお納めするのか、配偶者が他界したら残りの片方も殉死するのか、どうなのかね
モロディンの言葉、もうちょっと翻訳どうにかしてあげて。