この画像を大きなサイズで見る北欧といえば、スローライフやオーロラ、美しい自然、洗練されたインテリア家具などのイメージを持つ人も多いだろう。
その一方で、北欧人はロックミュージックのヘヴィメタルが大好きという一面もある。フィンランドには子供向けのメタルバンドまで存在する。
2009年にデビューしたメタルバンド「ヘヴィサウルス(Hevisaurus)」は、5匹の恐竜(の被り物)で構成されたバンドだが、デビュー以来子供たちに大人気なのだ。
メタルが文化として根付いているフィンランド
スウェーデンやデンマーク、ノルウェー、アイスランドに負けず劣らず、フィンランドもヘヴィメタル愛好国で、昔から多くのメタルバンドを生み出しているメタルミュージックの先進国だ。
フィンランドでは音楽ジャンルの中でもメタルミュージックが卓抜しており、国内チャートにヘヴィメタルバンドがランクインしたり、CMでヘヴィメタルバンドが使用されたりすることなど日常茶飯事だという。
そもそも北欧メタルには、歴史的にもルーツとなる精神や民族音楽から影響を受けたメタルのジャンル「ヴァイキングメタル」が存在する。
ヴァイキングメタルは、スローテンポで重いリフ、賛美歌的コーラスや民族楽器の使用などを特徴としており、今日の北欧メタルの重厚なサウンドやデスヴォイスは、ヴァイキング時代の文化に起因していると言われている。
歴史的、社会的、文化的に受け入れられているメタルミュージック
一般的な北欧のイメージからは程遠いようにも見えるこのメタル文化だが、重要視されるには様々な理由がある。
広大な自然を愛し、福祉国家として知られる北欧では、メタルの感情的な暗闇や怒りが北欧の暗く厳しい冬の気候に反映しているとも言われている。
フィンランドやその他北欧諸国は、過酷な冬を乗り切るためにメタル音楽に情熱的であるとされ、ヴァイキングメタル以外にもパワーメタルやデスメタルなどのメタル文化が成熟している。
また、メタルは大人だけの世界ではない。特にフィンランドでは、子供たちが通う学校の授業でもヘヴィメタルを扱っており、メタルミュージックへのそうした対応が普及の大きな要因の1つにもなっているようだ。
つまりフィンランドは、音楽活動に対する手厚い支援と新しい音楽をすぐに文化として取り入れる体制が、教育や社会の中で充実しているのだ。
子供だけでなく大人にも大人気のメタルバンド「ヘヴィサウルス」
重厚なチューンではあるが、サビの部分は歌いやすくメロディアス、そして何より恐竜の被り物で子供たちを魅了するメタルバンド「ヘヴィサウルス」。彼らは、6500万年前のメタルの卵から産まれたという。
2009年にデビューしたこのバンドは、フィンランド国内だけで17万枚のアルバムを売り上げ、1stアルバムがフィンランドのチャートに10週間連続ランクインするほどの人気ぶりだ。
フェスなどにも超大物ミュージシャンたちとコラボして参加し、子供たちだけでなく大人も十分楽しめることから、フィンランドではお馴染みの存在といっても過言ではないそうだ。
海外掲示板の反応は?
海外掲示板Redditでは、次のようなコメントが寄せられている。
・フィンランドは、人口10万人あたり53.2のメタルバンドが存在すると言われているからね。総人口は550万人だから、人口比率でいうと世界で最も多くのメタルバンドがいる国ってことになるよ。
→・バンドのメンバーを平均5人とすると、400人に1人がメタルバンドにいるってことになるな。そう考えるとやっぱり結構多いよね。
・人口550万人のうち、約3000のメタルバンドが活動しているって考えても、多いよな。
・北欧は、メタルへの愛情があって素敵でおしゃれだと思う。
・そういや、2019年3月には、フィンランドは世界一幸せな国で2連覇を果たしたよね。
・1人当たりの福祉とメタルバンドの間には、強い相互関係があるってことだよね。
・フィンランドの1人当たりのメタルバンド数は、アメリカのウィスコンシン州の1人当たりのバーの数と同じだ。
・アメリカにも子供たちが大好きなAquabatsっていうパンクロックバンドがあるよ。でもこちらは、全ての歌詞が子供に適しているとはいえないけどね。
・ヘヴィサウルスを100%おススメするよ。100曲目の歌を祝うために、彼らは26人のフィンランドのロックやメタルミュージシャンとコラボして、素晴らしいミュージックビデオを作ったんだ。これがその曲だよ!
・フィンランドの言葉がわからないけど、ヘヴィサウルスの音楽は素晴らしいと思う。
・大人も子供も一緒に楽しめるメタルミュージックっていいじゃないか!
・自分は、メタルって好きじゃないけど、ヘヴィサウルスはすごく楽しめた。
・フィンランド人がメタル愛に誇りを持っているのが伝わってくる。
大人も子供も、好きなものを好きなだけ楽しむという文化が定着しているフィンランド。
だからこそ、ヘヴィサウルスもその他のメタルバンドも、歴史ある文化として社会に受け入れられてきたのだろうし、ヘヴィメタルを聞きながら編み物をするアイデアだって生まれるのだろう。
References:Redditなど / written by Scarlet / edited by parumo
追記:(2020/1/27)本文を一部訂正して再送します。














2015年には主演映画が制作され、また現在は他国に「輸出」してローカライズしているので、アルゼンチンとドイツにもその国のHevisaurusがいる(HevisauriosとHeavysaurus)。着ぐるみと曲は同じだが歌詞がスペイン語版とドイツ語版になっている。早く日本のソニーから日本語版ヘヴィサウルスがデビューしてほしい。
>>1 日本にはオオカミさんのバンドがあるからね、恐竜のバンドとコラボして欲しい
>>3
私も同じ事思ってたら、先越されましたね。
可愛いマスコットがガチなアーティストって
ギャップは世界共通な気がする……
ヘヴィサウルスがムーミン谷で
コンサートしてるとこ見てみたい
※2 「・・・・」(スナフキン)
2月26日にはフィンランド,のヘルシンキ / House of Culture。
2月3日はスウェーデン, ストックホルム、2月4日はノルウェイ, オスロ、
2月5日にデンマーク, コペンハーゲン、2月28日3月1日はロシアで、
ベビメタがライブやるから、どこかで絡んだりしないかな。
ヴァイキングメタルは日本で言うなら陰陽座なんかの和風メタル的な、
メタルに自国の文化をミックスしたものだと思ってたけど
むしろ逆でメタル自体が文化に起因した音楽だったのか…
勉強になるなあ
青森のドラムがうまいゆるキャラのニャンゴスターとコラボしないと
爬虫類と哺乳類の共演
メタルは楽器もボーカルも低音から一気に
高音にはね上げられる腕前と歌唱力がないと
決まらないから音楽としては超ハイレベル
なんだよね。ただ頭おかしいバンドが多いから
歌詞がネジ外れちゃってる曲が多いけど
それでもカッコいい曲が多いからね。
クロトリの古代っぽい
チャートにメタルがランクインしてるのは知ってたけど学校の授業に取り入られているのが驚き。
恐竜家族かと思ったおっさんはおれだけではあるまい
※10
ママじゃない奴!
最初のは閣下の声かと思って驚いた
昔NHKでやってた恐竜家族かと思ったら違ってた
ヘヴィメタ編み物選手権とか作っちゃうくらいだから本当に国民に根づいてるんだろうね
ちなみに優勝はうしろシティの金子でした
>>12
私はガン子ちゃんがいないか、探しちゃいました。
どんなもんかと思って聴いたら、意外とちゃんとメタルしてた…
観客がメタラー達ではなく、チビッコばっかってのが何か新鮮
恐竜家族かと思った
サビの歌詞、なんだか空耳ができそう
日本も朝の子供番組に人間椅子が出てたりするので負けてない。
ヒーローショウ+メタルライヴなんて、人気あるに決まってるじゃないですかっっ。
かなり前にニコニコ動画で知ったけどまだ活動してるのか
いい曲が多いからその内アルバムを探そうかな
恐竜の手(手袋)でどうやって演奏するのかと思ってたら
弾くときは素手なのね
そして運動量の多い楽器のドラム担当は着ぐるみ部分も最小限、とw
フィンランドではメタル教育に余念ががないな。
ガチャピンとムックもうかうかしてられない。
ギター弾いてる恐竜、中の人の顔がどこにあるかすぐ分かるわw
やっぱりそうか。陰鬱な気候に情熱で太刀打ちするんだね。
札幌雪祭りもそうらしい。(ソース→某精神科医)
>>26
逆に温暖だとハワイアンやボサノバのような音楽を聴きたくなる気がする。音は空気の振動だから気候と関係あるのかも知れないね。
そして恐らく北欧の人々も温暖な地域に住めば気分が変わっちゃうかも知れない。
まあ、ユーロビジョンで優勝したグループがメタルバンドって国だし
上で日本の某狼バンドがあげられてたが、老メタラーからするとGWARとかLORDIをすぐ思いだしちゃうんだよねえ
まあこういうタイプのバンドの最高峰はKISSだろうけど
†英 才 教 育†
BMとのコラボすれば、完璧だね?
好意的な意見が多いが……
30年ほど昔、北欧のとあるメタルバンドのメンバーが
自分のまだ赤ちゃんの息子にメタルを聴かせて英才教育してるとほざいた。
その子は目がすわっていて、一点を凝視するような目つきだった。
また、年のせいとは言えないほどおどおどして、落ち着きがなかった。
子供の心臓に、攻撃的なリズムのメタルや、ノイズはきつすぎたんだろう。
親は世界中から非難を浴びた。
※実話です
胎教にメタルって人は意外といるよ
母親が好きな音楽ならなんでも良いらしいが
教育者たちが本物