黄色いボディに白黒ボーダーの翼、頭には広げると扇状になる冠羽(かんう)があり、それもまたスタイリッシュ。
ヨーロッパからアフリカ、アジアの3つの大陸にまたがって生息しており、日本でも、旅鳥(冬鳥)として春に少数が渡来している。
そんなヤツガシラのお母さんがヒナに餌を与える姿がスローモーション撮影された映像が公開された。
ボーダー柄の翼をはばたかせながらヒナたちに餌を与えるその姿はまさにアート!美しいのだ。
この映像はポーランドの野生動物の映像作家、アルトゥール・ホーマン(Artur Homan)が撮影したものだ。
大人になると全長約28cmの大きさになるヤツガシラ。
メスもオスも同じ色をしている。
平地の開けた草地や農耕地に生息している。食性は主に動物食で、地上を歩きながら昆虫類などを捕食する。
捕食した昆虫をヒナたちに食べさせているお母さんヤツガシラ。
image credit: vimeo
おいしそうにパクついているね。
image credit: vimeo
ヤツガシラは江戸時代から日本でも親しまれていた鳥だ。「ヤツガシラ」という名前の由来は、元々「八頭飾鳥」と呼ばれていたのが省略されて「八頭=ヤツガシラ」となったという。冠羽は普段は寝かせているが、驚いたり、羽繕いする時などに立てることがあるという。そして給餌するときも立てているようだね。
なんと美しい翼だ。部族の頭飾りを彷彿とさせる。
image credit: vimeo
Wikipedia など / written by どくきのこ / edited by parumo▼あわせて読みたい
羽毛100%でやさしく包み込んでくれる。鳥の親御さんたちがヒナたちのお世話をするやさしい世界
その怪しさがクセになる、世界5種の怪鳥たち
ネットでバードウォッチング。鳥たちの美しいじゃれあい触れ合い画像
これぞ生態芸術。群れで飛ぶ鳥たちの飛行経路を視覚化させたファンタスティックな映像
鳥が魚を捕獲する瞬間をスローモーションで
コメント
1. 匿名処理班
BGMがいいね。
2. 匿名処理班
Wikiで調べたら昭和天皇のほっこりエピソードがあって和んだ。
3. 匿名処理班
やっぱ捕食ってええね
4. 匿名処理班
子ヤツが親ヤツとそっくりなんだね、小さくてかわいい!
5. 匿名処理班
オケラ?がお好きなのかしら
6. 匿名処理班
頭部が永野護デザインのMHみたいでカッコエェ〜
7. 匿名処理班
ただその美しい姿に似合わず、獣糞をつついて糞虫などをあさるんだよね。
8. 匿名処理班
ヤツガシラといえばもうすぐ正月なのか
9.
10. 匿名処理班
>>2
おイモの話だね!
11. 匿名処理班
ママヤツがこんなにキレイなら、パパヤツはどんなに
鮮やかだろう。。。と調べたら、男女で同じ羽色なんだって。(笑)
12. 匿名処理班
モンハンのボルボロスみたいな頭
13. 匿名処理班
雄が繁殖の為に派手な飾り羽持ってる鳥は多いのに雄雌ともに派手な飾り羽って珍しい
もしかして単なる飾りじゃなくて何かしら役割を持っている(持っていた)のかも
14. 匿名処理班
>>2
気になって調べたら、そこから昭和天皇のほっこりエピソードにたどり着いて読みふけっちまったよ
何で事教えてくれたんだありがとう!
15. 匿名処理班
子どものころに遭遇したことがあるんだけど、頭の羽飾りをぷわ〜と立てたのを見た時はびっくりしたな。一度しか見たことないけど忘れられない
16. 匿名処理班
記事中でヒナに餌を与えているのはお母さんヤツガシラと記載されていることについて一言。
ヤツガシラはヒナが孵化してからしばらくはメスが巣にとどまってヒナを守り、オスのみが給餌します。ヒナの羽毛が大人の羽に生え代わるとメスも給餌するようになります。
記事中のヒナは羽が生え代わっているので、記事の記載通り給餌しているはメスかもしれませんが、ほぼ50%の確率でオス(お父さんヤツガシラ)だとも言えるんですね。
野暮なことですが、鳥はオスもメスもかなり平等に子育てしてるんで、ニンゲンもちょっと考えてほしいという願いを込めてコメントいたしました。
17. 匿名処理班
こんなに愛らしくて綺麗なのに、
ドイツ?では不吉な鳥って言われてるとか、テレビでやってました><
つくづくかわいい。
見たことある人羨ましいなあ
18. 匿名処理班
昼仕事が終わって、子供に夕飯食べさせて、また夜仕事に行くオカンみたい
(*^^*)