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ヨーロッパに点在するサナトリウム廃墟

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(著)

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 ヨーロッパの山々には点在するサナトリウムがある。これらは当時結核を患った人々が長期療養するための場所として使用されていたものだ。

 18世紀末から19世紀にかけてヨーロッパで大流行した感染症である結核は、当時有効な治療法が確立されておらず、死の病気と恐れられていた。

 そのため患者は人里離れた山奥に隔離されるのが一般的だった。

 これらの写真は放棄されたまま現在に残る、ヨーロッパのサナトリウム廃墟を撮影したものだ。

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image credit: Sanitarium of the Plagued

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image credit: Sanitarium of the Plagued

References: Urban Ghosts / Sanitarium of the Plagued など / written by どくきのこ / edited by parumo

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この記事へのコメント 24件

コメントを書く

  1. 現代では結核は油断しては駄目とはいえ
    不治の病では無くなっていますが、
    そうと判っていてもこういう場所を
    何となく怖いと思ってしまいます。

    • +9
  2. 予想してたより
    全然キレイ・・・
    廃棄された後も
    結核に感染したくないから
    近づかなかったのが原因とかかな

    • +14
    1. ※4
      もともと高原のサナトリウムへゆっくり転地療養って
      そこそこ富裕層のイメージあるし、
      瀟洒な別荘もどきの造りになっているのかも。

      貧乏人の労咳患者は、
      長屋のせんべい布団に寝てゴホゴホいってるイメージ。

      • +14
  3. 俺が子供の頃、山に廃墟の結核患者の隔離施設があったな。サナトリウムとは呼ばず「ひ病院」と呼んでた記憶がある。肝試しに行ってたな。

    • +4
  4. サナトリウムって言うと小説家とか文豪とか
    多少のロマンを感じてしまうんだが、、

    • +19
  5. サナトリウムで思い出した事を。
    ある一部の日本人に共同幻想的に刷り込まれてる、漫画的アニメ的可愛い女の子のある条件
    ・病弱
    ・都会から田舎へ西洋しにきてる
    ・白いワンピース
    ・麦わら帽子
    この辺りのイメージはサナトリウム文学の代表みたいな堀辰雄の「風立ちぬ」からきてる

    どうも、堀辰雄の風立ちぬが産んだ女の子のイメージは日本人は大好きらしく深層心理に刷り込まれちゃったみたいで、漫画、アニメ、小説なんかにそのイメージの断片が多く見て取られる。
    物語の典型的な流れは、春くらいに出会って想い出を作って女の子は夏が終わると亡くなるという悲恋の話。そこに登場してくるんだよね。一時期のアダルトゲームの多くもこれを基本的に踏襲してた。(亡くなるのもあるけど、夏を過ぎると男の元を去るみたいなパターンもある。どちらにせよ相手の前から居なくなる)

    前に、このサナトリウム文学的展開に登場する女の子は「なぜ夏を越せないのか?」って推察した文を読んだことあるんだけど、女の子自体が季節の移り変わりを表してて、春から始まったものは夏の賑やかさをもって終了し、秋の静けさに消えて行くからだろうと書いてて、あぁ~そうかもと思った覚えがある。

    • +12
    1. ※8
      それもだが日本が西洋文化に定着した20世紀初頭にバカンス用の白いワンピースが
      大流行したってのもある。
      丁度ココシャネルがコルセット無しの婦人服を出してそれまで敷居の高かった
      西洋ドレスがぐっと身近になった頃で
      高原の白いお嬢様と結核療養の青白い乙女のアイコンが合体した

      • +11
      1. ※16
        >20世紀初頭にバカンス用の白いワンピースが大流行したってのもある。
        あ、それは知らなかった。貴重な情報をありがとう。

        昔から、ある一定の人達が思い描く乙女像とか美少女像が、共同幻想的で極めて類型的なもので不思議だなと思って少し調べた事があったんだけど、堀辰雄とかサナトリウム文学に出て来る結核少女迄は辿り着いたんだけど、なるほどねぇ~人物像は堀辰雄だけど、服装はそれから来てるのか。
        長年の疑問が結構晴れた気がするよ。改めて情報ありがとう。

        • +11
      2. ※16続き
        大正・昭和初期に富裕層のあいだで流行った純白のバカンスドレスは海のリゾート地でも着られ、入道雲と麦わら帽子の少女のアイコンになった
        時代は大戦から戦後に、夏のワンピースは健康的で活発なイメージのアメリカ風やマリンルック・トロピカルに流行が移り、結核は1951年のBCG接種の登場で激減
        戦後の強い女とハンコ注射で高原の白い少女は幻になったの

        • +7
  6. ウチの地元にも廃墟の結核病院あったけど
    お約束の心霊スポットになってた
    海の見えるさみしい場所だった

    • +4
  7. ずいぶん立派な施設だね
    隔離なんて言うと非人道的に聞こえるけど設備の整った環境で結核患者同士で静かに語らいながら過ごすのは悪い選択じゃないと思うけどね

    もっとも他の人も言ってるように富裕層向けの施設みたいだけど

    • +12
  8. サナトリウムと聞くとパンチドランカーになったカーロス・リベラが思い浮かぶ…

    • 評価
  9. 現代でも、治癒できない保菌者が隔離されるのは同じ。
    ネットや電子書籍は利用できる分だけ疎外感は随分減るだろうけど、それでも外に出れないのは辛いだろう。

    • +6
  10. Sanitariumと何度も出てきたので気になってしまった。
    サナトリウムはそのままSanatoriumだと思ってたからスペルミスかと。

    sanitarium
    sanatorium

    調べたら同じ意味にも使われるみたいだけどやはり違う。sani-もsana-も元は同じラテン語sanus(健全な、健康な)から派生してるけど、sana-が「治す」という意味合いが強いのに対しsani-はあくまで衛生、殺菌、消毒、という語へ派生していて、隔離病棟を表すにはやはり不治の病というか残酷で冷たいイメージがある。もちろん人里を離れて空気の良い場所で静養という意味合いもあっただろうけど

    現代なら隔離が必要でも病は(たとえ何代かかることになっても)いつか必ず治せるはずという科学的な信念めいたものがあるけど、この記事の廃墟が現役だった時代では必ずしもそうではなかったのかもしれない

    • +2
  11. >そのため患者は人里離れた山奥に隔離されるのが一般的だった。

     違うよ。
     高山での転地療養は、当時の結核の有効な治療法とみなされていた。
     その為に建てられたのが、アルプスなど空気の良い高山のサナトリウムだよ。

     でもこうしたサナトリウムで治療を受ける事ができるのは、富裕層だけだった。
     その代わりサナトリウムの生活は優雅な物だった。

     トーマス・マンの「魔の山」にこのサナトリウムの生活が克明に描かれている。

    • +12
    1. >>15
      なんでそんな本読んでるの?
      普通は読まないよ

      • -13
      1. ※20
        なぜそう言い切るw
        高級リゾート地の結核療養所で難病という接点だけのいろんな人が集まる中ただのサボりの少年が精神的に成長してくって面白いやん

        • 評価
        1. >>22
          たまたまその本を読んでたのならまだしも、まるで学者のように詳しい

          御主まさか玄人ではないのか?w

          • 評価
  12. 長崎のある島で廃棄された隔離病棟を見たことがある。日本だとヤンキーが夜な夜な肝試しに来てガラス割ったり、ナントカ参上!とかスプレーで落書きするけどやはり病気のイメージが怖いのか荒らされてないようだった
    「あそこ行ってみようぜぇ」「バカあそこはヤベぇんだよ」

    • +2
  13. 高原でもない都市の郊外にもサナトリウムがありました。名古屋市の東の境界に(その頃は名古屋市ではなかった)国立の結核療養所があった。今は総合病院になっていて敷地の半分は売られて新興住宅地になっているが そこは10年ほど前は雑木林の丘陵地で所々に3-4畳ほどの小さな住居の土台だけが残っている。結核の有効な治療がなかった戦前は空気の良いところで安静に体力をつけるということしかできなかったので この小屋に隔離して食事を運んでいたらしい。戦後は撤去されたのだが その森はバス停への近道だったので通学で通っていた。よく考えればその小屋で亡くなった方もいたと思うが怖くはなかったな。合掌  

    • +2

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