メインコンテンツにスキップ

枯れ葉かな?枯れ葉じゃないよ生きてるよ。ムラサキシャチホコの擬態っぷりがすごい!(※蛾出演中)

記事の本文にスキップ

57件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 生物界には獲物をおびき寄せたり、天敵から身を守るためカモフラージュを使う個体が多数存在する(関連記事)が、特殊メイク並みに擬態上手な蛾が話題になっている。

 どう見たって枯れ葉にしか見えないこの画像。だがこれは森に潜むムラサキシャチホコという蛾だ。

 特にくるっとカールしたとこなんて本物そのもの。しかしこの蛾は羽を丸めているのではなく、羽がもともとこういう柄なんだそうだ。

 巧妙な錯視まで取り込んだ究極のカモフラージュ。落ち葉化に生涯を捧げるムラサキシャチホコの鬼気迫る擬態っぷりにズームインだ。

枯れ葉に擬態するムラサキシャチホコ

 きわめてリアルな擬態を披露するムラサキシャチホコ(Uropyia meticulodina)はシャチホコガ科の蛾で、主に中国や台湾のほか日本の山地などにも生息している。

この画像を大きなサイズで見る
image credit:facebook

 その環境に合わせたものなのか、この蛾は色や形だけでなく、葉脈やクルっと反り返った縁にいたるまで落ち葉そっくりの姿をしてる。大きさは5cm前後だそう。

Facebookで開く

 枯れ葉に擬態する蛾はほかにもたくさんいる。しかしここまでのクオリティはめったになく、ムラサキシャチホコは別格なのだ。

 逆に枯れ葉を蛾寄りに仕上げたコラかと見まごうレベル。まったくどういう経緯でこんな姿になったのか聞いてみたくなっちゃうほど。

葉が丸まったような柄で錯視も使う擬態

 しかもその羽は丸まっておらず、羽そのものに葉っぱが反っているような柄があるのだ。つまり巧妙な錯視まで取り込んじゃってるんだな。

Facebookで開く

 動画だとこんな感じ。葉のカールに似た部分は陰影までもが鱗粉でできている。いやもう極めすぎやん!

Uropyia meticulodina ムラサキシャチホコの隠蔽擬態

 てか、あまりに似すぎて枯れ葉と一緒に踏みつぶされやしないかと気になってしまう。普段はじっとしてても危険なときはすぐに飛んでくのか?

 天然の特殊メイクでほぼ完ぺきな落ち葉を装うムラサキシャチホコ。何かの意思すら感じさせる最高のカモフラージュにゃもう脱帽だよ!

References:odditycentralなど /written by D/ edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 57件

コメントを書く

    1. >>1
      葉が巻いたという基本デザインは同じだろうけど、
      巻き方や色は蛾それぞれだろうね

      • +1
  1. 1回見たことあるけどけっこうデカいんですよ、コイツ。玄関のドアに止まってて心停止するかと思ったくらいですわ。

    • +7
    1. ※2
      動画みたら人の指の第一関節ほどしかない、とてもちいさな蛾だったけど、成長具合で個体差でるんですかね。

      • +3
      1. ※5
        「結構でかい蛾」のサイズって個人差が大きいんよ
        ヤママユサイズから「でかい」って言う人と
        前翅長1cm越えから「でかい」って言う人がいるので噛み合わないw

        • +1
  2. 葉が巻いた内側の影とか、ほんと誰かが「描写」したとしか思えない逸品

    • +19
    1. >>4
      本当に
      地球は誰かの手による箱庭なのかなと思ってしまう

      • +1
  3. 昆虫の擬態は不思議すぎる。
    自分が生きているうちに解明されることがあるのだろうか。

    • +8
    1. ※6
      本当にご興味がおありなら、「盲目の時計職人(リチャード・ドーキンス)」はおすすめの一冊ですよ。

      • +6
  4. 丸まってないというのが何度見ても信じられない
    実物を見てみたいものだ

    • +35
  5. 蛾は詳しくないけど、シャチホコガって言うのね。
    蝶の部類でイチモンジセセリっているけど、アレに似てるよね。可愛いと思います!

    • +3
  6. 日本にもいるんだ。初めて知った。
     
    しかし、「巧妙な錯視まで取り込んだ究極のカモフラージュ。落ち葉化に生涯を捧げるムラサキシャチホコの鬼気迫る擬態っぷりにズームインだ。」
    この一文に笑ってしまった。

    • +12
  7. 何かの意思て姉さんも言うてるけど
    こんな模様のやつだけ生き残って進化したんやない?ていう人多いが
    あんまり巧妙な模様や生き様見ると何者かが手を加えたんやないかと思う事あるよね

    • +14
    1. ※11
      ね。ここまで精巧な擬態が「生き残るのに必要だった」と言うなら、擬態できてない他のほとんどの虫は滅んでてもおかしくないのに、そうはなってない。
      なぜこいつらだけここまで精巧に擬態するまで淘汰されたのかの疑問が解消されない。

      • +6
  8. 久々にうっそ?!って叫んだわ
    まさかの騙し絵になっているとは…
    葉っぱに似せた羽までなら驚かずに済ます用意はできていたんだが(もちろん感心はした)錯視ですってのは不意打ちだw

    いろんなジャンルの科学者が研究を続けるうちに神を信じるようになる事があるって言うけど、この羽見たら進化ですって言われても納得しかねるわw

    • +10
  9. 前にツイッターで美大の先生が「文句なし!」って言ってましたね

    • +6
  10. 進化ってのはちょっとづつちょっとづつ、長い時間をかけて積み重なった結果。
    現在の完成された(?)結果を見ると自然にこうなったとは信じがたい気がするけど
    億年単位の時間をなめてはいけないんだな、これが。

    • +6
    1. ※15
      進化は主に自然選択と偶然の結果とする説には異論も多い。
      確かにそれは重大な要素ではあるけれども、進化の仕組み自体を証明はしていないからだと聞く。
      進化の方向性はその生物自身が決定しているとする説すらあり、この蛾やホソクビゴミムシなどを観ると特にそう感じる。

      • 評価
      1. ※31
        メスの選択が淘汰圧になる場合があるね。
        より本物の葉っぱっぽいオスをカッコいいとメスが思うようになると、本物の葉っぱっぽいオスの方が子孫を残しやすくなって、捕食者から生き残るという淘汰圧だけの時よりずっと早い速度で進化することが予想できる。また本物の葉っぱっぽいオスをカッコいいと思うメスの方が子孫を残しやすくなるからオスに対する嗜好もより増強される。
        たまにクジャクみたいに生存に関係なさそうなおかしな進化を始める奴もいるけどね。

        • +3
        1. ※34
          彼等に言わせると、それは進化ではなく進歩や特化の範囲の出来事だそうだ。
          最初に発生した別種が生まれた仕組みを説明するものではないと。
          それは進化論を受け入れていた学派も理解していて、今では様々な学説を含んだ総合説なるものが主流となりつつあるらしいが、依然として進化の決定的な仕組みは証明されてないと聞く。

          • 評価
  11. これからは枯葉を清掃する人から身を守る進化もしないと、本物の枯葉と共に燃やされてしまいそう・・。

    • +8
  12. >その羽は丸まっておらず、羽そのものに葉っぱが反っているような柄

    ここが一番驚いた。ずっと丸まっているんだと思っていたから

    • +15
  13. こいつ、うちのマンションの階段とかで夏場よく見るよ。
    真上から見るとなんてことない普通の蛾なんだけど、横から見たときは感心したね。
    この手の蛾っていろいろいるけど、地味ながら良く見ると面白いやつ多いよ。
    なかには殆ど木の枝の貧相なササクレそのものに化けてるヤツとかね。
    偏屈なイギリスの知識人に蝶より蛾の愛好家が多い、ってのもわかる気がする。

    • +7
  14. こいつらの目って紫外線まで色として認知しとるんやろ?可視光しか見えないワイらには枯葉に見えとるけど他の虫からはこれどういう風に見えてんねん

    • +10
  15. 暗くしたい部分には毛が立ってて光を吸収するようになってるよね。
    あと多分鱗粉の向きで異方性反射させて平面でも立体感が出るようにしてるよね。
    これ3DCGで使う技です。

    • +3
    1. ※21
      平気ならお子さんの画像を検索してみるといいですよ
      名前の由来がなんとなくわかります
      (結構すごい姿なので苦手ならおすすめしませんが……)

      • +3
      1. ※36
        見てしまった…人によってはお子さんの方がインパクト強ぇ。

        • +1
        1. ※40
          お子さんや仲間たちを見ていたらタテハチョウ科のお子様たちのインパクトが
          もっと凄かった
          チョウの方が闇が深そう

          • 評価
      2. ※36
        大人になっても子供のころのイメージの名前で呼ばれるんだね。
        なんだか「若気の至り」っぽい。意味なくイキってたんだ俺、的な。

        • 評価
  16. こんな丸まったハネじゃ飛べないのかなぁ、と思ったら模様だったとは
    昆虫の進化はやっぱりスゴイ!

    • +6
  17. シャチホコガは幼虫の姿もなかなかエグいです

    • 評価
  18. 最近はあまり見かけんな
    電灯も虫の寄って来ないタイプのが増えたんかな

    • 評価
  19. ゴメン、夏に階段でスズメガ(たぶんキイロスズメ)を見たことを思い出しちゃって、サムネだけでいっぱいいっぱいで記事が見れない…。
    けど、コメ欄でなんとなく様子はわかった。みなさん、ありがとう。ちょっと早いけど、良いお年をね。

    • 評価
  20. 人類がここまで精密に描写した絵を描くようになったのはルネッサンス期くらいからだっけ?
    だったらそれ以前の人類はある意味虫ケラ以下だったってことか?

    • +5
    1. >>30
      生物学的観点からならそうかもしれんが、
      芸術的観点でそう言ってるならお門違いもいいとこだぞ…

      • 評価
  21. この見事な進化が自然淘汰の産物なら、猿がキーボードを叩いてシェイクスピア作品を打ち出す確率ってのもそう低くないと思えてくるなあ

    • +2
  22. 18.追記
    ちなみに、これと同じ種類だと思うけどサイズ・パターン全く同じで葉っぱ部分が緑色のバージョンもいるね。
    季節は初夏~夏真っ盛りくらいの時期だった気がする。
    「困ったら神!」のインテリジェンス・デザイン説には同意できないけど、偶然による自然淘汰の結果ってだけじゃなく、生き物自身による意図的な改変もあるんじゃないかなあ?

    • 評価
  23. 擬態していると考えられていた植物が地球上に現れる前からその姿をしている(化石が見つかっている)昆虫もいるらしいので、このムラサキシャチホコも葉っぱの方が偶然似てしまったために生存しやすくなったパターンかもしれない

    • +1
  24. なんていうか・・・研ぎ澄まされてる。
    でも、これもまだ過程なんだよね?

    こいつ百万年後どんな姿になるの

    • 評価
  25. こういう完璧な擬態をする奴もいればヨツコブツノゼミみたいな何故ああなのかよく分からない奴もいるから生命って不思議

    • +1
  26. 今はまだ写実的な絵のレベルだけど、この先何千年か何億年かたつと、この模様もより高精細、高画質化して、シャチホコ蛾4kとか、シャチホコ蛾 3000万画素とかになるに違いない。

    • 評価
  27. すごい
    進化の神秘だなあこれ
    どうしてこういうデザインで生まれてきたのだろう

    • +1
  28. マジか!トリックアート擬態とかどんだけだよwスゲーな

    • +1
  29. 柄なんだこれ!本当に丸まってるように見える
    自然って本当に面白いなぁ

    • +1
    1. ※55
      進化論と神の存在がぶつかるのは特定の宗教の考えであって
      絶対に相容れない対立項というわけではないで

      • +1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

画像

画像についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

昆虫・爬虫類・寄生虫

昆虫・爬虫類・寄生虫についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。