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いったいなぜ?室内なのにヘルメットをかぶったまま働かなければならないオフィス(インド)

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(著) (編集)

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 さて、ここで問題だ。インドのとあるオフィスでは、室内にもかかわらず職員が全員ヘルメットをかぶっている。いったいなぜなのだろうか?

 バイク便のオフィスかって?いや違う。ついでに言うなら銀行強盗を計画しているわけでもない。

 このオフィスは行政機関の事務所なのだ。それならテロや暴動対策なのかというと、そういうわけでもないのだな。

 実はこれにはこんな理由が隠されていた。

天井が落ちてくる建物で働く人々

 YOUはSHOCKかもしれないが、なんと天井が落ちてきちゃうからなんだ。

 インド北東部、ビハール州東チャンパラン県のアレラージという町にある行政の事務所。ここではアミット・クマール・パンデイ地域開発官と4人の職員が働いている。

 問題なのは事務所の建物だ。傷みが激しく、天井の漆喰が剥がれ落ちてくるのである。落ちてきた漆喰に、いつ頭をガツンとやられるかと怯えていたのでは仕事にならない。

Officials in Bihar are using helmets in their office

 「いつ屋根が落ちてくるか分かりません。仕事を休んでいる訳にもいかないので、我々はヘルメットをかぶることにしたのです」

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image credit: YouTube

 また、職員のランジット・シンさんはこう語っている。「今までに大勢の職員が天井から落ちてきた漆喰によってケガをしたと聞いています。雨が降ると状況は悪化します。建物全体が水漏れして、備品や記録類、特にコンピューターが危険にさらされるのです」

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image credit: YouTube

 事務所は有名な寺院の脇に建っている。そのため、雨が降ると大勢の巡礼者が事務所の廊下に雨宿りに来るのだ。言うまでもないことだが、彼らの身も危険にさらされているのである。

なぜ危険が放置されているのか?

 もちろん、天井が落ちてくるようなオフィスで働くことがよしとされているわけではない。この建物は、建築管理部門によって、「使用に不適当」との宣言がされているのである。2年前のことだ。

 この問題について、地域監督官は上位部署に何度も書面で知らせたという。しかし、建物の補強、あるいはオフィスの移動といった有効な対策は全くとられなかった。

 インドの英字メディアが東チャンパラン県に問い合わせたところ、既にオフィスの引越しに着手しており、2~3日内には完了するとの回答を得たそうだ。

 「私共は、建築管理部門からの報告の直後にオフィスを移動するよう命令を出しました。しかし、地域監督官がプロセスを遅延させたのです。監督官に対して遅延した理由に対する説明を求める理由提示命令(法的措置を行う前に釈明を求める命令)を通知しました」

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 また、理由提示命令は4人の職員にも通知されたそうだ。こちらは「問題を上司に報告する代わりにメディアに流した」理由を求めるものだそうである。

 ちなみに、地域監督官自身も、職員同様にヘルメットを着用して業務に当たっていたとのことだ。

via: Oddity Central / Hindustan Times / NEWS18 など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 34件

コメントを書く

    1. ※1
      そのためのお金は書類がアチコチ行ってる間に、どこかに消えちゃってるんだろうなぁ。

      • +20
  1. 環境もひどいがメディアに情報を流したって言いがかりもひどい
    クーラーとかはあるのかな、夏は常に滝汗な自分は見ているだけで辛い

    • +9
  2. 工事用ヘルメットにしなかったのはインパクトに欠けるからかな?

    • 評価
    1. ※3
      みんな原付とかバイク使っているから、その流用じゃないかな

      • +9
    2. ※3
      バイク通勤で、そのままかぶってるとか?

      おおごとにならないうちに、引っ越しがすみますように…

      • +8
  3. 役人の無能と腐敗か?
    ジョークとか意図的なヤラセ…にしては意図が分からないが…良いイメージが無いなぁ、インドって国は

    • +7
  4. 室内にテント(救護テントみたいなの)張ったら良いんじゃないか?

    • 評価
  5. インドは階級社会だから、頭ごなしの発表は処罰対象なんじゃない

    • 評価
    1. ※8
      奴隷がやったら確実に殺される
      いまだにカーストは根強い
      公務員だから平民だとは思うけどね
      奴隷は公務員になれない

      • 評価
  6. 傷みで天井落ちてくる
    俺の上に落ちてくる
    酷い状況メディアで晒しても今は無駄だよ
    雨で濡らし火花が飛び散るはずさ
    引っ越し先を探すためお前は旅立ち
    期日を見失った
    微笑み隠した顔など見たくはないさ
    髪を取り戻せ

    • +21
    1. ※9
      愛をとりもどせ、じゃねーか。暫くもやもやしたわ

      • +2
  7. メディアに情報を流した理由?
    上位部署に情報知らせても無視されるから以外何があるのか

    • +15
  8. バイク用フルフェイスである必要性が、、、、

    • 評価
  9. 環境的に危険なのに放置されてるって職場、本当に多いよね
    何かあった時に怖くないの?って場面が働いてると本当に多いけど、責任者って何であんなに分の悪い賭けを好むんだろう??

    • +3
  10. 落ちそうなところを先にハンマーで叩いて落とせばいいのに…

    • +1
    1. ※15
      屋根全体が落ちるコントを想像した

      • +12
    2. ※15
      「青空天井なら少しは仕事が捗るかもねHAHAHA」

      • +1
  11. ノートパソコンにも屋根つけてあげて……

    • +1
  12. いや頭も大事だけど、PCにガツンとイッたらどうすんのよ(笑)
    キーボード上に落ちてお手手がウギャーも有り得る(笑)
    というか核兵器製造技術やロケット技術も持ってる国とは思えないんだけど…

    • 評価
  13. テレ東の職人集団が世界中の住宅トラブルや家電を
    直して回る番組で直してもらおう。あの番組ほんと好き。

    • 評価
  14. 組織の上層部ってなぜか王様ぶって自分らが元からある社会の内側の存在だってことを忘れちゃう

    • +1
  15. 職場一同「ちょっと一息入れてコーヒーでも飲むか」
    ダバダバダバ
    社員A「熱っちっち!!メット被ってるから飲めねえし!」
    社員B「頑張って作成した書類がコーヒーまみれに!」
    課長「それよりメットで頭皮が蒸れて俺様の頭頂部が大変なんだが」

    • +1
  16. インドに長い間赴任していた叔父さんによると、とにかく急ぐ時は何に対してもどこでもお金が必要だったそうで。お金払わないとどんなに緊急でも人命が掛かっててものらりくらり言い訳しながらいくらでも後回しにされる。
    地域監督官は身体を張って、上からお金が降りてくるのを待っていたのかな?それか業者に頼んだものの、握らせるお金がなかったので後回しにされていたのかも?

    • +3
  17. 建物の改修費用や引っ越し代とか
    ポッケナイナイしたんでしょ、

    • 評価
  18. わりと深刻な理由でわろた、いや笑えない。
    てっきりヘルメット越しでも見やすいインターフェースの開発とかかと思った

    • 評価
  19. なんて頭皮に過酷な職場なんだ、見てるだけで痒くなる
    職員の中に薄毛の方が居ないことを願う

    • 評価
  20. DIYで室内に簡単な屋根を作れないもんだろうか
    メットが私物なら無理かも知れないけど

    • 評価

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