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新しい隊員を紹介する。猫だ!消防隊員たちを骨抜きにした元野良猫、フレイムの物語(アメリカ)

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(著) (編集)

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 地球上の最大組織とも言われているNNN(ねこねこネットワーク)はいたるところにその包囲網を張り巡らせている。もはや人間界に彼らの手が伸びていないところはないといっても過言ではないだろう。

 それは軍隊においてもしかりで、イギリス海軍アメリカ特殊部隊ですら彼らの介入を容認している。

 そんな昨今、米サウスカロライナ州グリーンビルで、消防署で活躍するオス猫のニュースが話題になっている。

 その猫の名はフレイム。およそ2年まえ、身寄りもなくやせ細り、行き倒れ寸前だった彼がたどり着いた先は消防署だった。

 「ほっとけないよぅ!」となった職員たちの献身により健康を取り戻し、炎を意味するその名の通り消防署と切っても切れない関係になっているという。

Flame the Arson Cat lifts the spirits of Greenville County firefighters

2年前、ふらっと消防署に現れた1匹の子猫

 フレイムがグリーンビルのベルモント消防署を訪れたのはおよそ2年前のことだ。

 フレイムを最初に発見した署員の一人であり、のちに飼い主となったジョーダン・ライドによると、その出会いは署で休憩中、敷地内の草むらからフレイムのか細い鳴き声が聞こえたのがきっかけだったそうだ。

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食べ物を探していたやせ細った子猫

 およそ2万平方メートルもある広大な署の敷地に野良猫が入ってくるのはそう珍しいことではなかったため、当初ジョーダンはその声の主を軽い気持ちで探した。

 だが、その子猫を見た彼は心を痛めた。

 ここに顔を出す野良猫たちは署員が近づくと逃げ出すほど元気だ。だが、当時のフレイムは生後数週間足らずで栄養失調になっていた。彼はたった一匹でやせた体を引きずりながら、フラフラと食べ物を探し回っていたのだ。

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痛ましい子猫を放っておけなかった消防団員

 今にも倒れそうな彼を放っておけなくなったジョーダンは、なんとかして彼の命を救いたかった。だが、子猫は臆病でおびえていたため、まずは信頼してもらうのが先決だった。

 とはいえこの子は確実に飢えている。とにかく何か食べさせなければ!ジョーダンは大急ぎでキッチンに走り、揚げた鶏肉を見つけた。それを小さくしてフレイムのそばに置くと、彼はすぐに全部平らげた。

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image credit:youtube

 以来フレイムは、毎日同じ場所にとどまって食べ物をもらった。フレイムと交流を続けていったジョーダンは彼の虜に。そして愛猫として迎えることを決意した。

 だが、フレイムの虜となったのはジョーダンだけではなかった。猫好きな他の消防隊員たちもフレイムのことが放っておけない。いたれりつくせりで、手厚く看護されたフレイムは徐々に健康を取り戻した。

元気になって消防署のマスコットに!

 そして現在、フレイムはベルモント消防署公認のマスコットとなった。消防隊員の皆が彼なしではふにゃふにゃになってしまうからだ。

 フレイムは猫族ながらも人間の消防チームの重要なポジションを占め、緊急事態に備え24時間体制で勤務する同僚をねぎらい、メンタル面のサポートを務めている。

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今日もせっせとお手伝い。癒し担当フレイムの日常

 フレイムはとてもおっとりとした猫だが、ジョーダンたちの出動時にはちゃんと署内の留守番をするしっかり者でもある。

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有事に備え運動にも余念がない

装備のチェックもしとかんとな

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タイヤの空気圧とか意外と大事だし

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おまえらまかせろ。人手が足らないときは俺が出動するから

結構仕切りやなフレイム

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 通報を受けて飛び出し、過酷な仕事を終えたジョーダンたちは、さりげなくやってくるフレイムを抱っこしてモフったり、時には一緒に遊びながら、緊張の連続で疲れ切った心をほぐす。

自ら抱かれにいくのはプロフェッショナルの証

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署内の全員が下僕化しフレイムの保護者に

 ベルモント消防署には9名の常勤消防士と50名以上のボランティアが勤務しているが、全員がフレイムに一目を置いている。

 署長を含め全員がフレイムにべたぼれで、彼に必要な諸費用はみんなで出し合っているほどである。要するに署内にはもう下僕しかいないのだ。

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image credit:dailymail
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窮地を救われた子猫が人を癒し、愛される猫に

 倒れそうになりながら、たった1匹で飢えをしのいでいた子猫のフレイム。彼は今や大勢の人を癒して可愛がられ、食事はもちろん、予防接種や健康管理も受け、ベッドや爪とぎを贈られる幸せな猫生を送っている。

 すべてはNNNのシナリオ通りだったのかもしれないが、過酷な任務の消防隊員をいやせるのはやはり猫しかいないだろう。もちつもたれつってやつだ。

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image credit:dailymail

フレイムのエピソードはアメリカの動物専門番組でも紹介された。

Meet Flame, the Firehouse Cat! | My Cat From Hell

 すでにファンがたくさんいるという癒し猫、フレイムの日常は公式インスタグラムでチェックだ。

via:dailymail / youtube / youtube / instagramなど / written by D/ edited by parumo

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この記事へのコメント 57件

コメントを書く

  1. 動物にも優しいムキムキマッチョな消防隊員とか素敵なんですけど///

    • +50
  2. 隊員のガタイが良すぎる
    そしてフレイムさんの体型も徐々にそれに近づいていってる

    • +28
  3. 実際、腕のないカウンセラーよりははるかにメンタルケアに向いてそう。見返りのない動物を助けられるような人たちなら消火救援活動もしっかりやってくれそうと言う信頼も生まれるしね。

    • +20
    1. ※3
      腕のないカウンセラーならそらそうだろ。

      • -1
  4. アメリカ山火事火災シャレならんから消防士の殉職者も少なく無い
    真面目にメンタルケアとしていいんじゃない?

    • +43
    1. ※6 消防士がフャイヤー・マンで、消防自動車がファイヤー・エンジンだからいいのかもね。鼻のもようが、炎に見えなくもない。

      • +5
  5. SWATやらイギリス海軍やら猫の人類下僕化計画には余念がないな

    • +24
  6. もう地球全体がNNNに支配されてるとしか思えん

    • +32
  7. > 要するに署内にはもう下僕しかいないのだ。

    ワロタ

    • +61
  8. 外国の消防署は雰囲気穏やかでいいなぁ。ここならクズ共のパワハラなんかで精神やられずに、ずっと消防士として勤務できてたんだろうなぁ。

    • +18
  9. 消防署型のおうちに炎のベッド、なんか燃えてるみたいに見える気もするけどかっこいいね

    • +6
  10. >消防隊員の皆が彼なしではふにゃふにゃになってしまうからだ。
    >要するに署内にはもう下僕しかいないのだ。
    NNNの本気を見た

    • +16
  11. ガチムチ現場系のあんちゃんたちって結構ねこ好きだよね
    なんでだろう?

    • +26
    1. ※14 いつ命落とすかわからない仕事だって言うのはあるだろうね。
      張ってる気を弛緩してくれたり頑張って生きてるところ見てやる気出たりあるんじゃないかな。

      • +6
  12. マッチョ全員下僕化するフレイムさんマジマッチョ

    • +10
  13. 首輪についた魚のチャームがかわいいな

    • +10
  14. 極限まで体重落として潜入とか、ボクサーより過酷かよ

    • +14
  15. アメリカだと消防士はもの凄い尊敬を集めてて子供のなりたい職業でも常に上位にくるぐらいなんだっけか

    • +7
    1. ※20 ※33 ※46 ※50
      最初に掲載されていた、ユニフォームを着たお顔に白いところのない茶虎んの写真は、別猫なので削除されたみたいです。

      • 評価
  16. 可愛らしいのは結構だが 下僕だ何だという表現は好まないな
    彼らがそう宣言した訳ではなしに

    • -20
    1. ※21
      むむ、新人さんかな?
      ここ特有の表現がいろいろあるけど、数か月もすれば馴染むよ。

      • +4
  17. 「あっ大変だ!飢えた仔猫が迷い込んできた!ジョーダンじゃないよ早よ助けんと!」

    • +2
  18. むぅ、、、日本では消防【団】がコンビニに寄るだけで問題になるから
    消防署職員が同じことなんて絶対に許されないだろうなぁ

    この辺の寛容さを、ぜひ見習いたいね!

    • +19
  19. 911でいかにアメリカの消防士さんたちが勇ましかったか、思い出したよ。みんながビルと反対方向に逃げる中、逆に向かっていったんだ(涙)。

    • +17
  20. 消防署のネコがflame(=炎)って名前はどうなのよ

    • -2
  21. インスタのほうにジャクソンギャラクシーが一緒に写ってたw番組関係で来たのかな?

    • +1
  22. ユニフォーム着てる猫フレイムちゃうやんけ

    • +3
  23. やせ細っていた子猫がこんなたぷたぷお腹にww みんな盛大に甘やかしたんだろうなw

    しかしさすが「ただ可愛いと言うだけで人間に傅かれるようになった」と言われる猫だけある。このままだと世界は猫好きな人間しか暮らせないようになるのではないだろうか(いいぞもっとやれ

    • +5
  24. まぁ一緒に出動はしない方が良いと思うけど、イケメンのお兄さんたちとニャンコに会いたくて青果市場の娘さんが火を付けちゃうかも知れないから。

    • -1
  25. こうなってしまうと下僕とはちょっと異なって。この人らはそれぞれがそれぞれの内心で(あいつは俺のバディ)と取り決めている雰囲気を感じます。ここらへんは雄猫と対峙する時の野郎の感覚になってしまうのでちょっとわからない部分も出てくると思うのですが。

    まあちょっと互いを同格として扱うのです。相手はそう思わないかもしれないけどそう決める。そういう扱いとして扱うことを自分で自分に契約するというか、夜中でもしゃあねえカレー印の缶詰買いに行くか的な? はたから見れば結局下僕なのは否定しない。けれどやっぱり下僕ではないのです。

    • +3
    1. ※40 ロング・グッドバイね。あの猫、出番少なかったけど、インパクト強かったですね。

      • 評価
  26. 飢えた仔猫を放置なんて出来ないよなぁ…。
    きっと自分も同じ事をしたと思います。
    隊員さんはおろか、署長さんも理解有る人で本当に良かった。
    下手なカウンセラーより猫の方がよほど良い仕事をしていますね(笑)

    • 評価
  27. 日本の公館庁もこんな風に
    癒しマスコット動物いたらいいのに

    • +2
  28. 下の動画の髭オヤジがすごい痩せてるな。

    • 評価
  29. 専用のユニフォームを着ている猫がフレイムじゃない

    • 評価
  30. にゃんこがのびのびしてる場所はいい環境

    • +3
  31. ユニフォームの別猫は消防猫を目指す、タッカーさんのようです

    • +2
  32. NNNはやっぱり癒しなんだなあ…ゴツい兄貴の腕に抱かれるNNNかわいい。みんなに愛されてる顔をしているね。

    • 評価
  33. みんなで椅子でだらっとしてる写真が好き。

    • +4
  34. 全ての国の消防署にメンタルサポート隊員の義務化をしてはどうだろうか?

    • 評価
  35. 腕毛の色がフレイムたんとおそろいの隊員さんがいますね…

    • +2
  36. 署内にはもう下僕しかいないのだ

    パワーワード過ぎて好き

    • +1

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