この画像を大きなサイズで見るタカ目タカ科のカタアカノスリの個体、フィオナは生まれつき障害があり、大空を飛ぶことができなかった。
誇り高き猛禽類。縦横無尽に大空に羽ばたき、獲物を狩るのが本来の姿だ。だがフィオナはそれが叶わない。施設に保護されたフィオナは当初落ち込んでいたが、やっと生きがいを見つけることができたようだ。
それは小さき命を見守ること。フィオナの母性は海よりも深かったのだ。自分の子どもではない、タカ類でもないヒナたちに、その愛情を注ぐことが幸せと感じているようだ。
生まれつき羽の障害があり飛べなかったフィオナ
2007年、アメリカ、カリフォルニア州のPacific Wildlife Care (PWC)に運ばれたタカのフィオナはその羽に生まれた時から障害を抱えていた。
「フィオナが飛べない理由は羽に傷がついているのだとばかり思っていました。しかしそれは生まれつきの問題で、羽が変形してしまっていて飛ぶことができなかったのです。」とPWCのリハビリ担当者、ケリー・バンデンヒューベルさんは語る。
怪我が治ったら野生に帰す予定だったフィオナだが、障害とあっては野生へ帰すことはできない。
そこで、施設を訪れる人間の子供たちに野生生物について教える大使の役目を与えたが、フィオナはそれを嫌った。
手袋をつけた誰かの手に止まったり、たくさんの人間たちに会うことはフィオナにとって大きなストレスだったのだ。
この画像を大きなサイズで見る満たされない日々を送るフィオナに転機が訪れる
スタッフは、フィオナを人前に出すことを断念した。以来フィオナは、快適に暮らせる大きな住み家で過ごしていた。何不自由のない暮らしだったが、フィオナはいまだ満たされきれない様子をしていた。
そんなある日、ケリーさんらはフィオナの巣に2つの卵を発見した。無精卵ではあるが、スタッフたちは卵を温められる巣箱を準備した。
この画像を大きなサイズで見るメスのフィオナは生まれて初めての母鳥体験をすることとなった。これがことのほか楽しかったらしく、卵は無精卵だったため孵らなかったが、スタッフたちの目には、フィオナの生き生きとした姿が印象に残ったという。
フィオナの母性をみんなの為に
フィオナがとても大事に卵を温める姿を見て、スタッフたちはひらめいた。彼女の母性を満たしてあげる何かを与えようと。
そこで、フィオナに孤児のヒナを育てるという役目を与えたところ、これがしっくりはまった。自分と同じタカ類でなくとも、種類の異なる小さな小鳥でも差別することなくしっかり育て上げたという。
この画像を大きなサイズで見る以来毎年、母親のいないヒナが施設に届くと、夜の間にフィオナの巣に送り届けられるという。フィオナは自分の産んだ無精卵が孵ったと思うようで、とても幸せそうにヒナたちの面倒をみるのだという。その後フィオナ母さんと子どもたちの親子生活が始まるのだ。
この画像を大きなサイズで見る現在、フィオナは自分と同じカタアカノスリのヒナを育てているという。
明らかに自分のこどもより大きなヒナでも差別せずしっかり育てるんだそうだ。
この画像を大きなサイズで見る巣立つまでその成長を見届けるみんなのフィオナ母さん。
この画像を大きなサイズで見る去年は幸か不幸か孤児のヒナが見つからず、フィオナが育てるヒナもいなかった。それ故、フィオナが真剣に何カ月も温め続けている卵を巣からどけないといけなかったという。
「あの時はすごく悲しかったです。」とバンデンヒューベルさんは当時を振り返る。しかし今年は2羽のヒナたちが発見されたので、フィオナは母親を立派に務め上げてくれることだろう。
フィオナの巣である程度成長したヒナたちは、ふるいバスタブにうつされ、そこで狩りの練習を始めるそうだ。
この画像を大きなサイズで見るフィオナは我が子の狩りの練習にもしっかり顔を出し、重要なパートを務めている。フィオナは羽ばたくことはできないが、バスタブに飛び乗ることはできる。なので狩りの練習中はバスタブの淵に乗って、自らお手本となりネズミを捕まえる姿をヒナたちに見せてくれるんだそうだ。
この画像を大きなサイズで見るベテラングレートマザーのフィオナが今まで育て上げたヒナはもう14羽にもなるという。フィオナは生まれながらにして羽ばたくことができないという鳥類には致命的な障害を抱えていた。しかし14羽もの我が子を育て、無償の愛を注ぎ続ける母鳥としてこれからも満たされた鳥生を過ごすことだろう。
via:Hawk Who Can’t Fly Raises Orphaned Baby Birds As Her Own Kids ・Facebookなど/written kokarimushi / edited by parumo















保護されるまでよく野生で生きていられたな、と思ったがつまりフィオナの親も子育てのプロで、親譲りの性格なんだな
※1
フィオナの親も、フィオナが障害を持っているのもわかりつつ見捨てることなく一生懸命育てたんじゃないか、と想像。
自分がそういう愛情を受けていたからどんな子でも差別せず育てようと思うんだろうね。
フィオナに育てられた鳥たちもきっと愛情深い親に、きっとなるさ~
生きがいって大切だよね、人にしても。気力が出てくる。この鳥のフィオナお母さんの他にも猫や犬にも似たような事例があったけど、守られる立場にある生き物が別の他者を守る行為って、心身共に良い影響があるのかも?
生き甲斐。
雄でも子育てするんかな
※4
猛禽類は雄と雌が協力して子育てするよ。
雌は巣を守り、雄が獲物を取ってくる。
※4
インコの話だけど、昔うちにいた母鳥が卵をあたためるのを
放棄してた時、つつかれながらも巣箱に突入して、
(あたためないくせに、巣箱に雄が入るのはすごく嫌がった)
温めもヒナ育ても全部オスがやった、ってことがありました。
優しい目をしているね(´Д`*)
雛を見つめる目が優しい
泣ける
なんだかとても眼が穏やかに見える。
いい話だ
やはりどんな生き物でも生きがいは必要なんだな
鶏育てると上手くいきそうだね
あちらも飛べないし、ずっと近くで暮らせるし
鳥的には旅立つ方がいいのかな?
母性や愛は人間だけに備わっているみたいに考えてる人も多そうだけど、鳥ですら他種族の子供を育てるんだよね。
※11
人間でも母性がない親はいるからな。
個人差あるいは個体差があるとしかいいようがないね。
目が優しいね
なにこのいい話
USA!USA!
鳥の母性本能は人間以上だよ。うちで飼ってたセキセイインコも幸せそうな表情で抱卵してた。冗談抜きで今生の喜びみたいな表情なんだよね。お姫様気質でわがままな子だったけど妙に人間くさくて良いやつだった。そいつ思い出して泣けてきたよ。
タクラン、、
飼育下だと30年くらい生きるんだっけ
猛禽類
雛の免疫には親鳥からの挿し餌がとても重要なので
フィオナさんは結構すごいお仕事なさってる…
フィオナに自身の仔を育てさせて上げたいね
※18
同種のオスが保護されて~とかあるといいねぇ。
目が優しい。
いい目だ。
彼女の羽の病気が遺伝性でないといいな。
いつか、健康な自分の雛を育てられる日が来るといいな。
すごいなあ、いい話だ
飛び方は教えられるんだろうか
鳥って愛情深いよね。タカなんて伴侶決めたら一筋だし。
小鳥の雛も育てるのはすごいな
本来なら捕食者と被食者の関係にあるのに
鷹の寿命は30年だっけまだまだ現役でいられるな
カッコウでもそうだが雛が返った瞬間母性スイッチが入るんだってな
もうどんなに大きくても自分の子供になるとか
こんなかわいい目をしたノスリの漢字が狂う鳥ってのは数年来の謎
出るかな鵟
自分の生まれた意味な
泣ける
厳しい自然界で生き延びられなそうな虚弱な雛を巣から落としてしまう親鳥もいるのに、フィオナさんのお母さんも飛べない我が子に沢山愛情注いで大人になるまで育てたのかな、、
巣立ち後は狩りどうなさってたのだろうか?
親と離れてから直ぐに発見されたのかな、、
続いてタカの食料になるネズミの半生を追ったドキュメンタリーです。
孤児がいない年はフィオナにお婿さんを宛てがって実子を産ませてあげたらどうかな?
※33※38
この鷹は賞賛に値するけど、子供は駄目でしょうね。
本来自然界ではありえない飛べない鷹との交配種が野生の鷹と交配すると、
また飛べない鷹が生まれる可能性があるからです。
人間の安易な善意が鷹を苦しめる結果になりかねない。
※53
そうか…
同じような境遇の同種のオスはいないのか?と思ったけどそんな簡単な話じゃないんだねえ(泣)
騙されてる感が若干あるけど、
幸せならばそれでいい。
愛だよ
※36
しかも無償の愛だ
俺はいつになったら社会へ羽ばたけるるんだろう
フィオナがいつか自分の子を育てられますように
これは人間より鳥の方がうまくやるだろうね
フィオナとスタッフに幸あれ
14羽ってすげぇな
ええ話しや・・・(ノ_<。)
慈愛に満ちた優しい顔してる
ピヨピヨピヨ(^ー^)
カラパイアさんの記事、いつも読んで温かい気持ちになったり涙ぐんだりするんだけど、
何よりもみんなのコメントに泣く。
荒んだ日常のなかで人を疑ってばっかで信用できなくなってきてもやっぱ人は優しくてそういう気持ちにコメント読んで触れられて
もう、心が綻びますぅ~
ただただ、泣ける
注意深く見守ってその子の特性に気づいてあげたスタッフの方からの愛情も素敵だね!
にわか知識ですまん、タカ類は強い一匹の子供だけを育て、ほかは放置する(=死)のではなかったっけ?(TVで見たが人間にはひどく残酷に見えた)種類による?
猛禽類の雛だもんね
人間よりタカの母さんが育てた方が、はるかにうまいことできるだろう
※50
種類による
カタアカノスリがどうかは知らないが、猛禽の全部がそういう子育てするわけではない
※50
確かワシの一種だったと思う。
殺し合いをして残った強いほうを育てるんじゃなくて、餌が豊富に捕れた時のために卵を2つ生むんだけど、やっぱ餌ちょっとしか捕れなさそうって時に殺し合いをして残ったほうだけ育てるらしい。
ノスリはそれをやらないよ。
※50
ペンギンなんかはそうですね。王様と皇帝ペンギン以外は通常卵を2個生む。ちゃんと2羽育つこともありますが、天敵に襲われたり力が弱いと餌が充分にもらえなかったりで、1個は保険扱いなんですよ。
猛禽類は孵化した翌日から雛同士が争いを始めます。互いに突きあい、餌の優先権を奪い取るのです。親はそれを止めません。数日遅れて孵化した雛は、餌が乏しい時は犠牲になることが多いです。
最近はホントに
嫌な、醜い、悲惨なニュースばっかだから
こういう話題で少しでもホッコリ出来て良かった
お世辞じゃなくありがとうカラパイア
フィオナママに敬意を表して募金
便利な時代になったなあ
ttps://www.pacificwildlifecare.org/make-a-donation/
あぁ^~
やっぱ自身のある方は綺麗だわ。
フィオナさんみたいに充実感あふれる生活を送りたい。
親からはぐれたこのヒナたちも、フィオナに育てられたお陰で、給餌の方法を学び、いつかは自分たちも同じように子育てすることになるのだろう。胸熱だ・・・
この鳥のご両親がちゃんと育てたから今があるんだよなぁ…
昔テレビで見た鳥の子育ては、「小柄なひなは兄弟に負けるから育たない」みたいな内容だったけど、みんながみんなそんな殺伐としてるんじゃないんだね。
なんかほっこりした。
所々に人間の勝手な思い込みがある様に思えてならない…
雛たちもタマゴから孵った状態で巣箱に入れられるんだよね?
フィオナお母さんの包容力と寛容さもすごいけど、母鳥でない鳥を受け入れる雛もすごくない?
フィオナお母さんが寛大な心で受け入れるから雛達も素直に育ててもらってるのかなー
みんなのコメもあったけぇ
それにしても可愛い
羽ばたかないことで筋肉やら身体機能やらに二次障害は生まれないの? 大丈夫? 長生きしてね
泣いた
これはインコ繁殖してたら普通のことだよ
鳥のお母さんは優秀 でも結局悲劇なんだよ
優しい子だ
単に馬鹿だから自分の子供と拾ってきた子供の区別がつかないんじゃないの?
猛禽は賢いから、身体のサイズなどから自分の子でないことは理解してると思うよ
いきいきと一生懸命に仕事するフィオナ母さんに心から敬意を表したい
区別ができていようと理解できていなかろうと、どうだというのだ。
彼女は自らの意思でヒナ鳥を育てることにし、ヒナたちは彼女をママと呼ぶ。
それはすでに親子であり、それ以外のなにものでもないのだ。
ありがとう、フィオナママ。
子供達は皆あなたの事が大好きだと思います。
与えた肉をひなが落としたらちゃんと拾って食べさせてるところがほっこり。
また肉をちぎってどっちの子が食べる?って感じで二匹のひなの間で肉をウロウロさせてるのもふわっと温かい気もちになった。
優しい世界やな 人もやさしく 鳥もやさしい 優しさで満たされて よきかなよきかな♪