メインコンテンツにスキップ

てんかんに苦しむ犬の守護天使となった保護猫。常に寄り添い発作を察知、飼い主に知らせる。

記事の本文にスキップ

65件のコメントを見る

(著) (著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 2015年1月、エマさんの愛犬トビ―が5歳の時、初めててんかんの発作を起こした。犬のてんかんは脳内の神経に異常な興奮が起こり発作が起きる病気だ。特発性(原因不明)のものと、症候性(脳の疾患)の2種類がある。およそ100頭に1頭がかかる病気で、一度発作が起きてしまうと、それが繰り返し起こる。

 そんな最中、偶然の出会いによりエマさんは保護施設から1匹の子猫を譲り受けた。子猫は当時生後11週。ジンクスと名付けたこの子猫が、その後トビーの守護天使になるとは思いもしなかったという。

 家に来た頃のジンクス

この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA

 トビ―はジャックラッセルとチワワのミックス犬である。

この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA

 エマさんの家で初めてのご対面を果たしたトビ―とジンクスだは、すぐに心が通い合ったという。生後16週になる頃には、ジンクスはトビーの大親友になった。彼らはいつも一緒に遊び、一緒に寝た。彼らの間には特別な絆があるようだった。

 トビーの発作が起きるととそばに寄り添いトビ―に元気を与え続けていたジンクス。そしてついにジンクスは、トビーの発作が起こる直前にそれに気付くようになったのだ。

この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA

 てんかんを患っているトビーにとって、ジンクスは大きな癒しとなった。ジンクスはトビ―の発作の前兆を察知すると、エマさんに頭をこすりつけて警告した。そしてトビーの頭をそっとつかみ、優しく目を舐める。トビーが落ち着いて眠るまで慰め続けた。エマさんはすぐにトビーに注意を払うことができるようになった。

この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA

 誰に教えられたわけでもなく、自ら自発的にトビーの看病をするジンクス。ジンクスのおかげでトビーの発作中、危険なものが周囲にないか確認したり、注意深く見守ることができるようになった。

この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA

 今年3月25日のことである。トビーは庭で座っていた。するとジンクスがやってきてトビーの頭をつかみ目を3分間舐め続けた。ジンクスのこの動作はトビーの発作が起きる前に必ずする仕草である。エマさんはすぐに夫を呼び、トビーの発作が起こることを伝えた。事実30分後、発作が起きたのだ。

 ジンクスは家族に知らせてくれるだけではない。発作中はトビーのそばにずっと寄り添い続ける。時に1時間以上も寄り添っているという。

 エマさんは安全な場所を作ることにより、トビーが自分を傷つけることがないようにした。発作が長く続く時のために薬を持ってトビーを抑えた。ジンクスは看護師のようにトビーの側を離れず見守り続ける。

この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA
この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA
この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA

 ジンクスはまだ幼いうちから、トビーには愛と支えが必要なことに感づいていたようだ。1年過ぎた現在も、ジンクスはトビーの守護天使であり大親友である。

この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA
この画像を大きなサイズで見る
COURTESY OF EMMA

via:4 Month Old Kitten Becomes Guardian Angel to Dog with Epilepsy and Nurses Him All the Time・written byいぶりがっこ / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 65件

コメントを書く

  1. 匂いとか音でわかるのかな?この猫さんは何を察知するんだろう…すごいなぁ。

    • +98
  2. 以前、わんちゃんが人の発作を察知して寄りそってくれるという記事を見たことがあるけど、発作の前に人間では感じれない匂いのようなものを発しているのかな?
    それにしても凛々しいお顔と立派な尻尾が素敵な優しい猫ちゃんだこと

    • +92
  3. 陳腐なことしか言えないのが悔しいけど本当に目と鼻から水が止まらないわ…
    これから出かけなきゃいけないのになんなのもう

    • +40
  4. モニターが少し霞んで見えるんだけど  

    • +39
  5. たまに人や他の動物の看護士をやる猫っているね
    なんとも不思議

    • +55
  6. 種も言葉も越えた所に本当の友情があるんやな・・・目頭あついわ

    • +38
  7. 犬は匂いで変化が分かるみたいなの見た事あるけど猫も?

    • +17
    1. ※8
      猫は犬ほどじゃないけど人間よりは鼻が利くし聴覚や、後案外目視も多用するので
      総合的に「ちょっとした異変」を読み取れるのかもね。

      • +26
  8. 発作の臭いを嗅ぎ分けるよう訓練されたセラピードッグもいるよ。
    しかし30分も前から臭い始めるとは知らなかった。何の化学成分なんだろう、神経伝達物質かな(グルタミン酸は旨味成分でもあるし怪しい)、それとも過活動でエネルギー補給が追いつかない時に生じる何かかな。

    • +19
  9. 人間が気付かないような前兆を読み取るのかな。お利口だニャン。いつまでも仲良くニャン。

    • -5
  10. てんかんって激しく体を痙攣させるイメージがあるんだけど
    このわんちゃんはそういうのではないのかな

    • +27
  11. このにゃんこの献身ぶりに、目から汗が…
    素晴らしい!そして羨ましい!

    • +1
    1. ※12 人間だといわゆる小発作と大発作があって、小発作は電池切れに見える。
      犬は大発作(全身けいれん)が多いんだってさ。

      • +7
    2. ※12
      ガクガクするだけが発作じゃなくて、突然「プツッ」と動かなくなって虚空を見ている感じになるのはある。うちの親族でてんかん持ちの人がいるけど、ついさっきまで何人かでキャッキャとはしゃいでたのに、気がついたらその人だけ喋ってなくて、顔は嬉しそうなのに「・・・」ってなってたことがあったと思う。

      • +5
  12. 見ているだけてこちらまで幸せになる
    素敵な関係だな

    • +17
  13. 種を超えた仲良しって犬猫に限らずすごく優しい気持ちになる

    • +10
  14. 顔つきがもうなにか使命をもって生まれてきたかのような、主人公顔というか。端的に言うとめちゃかわいい。

    • +15
  15. うちの犬も同じ病気で、今年の春、お空に還りました。発作を起こすと激しい痙攣と、唾液と糞尿が垂れ流しになってしまうので、起こす前に分かるのなら、飼い主はとても助かると思います。いつまでも仲良くすごしてほしいです。

    • -6
    1. ※23
      自分のとこのもだわ。
      傷付けないよう物をどかしたりタオルひいたり発作後の薬を飲ませるのが重要だから、この猫には本当に助けられてると思う。
      にゃんこも元気で長生きしてくれると嬉しいね。

      • +1
  16. ワンコは目と脳の距離がヒトより短いので、物理的に画像データを沢山処理出来るんですって。
    ※アレクサンドラホロヴィッツさんの『犬から見た世界』より
    つまり、テレビの滑らかな画像が、大昔の活動写真(映画)みたいに見えるらしい。
    だから、ヒトが気づけない行動パターンも察知することが可能で、あ、もーすぐご飯、とか、飼主になんかあった?とかが分かるとか。。
    この理屈でいえばニャンコも同じ能力がありそう。
    ジンクスさんはヒトが分からないトビーさんの変化を察知して、エマさんに教えてくれてるんだろうと思った。

    • +8
  17. もう無理( TДT)鼻が痛い。ツーンときた。

    • +7
  18. もしかして視神経がてんかんに関係してたりするのだろうか?

    • +12
  19. 動物実験するならついでに薬を作ってやればいいのに

    • +3
  20. 保護施設から引き取ったことへ、これ以上ない恩返しだよね。というか、施設から引き取ったものは幸運そのものだったんだな。

    • +6
  21. すごいよね
    うちは犬猫両方いたけど、どちらも私が部屋でこっこり泣いてるときに締め切ってる部屋に無理やり入ってきてた
    目の前で嘘泣きしても無視されるのに…
    ささいな臭いや音の変化で気づくのかね
    この2匹が末長く幸せに暮らせますように

    • +6
  22. 癲癇の持病があるうちのワンコの事を思うと、発作が来るのが分かるのは本当に有難い
    この猫ちゃんの手をわざわざ借りたいくらいだ

    • +5
  23. ぶるぶるする時のこいつの目ん玉うんまいにゃーーー!
    だったらどうしよう。

    • +11
    1. ※41
      犬とか猫は、人間の本当の感情を分かるみたい。一番ごまかされるのは人間。お互いに。

      • +1
  24. なんか匂いで発作が分かる犬がいたよね
    でも30分も前って凄いな
    でも頭を抑えて鼻をなめるって行為が発作を引き起こすという事はないのかな?
    変なこと言ってほんと申し訳ないけどそういう検証はさすがにもう済んでるか

    • +6
  25. そりゃあ、日がな一日そばにいる家族の変調にはきづくよ

    • -5
  26. 私も愛する人の隣でこの猫のようにずっとその人を守れたら幸せだと思う。

    • +5
  27. 何だろうね。
    どんな変化なんだろう。
    匂いかな?
    人には見えない何かだろうか・・・
    人が死ぬ時が分かる老人ホームか病院で働いてる猫さんとかいたよね
    すごいなー

    • -4
  28. きっと僅かな生体電流の変化や発する臭いの変化を察知してるんだろうね。
    種族の壁なんてこの二匹の間には存在しないんだよ。

    • -1
  29. ウチの犬も小さい頃からてんかん持ちだったけど、1日2回の薬飲み続けて16年生きたよ。

    • +3
  30. てんかんは、頭蓋骨や頚椎を矯正する事で治るって聞いたことある

    • +2
    1. ※54
      マイナス評価してる人もいるけど、自分としては凄く納得する。
      脳の入れ物(頭蓋骨)がいびつだと脳も苦しくて機能を充分果たせないんだ。
      頚椎が歪むのも頭蓋骨の歪みの仕業だよ。 そして頭蓋骨が歪むのは噛み合せからきている。
      動物の根本は脳だが、脳を外から攻撃するのは噛み合せだ。
      全部ではないだろうが、何割かは良くなると思ってる。
      というか全ての病気も治る、あるいは軽快化すると思ってる。 

      • +2
  31. うう・・・これが真のいたわりじゃ・・種を越えた・・いたわり・・愛じゃ・・・
    子供たちよ良く見ておくんだぞ・・

    • 評価
  32. うちの犬は猫がゲロ吐く5秒前くらいから吠えだす
    何か音が聞こえるのかな

    • +1
    1. ※58
      ネコは吐く前に『ンゲッ、ンゲッ』みたいに前兆があって、それは飼い主でも気づくから、犬ならもっと分かるんじゃないのかな。

      • -1
  33. 俺も肋間神経痛で苦しんでた時に猫が傍によってきてくれたな
    一度呼吸もできないくらい激しい痛みが襲って来た時に
    心配して胸の上に乗ってきた
    オスの成猫で5kgはあったので肺が圧迫されて死にそうになった
    かーちゃんは「アンタにトドメ刺しにきたのよ」と冷たい一言

    • +2
  34. みなさん!このネコを見習ってください。

    • +1
  35. 猫は犬に比べてそっけないから好きじゃない、って言う人がいるけど、
    飼ってみて信頼関係を築ければ分かる通り、普段そっけないだけで深刻な時には本気で気が利く動物だからな……
    飼い主が風邪ひいたら心配そうにしたり、転倒して怪我したら人呼びに行ったりな
    このジンクスって子は、まさにそれだ

    • +3
  36. この猫は・・ 確かに美猫なんだけど
    賢さが表情に見えて、すごく綺麗だ。
    もし病気を察知する能力がなかった場合でも、すごく頭の良い子だよ。
    気の利くタイプのデキる看護師さんと同じような顔をしてる。
    すごいなぁ・・。 
    私はヒトだけど、この猫の賢さと心意気には本気で負けるわ。(_ _;)

    • -1
  37. うちは重度のてんかん持ち猫がいた
    発作が起きるともう一匹の猫が側でじっと見守ってた
    普段そんなに仲良くなかったけど、同居猫なりに心配しているんだと思う

    • +2
  38. 飼ってた犬が年取ってから、てんかん発症したんだけど15分だったかな、長く発作が続くとデットラインだった。つきっきりニートしてたけどこんな能力あったら多少は予防できたかもな

    • +2

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

画像

画像についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。