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人の頑張りは伝染する。精神的な努力は無意識のうちに伝染することが判明(ベルギー研究)

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(著)

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 神経を集中しなければならない仕事がある。そんな時、集中力の高い人のそばにいると助けになるかもしれない。

 このほど発表された新しい研究によると、精神的な頑張りは伝染するという。あなたの近くにいる人が神経をピンと張りつめてなにかに集中していたら、その状態が無意識のうちにあなたの集中力も高めてくれるというのだ。

 心理学者たちは、1960年代から他人の存在が自分のパフォーマンスに影響を与えることを知っていた。例えば1965年には、そばに信頼できる人がいると、リハーサルがうまくいったり、スムーズに物事ができてしまったりということが多いことが確認されている。

 ベルギー、ブリュッセル自由大学のコーベ・デセンダーらは、ひとりのときと、まわりに誰かがいるときで、その人の仕事ぶりに違いがあるのか、誰かの一生懸命が、他の人の仕事に対する精神力にどれほどの影響を与えられるのかを調べた。

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 38人の被験者(うち女性20人、平均年齢22歳)にペアで、「サイモン課題」として知られるテストをやってもらった。何色か色のついた四角と無色の四角がスクリーンの左右どちらかに現れる。スクリーンの左に座っている人は例えば青色のついた四角が左側に現われたら、できるだけ素早く左手でdのキーを押す。スクリーンの右に座っている人は、例えば赤色のついた四角が右側に現われたら、できるだけ素早く右手でkのキーを押す。これはほとんど間違いもなく、難なくできる。ペアでやっているとはいえ、特に共同作業したり、競争することも必要ないしその可能性もない。

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Aは最初の実験、Bは二番目の実験を表わしている。

 ターゲットにする四角(すなわち、反応するよう指示されている色)が被験者が座っている側と同じ側に現われたときは簡単だが、画面右端に青色の四角が現われたりというように、被験者の位置と四角が現われる場所が一致しない場合は、間違いが多くなる。

 これをさらに難しいバージョンにして、その人の集中度の違いを測る目安にする。集中していれば、四角の位置が被験者のいる位置と一致してもしなくても、動作にそれほど影響はない。

 こうして実験してみると、より高い集中力が必要な難しいバージョンにトライしている人が、パートナーにも精神的に同じ影響を与えるというおもしろい発見があった。さらに分析すると、もうひとりの反応スピードを真似しているだけでは、この効果はないということが確認された。スクリーンをふたつに仕切り、相手のパフォーマンスが見えないよう、つまりひとりでやっている状態にして実験してみて、見て真似することによる影響の可能性を除外した(図B)。

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via:digest・written konohazuku

 ひとりの精神的努力のレベルが、どうしてパートナーにも影響を及ぼすのか、その理由はわかってはいないが、研究者たちは体の姿勢と関係があるのではないかと考えている。人は集中すると体に力が入り、それが自然とパートナーにも伝染するのではないかというのだ。

 しかし、頑張っている人の出すフェロモンのようなものの違いで影響される可能性もあるというような、より過激な仮説も考えられるという。

 頑張っている人を見ると応援したくなる、そして自分も頑張ろうと思うってまさに少年漫画の世界なわけだが、かつて私も「諦めたらそこで試合終了」という、スラムダンクの安西先生の言葉に何度励まされたかわからない。

 ポジティブな人のそばにいると自分がポジティブになれるのは体感てきに経験済みだ。そしてまた、ネガティブな人のそばにいると引きずられてしまうという経験もしたことがあるので、有意義に生きたいのなら、例えちょっと能天気でも、常にポジティブな人のそばにいた方がいいのかもしれない。そう、松岡修造先生のような。

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この記事へのコメント 31件

コメントを書く

  1. 合宿教習所でちょうど朝一が自分の泊まる場所にバス止まるので
    毎日他の教習生とは早く出かけて暇つぶしもかねて勉強して
    いたらいつの間にかほかの教習生や教官にも伝染してしまい
    学校始まって以来の勤勉学生の渦作ってしまったっけ

    • 評価
  2. 日本だと電車とホームのスキマに挟まった女性をみんなで助けると言ったのも
    それに入るのかな?

    • 評価
  3. フェロモンとかいわれるくらいなら人の脳に未知のデータリンク領域があるとか言われた方が信じたくなる
    でも、これ隣の「音」はどうなの?

    • 評価
  4. 逆もあるわけだろ、やる気まんまんの奴にネガティブの世話を頼んだら
    二人ともネガティブ化しちまう事もあるってわけだ
    どっちがどっちに引きずられるかが明確に分からないうちは迂闊に混ぜられないな

    • 評価
  5. 頭悪くて、クラス中に予定日やら試験日やら覚え切れなかった事柄を確認してたら、何だか、検定合格やら資格取得やらの為の巨大ネットワークをいつの間にか学校の一部に完成させてしまっていた自分が通りますよ、と。

    • 評価
  6. 松岡修造さん見てるとなんとなくわかる気がする。

    • 評価
  7. 修造さんのそばにずっといたら灰になりそう

    • +8
  8. 尚、農耕民族をルーツに持つ一部の人種、あるいはそれが主体となる社会に長期間置かれた人は伝染に対して抗体を持つことがある。

    • +1
  9. 職場で一人ワーカホリックがいると定時に帰りにくいやつだ…

    • 評価
  10. 例えば私が、電車の中でノートを取り出して何かを
    書き始めると、それまでスマートフォンをいじくっていた
    多くのお客さんが、手帳をとりだして何かを書き始める
    ということをよく経験した。
    人間が何かを頑張りたい時は、誰か他人によって鼓舞され
    ようとするのもいい方法なのだ。
    それはある意味で「他力」とも言える。阿弥陀様に助けられる
    とは「他人の目」によって自分に強制力を与えること
    も意味してるかもしれない。
    私は浄土真宗の信者ではないが、そういう意味の「他力」という
    ものは信じている。他力とは他人に頼ることでなく、他人に依って
    自分の意志力を自然と強化することである。

    • +11
    1. ※13
      やる気満々なだけならネガティブに引きずられる可能性もあるけど、実際にバリバリ動いてる人だったら大丈夫な気がする。
      バリバリ動ける人は動く要因を外部に求めないからね。

      • 評価
  11. これは確かにあると思うけど
    人間である以上は同時に物理的生物学的な限界も存在するので
    程々にしようね

    • +2
  12. うちの上司はサボってる強面の奴にビビッて注意できない。
    なので頑張る奴は阿保らしくなって働かなくなったw
    そして経営者は弱そうな社員に厳しくあたるのだが強面サボリ社員にビビッてるのがばれてるので誰もいうこと聞かないw
    一人の頑張りなど周りの環境によって簡単に無効化されるのであった

    • +5
  13. 某部活アニメのみんなの気持ちひとつになって勝ちに行くぜ!な話見た後
    長期間休んでた習い事にあっさり行けたことがあった

    • +5
    1. ※20
      学校なんかの「クラスで一丸となってがんばろう」というような雰囲気は苦手でついていけなかったけど、こういう、頑張る個人から頑張りたい個人が力をもらうのはいいなと思った。

      • +2
  14. いわゆる「頑張りの空気感染」ってやつだな。

    • 評価
  15. じゃあ宇宙空間でアクシズを止めようとしたギラドーガも空気感染したんだろうか

    • +6
  16. それが正しいなら働かない無能社長と有名なうちの社長が存在しないぞ

    • 評価
  17. 底辺は一人が頑張っても周りはサボってます。
    必ずしも良くなるとは限りません(ノД`)シクシク

    • +3
  18. これは大いにあると思う。身近で「努力は感染する」と感じたから。
    お調子者で乱暴でそんなに勉強好きじゃなかった兄が中学に入学した時、班のメンバーが全員秀才タイプになった途端、目を見張る速度で勉強好きになった。
    班の中には全国模試で名前が乗るレベルの子も居た。
    兄は塾に行きたいと言い出し、親は喜んで通わせ、今では大企業勤めの高給取り。
    あれ?隣の部屋で兄が努力してたのに私は落書きに夢中だったぞ・・・?(白目)

    • +1
  19. それぞれがそれぞれでやらないといけない作業だからいいんかなぁ
    集団的手抜きだかに陥らずにすむ

    • +2
  20. 頑張っている人を見ると、自分らの仕事が増えるので妨害してくる人たちもいる不思議

    • 評価

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