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連帯責任を負わせることに効果はなく、学校嫌いを増やすだけという結果に(オーストラリア研究)

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 誰か1人のミスの責任をグループ全体に負わせる――いわゆる連帯責任というやつだが、学生の頃、これで自分も罰を受けたという経験がある人は結構多いだろう。

 よくあるのが、授業中に誰かが大騒ぎしていてクラス全体の責任にされたり、誰かが公園にゴミを散らかしてしまい学校全体が使用禁止になるといった例だ。

 思い出してほしい。あなたはそんなとき、どのようのな気持ちになっただろうか? 素直に自分の非を認める気になっただろうか?

 オーストラリアの研究によると、個人主義と自由主義が根付いた西洋社会にとって連帯責任を子供たちに負わせることは効果がないばかりか、学校嫌いを増やす結果になるという。

なぜ連帯責任を負わせようとするのか

 連帯責任は一見すると、学生をルールに従わせるにはとても効果的に見える。それゆえに、たとえばオーストラリアでは一般的なクラスの管理手法であるという。

 休み時間を与える代わりに、クラス全体でゴミ拾いをさせれば、次からはゴミを散らかすようなことはないに違いない――そう考えるのも無理はない。

 罰の基本にある考えは、教師によって不快な経験を与えられれば、もうその不快さを味わいたくないために生徒は行動を改めるだろうというものだ。

 こうしたやり方は、1960年代にラットなどの動物実験でうまくいくことが示されていた。そして、やがてさまざまな形で学校の教室にも持ち込まれるようになり、今日では一般的なクラスの管理手法となった。

 問題行動を改めさせるという目的において、連帯責任は個人に対する罰よりも効果であるように思える。なぜなら、そこには仲間の目というプレッシャーが加わるからだ。自分のミスで仲間までとばっちりを受け、そのせいで白い目で見られたいと思う子供などどこにもいない。

 また教師の中には、クラスの団結力を高めるという目的で連帯責任を負わせる者もいる。個人の行動の責任をグループ全員で負えば、皮肉にもお互いの絆が深まってしまうことがあるのだ。スポーツの世界や軍隊では一般的なやり方だ。

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連帯責任が好ましい結果につながらない理由

 連帯責任によって最初は秩序が保たれるかもしれない。しかし、これを止めるべき理由が2つある。ひとつはそれがモラル上問題があること。もうひとつが長期的には、好ましい行動につながらないことだ。

 そもそも、個人主義と自由主義が根付いた西洋社会において、個人の行動の責任を全員で負うというのは根本的に妙な話なのだ。

 法的にもモラル的にも、個々人の行動は各々のものであり、その結果を引き受けるのもそれをやった個人でなければならない。

 より基本的なレベルでは、他人の行動を理由に子供を罰するのは公正でも妥当でもない。どちらの視点からも、社会一般に広く受け入れられていない。ならば、学校でならいいと言える理由がないではないか。

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Image by seb_ra /iStock

仲間外れを助長させることに

 さらに、連帯責任が問題行動を是正する上で効果的ではないという証拠がある。疎外感を感じる子供は問題行動を行うことが多いが、その疎外感は子供が仲間や教師から仲間はずれにされたときに感じるものだ。

 連帯責任にまつわる仲間からの負のプレッシャーには、仲間はずれがつきもので、それは子供の疎外感をより深いものにする。

 考えてもみて欲しい。自分のせいではないのに罰を受けたら、その原因を作った子にいい印象を持つだろうか? そうやって白眼視されれば、疎外感が強まるのは当然だ。

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Image by monkeybusinessimages/iStock

では教師はどうするべきか?

 授業中に騒ぐ、課題をやろうとしない、教室を散らかすといった問題行動は、その生徒がクラスに溶け込めていない場合に起こる。

 ならば学校がまずやるべきは、子供がクラスに溶け込めるよう積極的に促すことだという意見がある。

 生徒一人一人の満足を優先すること、興味が持てるような授業を行うこと、安全かつ楽しい学習環境を作り出すなど、こうした取り組みを通じて生徒に学校に行きたいと思わせることが必要になってくるという。学校が大好きと思う生徒からは、きちんとした行動が大いに期待できるだろう。

 それでも問題行動が起きてしまったときは、仲間に知られないよう話し合ってみるなど、疎外感を強めないような対応を行うことが大切だ。そして、それは画一的なのではなく、生徒一人一人にきちん合わせたものであることが望ましいそうだ。

 なおオーストラリアではクラス運営のストレスが教師の離職の大きな理由のひとつなのだそうだ。そうした事情は、日本以外の国でも似たようなところがあるのかもしれない。

 ポジティブな目標に対してならば「一人はみんなの為に、みんなは一つの目標の為に(One for all, All for one)」も良いだろう。だが、欧米的な個人主義や自由主義が浸透してきた今、「一人の罰はみんなの罰」をやってしまうと、逆効果になってしまう危険性をはらんでいるということを上に立つ人たちは考慮に入れておいた方がよさそうだ。

References:Group punishment doesn’t fix behaviour – it just makes kids hate school/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 86件

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  1. レイドの大縄跳び的なギミックで毎回失敗する奴がいてギスギス感ハンパないシチュエーションを想像

    • +21
  2. 生徒全員が満足する学習環境を担任の教師に構築させ、ただでさえ多くの教師が抱え込んで問題になっているストレスの更なる増大には多額の金銭を与えることで解決させる。
    保育園や幼稚園ならともかく社会に出たら一切通用しないよな…

    • +8
  3. >連帯責任にまつわる仲間からの負のプレッシャーには、仲間はずれがつきもので、それは子供の疎外感をより深いものにする。

    し っ て た

    • +74
  4. 連帯責任って古くはローマ軍の百人隊長の頃からあるから、軍隊にはいいんだろうね。

    平和に人間らしく生きるのには不要。

    • +41
    1. ※4
      中国や日本にも「伍」っていう編制単位?がある。
      五人一組を一蓮托生にするっていう、連帯責任の原初にして極致みたいな奴で。

      これはまあ、アリかな、と。

      死を目前にした緊迫のなかで一人が逃げ出しでもしたら、パニックの引き金になって全軍が崩れて、普通に負けるより無残なことになりかねない。数人を束にして縛るイメージで相互監視の仕組みをつくることは、軍全体の生残性を高めるためにも必要だろうとは思う。
      この考え方は軍事起源な気もするな。

      ただ、こいつを学校教育の場に持ち込んだときにどうなるか、というと・・・
      判断に迷う。

      例えば人と人との関係は、ちょっとした仕草や言動で心地よくも悪くもなるもので、そういったものが積み重なって我々の生活環境を大部分を構築していることを考えれば、潜在的な連帯責任のようなものは、常に我々の身近にあると言っていい。
      けれど、連帯責任による学級管理を試みる教師の中に、そこまでを射程に入れている方はどれだけいるだろう。(私の身近にはいた気がするけど)

      どうせやるなら、連帯責任で罰する、だけでなくて、連帯責任で褒める、ってパターンがあると、少し面白くなるかもね。あと、責任をかける人数単位は伍みたいな少人数がいいと思うわ。

      それでも、限界あるかとは思うけど。

      • +5
      1. ※22 今の日本にも選挙とかで5人紹介しなさい的なものがあるよね。
        自分は見ず知らずの土地でいきなり5人紹介しろと言われて大変な想いをした記憶があります。野党でもだよ。
        強い組織が要求されるのも解るけど連帯責任とかそういう教育は軍隊だけにしてくれないかなぁとつくづく思います。
        この連帯責任と同調圧力が理不尽な事象の発生する原因になっているのは考えすぎかな。
        まぁ祖霊信仰の日本だから生贄が出るのは致し方がないか。

        • -8
  5. ロッカーの前の、激おこプンプン丸で怒ってる先生が綺麗。

    • +1
  6. 連帯責任とは逆だけど、
    中学の時に遅刻をよくしていたけど全く怒られなくって、
    ある日、教師が凄い剣幕でブチ切れたと思ったら原因は「偶然、数人が同じ日に遅刻をした」かららしい。
    自分だけならOKで他にも居るとNGってどゆこと。

    温厚な人だと思っていたけど、
    溜め込んで発散させるとか、気分で怒るとか、
    学校嫌いというか人間嫌いになったわ。

    今でも「今話してる相手は内心怒っているかも、嫌われているかも」とか思っちゃうし、
    たぶんあれがコミュ障になった原因だったと思う。

    • -24
    1. ※6
      そういう意味不明な理由でキレる教師ってどこにでもいるのかね
      わたしの中学の頃もわけの分からない理由でキレる教師がいたよ
      授業中に教師が黒板に書く内容を皆、静かにノートに書き移してたんだけどさ
      いきなりその教師がキレだして
      そしてお前らそうやってただ黙ってノートに移してりゃそれでいいかと思ってんだろ?って言ったんだ
      全くもってキレる理由が言見不明だが
      それでその教師は何かすねちゃって授業を中断してさ
      結局、色々あって生徒の側が意味もわからず謝らされてそれで機嫌を直したんだけど
      そもそも、ああいう情緒不安定で言見不明なのが教師をやっていること自体がまずおかしいんだよな
      ああ、それからこれは何十年も前の話だから今みたいに教師の人数が足りなくて労働環境が最悪とかそういうのはない時代の話だからね
      だからこれは劣悪な労働環境からくるストレスが原因ではなく単純にこの教師個人の資質の問題だと思うよ

      • +9
    2. >>6
      それは遅刻をよくしてたあなたが言えることではないのでは?

      • +9
      1. >>28
        学校の始業時間は基本的に子どもには早すぎるんだよ。いろんな体質の子どもがいるのに。通学時間がかかる事情があるのかもしれないし、遅刻が一概に悪とは言えない

        • 評価
  7. これにまつわる嫌な記憶があった気がするんだが思い出せない
    記憶を封じたのか、無理に思い出すのは止めておこう

    • +17
  8. 一緒にいる時間の違いはあるとは言え親なんて一人か二人の子供でもストレス凄いのに
    それを何十人もまとめて面倒見なくちゃいけないんだから普通に考えて教師のストレスって並大抵じゃないよなあ

    • +18
    1. >>8
      それはそうだろうけどさ。
      だからって楽にまとめる為に連帯責任は悪手だよ。
      クラスの余計な不満が溜まって結局は別の問題に発展し、より深刻なトラブルを生み出す可能性が高まるだけ。
      そのトラブルを解決するのに更に莫大なストレスが生み出されるんだよ?
      自分で自分の首絞めてるのと変わらないでしょ。

      • +1
  9. 高校の修学旅行でDQN系男女別グループ一組が部屋でキャッキャしてたら見つかって、何故か男子のみ全グループが夜のホテルの部屋の前で2時間正座させられたわ。しかも海外のホテルでだぜ?通る外人スタッフの気味悪がる顔が今でも思いだされる。ほとんどの男子グループの生徒は理由すら分からず翌朝に一方的に叱責受けて全体責任だ!てね。確かに修学旅行前に何か問題起こしたら全体責任だとか説明はうけたよ。受けたけど、全体責任つーなら女子もだろ・・・

    • +31
    1. ※9
      そこじゃないって言われるのは覚悟だが、
      修学旅行が海外っていうカルチャーショック。

      • +2
    2. ※9
      ひどい話だね、こういう時に女は免除ってのは女の私でも変だなって思う
      それにいくら連帯責任の罰って言っても部屋の前で正座なんて他のホテル客や
      スタッフにとっては迷惑だよね、変な日本の風習見せられてさ…もちろん
      とばっちり食らって晒し物にされた生徒が一番気の毒だけど
      先生側も色々おかしい、ちゃんと理由明かさなかった事も含めて
      他のグループからしたら嫌な思い出でしかないよね

      • +3
    3. >>9
      連帯責任なら教師も罰を受けないとな

      • +1
  10. 高校時代、野球部が春の選抜行ける事になった
    その選抜前に修学旅行で野球部の2人が夜中にホテルを抜け出し、自転車を盗み、2人乗りして補導された
    学校側は春の選抜を辞退した
    って事があったけど、じゃあ個人の問題だから2人だけを処分すれば良いかっていうと、今度は世間の目が厳しくなる
    連帯責任は好きじゃないけど、この時の事に関しては学校を責められない

    • -1
  11. 日本の学校の一人の生徒が問題起こす度に緊急全校集会を開いて集団説教したり、未だにある連帯責任だらけのブラック部活は病気で狂気ですね。

    • +32
  12. これ今の自己責任厨に対しては意外と効果はあるから全く効果はないとは言い難い面はある
    自己責任厨を増やす一因にもつながりやすい側面もあるが

    • +2
  13. 最初から連帯責任を押し付けるのは憎しみを生むので
    個別対応、個人尊重、相互理解の先の選択肢として合意ありの連帯責任があると効力を発揮する?

    • +1
  14. 結局「あいつ一人のせいで私まで」と、連帯どころかかえって一人の責任が肥大化するばかりだったなぁ
    日本の教育現場で今残ってるのはスポーツの世界くらいかな?(と信じたい)

    • +29
  15. 軍隊・スポーツ・学校と、閉鎖環境ではしばしば理不尽とも言える権力への服従が求められる
    特に軍隊なんて全体主義の極地
    その時管理者側に不満の矛先が向かないように、生贄を作るシステムじゃないかな
    原因となった本人の改善ではなく、それ以外の人の質を落とさない為に

    • +19
    1. >>18
      軍隊においては1人が統制を守らないだけで部隊全体への不利益を招きかねず、これが作戦行動中であればなお士気の低下や被発見の危険が上がるなど部隊への悪影響となり、最悪の場合は部隊の早期壊滅や消滅を引き起こしかねない原因となる。
      (硫黄島の戦いにおいて旧海軍の海岸砲が独断で米上陸部隊を攻撃した結果、米戦艦の反撃によって日本軍守備隊の防衛火力を大きく損なうこととなった例など)

      だから軍隊ではそういった事を防ぐために躾事項として日頃の生活に連帯責任というものが存在しているのだ。

      まあ、学校とかには要らないけどね。

      • +11
      1. ※56
        そういえば、明治時代に確立した日本の教育制度は富国強兵政策の一環として、国民の徴兵による軍隊への編入をスムーズに行なえるように、あえて軍隊式の集団行動を訓練して慣れさせておくという側面があるとか聞いた事がある

        実際どうなのか知らないけど

        • 評価
  16. 連帯意識って皆で成功させる達成感の方に重きを置かないと駄目なのでは
    コレ罰の方を強調してたりせんのかな

    人って自分の為より大事な誰かの為の方が力発揮すると思うんだよ
    連帯意識を一概に否定するのはちょっと違う気がする

    • +16
  17. 連帯責任っていうのは、グループの構成員の間に、共有されるメンバーシップがあって、それに基づく「連帯感」がなければ、そもそも論として意味がないと思う。

    それらがない状況で、「連帯責任」を押し付けても、害悪しかもたらさないのは、まあ、本分通りだと思う。

    結局は、その組織体の中で構成員たちの間に、どのようにして連帯感を持たせていくかの、問題になると思うけどね。

    あと、コメント中にローマの百人隊に関するものがあるけど、文字通りの意味で「軍隊」っていうのは「連帯感」がなければ機能しない組織体だし、かつ、武器とか持ってるわけだから、そういう組織体が「無連帯状態(アノミー状態)」になった時には、相当怖いことになると思う。

    • +25
  18. 修学旅行の時に夜中に騒いでる生徒がいるからと、おとなしく寝ていた人まで叩き起こされて説教された思い出がある。
    寝てるのにどうやって騒いでる連中を止めろと?
    寝てた側の自分としては連帯責任の不条理さを思い知らされたね。

    • +37
    1. ※21
      旅行で疲れている成長期の子供に睡眠妨害って酷いね。
      1回起こされたら寝れなくなるし。

      言えば問題にできるだろうけど、「モンスターペアレント」とかも問題になって
      大きく出にくいしこういう問題は上がっていかないんだろうな

      • +5
    2. >>21
      不意に叩き起こされるのが嫌なら、初めから騒ぐ側に回れ、と言う事になる罠

      • 評価
  19. スポーツなんかだと同じ目的意識でチームになるけど
    クラス分けは勝手にできるだけだしなぁ…

    • +10
  20. 通ってた小学校は連帯責任大好きな学校で、何かというと班単位やクラス単位で「反省」させられた。
    私は、給食食べるのが遅い、走るのが遅い、大縄跳びでひっかかるなどで連帯責任の原因を作り出す側だったから、ものすごくいじめられた。
    でも、上手くできない自分が悪いと思ってるから反撃もできないし、親に相談もできなかった。
    だから学校は大嫌いだったし、卒アルなど思い出の品は全部捨てた。
    連帯責任なんかいじめを助長するだけ。

    • +36
  21. 五人組思想って高齢者ほど押し付けてくるよな

    • +8
  22. 映画「フルメタルジャケット」に連帯責任の描写があったな
    訓練についていけないデブの代わりに全員が罰を受けるってやつ
    その映画は連帯責任について否定的だった

    • +12
  23. 連帯責任って場合によってはいじめの原因にもなるからね

    • +15
  24. 日本の連帯責任は大抵の場合横と下を巻き込むけど上は巻き込まないからね
    そりゃいいもんではない

    • +22
    1. ※33
      あー分かった、これだわ!
      先生、なんであなたはいつも蚊帳の外なの。
      廊下で正座するなら、先生もしなきゃ。

      • 評価
  25. まぁ、やってることはただの恐怖支配でしかないからな。
    そんな集団に対して忠誠心や帰属意識なんて芽生えるわけがない。

    軍隊の場合は基本的に志願制で、自ら選んでその世界に飛び込んでくるんだから、そういう環境にはある程度の覚悟があるし、甘んじて受けるんだろうけど、
    学校の場合は強制だからな。

    やる気がある人間達で構成された能動的集団と
    強制で寄せ集められた受動的集団とでは
    連帯責任は、全く異なる結果になる。

    • +14
  26. 江戸時代では「向こう三軒両隣」というのがあって長屋で罪人が出たときには「向こう三軒両隣」の人も連帯責任となるというもの。これが出来た理由は江戸には警察組織である奉行所の人数が絶対的に足りていなかったので民間レベルで犯罪を未然に防ぐための物だったそうな。でも記事の話を聞くとこれでうまくいっていたのかな?

    • +5
    1. ※38
      ここのコメントの内容なんか、それこそ、ご近所同士の「連帯感」が担保されていなかったら、成立しない話だし。

      昔だったら、隣同士でみそやら米やらを融通しあったり、あと、どこかの家のおばちゃんが近所の子供をまとめて面倒見たり、こういうことが当たり前みたいな状態が成立しているという状況があったうえでの「連帯責任」なわけだし。

      今みたいに、ご近所同士のふれあいとかのない状況で、「連帯責任」を強要すると、とんでもないことになるわな。

      あと、蛇足になるけど人間集合の組織体における「連帯感」の大切や、「無連帯状態の怖さ」については、故小室直樹博士の著作類を読んでほしい。

      特に「偏差値が日本を滅ぼす」この本は、読んでみて。
      全般状態だから、入手自体困難だと思うけど。

      • -3
    2. >>38
      >>38
      田舎の「5人組」はもっと陰湿なことになってたかと…

      それにしても、「向こう三軒両隣」って引越しの挨拶の対象かと思ってたけど、起源がそんなとこにあったのね。

      • +2
  27. 正しい連帯を取れないレベルの時に連帯責任取らせるのは間違いだやね

    • +13
  28. 連帯責任は本来の日本では、皇室・政府双方から公式に禁止されているそうです。
    それでもやっているのは、禁止されていることを知らないからです。
    公式書物という面もある古事記にちゃんと書かれているそうです。

    • -7
    1. ※41
      古事記にちゃんと書かれているといわれると、途端に嘘くさくなる。
      そもそも古事記読んだことあるか?あれ、かなりぶっ飛んでる内容だぞ。
      経典や説話集でもなんでもねぇ国造り神話。あれは道義を学ぶ類の書物じゃねぇよ。

      • +3
      1. ※52
        えっ、あれって古代の記述は神話だけど、
        時代が下るにつれて だんだん普通の歴史書になってきて
        「○○天皇の在位は何年間で、何氏の誰姫を娶って
        生まれた△△王が次の天皇、××王の子孫はのちの何氏、
        何歳で崩御して、墓陵はどこそこ」
        「新たに河川管理の役人を置いた」「疫病が大流行」
        「この時期に大陸からの渡来人が来て○○に住み着いた」
        みたいなのが淡々と羅列してあって読むのがダルくなるよ。

        • +3
        1. ※63
          うん、だから記録集であって。
          あれから何かを学び取る類の書物じゃないってこと。

          • +2
          1. ※66
            「道義を学ぶ」とか言っちゃってるのは※52だけで、
            ※41は「連帯責任は朝廷から禁止されている、
            公式書物としての古事記にも書いてある」
            といった趣旨の言及しかしていないようだが。

            公的に連座が禁止されていたというのなら、
            史書にその施策の記述があったとしても変ではない。
            で、※61で訊いているんだが、返答が無い。

            • 評価
    2. ※41
      ちなみに、古事記のどの部分?

      律令あたりでも
      連座制はふつうに有ったかと思うけど。

      • 評価
  29. いつも思うんだが、連帯責任ってさ集団のリーダー(担任の先生)は一切責任を取らないよな。

    ゴミを捨てる悪い子がいるから、全員に罰だ!っていうけど
    自分の管理監督している集団からゴミを捨てる子を出したんだから
    担任も監督責任を問われるべきだよね。
    だって、担任がキチンと教育してりゃ防げたかもしれないんだから。

    • +27
    1. >>42
      日本は何故か上のやつほど責任を取らず下のやつの自己責任とかなんとか言って押し付けて責任取らせるからな

      • +5
  30. みんなが困るんだぞっていう、みんなを人質にして脅迫してるようなものだしなぁ
    でも、そこは奴隷たちが暮らす場所ではなくて、教育現場
    制圧する側は脅しや暴力といった恐怖で支配するのは楽なんだよね、個々や先々を考えずに対処できるから

    • +16
  31. 連帯責任って、管理者側から見ると、メリットが大きすぎる。
    新たな管理コスト(ご褒美)を産むことなく、逸脱者だけを炙りあげられるから。
    挙げ句は、自分が罰を与えなくとも、勝手に罰を与えて、好き勝手やり始める。

    デメリットは、鬱憤が溜まって、下剋上や革命が起きることだけど、
    先生みたいな、問題さえ起こさなければ、ほぼ転覆不可能で絶対的な場合、
    そのメリットも抹殺される。

    そりゃ、やる気のない先生は喜んで使うだろうさ。

    • +15
  32. 教師の生徒に対する制裁以外の何ものでもないな。軍隊でもないのに、個人の意識の発達した現代において連帯責任なんて理不尽で不愉快でしかない。 教師の頭の悪さにウンザリするだけだろ。

    • +5
  33. 学校に行かない、一匹狼は、孤独を楽しめる強さと弱さを持っている。理不尽からは逃げるのだ。

    • 評価
  34. うーん、連帯責任制度を肯定する訳ではないが、記事の論調が少し強引に感じたなあ。
    むしろ連帯責任のメリット部分は説得力があったのに、「個人主義の発達した欧米では」と限定された挙句、法的モラル的に、と曖昧な内容に…学校における連帯責任にどんな法的問題が?w

    • 評価
  35. 連帯責任に限らないけど上が「組織」と「集団」の違いを分かっていないと困ったことになるね

    • +3
  36. 自然な仲間意識や連帯感は悪くないけど、勝手に作られたクラスで連帯責任といわれても、クラスメイトとの関係がぎくしゃくするだけ。

    • +13
  37. 連帯責任があると悪さをしてる奴を注意しやすくなるんだよな。
    「お前は関係ないだろ」とか「いいカッコしやがって」みたいな反論に対して「俺まで連帯責任になるからやめろ」と強く出られるようになる。
    連帯責任でこちらまで迷惑するという理屈が付けられないと、注意した子が悪ガキ共の虐めのターゲットになりやすい。小さい子供のうちはとくに。

    • +1
  38. 中学の時、部活の顧問の先生が「やることないから悪いことするんだ」って理屈で
    不良というか悪ガキの奴らを連れてきて部活に所属させたんだけど
    1週間くらいで部活に来なくなった上にしばらくして隠れてタバコ吸ってたとかで連帯責任でこっちまで1週間部活停止食らったことがあった

    • +7
  39. 連帯責任はお前のせいでを生む。
    負の連鎖。

    • +8
  40. 他人の人生を生きるだけのゾンビにさせる気か

    • 評価
  41. 中学生のころ、同学年の奴が万引きしたとかで、なぜか学年全員が体育館で正座させられた
    お前たちのせいだ的な話があったけど、どのクラスの誰なのかすら公表もされず、なぜ学年全体の責任なのか、まったく理解できなかったし反感しか持たなかった

    • +11
  42. 集団における問題行動を起こすのは少数だからな
    全体を罰する事には大して意味が無く、その他はその少数に影響されてるだけ
    少数を隔離した方が集団運営にとっては良い
    隔離は早い程良い

    • 評価
  43. みんなやらされた覚えがあるので実感ある書き込みが多くなってる
    理不尽なだけなのは実感を持ってみんな知ってる
    無能な教師の暴政

    • +5
  44. だからモラルの欠片も無い人が多いんだね
    大きく言えば、海外旅行で恥ずべき行為を行えば「その国全体の人間」にレッテルが貼られてしまう
    故に行為の重大性を鑑みず気軽に迷惑行為を・・・ね

    それを小さな所で喩えて教える場が学校だと思う

    • -1
  45. こんなの当たり前だ。自分がやってない事で説教されたら、やる気もなくなるわな。

    • +6
  46. 連帯責任、それは、

    真面目に生きるのを、

    やめてしまう。

    • +3
    1. ※74
      ほかの人も例に挙げてる戦時下や
      飢餓・伝染病などによる死が身近にある社会背景なら
      連帯責任は綺麗事ではなく生存に必須な努力だったから真面目に生きることにつながった

      現代の学生やお互いの経済基盤がバラバラなご近所・親類に連帯責任を持たせても
      相互監視の不快と手間が増えるだけで生存率の向上とか利益がない
      深刻に困ったとき以外干渉せず自分の仕事や娯楽を追うほうが真面目な生き方だろうね

      • +3
  47. ある体育教師の口癖「お前らぁぁぁ!連帯責任じゃぁぁぁ!」

    • +1
  48. 軍隊式は結構だけど軍隊ってきちんと情感が部下の責任を取ることが前提にあるトップダウン方式だから、巷で行われる連帯責任ってやつは全くもって連帯でも何でもない
    管理するべきはずの人間が、管理していた人間が悪いんです罰を与えてますってポーズをとることにしか使われてない。結局のとこ上の責任逃れ

    • +2
  49. ストレスを与える系は短期では効果があっても中長期では逆効果orそれ以上伸びなくなるってのは産業心理学の基本

    • +3
  50. 連帯責任より個人責任の方が良い。

    • 評価
  51. 実際の社会は連帯責任何それの厚かましい人間が得をする

    • -1
  52. 小学生の時の担任、給食の皿が一枚片付け忘れて残ってたら「クラス全員で1回ずつ洗って返却してこい」だと。
    42~3人だったかな。
    それだけの時間かけて返却された給食のおばちゃんの「今頃1枚持ってきたの!?」って気持ちなんか考えてなかったんだろうな。
    教師だけが池沼の養護学級だったんかな?

    • +3
  53. 「古事記にもそう書かれている。 」っていう忍殺のネタがまさかここまで白熱した議論になるとは、ウカツ!

    • 評価
  54. やってもいないことの責任をたらされるのは理不尽。
    一人馬鹿がいると周りみんなが迷惑する。

    • +2
  55. その責任を取らされる原因になる奴を排除する手段、手法を提示したうえでの連帯責任なら良いんだけどそうじゃないからな。それを成立させる手段と、それでもどうしようもない時の管理者による対処が為されない以上連帯責任なんてあるだけ邪魔な代物だよ
    管理者の主張を正当化しているように見せかけるだけの装置にしかならない

    • 評価
  56. いつも人を支配したがるずる賢いやつが自ら取るべき責任をいかにうまく回避し自らはなんの責任も取らず甘い蜜を吸い取るかだけで考え出された新興宗教システムが「連帯責任」「自己責任」てやつ

    組織の失敗の責任はトップが取るべきで個人の故意の罪は本人に取らせればいい
    じゃないと連帯責任や自己責任は常にずる賢いやつによって悪用される

    • 評価
  57. 連帯責任を負わせるのが好きな教師っているよね
    「何故ここで〇〇しない? ドラマでは〇〇したのに」
    と言う理由で、連帯責任の為、クラス全員が授業をまるまる潰して正座させられた
    しかも1回や2回じゃない
    ドラマと違う展開になると、ことごとく連帯責任を負わされて、正座されられた

    小学4年生だったけど、「とびだぜ青春」とかそんな学園ドラマなんか知るもんか
    そもそもドラマなんて作りごとなのにさ
    ドラマと現実の違いが判らない奴を教師にしないでくれ

    • 評価
  58. 共同体を作らなきゃ太刀打ちできないことに対しては連帯責任の方がメリットあることもあるけど、学校のクラスにはそんなものないから逆効果だよな。
    だいたい、教師の行動の遅さや管理監督能力の低さに原因がある。

    • +1
  59. 個人の善行や心がけ、思いやりや努力も、たった1人の別個人のせいで台無しになるんだよな?そして全員が罰を受ける。それじゃ個人の努力やマナーなんて馬鹿馬鹿しいって考えになるんじゃね?自分だけの努力は意味を成さない→どうせ他人の責任を負わされる→ならマナーや心がけなんてクソ喰らえ、みたいな

    • -1
  60. いじめがあった時、その責任は加害者だけにあるのでしょうか?
    見て見ぬ振りをした周りの生徒にも法的や道義的責任はある。
    傍観した多くの生徒にも安全配慮義務違反などの責任はある。
    これは連帯責任ではない。凡庸の悪です。

    日本では他国より、「傍観者」の割合が多く、「通報者」「仲裁者」が少ない
    https://stopijime.jp/data/data004.html
    海外に比べ「いじめ」が増える日本、決定的に欠けている「エビデンス」の視点 欧米で成功している予防の8割は「傍観者教育」.
    https://toyokeizai.net/articles/-/659736
    フィンランドの教育改革・中 いじめを「傍観」させない
    https://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/20170728-OYT8T50006/

    • +1

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