image credit:Facebook
アメリカ・メリーランド州ブーンズボロ在住のボディビルダー、ボビー・ハンフリースさんはかねてより犬好きではあったが、2年前まで決して小型犬を飼わなかった。ボビーさんは「自分自身のイメージに合ったペットを飼うべきだ」と信じており、かつては堂々とした見た目とタフさがかっこいいロットワイラー3匹を飼育していた。
小型犬を飼育する男性の友達をからかったりもしていたほどだったが、しかし今、ボビーさんの人生はガラリと変化した。
以前では考えられないことに、小型犬が無条件に提供してくれる愛情と忠誠心にすっかりまいってしまった結果、かわいらしいチワワ37匹とともに暮らしているのである。
人生最悪の時期に出会った激しい気性の小さなチワワ
ビリーさんの人生が激変したのは2016年の大みそかだった。当時17歳だった妻が離婚を言い渡して家を出て行き、その1週間後にジムで肩を負傷して再建手術が必要となった。酒に溺れ、うつ状態となったボビーさん。無気力に日々を過ごしていたが、そんなとき友人女性のコンスタンス・ロジャースさんが「私のペットのチワワ・レディの世話をして欲しい」と依頼してきた。
コンスタンスさんは何らかの理由で家を出なければならないことになり、しばらくレディの世話をできそうにないのだという。
ボビーさんの仲間うちでレディは気性が激しいことで知られており、しかも小型犬ということもあって、ボビーさんはなるべく関わらないようにしようと心に決めて世話を引き受けた。
チワワのレディに恋してしまったムキムキマッチョ男性
ところが、レディはボビーさんに対してまったく気性の激しさを見せなかった。コンスタンスさんはレディをケージに入れておくのがいいとアドバイスしたが、そんなことをしなくてもおとなしく、それどころかボビーさんの膝の上にすっぽりとおさまり甘えてきたのである。
それから4ヵ月、ますます仲良くなったボビーさんとレディ。憂うつすぎてベッドから出られない日もあったが、レディがいたからなんとか生き抜くことができた。
どうしても動けない日は、一日中、ベッドに寝転んでレディと遊んでいたこともあったという。ボビーさんはレディに恋してしまったのである。
保護を必要とするチワワを見捨てられず次々に保護
だが、問題がある。レディのことは大好きだが一時的に預かっているだけのため、いずれコンスタンスさんのもとに返さなければならないのだ。ボビーさんはもうチワワなしには暮らせないと思い、保護施設をまわってみることにした。
するといるわいるわ、ひどい状態で暮らしていたり助けを必要としているチワワに次々に出会ったのである。
ついに自宅でチワワの保護施設を開設することに
ビリーさんはそういったチワワを保護し続けた。そうこうするうちどんどん自宅にチワワが増え、今や37匹の大所帯となった。これについてビリーさんは、
これらの小さな美しい生き物の多くは、人間に利用されたり虐待されたりしている。私にはただそれを眺めていることができなかったとコメントしている。
現在、ビリーさんは自宅をチワワの保護施設「Big Guy, Littles World Sanctuary」とし、コンスタンスさんの協力のもとチワワの世話をしているそうだ。
たった1匹の小さなチワワが、ムキムキマッチョ男性の人生を一変させることもあるんだね。あのうるうるキラキラとした瞳は確かに抗いがたい魅力があるよな。
References:Facebookなど / written by usagi / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
チワワ「ケーシー・ライバックにも俺ら勝負できるじゃねえの」
2. 匿名処理班
安定の髭・・・じゃねーどころか毛もねーのに
3. 匿名処理班
考えなしに大量飼育してるんじゃなくて、チワワ保護ハウスなのか…
良い人やん…
体は小さいけどチワワって気が強いからマッチョさんともお似合いかも?
4. 匿名処理班
山のフドウ思い出した
もともといい人なんだろうけども
5. 匿名処理班
ボビーさん、人生激変しすぎて、途中から名前がビリーさんに変わってるぞ。
6. 匿名処理班
何というか、いろいろと極端な人だなぁという印象。
7. 匿名処理班
昔、猫だらけのボディビルジムから、子猫を引き取った事があるけど、ムキムキマッチョなおっさんが、涙を浮かべながら、名残惜しそうに子猫を譲ってくれた。この記事と似たようなもんだな。
8. 匿名処理班
よっめが17歳とか、この方は自分よりもか弱いものに囲まれて暮らしたかったのね
9. 匿名処理班
筋肉と子犬の組み合わせは最高!
もちろんヒゲと子猫も!
10. 匿名処理班
>>8
それ思った
離婚時点で17歳って、ボビーさんの歳がわからないけど結構色々すごい
勝手な想像だけど、なんか肉体の立派さの割に打たれ弱い人っぽいし、他者を保護しようとすることで自分を保てるタイプの人なのかも
コンスタンスさんもその辺計算の上で任せたとか?
まあ、人生どこでどんなことが転機になるかわからないよね…
11. 匿名処理班
チワワよりも、17歳の妻の離婚理由の方が気になるゲスなワイ。
12.
13. 匿名処理班
顔だけ異様に赤い人だなあ・・・
チワワっていまでこそごく一般的な犬種になったけど、一昔前は「世界最小の犬」なんてキャッチでサーカスの小人クラウンみたいなフリークスっていう感覚があったなあ。
だからというわけじゃないけど、なんか苦手。
14. 匿名処理班
どういじっていけば狼からここまでビジュアル変わるんだろう…
チワワとかブルドッグとか先祖が同じと思えない…
15. 匿名処理班
清水章吾「チワワに見つめられて恋に落ちるのは仕方ない」
16. 匿名処理班
チワワは小さくてプルプルしてるイメージを抱く人は多いけど、個体差や躾けを充分に行わないと「小さな暴君」と呼ばれるくらいに手がつけられない事が起こりうる犬なんだよ
小型犬なのに、フリスビードッグの競技で大型犬に負けず劣らずのパワフルなチワワがいたって聞いた事がある
この人はロットワイラーよりもチワワの方が性格的な相性が良かったのかもしれない
17. 匿名処理班
※14
亜熱帯で動物は小型化するんや
北欧のヘラジカも南米のマメジカも同じ鹿やで
18. 匿名処理班
安定のハゲ
・・・んん?
19. 匿名処理班
※10
肉体の割りに、と言うかやたら筋肉や筋トレに拘る人ほど実は精神的な問題を抱えていたり
幼少期の肉体的なトラウマを抱えている事が多いので
20. 匿名処理班
※13※14
チワワって別にむりやり交配で作った不自然な種じゃなくて
原産メキシコのむちゃくちゃ古い犬種だよ
もちろん小さいほうがもてはやされて
小さい遺伝子が残ったってことはあるけども
知りも調べもせずにフリークスとかひどいもの言いだなあ
21. 匿名処理班
俳優のミッキ−ロ−クを救ったのも確かチワワ。
整形失敗でキャリアが低迷してどん底だった時に
銃で頭を撃ち抜こうとしたけど
飼ってるチワワが近くでソワソワしだしたので
やめたんだって。
今そのチワワは亡くなったけど、また違うチワワを
可愛がってる。
22.
23. 匿名処理班
チワワって性格きついよね。あごの力も強い。
だいたい小型犬のほうが気が荒いと思う。
なんかこう、この方、意外に自分が守ってもらいたいタイプなのかも。コンスタンスさんてのもきっと強そう。
24. 匿名処理班
気性の荒いチワワもあんなゴツいマッチョに預けられたらそら大人しくなる
25. 匿名処理班
基本大きい動物が好きな自分だが、あんな小さい体なのに気位が高く強気な子が多いから、小型犬の中でもチワワは好きだ
チワワを抱えるボビーさんの目の優しいこと
そしてコンスタンスさんが後の嫁となり・・・・・とはならないのかな?w
26. 匿名処理班
脳も筋肉だから
37匹の子供が一斉に病気になったときのこととか
全くかんがえないのだろうな
無責任すぎる
27. 匿名処理班
>>26
保護施設なんだからそういうこともあるでしょ
自動保護施設にも同じこと言うの?
28. 匿名処理班
「レディはボビーさんに対してまったく気性の激しさを見せなかった」
>>たぶんこのチワワは飼い主の女性を舐めていたんだろう。犬は社会性動物なので相手によって態度を変える。
29. 匿名処理班
大胸筋の広い男はココロも広いのか…