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これでまた飛べるはず。深刻な感電で翼を失った鳥の手術

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(著) (編集)

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 マランダーでも賢く愛嬌抜群の鳥として知られているオウムだが、絶滅が危惧されている種である。そのため、様々な団体がオウムを絶滅から守るべく活動している。

 オーストラリア、パースにあるパース動物園に電線で感電し、羽が焼け焦げた1羽のオウムが運び込まれた。

 羽の損傷は深刻で下半分の羽は焦げてなくなってしまっていた。鳥たちにとって羽がないということは命取りである。そこで、医師たちが失われた羽を移植するべく知恵と技術を振り絞って手術をすることとなった。

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 生命の危機に瀕しているオウムを救うべく医師が集まった。

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 移植の方法とは、すでに死んでしまったオウムの羽を取り出し、麻酔で眠っている傷ついたオウムに接着剤でつけていくというもの。単純なことのように聞こえるが、接着剤が乾く前に正しい位置と角度でくっつけなければ努力が水の泡になってしまうという、スピードと正確さを求められる手術だ。

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 まずは羽に接着剤をつけ、

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 乾かないうちに羽の生えていた場所につける。

 慎重かつ丁寧に、そして何よりも正確に

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 そして無事に接着成功

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 問題がなければ、オウムは野生に帰るリハビリセンターへ行き、そこで体力の回復や飛行能力のチェックを受けることになる。そして羽は生え代わりの時期に自然と抜け落ち、再び自分の羽で飛ぶようになる。

 野生のオウムは絶滅の危機に瀕しており、パース動物園はオウムの保護や治療、リハビリや研究を積極的に行っているとのこと。

 以下は手術の様子を映した動画である。

Injured Cockatoo Gets New Wings

via:This Bird Was Badly Burned And Needed New Wings. Wait Until You See It Now! written kokarimushi / edited by parumo

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この記事へのコメント 33件

コメントを書く

  1. ちゃんと生え変わりで抜け落ちるのか 凄いな

    • +42
  2. 電線で感電したんじゃあ、治してやらなきゃなるまいよ。
    飛べるといいね。

    • +25
    1. ※6はオウムが全部同じだと思ってるの?
      ハトにも希少な種はいるだろ?
      絶滅危惧されてる種のオウムなんじゃないの?

      • +3
  3. う~ん。オーストラリアじゃオウムなんて鳩と同じくらい見るけどなあ。
    絶滅危惧種とは到底思えん。

    • -23
  4. コレその後の経過もみたいなぁ・・・
    拒否反応起きてないかとか

    • +12
  5. 新しく羽毛が生えてくるまで待ってはいられんのか

    • +4
  6. 絶縁体で被覆されてるはずだが、誘導電流か絶縁破壊かで感電するんだよなあ
    今調べたら原因の一つとして被覆が劣化して微細な傷ができて、物理的にも十分な漏電になる亀裂などができたりするらしいが。

    • +6
  7. 人が飼ってる鳥なら換羽待てばいいけど
    野生じゃそうはいかないもんなぁ
    獣医さんたちの発想と尽力に頭が下がります

    • +15
  8. つまり、なに?
    この状態で野生に還すってこと?
    トヤまで面倒は見ないってことなのかな。
    なんか接着された羽だと、違和感を嫌って自分でむしっちゃいそうだが。
    かぶれたり、薬剤を食べちゃったりしそうで心配。

    • -5
    1. ※14
      人工羽をつけながらリハビリしてから野生に返すんだろ。飼育下ならともかく、野生だと筋力の低下は餌をとれるかどうか、つまり命にかかわる問題だからね。

      • +10
    2. ※14
      接着剤の種類にもよるがアロンアルファ等の瞬間接着剤とかは元は医療用で開発さてた物だぞ
      直接傷口に塗っても体に影響は無いし食べても吸収されず排出される様になってる

      まぁこの手術で使ったのは正規の医療用接着剤だろうけど

      • +4
      1. ※30
        アロンアルファって簡易絆創膏代わりに確かに使えるけど、むちゃしみるよね。
        それと硬化促進剤は思いっきり有機溶剤の匂いがするから、とても安全だとは思えないな。

        • -2
  9. 接着剤は馬鹿になんねぇ…..
    錘に数滴を垂らして接着しただけのが
    100は軽く持ち上がるし、
    手の裂傷を抑えながら塗れば
    応急処置としてはいい部類に入るもんげ。

    • +11
  10. オウムさん、目覚めたときびっくりしただろうね。

    • +2
  11. 関連記事をいくつか読みました。
    それらによると、このオウムはまだ子供で、燃えている大人のオウムと一緒に発見されたようです。
    状況から、仲間と電線で休んでいた時に近くに居た一羽が感電し、燃え上がった炎に巻き込まれたのだろうとのことです。
    大人のオウムは、残念ながら天国へ・・・専門家は両親のどちらかだろうと言ってます(T・T)

    • +31
  12. クロオウムだね
    日本でも飼えるけど200万以上するよ

    • +5
  13. 接着剤は自動車の組み立てにも使われる
    くらい強力に進化している。
    安物だから接着剤で済ませるのではなく
    高級車ほど接着剤を取り入れている。

    • +2
  14. 焦げてる間だけ保護してあげればいいじゃん…

    • -2
  15. 「オウム」ってのは総称だから、オウムのことを「絶滅が危惧されている種」と表現するのは語弊ありだと思う。

    Cacatua属のどれかの種のことをいっているんだと思うが……。

    • +3
  16. すご!こんなこと出来るんだ!
    無事に飛べるようになるといいな。

    • +1
  17. それでもせめて生きていてくれてありがとう
    この小さな体でよく手術に耐えてくれたね
    いつかきっとまた空を飛べるように…!

    • +2
  18. そんな工作みたいなノリでいいのか…いいんだ~

    • 評価
  19. Perth Zoo Vets Give Injured Cockatoo New Wings(perth zoo)
    によればyoung Carnaby’s CockatooとありますのでCarnaby’s black cockatooでしょうか。Red List Ver.3.1で「Endangered(EN)-「危機」<絶滅危惧種>(絶滅危惧IB類)」のようです。和名はニシオジロクロオウムでいいのかな?
    バードライフインターナショナルに生息数減少についての記事がありますね。夕方に飛ぶ群れというやつに戻れる日が来ると良いのですが。
    「ニシオジロクロオウムが都市のスプロール現象により危機に(2016年01月07日)」

    • +5
  20. オウムは知能高いのが災いして、好奇心が身を滅ぼすタイプなんだよな……
    鳥で感電ってありえない事故なんだけど、あの嘴でコードを弄くり回したら感電も然もありなんって気がする。

    この子は無事に自然に帰れるといいけど……事故がトラウマになってたら難しいかもしれない。

    • 評価

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