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それでも人は前に進む、新たなる希望を目指して。およそ100年前に撮影された南極大陸探検カラー写真

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 人類の歴史は冒険の歴史。西ヨーロッパでは古くから、「南半球に未知の巨大大陸が存在している」という伝承があり、多くの探検家がこの大陸を発見するための航海が行われていたという。

 15世紀の大航海時代に入ると、ヨーロッパ人にとって未知の海域であった南半球への航海が活発に行われ、1820年、ついに南極大陸が発見された。最初の発見者には諸説あり、未だ論争の渦中にあるが、その後人類は、「南磁極」の位置を確認するために危険を伴う南極探検が続けられていた。

 これらの画像は、20世紀中で4番目となる、アーネスト・シャクルトン率いるイギリスの南極探検隊「帝国南極横断探検隊(The Endurance Expedition)」が、1915年に撮影したという南極大陸のカラー写真。

 この探険は、文明から何千マイルも離れた地で探検隊の船が難破したあと、隊長であるアーネスト・シャクルトンとその隊員達が英雄的な努力によって南極から生還したことで世界中に知れ渡ることとなった。

 南極を目指す航海の途上で氷塊に阻まれ座礁した乗組員たちは、摂氏マイナス37度(華氏マイナス35度)と乏しい食料の中、南極圏で28人が実に22ヶ月もの間を耐え忍んだ。最終的に、シャクルトン以下6名の乗組員が僅か7メートル(23フィート)の救命艇に乗って、南極海を実に1,500キロメートル(800海里)も渡り切った。その数ヶ月後、シャクルトンは残された全ての乗組員を救出しに戻り、一人の命も落とすこと無く全員が生還したという。(wikipedia)

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 関連動画:帝国南極横断探検隊の南極探検ドキュメンタリー映画「Shackleton’s Antarctic Adventure」のムービートレーラー

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この記事へのコメント 12件

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  1. 美しいなあ…こんな世界があったのか。これ100年前か。

    • 評価
  2. 100年前はロマンあったよね
    今じゃゴミ大陸

    • +2
  3. なんでも便利になりすぎてしまったのかもな。
    このまま環境汚染等が進めば
    いずれ昔のような暮らしに戻るのだろうか・・・

    • 評価
  4. カイル・マクラクラン主演のテレビ映画で見たよこれ。
    船が沈む間際、カメラマンが冷水に入ってガラス原板を回収したんだよ。
    この記録がなくなったら探検した意味がないって。

    • 評価
  5. ワクワクがとまらねぇな!!!写真の中のオッサンは「生きてる」もん!!

    • +1
  6. なんつーか、情報化社会って逆に味気なくなったよな
    昔の方が未知へのワクワク感があった。
    今とかたいていなことはネットで事前に予測がついちゃうからね

    • +1
  7. 過ぎたるは及ばざるが如しとはよく言ったものだ

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  8. 今だって宇宙とか深海とかまだまだ未知があるじゃないか

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  9. ラブクラフト「狂気の山脈にて」は南極探検隊の物語だけど、画像見てると色んな場面を連想するな…

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  10. 以外に薄着の人がいて驚いた。寒いのに良く行けたもんだ。
    分厚い氷を避けて航行する技術もすごい。

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  11. エッ?!カラー写真?
    着色じゃなくて?
    驚きだな…着色じゃなかったら物凄く貴重だな

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