
image credit:CTV News / Facebook
カナダのブリティッシュコロンビア州に住む男性は、食材として買ったアヒルの卵の1つが、台所でヒナに孵っていることに驚いた。小さなヒナをペットとして育てていく決心をした男性は、愛情と時間をかけて一生懸命世話を続けた。
現在、成長したアヒルは男性と強い絆を育んでおり、男性の行くところには、どこにでもついてくるという。
夕食に使用する為の卵からヒナが孵る
カナダのブリティッシュコロンビア州ナナイモに住むキム・カインさんは、妻のリアン・マーローさんにカンボジアの伝統料理を作るため、食材として購入したアヒルの卵を使おうとしたところびっくり仰天!台所に置いてあった数個の卵のうちの1個から、ヒナが孵っていたのだ。
卵の殻を破って頭を覗かせている小さなアヒルのヒナを見たキムさんは、その可愛さにきゅんきゅんした。瞬時にそのヒナをペットとして育てることに決定。

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アヒルとキムさんとの間に絆が芽生える
タイニー(Tiny)と名付けたアヒルのヒナを、キムさんは一生懸命世話をした。毎朝5時に起き、虫の餌をやり、浴槽で水浴びをさせ、出勤前の3時間をたっぷりとタイニーと過ごす時間にあてた。
キムさんの愛情を受けて元気に育っていったタイニーは、キムさんの子供たちの頭に止まって寛ぐほど、一家にすっかり馴染むようになった。

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タイニーが少し成長すると、キムさんは自分の車の助手席に乗せ、どこにでも連れて行った。タイニーもキムさんの行くところならどこへでもついてくる。ガンやカモなど鳥類は、孵化した直後、初めて出会った動く物体についていく習性がある。これは刷り込み(インプリンティング)と呼ばれており、自然環境下では、孵化したばかりのヒナが最初に出会う動く物体は母親だ。
刷り込みによって親子のきずなができ、親の保護や世話を受け、自らの生存を守ることになる。タイニーが最初に見た動くものはキムさんだった。
タイニーはキムさんを親だとおもって慕っているのだ。

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キムさんの妻リアンさんは、そんな光景を見てこのように語っている。
一緒にボートで釣りに行ったり、散歩に出かけたり、とにかくタイニーはキムのことが大好きなようです。特別な絆を築いていて、べったり寄り添っていますよ。キムさんはタイニーと特別なコミュニケーションを取っていると話している。
私が鳴き声を真似るとちゃんとわかっていて、私のそばに来ます。私たちは特別にコミュニケーションを取っていますよ。ちなみに、キムさん一家はタイニーが卵から孵るのを目にして以来、卵料理は一家の食事メニューから消えたそうだ。
タイニーにとって、私は母親であり父親ですからね。タイニーも私のことをそう認識しているようです。
キムさんとタイニーの仲睦まじい様子は以下の記事から見ることができる。
Nanaimo man befriends duckling after his dinner unexpectedly hatches | CTV News

written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
🦆「なんだかなだなー」
2. 匿名処理班
「カンボジアの伝統料理って、アヒルを食材にするんだ!調べてみよう。」と思って検索したら、
孵化直前のアヒルのゆで卵『ポンティアコーン』なんてものが検索結果に出てきた。(>'A`)>ウワァァ!!
※ポンティアコーンは衝撃的な見た目の料理なので、心臓の弱い方は閲覧注意。
3. 匿名処理班
これは食えなくなるなぁ
4. 匿名処理班
100日どころか一生友達のアヒル
5. 匿名処理班
夫が妻のために用意したアヒル(の卵)だけど、
妻はアヒルに夫を奪われてしまったの巻
6. 匿名処理班
タイニータイニー
私に電話して下さい
どうぞよろしく
7. 匿名処理班
👩あひる優
8. 匿名処理班
写真の白いのが卵に見えてしょうがない
9. 匿名処理班
※2
フィリピンではバロット、ベトナムではホビロン、タイではカイカーオ(もう少し卵に近いのもある)、中国南部から東南アジア一体じゃわりとポピュラーな食べ物。見た目さえ克服するれば美味しいよ。最初はライムと塩を少し多めにかけて食べると良い。
最近は日本でも扱ってるお店もあって、関西はよくわからんけど上野の東南アジア系の食品扱ってるお店や横浜のいちょう団地付近(ベトナム人が多い)だと簡単に手に入る
10.
11. 匿名処理班
あーなるほどなーソレ用の卵という条件で探して入手したとすれば保存方法とタイミングによっては孵るのか
風呂に浮いているちいささよ
これを死なせない自信はない、こわい
12. 匿名処理班
有精卵という部分にビックリした
13. 匿名処理班
玉子料理はなくなったけど、鳥料理は食卓に出る模様・・?
14. 匿名処理班
中国で家庭料理として食べました。
脳みそとか、舌もです。
皮蛋はアヒルの卵ですね。
ピータン粥が大好きです。
15. 匿名処理班
なんという運命的な出会い
16.
17. 匿名処理班
>>2
フィリピンのバロットとか、ベトナムのホビロンと同じものですね。
東南アジアでは一般的な料理みたいですね。
味はエビとか甲殻類に似た感じで美味らしいですが、食べるのは勇気がいります…
18. 匿名処理班
>>14
皮蛋、最初は臭いに食べるのを躊躇しましたが、今は大好物です♪
私は冷奴に乗っけて、醤油とニンニクとごま油をかけて食べるのが好き♪
19. 匿名処理班
たしかベトナムかどっか在住の日本人が同じことやらかしてたよね
それも一羽二羽どころじゃない数のヒヨコが孵ってたっけなあw
20. 匿名処理班
出勤前の3時間みっちり遊んであげるのいいね
21. 匿名処理班
今年の5月にインドネシアで引き出しに入れ忘れていた
ホビロンが孵化したツイートを思い出した。
22. 匿名処理班
カナダのブリティッシュコロンビアって改めて見るとわけわからん
23. 匿名処理班
これみたいにほっといて自然に孵ることは無いけど、日本で市販されているウズラの卵も確率は低いけど上手く温めれば孵ることもあるらしいね。なんでも稀に有精卵も混じっているケースもあるからとか。
ただし当然の事ながら孵化させる場合は生き物ですのでペットとして一生面倒見る覚悟も必要なのは言うまでも有りません。
24. 匿名処理班
※19
あれ全部孵ったんだっけ?5、6羽いたような気がする
25. 匿名処理班
※17
東京でもフィリピン食材店で売っています。
殻を割ると毛が生えていて「ぞっ」としました。
風邪をひいたときの精力剤としてちゅーちゅー
吸うそうです。🐤チュー
26. 匿名処理班
カリメロやの
27. 匿名処理班
私の先輩のお子さんが
流行りで、うずらの卵が有精卵でヒナに孵るってのに便乗し
見事に数羽孵り
マンションの一室でうずら数羽と一緒に住んでいます。
私思いました、家族計画って大事です!!
一瞬の思い付きの行動は後で苦労します
28.
29. 匿名処理班
アヒルの卵って食用として売ってるものなんだ…
30. 匿名処理班
>>27
ウズラは特にオスの鳴き声が大きいらしい。
自分がうるさく感じるのは当然のことながら、集合住宅で孵化させた場合は周りを巻き込んで大変なことになるでしょうね。
31. 匿名処理班
>>9
>見た目さえ克服すれば美味しいよ。
それ(見た目)が問題なんだよなぁ……。(;´A`)
32. 匿名処理班
※23
ウズラは鳴き声が凄まじいから、一般のご家庭じゃ飼えないよ
33. 匿名処理班
もうちょっと早く料理を始めていたらトラウマものの大事件だったな…。
34. 匿名処理班
ダチョウの卵🥚って美味しいんかな
35. 匿名処理班
>>29
日本でマイナーなだけで、世界各地で肉も卵もフツーに食われとるぞ
36. 匿名処理班
>>9
日本でも食べれるのか!いちど食べてみたいと思ってた。東南アジアまで行かないと無理かなと思ってたが、
情報ありがとう!
37. 匿名処理班
>>34
殻が分厚いらしいから、割るのが大変だと思うけど、日本国内でダチョウを育ててる所があるらしい。
目玉焼きなんか凄いのが出来るらしいよw
あと自分はダチョウ肉のハンバーガー食べた事ある。
鳥なのに赤身で牛肉寄りの味なんだよ。
もしかして恐竜の肉って、こんな感じの味かも知れない。
38.
39. 匿名処理班
カナダで、ブリティッシュコロンビア州で、男性の名前はキムさんで、
作るのはカンボジアの伝統料理…。
いろいろややこしい。
40. 匿名処理班
>>37
鳥はれっきとした恐竜の一種類なんで、大昔から人間は恐竜を食ってますねぇ