この画像を大きなサイズで見るSFの舞台にもなる火星は、私たちにとって最も親しみがある地球型惑星だ。
古くから人々のロマンをかき立ててきた赤い星は、200年以上も前に作家H・G・ウェルズが想像した火星人など「異星で繁栄する知的生命体」のイメージの源でもある。
こんなになじみがあるわりに人類未踏という事実にもあらためて驚かされるが、このたびNASAが公開した火星の景色はとんでもなく鮮明で、なんならその場に降り立ったような気分になってしまう。
オポチュニティやキュリオシティなどの探査機が撮りためた記録をつなぎ合わせた圧巻の高解像度ムービー。見るだけでわくわくする火星の眺めを堪能しよう。
火星探査機たちが撮り溜めた画像を一枚に
これらの画像は火星探査機スピリットとオポチュニティとキュリオシティの高性能カメラがとらえた画像をつなぎ合わせたもの。
また、たまに見える黒い部分は撮りきれなかった領域だ。合成の際にそれらをすべて除くことはできなかったが画質の維持にはかなり気を配ったという。
1. ゲールクレーター
この画像を大きなサイズで見るクレーター内部
この画像を大きなサイズで見るキュリオシティが撮影したクレーター。この窪みはなんと直径154kmもあり、内部には砂漠のような場所がある。
2. ルブアルハリ
この画像を大きなサイズで見るオポチュニティが撮影したエンデュランスクレーターから2kmの地点。その名の由来であるアラビア半島の砂漠によく似た景色にオポチュニティの轍(わだち)が写りこんでいる
3. メリディアニ平原
この画像を大きなサイズで見るオポチュニティが調査した場所。ここでは過去に水が存在したことを裏付ける痕跡が見つかった。
4. カーボベルデ(ベルデ岬)
この画像を大きなサイズで見るメリディアニ平原内のビクトリアクレーターの縁にある岬。まるでさざ波が立っているような地面が美しい。
5. サンタマリアクレーター
この画像を大きなサイズで見るメリディアニ平原内にあるクレーター。この画像は岩石や土壌などの質の違いを際立たせるために、特定の波長をカットする干渉フィルターを使って撮影したもので実際とは異なるそうだ。
6. マラソン渓谷
この画像を大きなサイズで見るオポチュニティがエンデバークレーターの調査の時にたどり着いた場所。その際、オポチュニティの火星での走行距離が42.195kmに達したことからマラソンの名がついたそうだ。
7. ジョン・クライン
この画像を大きなサイズで見るゲールクレーターのイエローナイフ湾内にある岩石。キュリオシティが初めてドリルを使ってサンプルを採取した場所でもある。
8. グレントリドン
この画像を大きなサイズで見るここはゲールクレーター内のアイオリス山(シャープ山)の斜面に位置するグレントリドンと呼ばれる場所。
この画像を大きなサイズで見るこのパノラマ風景はキュリオシティが2019年の11月24日から12月1日にかけて、撮影した画像1000枚を組み合わせたもので、拡大にも耐える高精細仕様。キュリオシティ本体もちょっとだけ写りこんでるぞ。
9. ピリンガーポイント
この画像を大きなサイズで見るエンデバークレーターの西にあるこの地点は、オポチュニティがたどり着いたクレーター全体を見渡せる絶好のパノラマポイント。ただ色は強調されているので実際とは少々異なるようだ。
10. ナミブ砂丘
この画像を大きなサイズで見るナミビアにある同名の砂漠にちなんだ場所でキュリオシティが自撮り。でも自撮り棒も見えないしどうやって?と謎に思う人もいそうだが、キュリオシティがロボットアームを巧みに使って撮影したものをスタッフたちがうまく組み合わせたのだ。
参考:キュリオシティの自撮り写真の作り方
11. バーンズクリフ(燃える崖)
この画像を大きなサイズで見るオポチュニティが撮影したエンデュランスクレーター内にある急傾斜の地層。くっきりした縞模様が特徴的な場所だ。
12.ロックネスト
この画像を大きなサイズで見るゲールクレーター内にある石がいくつも露出している場所。キュリオシティはここで土壌サンプルを集めた。
13.イエローナイフ湾
この画像を大きなサイズで見るキュリオシティが調査に向かった盆地のような場所。研究の結果、これらの岩層にかつて液状の水が存在した痕跡が認められた。
14.ナミブ砂丘
この画像を大きなサイズで見るキュリオシティも何気に写り込んでるよ
この画像を大きなサイズで見る再び登場したナミブ砂丘。ここはアイオリス山(シャープ山)の北西に位置するバニョルド砂丘群の一部だという。
15.ヴェラルービン隆起
この画像を大きなサイズで見るキュリオシティが1年以上も探索したヴェラルービン隆起は、アイオリス山(シャープ山)の尾根にあたる。調査の結果、ここにある岩や堆積物が古代の湖の痕跡を残していたという。
ライブ配信の課題はデータの転送速度
NASAのもとには、探査機のカメラを使ったライブ配信を求める声も寄せられるが、最大の課題は地球までのデータ転送速度にある。
より都合が良い速度は、地表を走る探査機と火星の周回軌道を巡る探査機リコネサンスとの接続で得られる2メガビット毎秒だが、この接続は火星の1日のうち8分間程度しか維持できない。
そんな調子では時間がかかりすぎて現実的とはいえない。また、動くものが無い火星での動画撮影は意味がなく、画像を送ったほうが理にかなっているそうだ。
でももし可能なら到着した探査機の生中継とか見てみたいかも。あと、このダイナミックな光景を360度まるっと見渡せるVRとかもあったら、地球にいながら火星旅行の気分に浸れそうだよなー
References:boingboing / kottke / thisiscolossalなど /written by D/ edited by parumo















火星で吹いている風の音を録音して聞かせてほしいかも。
映像じゃなくていいので。
と言っても大気が薄いから風の音なんてないのかな?
他の惑星ということで、無根拠に、まったく人を寄せ付けないような環境を勝手に想像してしまっていたのですごい新鮮な体験でした。
>>2
一面過塩素酸塩に覆われているから、まったく人を寄せ付けない環境ではあるよ
「探査機の表面に付着している『地球型』の微生物や細菌で、火星を生物汚染する心配はない」って話になっているレベル
※10
そっか、むやみに他の星へ行くことは、そこを地球のもので「汚染」する危険があるのか。
今までそんな風に考えたことなかったけど、コロナ禍では耳が痛いな。
※19 星における汚染の定義が現状あやふやではあるんだけどね。地球にだって地球外の物(隕石など)がバチバチ落ちてきてるし、その星由来の研究には支障が出るってのはあるけど。
よく言う話で例え地球が核戦争で生物の住めない星になっても、星の寿命は秒も縮まない。
星目線では地表なんてどうでもいい、結局火星の汚染を気にしてるのは人間だけって話だな(火星知的生物が居たら話は別
※25
うん、そのとおり。
その星由来の研究とか、(あったとして)生命のいる星々の場合を考えてた。
※19
火星のためというより「火星で生命体を探していた」地球人のエゴとして
見つかった生物が火星由来なのか地球由来なのか、ということは非常に重要だったんですよ
まぁ、その火星の生物はほぼいないことが判明しちゃったわけだけれども
※10
そりゃマーズいな
ボウイが住んでるとこの写真はないの?
どこもかしこも荒野ですなぁ
当たり前なんだけど
R2-D2とC-3POが映ってても違和感ない風景だ
機械の車の上の面がすごいでっかくて体育館とかプール、なんか壁とか、小さな街に見えるな!
画像だけだと北アフリカとかオーストラリア北部と言われても違和感ないな
砂漠に混在している瓦礫がわりと最近砕けたように感じるのは何故かな?
月などと違いちゃんと大気があり、よく言われる火星の砂嵐ってのに長い年月さらされれば砕けた断面はもっと滑らかになってても良さそうに思えるのですが。
今でも粘土質の土壌もあるとのことなので、火星がこのようになったのそれほど大昔ではなさそうな気がします。
瓦礫がこんなに新しいっぽいのに遺跡の痕跡などが今後も発見されなければ、火星には文明は栄えなかったのかもですね。
火星では植物性カルシウムやリン酸カルシウムや炭素の痕跡とかも見つかってるのかな?
これらの映像や写真を見ていると、火星は文明を持たない水と緑が豊富な植物主体の静かで穏やかな惑星だったように感じます。生物も無理して進化する必要もなかったようにも感じます。
地球もやがてこの様に成るのでしょうね
地球にもありそうな場所ばかりだな。
金星と書いてマーズと読む
味気ないな
地球の光景の方が面白いな
この環境を大切にせんとな
自撮りのクオリティが高いキュリオシティかわいい
素晴らしい 今度行こう
なんか住めそう
空が青かったり赤かったり違ってる原因は判明してんのかな
いつか人類が火星に住むようになったら
この荒野も木や花でいっぱいになったりするのかな、と妄想した。
私が生きてる内にはきっと実現できないなー。
この場所に生物が全くいないと思うと感慨深いものがある。
で……ラクダは何処にいるの?
こんな素晴らしい画像を見ることが出来て、現世に生きていてよかったと思う。
まあ、そうじゃないことも多いんだけどさ。
リアル火星探査という最強のオープンワールドゲーム、かと思いきや3日で飽きそう
探査機が火星に行ったのは嘘という話が出てもおかしくないぐらい
地球上でもどこかにありそうな風景だな
こちら、カプリコンコントロール オーバー。
吉野家が見当たらない