
感染予防として、手洗い、マスクの着用などはもはや常識となっているが、人は本能的に「顔を触ってしまう」習慣があるため、気を付けていても、ウイルスが目や口に入ってしまう可能性がある。
そこで、NASAのジェット推進研究所JPLは、ペンダント型の端末「PULSE(パルス)」を開発した。着用者の手が顔に近づくたびに振動で知らせてくれるので、うっかり顔を触ってしまうのを防ぎ、感染リスクを減らすのに役立つという。
PULSE: Changing habits for the better
触るな危険?顔に触れるのを警告するペンダント型端末
NASAのジェット推進研究所JPLが開発したPULSEは、近接センサーが組み込まれていて、顔に手が近づくと本体が振動でお知らせする。最も効果的がある本体の位置はあご下約15cmのあたりだ。


感染予防にうっかり顔に触る行為を防ぐPULSE
この端末の目的は、顔を手で触る頻度を減らすことだ。何気なく顔に触れる行動はその人自身も気づきにくく止めるのも難しい。今回開発された「PULSE」は頭ではわかっていても、つい触れてしまうのを防ぐ効果が期待できる。

またこのウイルスの場合は感染者との会話や咳やくしゃみから生じる飛沫からの感染だけでなく、周辺のものなどに付着した飛沫からの感染の恐れもある。そのため、不用意に手で顔を触らない習慣を身に着けることが望ましいのだ。
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PULSEに関するNASAの説明は以下のようなものだ。PULSEの目的は、新型コロナウィルスの拡散を最小限に抑えることです。この感染症はウイルスに汚染されたものに手で触れた後、目、鼻、口のいずれかに触れることにより広がる恐れがあります

今後も進化?大手企業も役立つ機能を続々追加
PULSEのように目に見えないウイルスの感染防止に役立つウェアラブル端末についてはApple、Samsung、Googleなどの大手テクノロジー企業もアップデートを進めている。時計型端末に手洗いタイマー機能を追加するなど、さまざまなデバイスがコロナ予防に役立つことになりそうだ。
References: medeng/written by D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
一方、日本はマスクを使った
2. 匿名処理班
コロナより熱中症の方が怖い
3. 匿名処理班
誰もいないはずの所で震えだしたら怖いな
4.
5. 匿名処理班
目とか口とか粘膜に触らなければいいんだよね?
傷とかあったらアウトなのかな
6. 匿名処理班
西野カナの歌みたい
7. 匿名処理班
顔を触るクセを直すには良いかもね。
8. 匿名処理班
人は知らず知らずのうちに顔を触ってしまうというけど、心理的な原因も大きいと思う。触らずに過ごすことも可能だよ。
ニキビが酷かった時に『触るのがいちばんダメ』とお医者さんに言われて、まずはとにかく一日ゼッタイ触らないって頑張ったら、いつの間にか顔を触らなくなったよ。
ニキビが消えるだけじゃなくて肌もきれいになった。朝一度水で軽く洗うだけ。あとはお風呂で髪を洗うついでに軽くお湯を浴びるだけだ。
顔は五感すべてのセンサーが集中しているとてもデリケートな部位だと思うよ。
9. 匿名処理班
※1
マスクしてても目をこすっちゃったら一発でアウトだよ
10. 匿名処理班
ちょっと改良すればウィッチャーのメダリオンが作れそう