
今、世界最大の森林は徐々に生態学的な転換点へと近づいている。これを超えれば、森の再生は望めず、ただの乾燥地帯になってしまう恐れがあるそうだ。
だが、事態は少々混み入っている。それなのにネットでは、誤情報や誤解させるような写真、さらにはとんでもない間違いまで、様々なニュースが飛び交っている。
ここでは、アマゾンの現状をきちんとを把握するため、中学生にもわかりやすいよう、Q&A方式で見ていくことにしよう。
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1. 今アマゾンはどうなっているの?
南アメリカ大陸のブラジルとボリビアで火災が起きている。その多くは世界最大の熱帯雨林アマゾンで起きており、周辺地域に煙を巻き上げ、世界の大気中に懸念すべき量の炭素を放出している。今年に入ってから、およそ7万3000件の火災が発見されているが、これは2018年比で83パーセント増であり、2013年以来最大の数だ。
またブラジルのいくつかの州では、8月に観測された灰などの粒子の量が2010年以降最大に達した。
Drone footage reveals aftermath of Amazon fires
2. アマゾン全体が火事なの?
そんなことはない。森全体が燃えているかのような写真は誇張されているものだ。しかも去年の火災の時期の写真を交えた虚偽情報がSNSで拡散されている。
だが、コロンビアとブラジル東部ではアマゾンよりも大きな火災が生じている。
保護区域でも火災が生じているが、その大部分はすでに森林が伐採されているところで起きているものだ。
3. 森林火災の原因は?
ほとんどは、農地を作るためや収穫後の切り株を燃やそうとした農民によって生じたものだ。とは言え森林開拓は彼らの生活の糧を得る手段でもある。また不法に土地を占拠し、その土地の価格を上げるために木々を除去しようとしている者にも責任の一端がある。
火事は人為的なもので、多くが意図的に起こされた。シベリアやアラスカで起きた最近の森林火災とは違い、アマゾンのそれは雷が原因である可能性はかなり低い。
その多くは大豆を作るための森林破壊と関係している。食肉への需要はますます増大しているが、大豆はそれを支える牛や豚といった家畜の飼料となるものだ。

Image by luoman/iStock
4. どうしてアマゾンは重要なの?
アマゾンの熱帯雨林は「地球の肺」と呼ばれている。地球の大気に含まれる酸素のうち、大きな割合がここで作り出されているからだ。また大気中から膨大な量の二酸化炭素を吸収し、それを蓄えてくれることで、温暖化を抑制する手助けをしている。
さらにアマゾンには300万種という動植物が暮らしており、世界で最も生物多様性に富む地域だ。森の中には数百万という原住民だって生活しているのだ。

Image by FG Trade/iStock
5. アマゾンが地球の肺なら、酸素がなくなっちゃう?
その心配はあまりない。森林を焼き払って植えられた作物もまた、おそらく森林以上に酸素を作り出す。森林火災はいくつもの理由から懸念すべきものだが、酸素不足を心配する必要はないだろう。
6. 森林火災のせいで何が起きる?
主に二酸化炭素の放出と生態系の破壊だ。ほとんどが違法に引き起こされている森林火災は、世界最大の陸上の二酸化炭素吸収源であり、かつ最も重要な生物多様性の源を劣化させている。それは周辺の森林破壊をも増加させる。
科学者はアマゾンは転換点に近づいていると議論している。それを超えてしまえば、もはや森林の劣化を食い止めることはできず、乾燥したサバンナになってしまうだろうという。
そのような事態が、二酸化炭素を吸収し、気候を安定させるためにもっと多くの膨大な木々が必要とされている時代に進行しているのだ。
また、一酸化炭素も大量に発生している。
以下のアニメーションは、アマゾンの一酸化炭素の大気中の濃度を、上空5,500mから記録したものだ。緑が100ppbv、黄色が120ppbv、赤が160ppbvを示している。
一酸化炭素は、約1か月間大気中に残留しながら移動する。一酸化炭素が運ばれることで、大気の質に大きな影響を与える可能性があるという。NASA maps carbon monoxide from #AmazonRainforest fires from orbit: https://t.co/xFvWUfDfVm pic.twitter.com/eRrp34QvGm
— NASA JPL (@NASAJPL) August 23, 2019
7. どのくらい森が失われているの?
7月に急増した森林破壊は過去10年以上なかったレベルに達している。ブラジル宇宙局によれば、毎分サッカー場5個分に相当する木々が失われているという。7月の間、2254平方キロが失われたが、これは昨年同月比で278パーセントの増加だ。
今年は、10年間で初めて1万平方キロのアマゾンが失われる年になるかもしれない。
ブラジルでは2005〜2014年にかけて森林破壊が80パーセント低下した。
これは厳しい監視や罰則強化による成果だったのだが、近年ではそうした管理体制が弱まっており、20年前に見られたような憂慮すべき状況に戻りつつあるのではと多方面から懸念されている。
Inside the fires as the Amazon continues to burn l ABC News
8. ブラジル政府に責任はあるの?
少なくとも部分的にはそうかもしれない。ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領は、同国の環境機関を弱体化させ、自然保護NGOを攻撃しているだけでなく、鉱業・農業・林業のためにアマゾンの伐採を推進している。さらに森林破壊に関する衛星データを否定し、宇宙局の責任者も解任した。
ボルソナーロ大統領に加え、農家からのロビー活動も活発で、2005〜2014年にかけて成功していた保護体制は徐々に綻びつつある。
9. ブラジルに対する国際的な支援は?
アントニオ・グテーレス国連事務総長、世界各国の首脳、著名人たちがブラジルの現状に懸念を表明している。フランスで開催されたG7サミットでも議題にのぼり、火災を消火するために2200万ドル(約23億円)の支援が約束された。
またブラジルの隣国であるアルゼンチンやウルグアイも支援を申し出ている。

Image by Rosina Kaiser from Pixabay
10. 消火されたとして、アマゾンは元に戻るの?
戻るだろう。現在燃えている地域は復元力が高い。アマゾンの生態系は驚くほど弾力性に富んでいるし、しかも劣化してしまった多くの場所が手付かずの森に隣接している。それでも、森が回復するまでには時間がかかるし、これ以上の破壊が行われないよう効果的な対策が必要となる。自然に任せることができれば、20年もあれば森に覆われるだろう。

Image by mantaphoto/iStock
我々がアマゾンからどれほど遠くで暮らしていようと、きっと森林が地球にもたらしている恩恵を受けている。もし何か力になりたいなら、その方法はいくつかある。たとえばアマゾン・ウォッチといった森林保全を行なっているチャリティに寄付することもできる。この問題に真剣に取り組むよう自分の国や世界の政治家に訴えることもできる。
だが少なくとも、関心を持つだけでも意味があるはずだ。
References:What is happening in the Amazon? Key questions and answers/ written by hiroching / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
気になっていたニュースだったから勉強になった
2. 匿名処理班
他国に「開発するな、森林を守れ」って勝手な話だよ
まず自分の国を森林だらけにしたら?経済的に大損失になるけどね
3. 匿名処理班
森は戻っても、虫や鳥や動物たちはどうだろう。
4. 匿名処理班
政策のため伐採を進め、いざ燃えたら保護団体陰謀説で攻撃、せっかくの支援もプライドを傷つけられたからと一旦拒むという
これぞ人災だわ
まぁこの件が環境に対する意識をより高めるきっかけになるといいけど、陰謀説や悪ふざけで盛り上がるネットを見るとなんも変わらん気がしてくる
5. 匿名処理班
生態系はたとえ同じ種であろうと地域亜種による遺伝的多様性がある
これらは一度失われたなら戻る事はない
6. 匿名処理班
焼き畑ほど無責任な農業、他に思いつかないんだけど。
アマゾンの大森林を燃やし尽くしたら、次は何を燃やすつもりなんだろうな。
7.
8.
9. 匿名処理班
アマゾンは焼き畑にしても一時的には作物生えるがすぐに駄目になる
それはアマゾンにいる多くの動物が育てた場所であり、土地自体は
砂漠と大差ない栄養が乏しい土壌。
また地球の酸素の7割以上作ってるのは海であり、海藻類がその基になってるが
その海藻も海の環境破壊でかなり危険
海と一緒に森もやっちまったら先は見えてる。何やってるのだ全人類
10. 匿名処理班
人類に課せられた問題であってブラジルだけの責任ではない
11. 匿名処理班
疑問に思うことがあって
地球が維持できる空気の体積には限界があると思うんだ。
固体が燃えて気体なってその気体の体積て爆発的に増加すると考える。
と、限り有る気体という資源を宇宙に無作為に捨てていることになるのかなぁ?
12. 匿名処理班
※6
伝統的な焼き畑の場合、地力を戻すために数年放置するんだけど、ここ最近のは恒久的に農地にするために森林を焼きはらってる。
なので焼き畑とは違うし、焼いてる人達も原住民ではなく外部からの開拓者が多い。
13. 匿名処理班
これくらいの規模の火事は歴史上何度も起きてるからいうほど問題なし
それより焼け跡から謎の巨大焼死体発見とかUMA的な展開きぼんぬ
14. 匿名処理班
夜は木も酸素を吸っています。
生息する生物も酸素を吸っています。
さて、、、
15. 匿名処理班
燃やしつくしたら産業を変えていくだけだよ
燃やして一次産業に利用されてるけど頭打ちになったら違うことするだけ経済後進国だからしゃーない
国の特性はあるけど自国の領土をどう使うかはその国の問題だからな
各国森林の国土占有率や二酸化炭素排出量など協議してはいるけど難しい問題だよね
16. 匿名処理班
アマゾンの熱帯雨林は火災に対する耐性がないから一度焼き払われると容易に元には戻らないらしいぞ
17. 匿名処理班
支援を拒否して「その金でそちらの国の自然を取り戻してみては?(笑)」的な返事してるのは確かになあとも思ったけどね
開発のために大地を焼くのがエゴなら世界的な問題だからお前の国はそのまま未開の地でいろ!って押し付けるのもまたエゴだよ
さらに言えば前者のやってることは後者が過去に自国でやっていることだし…時代と規模の差はわかるから一緒にはできないけどさ
18. 匿名処理班
※2
自国の森林を開拓し尽くした先進国に言えた義理ではないけど、
ブラジルにアマゾン開拓を止めてもらうなら、相当な金を出さないと
いけないだろうね。
19.
20. 匿名処理班
※11
地上全てが焼けでもしない限りキャパシティを超えることはないんじゃないかな
それと別でちょっと語弊があるかもしれんが、太陽風によって遥か以前から地球の空気は常に削り取られていたはず
21. 匿名処理班
野焼きのために火をつけたのは農民だけど
今回の火災は大統領主導の政策であるアマゾン開発での
農地拡大による過剰伐採が原因だって話じゃないの?
22. 匿名処理班
普通はこの手の記事は、環境保護のためなら誇張や偏向報道も許されると思っている奴らが煽りたっぷりの内容で書くんだけど、
これは今わかっている事実を淡々と述べている感じがして好感が持てるし勉強になった。
23. 匿名処理班
※2
そうだね
そう考える人が居るからこうなった
要するに諸悪の根源は矢っ張り資本主義なんだよ
24. 匿名処理班
「地球の肺」地域は、アマゾンに限らず世界で資金を拠出してその地域を買い取れ。そして国連資産としろ。一国が好きにしていい問題じゃない
25. 匿名処理班
追加
「地球の肺」地域を世界で資金を拠出しあって買い取る際、拠出金分担割合はCO₂排出割合に比例させればいい
26. 匿名処理班
※2
森林保護は、一概に開発をやめることでなしえる事ではない。旧態の焼畑農業から、持続可能な農法に転換する技術供与などの方法で、先進国が資金提供以外にも協力できる方法はある。
現に我が国のJICAや国際的な援助機関による支援が行われ、農業に限らずインフラ整備や教育施設などで現地住民とともに生活の改善にあたっている。
結果、途上国の貧困が改善され、経済的に自立することで、住民の環境意識も高まり、ひいては地球規模の環境改善にも結びつくわけです。
簡単に進む仕事ではないのは承知ですが、かつてどん底から這い上がった日本は、その経験を他国と共有することで、少しでも解決に向けた道を拓くことができるのではと思います。
27. 匿名処理班
※23
資本主義自体が問題なのではない。社会主義中国の排出量も莫大。中国はアフリカの産油国も抑え、自国に10億トン級シェールオイルもあり開発が加速しているそうだ。
「資本主義だろうと社会主義だろうと経済活動において二酸化炭素(その他温暖化促進物質含む)などの排出が地球環境に及ぼす影響とその責任履行制度」が今迄義務付けられていないことが問題。(”地球の肺”地域の買い取り拠出金として)責任を取らせる地球全体のコンセンサス形成が重要。企業活動すれば法人税を国家に支払う。企業活動するなと誰も言っていない。法人税収め商法に則っていれば問題ない。同様に資本主義だろうと社会主義(中国!)だろうと二酸化炭素などの温暖化促進物質排出割合で、地球環境維持税を国家に課すべき時期。徴収担当は国連
28. 匿名処理班
>アマゾンの熱帯雨林は「地球の肺」と呼ばれている。地球の大気に含まれる酸素のうち、
>大きな割合がここで作り出されているからだ。
はいダウト
植物の呼吸による酸素と二酸化炭素の濃度は結局プラマイゼロになる
っていうのはもうかなり前から言われてるから
今回の燃焼によるものと
植物の体内に固定されていた炭素の放出によるもの
この二つで大気中のバランスは崩れるだろうけど
29. 匿名処理班
>>26
少しずつ試行錯誤、は別に誰も否定していないと思いますが。
今の農地拡大の為の森林破壊は、単純に責めることはできないと>>2の人は言っているだけでしょう。
批判出来るのは、電気を使わず自給自足の生活をしている人くらいでしょうね。ここには居ないはずの。
30. 匿名処理班
わかりやすいのを ありがとう!
31.
32. 匿名処理班
最初ネットニュース記事で「アマゾンで大火災」って見出し見たときは、ついに過労働と低賃金に耐えかねたAmazon職員が倉庫に放火したのかと思ったわ。
33. 匿名処理班
※2
半強制的に分断された国や、環境的に厳しい国や、国土の少ない国にも同じ事言えるんだ?
34. 匿名処理班
※24
大賛成!
しかし自国の経済に直結しないことに多額の費用出す国はないだろう
今回だってG7が出した金額はわずか21億円だし
こんなはした金じゃ、1日分の消化費用で消えるだろう
35.
36. 匿名処理班
※28
実際には有機物の土壌生成があるから、酸素生成のほうが上なんだけどね。
37. 匿名処理班
とても良い記事だと思った。主観を入れず、現実的に起きていることを正しく伝え、且つ、保護する理由も破壊する理由もどちらも公平に述べていると思う。なんか、いろんな事象でこういう記事があるといいね。
38. 匿名処理班
※28
プラマイ0になるのは、かなり二酸化炭素濃度が低い場合ですよ。
通常は、「光合成による酸素>呼吸による二酸化炭素」であり、セルロースやでんぷんの形で炭素は蓄積されます。
枯れた後に「全て」分解されるならプラマイ0ですが、これは植物の作用じゃないですしね。実際には全て分解はされずに多少残りますが(セルロースは分解されにくい)。
植物自体は酸素放出の方が多いです。
39. 匿名処理班
>>28
植物の光合成で生成される酸素量は呼吸で消費する10倍
つまり植物を植えれば空気中の酸素量は増える
ただ植物を燃やすと光合成で蓄積した炭素を放出するから意味がないって話
つまり森林火災は植物の努力を無に帰す
40. 匿名処理班
アマゾンには遠く及ばないだろうけど日本の廃村とかに木を植えまくろうぜ
41.
42. 匿名処理班
もう〇国だから、×人だからとかいうレベルではなく地球市民の一員としての意識をもって生きなければいけない時代に入ってるね
43. 匿名処理班
とはいえ「お前らじゃ管理できないから国土引き渡せ!」なんて言い分通るわけないし
現状の保有国が消滅でもしないと保護なんてできない
44. 匿名処理班
※40
日本の廃村はだいたい山に近しいところにあるわけで、すぐに自然に飲まれていくと思うけど。
45. 匿名処理班
地上だけじゃなく地下の腐葉土層にも分解されず蓄積した枯れ木や葉がある
ここに蓄えられたCO2も地上に生い茂っている森が無くなれば大気に出てくる
アマゾンはその規模がほかにないぐらい大きい
バタフライ効果よりもよほど大きな事に繋がると思う
46. 匿名処理班
>ほとんどは、農地を作るためや収穫後の切り株を燃やそうとした農民によって生じたものだ。
なるほど、産業も知識もないから生きるために必死=自分勝手なのだな。
ならば、生きたい外部組織が自分勝手に干渉してもよさそうだ。
こんなの話し合いではなく、生存競争でしかないからな。
47. 匿名処理班
>>1
「アマゾンで企業が金の為に燃やしている許せないRT!」っていうそれどこから出た情報だよみたいなのがツイッターで出てたからちょうど良かった。
カラパイアの方が信用できる
48. 匿名処理班
>>戻るだろう。現在燃えている地域は復元力が高い。
いや、農地にしたくて燃やしてるなら、ジャングルに戻さずに農地になるから酸素供給率は下がるのではないだろうか?
49. 匿名処理班
環境問題は、すでに国家の主権を超えた所にあるんだな。各国にお勧めしたり、協力を申し出たりしただけではダメなんだな、超国家的な機関が力を持たないと解決できないね。
50. 匿名処理班
こういう記事はほんと助かります(´•௰• `)
51. 匿名処理班
肥沃な土を持つ森林を焼き更に地力を得る
作物を植え数回の収穫で衰えた土地は放棄
また森林を焼く
この繰り返しを焼き畑と言うと本来の焼き畑農業に失礼な気がする
52. 匿名処理班
>>14
情報が錯綜しているので、あまり推測の上に推測を重ねることを論じたくない。ただ一つ気になるのは、「アマゾンは地球の肺」「森林は酸素供給場であり、二酸化炭素の吸収源」といった指摘だ。
森林の大切さを訴えるためによく使われる言説だが、これは科学的にはおかしい。なぜなら成熟した森林は、酸素を供給しないし、二酸化炭素も排出しないからだ。
森林を全体で見ると、酸素も二酸化炭素も出さない・吸収しないのだ。酸素を供給し二酸化炭素を吸収する森は、成長している森だ。面積を増やす、あるいは植物が太りバイオマスを増加させている森だけである。アマゾンは森林としては成熟している(面積を増やさず、バイオマスも上限まで蓄積している)から、おそらく二酸化炭素は吸収していないだろう。
53. 匿名処理班
>>11
海があるからねぇ、ちょっと気体が増えても海に溶けて終わりそう
全ての固体を気体にとかのレベルならわかんないけど
54. 匿名処理班
森林が豊かになる=生物も増える=生物の呼吸も増える=二酸化炭素排出も増える
55. 匿名処理班
そろそろ回復不能なレベルになるって聞いたけど嘘だったのか。
56. 安房守
※49それを行うには世界大戦レベルの戦争後に地球政権が、生き残った人々によってつくられると思う。
今の世界では、それぞれのプライドや反感度合に主義主張の違いで、不可能に近いと言える。
たとえばアメリカと北朝鮮・イラン・シリア。日本と韓国に中国。キリスト教世界とイスラム教世界。先進国と途上国。資源を持つ国に持たざる国。極め付けが共通言語。
環境問題は地球規模で、取り組まねばならない段階に達しているが、悲しいかな現在は互いの主張をぶつける、主権国家の集合体に過ぎない。
個人でやれるエコは個々人の考えで違いがあるし、企業レベルは足並みがばらばら、国レベルもまた。
57. 匿名処理班
※52
成熟した森であっても、堆積物の蓄積という形でバイオマスは増え続けるのでは。
分解者がいても全て分解できないですしね。
また、周囲を完全に密閉し、外部からの気体流入をシャットアウトした環境でもないかぎり、酸素を放出し続けます。外部からの二酸化炭素供給がありますので。
成熟した森でも光合成は通常通り行います。どうもこのあたり変な誤解があるようです。
58.
59. 匿名処理班
焼けちゃったし畑にしようwってなってんでしょ?
復元力が高いも何もないじゃんね
60. 匿名処理班
南半球で冬なのも運が悪かった。
雨季の夏ならたいしたことなかったかもしれないが、乾燥してるからすぐ燃えちまう
61. 匿名処理班
この焼き畑は循環農業の焼き畑ではなく、プランテーション農業用地や広大な牧場を作るための一時的焼き畑であり、それをヤル主体は外部からの移民だ。作った農地だけ人口が増え、すぐ新たな森林を消費しないといけなくなる。北米南米、オーストラリアみな同じことをやって来た。自然と共に生きる先住民は居所を奪われ野生動物と共に消えてゆくしかないのか。それではいけないはずだが。
62. 匿名処理班
>>2
本質はそこだよなぁ…
ブラジルだって、何も破壊したくてしてるわけじゃない