チップの入ったカップを盗んだ10代少女、ネット民に追跡される

　日本では馴染みがないが、アメリカではレストランやホテルを利用したときにチップを支払う文化がある。

　カフェなどではレジの横にチップボックスが置かれており、サービスがいいと感じた場合にはそこにチップを入れるわけだ。

　このチップボックスをめぐって、ツイッター上で騒ぎが持ち上がっていたようだ。

　ツイッターユーザーのジーナ・ダーリングさんの叔母が経営する店でチップボックスが盗まれる事件があり、その犯人をツイッター民が突き止めたのである。

叔母の店でチップボックスが盗まれて騒ぎに

　ジーナさんは4月13日、事件発生時の防犯カメラの映像とともに次のようにツイートした。

These trash ass girls stole the tip jar from my aunts boba shop in Santa Clara, CA. Her employees are hard workers and were so sad to find it missing. Twitter pls do your thing. Call the cops if you recognize em and RT please! pic.twitter.com/u9SQoB6zS5

— Gina Darling (@MissGinaDarling) 2018年4月13日

カリフォルニア州サンタクララにある私のおばさんのカフェで起こったことよ。この女の子がチップボックスを盗んだの。一生懸命に働いている従業員たちは、それを発見してがっかりしたわ。お願い、このツイートをリツイートして！そして警察に通報して！

　どうやら従業員がほかの客の対応をしている間に、10代と思われる少女がチップボックスを盗んだようだ。

　これを受けてツイッター民は犯人である少女の追跡を開始。すぐさま特定することに成功したのである。

チップボックスの写真をSNSに投稿していた！

　少女は「ニコル・シットン」という名前でインスタグラムアカウントを取得しており、また件のチップボックスを手にした写真をスナップチャットに投稿していた。

　ジーナさんは少女にSNSのメッセンジャーを使って連絡をとったところまったく反省の色を見せず、それどころかバカにしたようなメッセージを寄こした。

　信じられない・・・と怒っていると、今度は彼女の兄弟だというジャレド・シットンさんからメッセージが届いた。

　「ニコルを許してやって欲しい」というので地域への奉仕活動を条件に許すことを伝えると、なんと少女は雲隠れしてしまったのだとか。

少女の個人情報が続々と明らかになり大炎上

　と、なると追撃の手を緩められない。

　少女のツイッターアカウント、新たに開設されたインスタグラムアカウント、所属していたチアリーダー・チームなどが続々と明らかになり、ツイッター上はお祭り状態となった。 　その後、決着がつかないまま時間だけが流れているようで、ジーナさんは「犯人を探して！」と今なお呼びかけている状況だ。

　少女にはほかの店でもチップボックスを盗んでいたのでは？疑惑も浮上しており、もしかしたら常習犯だった可能性もある。

　それにしてもツイッター民の追跡能力がハンパないな・・・悪いことはできないもんだなもちろんしちゃダメ絶対だけど。

References:Twitter / Distractifyなど / written by usagi / edited by parumo
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