
これらの作品は現在、ニューヨークのChildren’s Museum of the Arts(子ども美術館)で展示中だ。
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これらの作品に使用されたデニムは112年の歴史を持つアメリカ・ノースカロライナ州にあるコーンミルズ社のホワイトオーク工場で作られたものだ。
コーンミルズ社(現在はインターナショナル・テキスタイル・グループに所属)はリーバイ・ストラウス社など大手メーカーに長きに渡り上質の生地を供給し続けてきた。ホワイトオーク工場で織られたデニム生地は、「WHITE OAK」としてブランド化され販売されていた。
だが残念なことに、2017年末、歴史あるホワイトオーク工場の閉鎖が発表された。その知らせに衝撃を受けたベリーさんは、最後のホワイトオーク工場製のデニムを用いた作品を制作したのだという。
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「シークレットガーデン」と名づけられたこの作品では、訪れた子ども達は洗練された美しい庭を歩き、繊細な花に触れ、デニムの香りを嗅ぐ。
五感に訴えるこの作品は、デジタルテクノロジーへ依存する子供達にアナログ的刺激を与えることで、能動的な感性を取り戻して欲しいという願いもあるそうだ。
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References:Instagram:Ian Berry、Ian Berry、My Modern Met / written by いぶりがっこ / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
ハウスダストが凄そうで、見ただけでクシャミが出る
2. 匿名処理班
レゴで1万円取られるよりましかな(直球)
3. 匿名処理班
美しい
これは実際にこの中を歩きたくなる
綿も藍も本来は植物由来だったわけだし
閉鎖する工場への餞としても素敵だと思う
4. 匿名処理班
こんな所にいたら気分が悪くなりそう。
5. 匿名処理班
青の濃淡が美しいなあ。
6. 匿名処理班
枯れた落ち葉は、やっぱり履くのかな
7. 匿名処理班
アーティストなりの別れの挨拶ってやつかな。
気に入った!
8. 匿名処理班
遠目に見ると藤棚にも見えたw
工場閉鎖と言うことで、最後に花を添えたんだね。
9. 匿名処理班
こういう古布利用みたいなのって「やってる本人は楽しいんだろうな。くれるって言っても要らんけど」みたいなオカンアートになりがちだけど、これは統一感もあって割と好きだなあ。
10. 匿名処理班
実際に行って見てみたいな
11. 匿名処理班
これは美しい!
美術館に来た人たちの心に残る作品だと思う。
12. 匿名処理班
最近のデニムの流行が、「耐久性重視のごついデニム→着心地の良い柔らかデニム」にシフトしてきてて、ホワイトオーク工場は前者のごついのを作ってた。
個人的にはごついデニムが好きなんだけどなぁ。閉鎖は残念だね。
13. 匿名処理班
合理主義で経済優先なアメリカはシビアだな
112年の歴史を持つ工場なんて歴史の浅いアメリカなら貴重な文化財だろうに
14. 匿名処理班
好き
遠くから見たらそういう植物みたい
15. 匿名処理班
乾燥セージみたいだ
インディゴにハーブのように効果はあるのかな
16. 匿名処理班
花とか蝶の作品自体は結構好きだけど、風景となるとちょっと苦手かな
不穏な気分にさせられる
17. 匿名処理班
デニムの香りを嗅ぐ…?
18. 匿名処理班
わかる、デニムの青は美しい
履き古すだけでなく、新品デニムの色の美しさを賞美する風潮も広がればいいのにと思う
19. 匿名処理班
なるほど
だから花なんだね
これは素晴らしい贈り物